Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

仕事人2009・第3話感想

 さて、仕事人2009も3話目となりました。
 う〜ん、この「2009」ってタイトルも何だか言い難さを感じる今日この頃。単純に「仕事人9(ナイン)」と呼べたらいいんですがね。
 ええと、仕事人シリーズは、2作目に当たる『新・仕事人』から、『III』『IV』を経て『仕事人V(ファイブ)』までが数字制で、その後は「仕事人V ○○編」というタイトルになっております。この「仕事人V」シリーズは、村上(スカイライダー)弘明氏の演じる「花屋(後に鍛冶屋)の政」の登場が共通項となっているのですが、順に数字を当てはめていくと、
 『激闘編』は6に、『旋風編』は7に、『風雲竜虎編』は8にそれぞれ相当します。おお、すると今回のは「9に相当?」と一瞬、ぬか喜びしましたが、『必殺仕事人 激突!』の存在を忘れていることに気付きました。
 う〜ん、『激突!』の存在をなかったことにする*1わけにもいかず、『旋風編』と『風雲竜虎編』を無理矢理一つと考えるのも一理ある*2わけですが、二理以上はなさそうなので、おとなしく「仕事人9」の呼称は断念しましょう。


 それで、本編感想となるわけですが、今回の話は言うなれば、「表面だけ必殺仕事人のフォーマットをなぞっているが、中身がすかすかな話で、感情移入を伴わない」と判断します。
 野球に例えるなら、一応はストライクだけど全く威力のない棒球。物語としては、何の印象にも残らない話だった、ということになります。でも……。

主役は誰?

 今回の話、「絵師が犠牲になる」ということで、てっきり涼次にスポットが当たる、と思っていました。涼次かあ、だったら「思い出の糸車」について書けるなあ、とも皮算用を。
 じっさいには、人情面での主役は、お菊。彼女の知り合いの女性と、その夫の絵師が殺される。そこで、晴らせぬ恨みを晴らし……という流れで、そこに徹していれば、普通に見ることができたなあ、と。
 しかし、感情移入を大いに妨げたのは、八丁堀同心の渡辺小五郎。ストーリー中、一番、動き回っていた彼の描き方が、今回は大いに空回りし、物語を軽く、そして寒々しくしておりました。
 う〜ん、この小五郎さんをどう扱うかが、本作の成功の可否を握ると思っているのですが、まだまだ不安は尽きません。

渡辺小五郎の憂鬱

 表の顔は、うだつの上がらない役人で、「昼行灯」と呼称されるが、裏の顔は凄腕の仕事人。必殺シリーズの顔・中村主水の後継者として、彼の存在が視聴者に受け入れられるかどうか。
 まず、表の顔ですが、仕事にやる気があまりない、という点は同じでも、主水との違いが分かってきました。主水は要するに「トロさ」を装っているわけで、自分の仕事に文句を言いつつ、適当に手を抜きながらも相応にはこなしているんですね。そして職務中に素直に感情を示す。殺しの現場におもむいて、「こいつはひどい殺し方をしやがる」とか、きちんと見るところは見ているんです。
 しかし、小五郎の場合は、本当に表の仕事に興味がない。趣味は芝居見物であり、職務としての見回り中に芝居小屋に行くのが恒例となっているようです。そして、同僚の同心・大河原伝七(福士誠治)に「渡辺さん、殺しですよ」と伝えられても、めんどくさいといった不謹慎な態度。非常事態に際して、自分の趣味を優先する人情味の薄さを感じました。精力的に職務をこなす同僚の方が、よほど感情移入できます。
 「殺しの下手人は明らかに侍で、ヤクザ者の仕業と見なす奉行所の裁定はおかしい」と不満を表明するのも大河原の方で*3、小五郎はそれを物陰で聞いて、皮肉そうに顔を曇らせるだけ。自分はあまり動かず、趣味にだけ積極的に動いて、まじめで熱心な者の行動には皮肉なコメントや表情だけで返す。実にいやなキャラになっています*4
 一方、裏稼業においても、あまり感情を出さずに、淡々と処理する傾向がありますね。仕事人時代の主水さんの場合は、にこやかに友好的な振る舞いで近づいてきて、そこで急変、驚いた相手を刺し、最後に皮肉な一言といった感じですが、小五郎はそういう表情の変化に乏しく、今回も上司の与力を冷徹な機械のように不意討ち仕掛けて斬っただけの感じ。

渡辺小五郎は中村主水の後継者か?

 う〜ん、ここまで書いてきて、改めて気付いたことがあります。前回、NOVAは小五郎について、以下のように書きました。

 小五郎の描き方は、無理に「仕事人時代の主水」に似せようとしすぎて、空回りしているように思えます。NOVAとしては、主水と共演するのなら、「老成した静の主水」に対して、「まだまだ現役として立ち回れる動の小五郎」として、きちんとした剣術を披露して欲しいと思っています。仕事人以前の若き日の主水がそうであったように。

 今回で、「仕事人時代の主水」と小五郎の違いが、分かってきたと思っていますが、その違いは、NOVAの理想とは違った形みたいですね。
 主水以上に動かないのが小五郎という観点で考えるなら、「情味豊かな主水」と「理に徹する小五郎」という形で対比してみるのがいいのかも。
 同僚・大河原も合わせて考えるなら、若き日の主水が持っていて、くすぶり続けた理想主義な情熱家の面*5は大河原に受け継がれ、小五郎の方は「皮肉なニヒリストで世や自分の周囲を淡々と見据え、自分の趣味であるフィクション(芝居)に耽溺し、殺しの仕事(一種のフィクションというかゲーム感覚?)でストレスを解消する」という現代風の若者像が思い浮かぶ……と考えるのはうがち過ぎでしょうか? 
 そう考えると、「何て恐ろしい男だ」(byやいと屋)ということになります。


 あ、今回の男色家疑惑を利用して、今後、大河原と絡めると面白いかもしれないなあ。「筆頭同心・田中&中村主水」「玉助&順之助」「源五郎&半兵衛」みたいな組み合わせで、「小五郎&伝七」をカップリングにするとか。
 オカマの仕事人……ある意味、斬新かもしれない*6

描かれない情の伝達

 さて、渡辺小五郎について、意外な推測(妄想?)を披露したところで、他のメンバーについても見て行きましょう。


 お菊については、問題ありませんね。ただ、当初はあった元締めの貫禄みたいなものが、回が進むにつれて減ってきて、ただの「人の良いお姉さん」になっている気がします。
 まあ、人情物で行くなら、それでいいんですけどね。初期シリーズのように貫禄ある元締めと、掟に基づく厳粛な組織路線で行くにしては、仕事料が安すぎますし、組織にも情報収集役がいないなど欠点が目立ちすぎます。一部脚本家さんは、「仕掛人みたいな話を描きたい」という理想を述べたそうですが、だったら基本設定の方からしっかり構築しないといけないでしょう。基本設定が後期の人情路線に合わせているのに、脚本だけ前期を意図しても、ちぐはぐな物になると思います。


 源太は、今回、殺しの時のみ出番。彼は前回しっかり活躍したし、比較的分かりやすいキャラなので、文句はありません。


 主水さんは、お菊絡みで、被害者との面識がありますね。だから、直接の加害者である用心棒浪人を倒す大役が回ってきました。
 でも、相手が得意な剣技を振るう余地もなく、障子の陰からの不意討ちで刺殺。う〜ん、物足りない。
 理想はやっぱ、強敵剣士は小五郎担当で、主水さんはボスキャラ狙いだと思います。いきなりバラードから始まる殺しのシーンは、どうにもしっくり来ません。


 そして、一番の見せ場は、涼次。
 偽絵のからくりを見抜き、事件の本質に一番近いところにいた男ですが、お菊との接点もなく、小五郎は絵師殺しにあまり熱心な行動を見せなかったので、せっかくの情報もうまく回らず、犠牲者を止めることができなかったお粗末。
 これは涼次のせいではなく、今回の仕事人チームが互いの情報のやりとりにあまりに無頓着すぎるゆえ。
 情報が伝わらずに後手に回るのはストーリーの必然であるから、まあ、やむを得ないとして、肝心の「仕事料の分配場面」で誰も何も言わないのは、ドラマとしては大いに不満点。
 人情路線でいくなら、ここで各キャラが今回の事件について、それぞれの立場から一言コメントを述べて、仕事への決意を表明してから出陣、という流れが王道でしょう。そこを視聴者の想像任せにして、端折っちゃいけません。どれだけドラマに絡まなくても、ここで一言、発するだけで、物語に参加できるわけですから。


・お菊「この仕事料で、お願いします」
・涼次「望まぬ贋作に協力させられ、自分の絵を描きたくなったからと言って、邪魔だから殺す。そういう絵心の分からない版元に絵を売る資格はないな」
・源太「残された子供が可哀想すぎる。許せねえ」
・主水「せっかく上手く立ち直れそうだった家族を、不幸にさせるなんてな。とっちゃんの無念は晴らしてやりてえぜ」
・小五郎「せっかく本物だと思った酒楽の絵が偽物だったなんて。趣味人としては、捨て置けんな!」
・他の全員「いや、それ怒りどころ、間違ってるし」
・小五郎(そんなことを言っても、オレ、被害者とは面識ないし。好きな絵の偽物つかまされる方が、よっぽど腹立つのよ)*7


 う〜ん、何だか最後だけ、オチを付けてしまいましたが*8、ともかく、「仕事料の分配場面」って、その回のストーリーを分かりやすく総括するものなので、必殺初心者を引き付けるのに絶対に必要なシーンだと考えています。
 その一言とともに仕事料を受け取ってから出陣する、それがマンネリと言われようとも、芝居の醍醐味という奴でしょう。


 ……そして出陣し、見どころは涼次が雇われ絵師に扮して、敵のボス格の板元屋(西田健)の心臓を突き刺すところ。健さん、ヒーッと奇声を上げて自己アピール。さすが必殺に慣れた役者さんは、殺されるシーンの自分の見せ場というものをきちんと心得ておりますなあ*9

旅愁パート2

 花沢清光。
 どこかの侍の名前にも見えますが、単に「西崎みどり」キャラの名前を4つ並べてみただけで。


 唐突に意味不明なことを述べましたが、前回の記事で間違いが判明しましたので、訂正&謝意を述べたいと思います。
 前回、源太の殺しのテーマが「旅愁(激闘編バージョン)」と思い込みで書いてしまったところ、コメント欄でアナキンヨシダさまから、「旅愁(ブラウン館バージョン)」の方では? というご指摘がありました。
 改めて聞き直しもしたところ、確かにNOVAのミスだと納得。自分の音感のなさを実感するとともに、貴重なご教示をいただいたアナキンヨシダさまに感謝しつつ、当ブログの読者にはお詫びを申し上げます。


 曲の違いを確かめるために、日頃音楽を聞くのに利用している手軽なポータブルCDでは不可能と判断し、PS2でテレビのスピーカーから鳴らす方法を採択。要するに、テレビ放送と同様の音声環境で聞いてみた、と。
 あ、確かに分かってみれば、明確に違いますね。
 これで、NOVAは音楽に関しては、「違いの分かる男」とまでは言わなくとも、「言われてみれば、違いの分かり得る男」にはなれた、と思っています。
 いずれにせよ、書いてみることで貴重な指摘をもらえたことも確かなので、変に自信を喪失することなく、話題を続けたいと思います。
 今回のBGM薀蓄テーマは……

中村主水のテーマ

 いや、別に主水さんが主役だったわけではないのですが、
 被害者2人が殺されたときの「悲しみのBGM」が、初代「主水・殺しのバラード」だったもので、これについて書きたくなりました。

殺しのテーマの傾向史

 ええと、まず、必殺の殺しのテーマは、作品ごとにいろいろあるのですが、基本は「主題歌アレンジ」です。ただし、主題歌が「泣かせる系」だった場合、別にアップテンポの曲が作られることもあります。初期では、演歌調の主題歌をアップテンポにアレンジすることはなく、それが行われたのは、第10作『新・仕置人』から。
 そして、殺しの場面は、基本はアップテンポ曲なのですが、作品によっては、または、シーンによってはスローテンポの主題歌がメインになることもあります。このクライマックスの選曲イメージが、作品カラーを決めることにもなっていたわけです*10
 ですが、キャラによって選曲が異なるパターンは、『必殺必中仕事屋稼業』*11を除けば確立しておらず、むしろ、シーンの雰囲気によって使い分けていたパターンが多いです*12

主水のバラード初め

 一掛け、二掛け、三掛けて、仕掛けて、殺して、日が暮れて……と始まる元祖『必殺仕事人』。この84回に及ぶシリーズ最長編は、29話に入ったところで路線を大きく変更します。
 目立つのは、元締め・六蔵の登場に伴い、後のシリーズ・レギュラーになる加代らが加わった組織構成の変化。そして浪人であった畷左門が刀を捨てて町人(おでん屋)となり、殺し技も腰骨外しという力技になったこと。その際に、殺しのテーマも、チャンバラに向いた軽快な主題歌アレンジから、より重厚な『新・仕置人』の出陣テーマ流用に切り替わります。
 それに合わせるように、中村主水も殺しのトリを務めることが定着し、それまで悲しみのテーマとして用いられていたバラード曲で、しみじみと仕事を終わらせるパターンが生まれたわけです。
 その名曲が、今回、「悲しみのBGM」として使用。本作は、殺しのテーマは当面、固定のようですが、日常曲その他は定着しておらず、その回ごとの楽しみがありそうですね。

そして、中村主水のテーマ

必殺サントラ・コレクション ぱちんこ必殺仕事人III必殺!The SELECT
 この曲はあまりに有名なので、音源も割と入手しやすいと思うのですが、現段階でお勧めは上2作でしょうか。
 左は、パチンコで使用された曲の原曲集で、殺しのテーマも有名どころは抑えております。ヴァリエーションを求めるなら、こちらでしょう。
 右の「ザ・セレクト」は、殺しのメインテーマ以外の有名曲を抑えたCD。出陣のテーマとか、悲しみのテーマとか、今作の仕事料分配時のテーマ(からくり人より)とかですね。
 あと、殺しのテーマ集「ザ・ベスト」はこちらです。
必殺!The BEST
 ただ、こちらにも源太の旅愁アレンジだけは入っていません。それを求める方は、こちら。
劇場版 必殺シリーズ ?サントラコレクションVol.2


 ……って、にわかに必殺商売人になってしまった気分ですが、主水のテーマの話。
 有名なこの曲が初めて使用されたのは『新・仕事人』。ただし、その際は、中村主水の殺しに固定されておらず、山田五十鈴さん演じるおりくさん絡みや、悲しみのテーマとしての使用も多々見られました。
 中村主水のテーマとして完全に定着するのは、続いて『仕事人III』でも使われてからだと思います。
 その後、『IV』『V』の二作では、それぞれの主題歌アレンジのバラード曲に座を譲り、一時姿を消します。
 『激闘編』の序盤では、他のメンツと同じく主題歌アレンジの重厚なアクション曲に乗って、文字通り激闘する姿を見せていた主水でしたが、やはり主水は静かにトリを務める姿が似合うと思われたのでしょうか。主題歌アレンジのバラードに戻ります。
 そして『旋風編』の中盤まで、主題歌アレンジのバラードが用いられていましたが、あまり曲自体の人気がなかったようで、主水には一番似合う曲として復活。続く『風雲竜虎編』まで使用され、『激突!』でも普通に使われました。個人的には、『激突!』では藤田さんが主題歌を歌っているのだから、その曲を上手くアレンジして、新しい中村主水のテーマとして盛り上げて欲しかったんですけどね。主題歌アレンジの曲を殺しのテーマとして使うことこそ、主題歌の人気をさらに高めるために必要と判断します。


 ともあれ、中村主水の復活とともに、この曲も復活したのは良しとして、やはり使い方は決して満足できません。ドラマの流れを盛り上げるための使い時、というものがあると考えます。
 中村主水だから、何も考えずにこの曲、とパターン流用するのではなく、例えば「仕置人のオープニングナレーション曲」なり、「元祖・仕事人のオープニングナレーション曲」なり、中村主水らしさを表す、しかも殺しの前座でも盛り上げることのできる曲は考えられるはずです。そうした模索を期待したいところですね。

*1:『激突!』は、87年の『剣劇人』で必殺シリーズのレギュラー放送が一度終了した後、91年に一時復活した作品で、シリーズ中では浮いた存在と見なすファンもいる。つい、うっかり存在を失念することも……。

*2:『旋風編』は半年は続くのが常識であった主水シリーズの中で、視聴率低下のために思わぬ短命に終わった作品。突然、終わって、翌週から一部メンバー交代で『風雲竜虎編』が開始。でもオープニングナレーションも主題歌も全く変わらず、二つで一組と考えることもできる。似たような例で、主役降板というハプニングから急遽、前作の設定を踏襲しながら作られた作品に、『ちゅうかなぱいぱい』と『ちゅうかないぱねま』が挙げられる。

*3:こういう役どころも、かつて主水さんが担当していた。「しかし、田中さま、下手人は剣の達人なのでは?」「何言っているんですか、中村さん。この忙しいときに、そういう、いちいち細かいことを挙げていても始まらないんですよ。上からのお達しですよ。上からの。それでいいではありませんか」「……。は、分かりました。そういうことであれば……(不服ながらも頭を下げる)」

*4:仕業人の「やいと屋さん」が同心になったようなキャラか?

*5:それこそが主水が仕置人になった原動力である。

*6:あ、梅沢富美男とピーターの前例があった。ボツ

*7:本気でそういうことを思っている小五郎であれば、NOVAも趣味人として共感できないこともない。

*8:でも、本編の小五郎の描かれ方って、そんな感じなんですよね。一番動き回っていた彼に、恨みの情の伝達がはっきり描かれていなかったから、すかすかで感情移入できない話になったわけで。

*9:西田健さんと言えば、「MATの岸田隊員」や「マクーのサンドルバ」や「ハムスター館長」などで特撮ファンにも御馴染みですが、必殺では「与力の鬼塚さま」で中村さんを怒鳴りつけておりました。積年の恨みを主水さんで晴らすという趣向に期待したんですが。

*10:やや重厚な雰囲気の『仕掛人』。アクションと泣かせの調和した『仕置人』。陽性でテンポのいい『助け人』。静かな『仕留人』などなど。

*11:主役2人の半兵衛&政吉は、アップテンポの挿入歌『夜空の慕情』を基本的に使用。主題歌の『さすらいの歌』は、稀に殺しに参加する女元締め・おせいのテーマの印象強し。

*12:印象的なのは『必殺仕置人』。鉄&錠が大勢のザコ相手に大暴れするシーンでは当然アップテンポで、追いつめた相手とその強敵用心棒に挑む場面で、スローテンポの主題歌『やがて愛の日が』に切り換わるなど、主人公キャラではなく相手によって曲調が変わっていたと記憶。