DLC話の続き
NOVA「前回は、100話でボルテスさんをゲットしたという話をした」
晶華「その後、いろいろ脱線話に花を咲かせたのよね」
NOVA「70年代のゴーディアンはもういいから、80年代のマシンロボのバイカンフーが久々に登場しないかなあ」
翔花「話を始めたと思ったら、いきなり脱線?」
NOVA「おっと、いけない。ボルテスさんはコンVとの合体攻撃がどうなるかが最大の注目ポイントだったが、豹馬とのライバル意識が昇華されて、109話めで友情の絆が芽生えた形だ。他に、龍虎王も加入直後は最強技の逆鱗断を覚えていなかったんだが、107話めで習得。DLCミッションはそれぞれの新キャラ主体のエピソードが充実していて、ただのおまけ参戦ではない感じだな。本編での会話シーンでも、ちょくちょく口を挟んで来るし、むしろシュラク隊のお姉さん方の方が空気と化しているのが現状だ」
晶華「お姉さん方と言えば、帝国華撃団の人たちも参入するのよね」
NOVA「先に言っておくと、俺はサクラ大戦の素人だ。一応、スパクロで新サクラ大戦とのコラボイベントがあった時に調べた程度の知識しかない。過去記事としては、2年前に遡るな」
翔花「新サクラ大戦は、何が違うの?」
NOVA「サクラ大戦は、1996年に一作めが出て、98年に2、2001年に3、02年に4、05年に5が出て、一応はそれでシリーズ完結だった。新は2019年に出た作品で、実に14年ぶりの新作ということになる。つまり、令和になって復活したのが新ということだな。今回、参戦したのは1〜4の主人公の大神隊長と、メインヒロインの真宮寺さくら、巴里を舞台にした3のヒロインのエリカ、紐育を舞台にした5の新主人公である大神さんの甥っ子の大河新次郎とヒロインのジェミニということになる。まあ、サクラ大戦はヒロインが多いので、そのうちメイン人物を抜擢した形だな。新からは参戦していない。
「一応、時代設定は最初のサクラ大戦が大正……じゃなくて太正12年で、ナンバリング最後の5が1928年となっている。俺たちの歴史では昭和3年だが、サクラ大戦の世界では太正17年になるな。そして新は時代が大きく飛んで1940年、太正29年になっているので、文字どおり新世代の物語だ。新たな主人公は神山隊長で、メインヒロインは苗字違いの天宮さくら。新の物語に続編が出るかは今後次第だな」
NOVA「5までの各ゲーム作品の主題歌を聞いた後で、こちらが今回のスパロボ30のサクラ大戦ユニットの戦闘シーン集だ」
晶華「……戦闘中に何を三文芝居をしているの、この人たちは!?」
NOVA「まあ、彼女たちの仕事は戦うことだけじゃなくて、歌劇なんかのお芝居もやってるからな。それにスパロボだったら、こういう先駆者もいるわけだし」
翔花「愛の合体攻撃、ハートの力で悪を討つってところね」
NOVA「スパロボには、精神コマンド・愛ってものもあるからな」
華撃団の物語(101〜105話)
NOVA「ともあれ、うちのプレイでは、101話でシンガポールで異世界転移してきた大神隊長を保護し、102話の巴里でさくらとエリカと合流、104話で紐育の新次郎&ジェミニを仲間に加えた。そして、105話で元の世界に帰れるかもしれないゲートが開いたんだが、この世界の平和を守ることを決意した彼ら彼女らは、敢えて残留することを選んだわけだ」
晶華「まあ、DLCでお金を出して追加購入したユニットが、ストーリーの都合で勝手に帰って使えなくなっても困るしね」
NOVA「さすがに4話ほどしか使えないっていうのでは、お金がもったいないと思うよな」
翔花「で、華撃団の性能はどうなの?」
NOVA「宇宙では使いにくいことを除けば、サイズSで回避率が高く、しかも全ての攻撃にサイズ差補正無視が付いていて、小型機の欠点であるダメージの低さが問題にならない。少なくとも、そこらのザコMSよりはよほど強いぜ」
決戦のセフィーロ(108話)
NOVA「そして、ヒロインの目立つロボ作品つながりでレイアースの話をしよう」
NOVA「レイアースは前作Tで初参戦して、今回は続投という形だが、物語的にはあまり優遇されていないなあ。そもそも異世界冒険ファンタジーなのに、スパロボ30では『異世界セフィーロから侵略してくる魔物を退治』という物語に置き換わっているため、ほぼいるだけ参戦に近く、しかも前作Tの焼き直しイベントばかりで、レイアースの物語としては新鮮味が薄いということになる」
晶華「だったら、いても意味がないってこと?」
NOVA「いや、光と海と風の女子中学生トリオが他の作品世界のキャラと絡むシーンが豊富で、クロスオーバー物としては面白いわけだ。前作でも兜甲児に憧れる女子中学生ということで魔神コラボをしていたが、今作では3人組としてゲッターチームに憧れたり、ジェイデッカーやグリッドマンの面々と絡んだり、日常の花みたいな役どころだ。
「そもそも、レイアースって作品は20話までの第一章と、それ以降の第二章に分かれているんだが、一章は3体の魔神を探索する旅が18話まで続き、セレス、ウィンダム、レイアースの順で3体が揃うと、もうザガートやエメロード姫との最終決戦に突入するからな。この第一章は最終決戦以外、スパロボでは再現しにくいと言っていい」
翔花「ロボットを探すのが大部分の物語と、ロボットで戦うゲームだったら相性が悪いわね」
NOVA「だから、スパロボでレイアースが登場する際は、最初から3体の魔神をゲット済みとなって、しばらく地上の戦いに参戦してから、自分たちの物語はいきなり第一部の最終決戦という形になるんだが、それが愛ゆえの重い悲劇になるわけだな」
NOVA「スパロボTとほぼ同じイベントがスパロボ30でも再現された。違うところは、今回共演したナイツ&マジックとの絡みがあるところぐらいか。あと、前作よりも第二章の掘り下げが成されているみたいだな」
NOVA「レイアース第二章には、光の闇の分身であるノヴァが登場するんだが、Tは40話でプレイが止まってしまったので、49話でのノヴァとの決着は未プレイなんだな」
翔花「全部で何話あるわけ?」
NOVA「1ルート54話で最終話だ。30で100話以上もプレイしているんだから、Tもさっさと終わりそうなものなんだが、どうも中途半端癖が出ているなあ。とにかく、Tよりも先に30でノヴァと決着をつけてしまいそうだ」
晶華「悪堕ちキャラのノヴァちゃんは後日語るとして、今回レイアースとコンビを組んだナイツ&マジックはどんな作品?」
NOVA「ともあれ、今回ナイツマとレイアースの世界が同じファンタジー世界でつながっているので、シナリオも共通しているものがほとんどだ。そもそも、タイトルからして、マジックナイトとナイト&マジックで被っているわけだし、作品相性が良すぎると言ってもいい。
「一方でナイツマの主人公エル君の『異世界転生したオタク』という設定は、グリッドマンのアカネちゃんとも絡めらるし、メカオタクキャラとしてベターマンの蛍汰や、アムロ、それに研究者になってる兜甲児とロボット談義で盛り上がるDLCミッションもあって、メタ的にも楽しめる。そして、ロボ好きと言えば、リュウセイとも相性がいいのが笑える」
翔花「ということで、今回はここまでね。次は何の話の予定?」
NOVA「プレイは116話まで進めて、主人公の後継機と、マジンカイザーと、ハイνガンダムまでを手に入れた段階だ。今回のDLCミッションはこれにて終結したので、物語を先に進めようと思う段階だな」
(当記事 完)