Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

レスキューフォース、2クール目終了時期の感想(25話〜27話)

 さて、久々の特撮番組のブログ感想です。とりあえずは、9月に総括したので、比較的、手が付けやすいレスキューフォースをば。

25話「マックス着装完了! 新たなるR1」

トミカヒーロー ハンディヒーローシリーズ RFH-06 レスキューフォースR1MAXトミカヒーロー ヒーローツールシリーズ DXマックスディバイダー
 22話に登場したコアストライカーMAXに続いて、主人公のR1がパワーアップする回……と、視聴前は単純に考えておりました。
 ええ、そんな単純な話なら、ここでの感想も「オレンジ地の通常フォーム」から「白地の強化フォーム」に変わったのか。やっぱ、「白」はいいなあ……などといったデザインネタにじっくり取り組むところですが、この話、実は単純なパワーアップ回どころではなかった。何と、悪の幹部のダーエンが散ってしまう話だったのです。


 ダーエンと言えば、「天火星のリュウレンジャー」だった人で、第2クールでは、ストーリーの中心として、石黒隊長やR1との因縁話などもじっくり描かれ、その後のドラマ展開が非常に楽しみな敵役だったわけでした。どれくらい楽しみだったかというと、9月16日の総括日記にも、最後の締めにそう書いたぐらい。
 それがまさか、その次の放送回で壮絶に散ってしまうとは、誰が予測できようか? 少なくとも、NOVAにはできませんでした*1
 で、これで散り方がつまらないと、文句の一つや二つや十数個ぐらい言いたくなるのでしょうが、この話ではそんなことはありませんでした。


 はっきり言って、もの凄く物語密度が高い一本で、ドラマ面もアクション面も申し分なし。
 ストーリーをまとめるなら、ダーエンこと大渕がレスキューフォース時代に製作していた強化ツール「マックスディバイダー」を巡る話。大渕の頃は、「マックスディバイダー」は装着者に掛かる負担を軽減できずに未完成だったわけですが、それを使って、大渕改めダーエンを乗り越えるべく、輝たちはトレーニングに励みます。
 一方のダーエンも、レスキューフォース(RF)の技術者の女性2人を拉致し、かつて自分の使っていたレスキューコマンダーを修復させます。技術者たちを救助するため、ダーエンの本拠に突入するRF。ですが、旧R1のスーツをまとったダーエンは強く、RFの面々は太刀打ちできません。
 何とか、技術者女性の囚われている場所に行き着いたR1は、ダーエンを倒すためには、やはり「マックスディバイダー」の力を借りるしかないと考え、彼女たちに改修作業を頼みます。
 隊長R5の救援もあって、本拠の外に戦場を移すRF。そこでも、旧R1ダーエンの超絶戦闘力の前に防戦一方でした。そして、一応、完成した「マックスディバイダー」ですが、それでも危険度は大きく、上手く行く保証はありませんでした。
 しかし、バトルの最中に、自分を庇って倒れていく仲間の想いと、かつてのR1だった大渕にレスキュー魂を取り戻したいという気持ちに突き動かされ、輝はついに「マックスディバイダー」の力でマックス着装を成功させます。
 圧倒的戦闘力で、ダーエンを撃退するR1マックス。自分の為し得なかったマックス着装を実現させた後継者の姿に、大渕は心を揺れ動かします。その時、大渕の中から「謎の光」が分離。それこそが大渕を操り、悪のダーエンと変えていた存在でした。


 正気を取り戻した大渕先輩。
 しかし、その頃、ネオテーラの本拠が超災害を引き起こすテラリセッターとして起動。それを止めるべく、大渕は石黒隊長や輝の制止を振り切り、レスキューの後事を託して、爆発する本拠と共に姿を消すのでした。
 大渕先輩が最期に残したレスキュー魂を、RFは守り通していくことを誓うのでした。

26話「オニ監督登場 レスキュー映画撮影」

 ……ということで、「主人公のパワーアップ」「ボスキャラとの決戦」「ボスキャラの改心&壮絶な最期」をたった1話で凝縮して見せた25話に次いで、
 26話は、映画撮影をネタにした総集編でした。前回の総集編、11話の「はかせ登場 レスキュー特別講義」とサブタイトルも、かぶっていますなあ。
 内容的には、お笑い芸人をゲストに招いた息抜きコミカル編ということで。

27話「究極合体! レスキューマックス出場」

 そして、第3クールのスタートです。
 ダーエンとの決戦から半年を経て、超災害も消えたように思われた頃、レスキューフォース内では「大渕先輩の遺産」の開発が進められていた。
 それがレスキューマックス。レスキューストライカーとレスキューセイバーの合体ロボです。
トミカヒーロー レスキュービークルシリーズ DXレスキューマックス
 う〜ん、まさか本当に合体して、ロボになるとは思わなかったなあ。
 6月24日の感想ですが、

 そろそろ単独合体パターンも飽きてきたので、ここは一気に「全メカ合体のスーパーフォーメーション」でも見せてくれないだろうか。いや、まあ、合体してロボになれ、とまでは言いませんが。

 それでも、きちんとNOVAの希望を汲んでくれて、ロボになってくれました。おまけに、敵の方が中型ビークルを乗っ取って「全メカ合体のスーパーフォーメーション」を見せてくれましたし。
 ……ということで、今回の敵は、ダーエンの悪の心を受け継いだAIダーエン搭載型の黒いコアストライカー。
トミカヒーロー RFT-13 コアストライカー(隊長機)
 まさか、色違いの玩具がこういう登場の仕方をするとはね。
 「ダーエンの遺産」が巻き起こす新たな超災害に対して、中型ビークルを召喚するR1ですが、コントロールを奪われてしまい、窮地に。
 窮地を打開するのは、「大渕先輩の遺産」たるレスキューマックス。
 「ダークコアストライカーに合体したスーパーフォーメーション」*2VS「レスキューマックス」の燃えるメカ戦が圧巻でした。(つづく)

*1:ガンダムOO」の先代ロックオンの兄貴と言い、「マクロスF」のミシェルと言い、最近NOVAがお気に入りにしていたキャラがどんどん死んでいく風潮に、うわ〜、やられた〜とまたもや悲鳴。

*2:正式名称不明。「ガッタイガー」とか「ダークライザーショベルドリルターボドーザーストライカー」とか仮称はいろいろ作れるけれど。