Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

Z攻略感想記(作品別)

 ……ということで、前回の書き込みから10日後(10月26日)にリアル編をクリアしました。
 こちらでは、15話までの感想しか書いていませんが、現在はスーパー編の12話までプレイして中断中。時間を見て、16話以降の回顧を書こうかな、とも思っていましたが、冷静に考えると、全60話のストーリーを書くのは大変だなあ、と*1
 夏以降、うちのサイトのメイン記事である特撮番組の追跡記事すら中断している現在、それに掛かりっきりになると、他の作業もできなくなること確定しちゃうので、あえて打ち切ることにします。
 う〜ん、昔は、「スパロボ雑記」と称して、いろいろ書いていたんだけどねえ(昔の記録はこちら)。


 それでも、今後は各話感想ではなく、各作品感想ということで、じっくりまとめていきたいと思います。

マジンガーZ

 まあ、いつもの通りと言えば、いつもの通りですね。
 最近は、ドクターヘルとか、あしゅら男爵とかが出てこなくなって、作品としては寂しい気もしますが。
 物語としては、中盤の「光子力研究所奪還作戦」が華というところでしょうか。
 ユニット性能としては、相変わらず「堅固な鉄の城」という点に加えて、うちのプレイではボスキャラ対策に「気力限界突破」とか「サイズ差補正無視」の技能を甲児に持たせ、さらに強化パーツ「ナノマシンユニット」によるHP自然回復とか、補給ユニット「カプル」との小隊編成によるEN自然回復とかで、攻防無敵のユニットとして活用していました。
 そして、終盤のボス戦でも、「ダブルバーニングファイヤー」「トリプルマジンガーブレード」「ファイナルダイナミックスペシャル」といった合体攻撃畳み掛けの起点として、なくてはならない存在でした。
 それにまあ、タイトルもスパロボ「Z」ですからね。活躍して当然と。

グレートマジンガー

 こちらも、Z同様、「偉大な勇者」として大活躍。
 近年のスパロボでは、甲児くんとの人間関係の不協和(と、それを乗り越えるエピソード)が強調されがちな鉄也くんでしたが、
 今回は、ミケーネとの決戦を終えて、自分の弱い心を克服した状態から部隊に参加。その後は、「戦闘のプロ」として未熟な仲間を鍛え上げる、いぶし銀な役どころとして存在感を発揮。
 ユニット性能はZと同等ですが、EN補給用のお供に付けていたボスボロットが、また役立つの何の。ええ、攻撃能力は例によって劣悪ですが、ボスの精神コマンド「友情」や「脱力」で、名サポーターぶりを発揮。
 また、ボスボロットと言えば、最近のスパロボ名物と言うべき「コミカルな芸」ですが、今回も笑えます。

ボスボロットの芸1

 「鉢巻き付けて、勇んでボロットパンチ」と勢いよく走って来ますが、途中で鉢巻きがずれて来て、目が見えなくなっちゃう。そのままの勢いで、ずっこけて相手に体当たりしてしまうわけで(笑)。

ボスボロットの芸2

 空中の敵にボロットパンチする際は、「背中に風船をいっぱい着用」。でも、高度差がうまく調整できず、相手の頭上にふわふわ登って行っちゃう。攻撃が成功すれば、うまく風船が割れて、相手の頭上から落下してダメージを与えられるのですが、失敗すれば、そのまま空高く飛んでいったまま帰ってこないわけで(笑)。

ボスボロットの芸3

 基本的にボスボロットを前面に出して戦うことは稀なので、以上の2つの小隊攻撃が一番よく見た芸(技とは言わない)ですが、たまたま見たメイン攻撃では、ボロットが「マジシャンの扮装」をします。ええと、グレートの劇中で、ボロットが戦闘獣の気を引くための時間稼ぎとして、奇術を披露してみせるシーンがあるんですね。知能を持たない機械獣なら通用しない芸でも、人格を持つ戦闘獣には意外と有効な手段なんですね*2
 そんなわけで、スパロボZのボスボロットは奇術師として、手に持った杖から怪しい光線を発射したりします。きちんと鍛えたら、破壊力もそれなりになるのかも知れませんな。

グレンダイザー

 今回のマジンガーシリーズ・メインの敵がベガ星ということで、実質主人公格と言えますな。
 グレンダイザーと言えば、主役声優の逝去などが原因で、「F」から参戦が外されたことから、「裏街道」を余儀なくされた印象があるのですが、IMPACTからMXを経て、苦節10年少し。ついに表舞台に返り咲いた想いです。


 しかも、ドラマ面では、異星人として偏見の目で見られる「バルディオスのマリン」を、同じ宇宙からの亡命者であり、しかも同じく地球の美しさに魅せられ、そこを第2の故郷と定めたデュークフリードが激励するという感動のストーリー。
 また、中盤過ぎて、敵の情報操作により、盟友である甲児くんと、デュークが「異星人への敵意」を巡って対立。今までは甲児くんとの不和は鉄也くんの役どころだったのですが、今回は穏健派な大介さんとの対立が新鮮で、ドキドキものでした*3
 それを乗り越えて、さらなる友情で結ばれたマジンガーチームだからこそ、その後に修得した合体攻撃も説得力があるというものです。


 また、ユニット面では、今回、3スペイザーとの「合体攻撃」が目玉。3スペイザーは、これまでダイザーとの合体ユニットになるのが恒例でしたが*4、今回のシステムでは合体しません。代わりに「合体攻撃」として、「基本スペイザーからの分離」→「スクランブルターン」→「コンビネーションクロス」という劇中過程をきっちりバトル演出として描いて、ダイザー&各スペイザーの連携を見せてくれたのにはダイザーファンとして感動。
 それと、元々、ダブルスペイザーに乗っていた甲児がマジンガーZに復帰したことで、1機、余っちゃうのですが、そこにルビーナが参入したことで、機体を有効利用できたのも嬉しかったり。
 ただ、小隊編成が3機までなので、「グレンダイザー&3スペイザーの編成」ができないのが残念。NOVAのプレイでは、「ドリルにルビーナ」「マリンにひかるさん」を乗せて、大介さん2股プレイを行っていました。
 え? マリアちゃん? 「ダブルスペイザー」に乗せて、一時期は甲児&さやかさんとの2股プレイを楽しんでいましたよ。


 さて、いろいろ楽しめたグレンダイザーですが、今回みたいな多元宇宙物の世界観ですと、次は当然あれに期待したくなりますな。
 別世界のデュークフリードが、ベガ星ならぬヤーバン星の侵略者と戦い、「ロボイザーGO!」とか「撃ち出せ、怒りのニードルシャワー♪」とか「ギャザー・ガッタイガー!」とかいう奴です。
 果たして、実現するか?

ゲッターロボ

 こちらも百鬼帝国が登場し、主人公格と言えるでしょう。
 ただ、NOVAのプレイしたリアルルートでは、登場したと思ったら別行動をとったために、まだいまいち堪能しきれていないと言えます。
 終盤、もっぱら「ファイナルダイナミックスペシャル」のとどめ役としてのみ使っていたわけですが、スーパールートなら、「シャインスパーク」とか「ゲッターチェンジアタック」をもっと使っていたろうにな、と思います。
 ストーリー的にも、鉄甲鬼の説得と、アクエリオンチームへの先輩役としての印象のみ。
 まあ、正当な評価はまた別の機会に、ということですね。


 気になるのは、やはり多元世界ですから、「新スパロボ」に出てきたようなワイルドな竜馬の登場があるか? ということですね。何だか、ラスボス戦などで、そういう伏線が張られたような気もしますし。
 あるいは、「真ゲッターロボ」とか「新ゲッターロボ」などの方向性もありますが、果たして。


 なお、NOVAが今、一番ゲッターGで見たいエピソードは、隼人が終盤、行方不明になり、「代わりにミチルさんがライガーに乗り込んで、百鬼メカを倒す」というシチュエーションです。今回も、百鬼との最終決戦で期待したのですが、実現せず。(つづく)

*1:気付くの遅すぎ、というツッコミもあると思いますが、「勢いよくハマリこんでプレイしていると、冷静さも失ってしまう」もので。

*2:まあ、ミケーネには「悪霊型戦闘獣」に代表される妖術が存在しますから、奇術・妖術の類を軽視せずに警戒する文化があるのだと推察しますが。

*3:さらに大介さんの妹のマリアちゃんは甲児くんの側にいて、図らずも兄妹対立の悲劇の匂いもあったりして。

*4:元祖FC版「第2次」のみ変形扱い。