最近は、ゲームプレイに夢中で、ブログ書きがないがしろになっていましたが、そろそろゲームも終盤にさしかかったので、これまでのプレイを振り返ってみたい、と思います。今宵は10話まで。
第1話「ライトスタッフ」
今回は、リアル系の女の子パイロット・セツコちゃんでプレイ。
理由は、「Zガンダム」「ガンダムSeed DESTINY」のストーリーを先に見たかったから。
機体のバルゴラは、デザイン的にあまり魅力的とは思いませんでしたが、部下を率いる「禿の隊長」ってのは、なかなか味があると思っていました。
で、プレイ開始。
セツコちゃんは、連邦軍の新兵器開発チーム「グローリー・スター(栄光の星)」の新米パイロット。で、早速、ティターンズのジェリド&カクリコンにいびられております。
隊長や先輩のトビーが庇ってくれましたが、自分に自信を持てないセツコちゃん。
そんな折、基地に反連邦組織のエゥーゴ襲撃の報が。防衛に当たるティターンズは、別動隊におびき出され、やむなく開発チームが防衛出動することに。大口たたいた割に、簡単に囮作戦に引っ掛かるティターンズの無能ぶりに舌打ちしつつ。。
敵は、アポリー&ロベルトの黒リックディアス率いるネモ部隊。
さすがに、ネモなんて敵じゃありませんよ。バルゴラ3機の連携で、あっさり倒せました。アポリー&ロベルトは手強かったので、ちょこっと精神コマンドの助けを借りましたが。
そこに増援。赤いリックディアスのクワトロ&先日、盗まれたガンダムMK2のカミーユ・ビダン。うわ、超エース級パイロットじゃないですか。スパロボ歴が長いと、この2人にはいろいろとお世話になってきたのですが、敵として現われると厳しい戦いが予想されます。
残り少ない精神コマンドを駆使して、MK2のHPを何とか半減させると、イベント発生。「火事場のクソ力」的に無茶な突撃を敢行したセツコちゃんと、それを庇う仲間の周辺で、時空異常が発生することに。
第2話「怒れる瞳」
きちんと書くと、やはり長くなるなあ(苦笑)。
グローリー・スターの3人は気付けば、宇宙世紀からコズミック・イラの世界に飛ばされていました。
地球連邦ではなく、地球連合と敵対するザフトのコロニー(プラント)「アーモリー・ワン」で拘束され、尋問を受けるも、異なる世界観にいまいち話が噛み合いません。
そんな折、連合の特殊部隊ファントム・ペインが、新型ガンダムの強奪作戦を敢行。どうも、どこの世界に行っても、新型機は強奪されるのが相場みたいですなあ。
自分たちの身の潔白を晴らすため、強奪されたガンダムからコロニーを守るため戦うことを決めたグローリー・スター。
異世界のザク・ウォリアーや、インパルスガンダムと協力しながら、カオス、アビス、レイダーの3ガンダムと戦いますが、奮戦むなしく逃げられてしまいます。
「種D」の原作1話を再現した、楽しいシナリオでした。
主人公たちが異世界の住人ということで、スパロボ・プレイヤー的にも、慣れた宇宙世紀世界から新規のコズミック・イラを新たに知るという点で、いい導入編と言えるかも*1。
第3話「二つの世界」
自分たちが別世界に飛ばされた、と確信するグローリー・スター。
その頃、ザフトの新型戦艦ミネルバは、奪われたガンダムを追って、敵戦艦ボギー・ワンを追撃任務に入ります。
グローリー・スターの面々も、その戦闘力を買われて、デュランダル議長から協力要請を受けます。「慣れない異世界で生き残るにも、後ろ盾はあった方がいい」との隊長判断で、要請に応じる一行。
そして、ボギー・ワンとの戦闘中、さらに出現する謎の艦隊。
それは、主人公たちと同じく宇宙世紀から飛ばされたエゥーゴおよびティターンズの艦隊だった。戦場での通信により、ザフトはエゥーゴのアーガマと共同作戦に入ることになります。
かつての友軍であったティターンズと敵対することに躊躇するグローリー・スターですが、ティターンズが状況も分からずに戦火を拡大し、話し合いに応じようとしないんだから、仕方ありません。
戦闘の最中、エマさんを無事に仲間にできてホッと安心。説得が必要なのか、自動的に仲間になるのか、初めてのゲームだと情報が少ないので不安ですが、だからこそ楽しめたりもするわけで。
後は、このシナリオで初めて、ガンダムMK2の武装の中に、「フライングアーマー突撃」があるのを知って、バトル演出の蹴り演出を堪能したりしました。
第4話「異星人襲来」
クワトロさんと、デュランダル議長は、同じ声の持ち主だからか、気が合って、協力態勢に入ることになりました。この辺の別世界キャラの関わり合いにニヤリとできるのが、スパロボらしさですな。
一方、グローリー・スターのメンバーは、またも時空転移に合ってしまい、宇宙から地上に飛ばされます。自分たちの世界かと思いきや、すぐにコズミック・イラの世界の地上だと判明。その世界は、それまで異星人の襲撃を経験していないらしいです。
そこに同じく転移したグレンダイザーチームと、ベガ星連合軍が出現。街を破壊するベガ軍に対して、主人公たちはダイザーチームと協力することに。
それを見物している少年・神勝平。
ベガ軍を追い払った直後、謎の異星人メカが出現。それは新たな敵ガイゾックの偵察用メカブーストだった。
今回、グレンダイザーと、ダブル、マリン、ドリルの各スペイザーはユニットとしての合体はできなくなりましたが、代わりに合体攻撃として再現されています。また、ドリルスペイザーに修理装置が、マリンスペイザーに補給装置が付けられている点もグッド。ダブルスペイザーのジャミング機能(命中・回避に+10%)は、ダイザーではなく、リアル系のメカと正体を組ませれば役に立つかと。
第5話「目覚めの日」
異星人と戦った主人公&ダイザーチームは、地球連合軍に拘束され、コーディネーターのスパイもしくは、彼らこそ異星人ではないか、と詰問されます。いや、確かにデュークフリードは異星人なんですけど、この辺り、異星人どころか異世界まで入り混じった複雑な状況。
本当に、異星人、異世界、さらには未来世界など、これまでのスパロボ以上に複雑極まりない多元世界になっていますからなあ、今回。
昔は、「グランゾンの中に仕込まれた、むき出しの特異点」のおかげで、事件が異常発生するという現象に見舞われましたが、今回は特異点がいくつもあり、さらには部隊丸ごと特異点になる、というトンデモない事態にまで発展していきますが、先を急ぐのはこれぐらいにして。
主人公たちを保護してくれたのは、結局、ブルーフィクサーという宇宙研究の科学者集団でした。後にバルディオスを建造することになる方々ですが、今はまだ顔見せ的登場。
一方、ガイゾックの出現で動き出すのが、ビアル星人の末裔、神ファミリー。ザンボットの第1話から描くのは、「第4次スパロボ」以来だったりします。
そして、再度登場したガイゾックに対して、出撃する勝平のザンボエース。分離状態のエースが活躍できるシナリオも久しぶり。
そのザンボエースと、ダイザーチーム、そしてグローリー・スターが協力して、ガイゾックを撃退するのがこのシナリオ。
さらに戦闘後、連合軍の拘束を受けそうな彼らを救いに現われたのが、ビアル1世でした。
この辺りのシナリオは、リアルルートにも関わらず、スーパー系のノリがたっぷり堪能できました。
第6話「超重神降臨」
謎の異星人として地球連合軍に警戒されるダイザーチームおよび神ファミリー。彼らの後ろ盾として、連合を牽制してくれるべく登場したのが超金持ちのサンドマンでした。また、サンドマンの友人として、こちらを見守ってくれる、おなじみの金持ちが破嵐万丈さんですが、今回はなかなか顔を見せてくれません。
ともあれ、新たなスーパーロボットとして、このシナリオから仲間になってくれるのが、グラヴィオンチーム。
まだ合体できないザンボエースを尻目に、早速の合体を披露してくれます。普段は小型ロボのグランカイザーで戦いつつ、気力が130にたまれば超重合身を遂げて、精神コマンドが6人分、使えるようになります。う〜ん、6人分の精神コマンドってアクロバンチ以来の快挙?
欠点は、合体が3ターンしか保たない、とのことで、合体のタイミングを考える必要があるのですが、まあ、その欠点は後に解消されます。
第7話「月光、怒りに染めて」
リアルルートを選んだはずなのに、ここまでスーパーなノリが続くことを楽しんでおりました。ただ、スーパーと言っても、ザンボットだと話が重くなるわけですが(苦笑)。
このシナリオでは、異星人襲来の元凶として街の人(代表、香月)に迫害される神ファミリーというエピソードが描かれます。勝平の父、船乗りの源五郎が帰国時に、香月に囚われる原作エピソードですが、そこにゴッドシグマの主人公、闘志也が巻き込まれているのが、スパロボ風味って奴です。
囚われた彼らを助けたのが、サンドマンの配下のバトルメイドってのも、スパロボ風味と言えますね。
そこにガイゾック、そして彼らと手を組んだベガ軍が攻めてきたりするのですが、勝平は、父親をいじめた街の人を助けることを拒み、戦線離脱してしまいます。
代わりに戦うことになったのが、闘志也の駆る空雷王。しかし、まだ真の力を出せない未完成の機体では、大軍に太刀打ちできません。
そこに支援に駆けつけたのが、神ファミリーのザンブル、ザンベース。さらに、気を取り直して戦場に戻った勝平のザンバード。3つのメカが1つになって、正義の姿、巨大ロボット♪ その名も、我らのザンボット3、ということで、ザンボットコンビネーションを披露します。
そして、浮上する母艦キングビアル。
しかし、異星人を撃退した彼らの前に、緊急通報が入るのでした。
第8話「世界の終わる時」
宇宙にて。
コーディネーターの過激派により、ユニウス・セブン落下が行われます。これまでのスーパーノリから一転、種D世界のエピソードに戻ってきます。
落下を防ぐために、宇宙に飛び立つキングビアル。
それとは別に、ミネルバおよびアーガマも、先に落下阻止作戦に入っていました。それを妨害するファントム・ペイン、そしてティターンズのせいで戦場は混乱。さらにガイゾックまで現われて、多様な勢力が入り乱れての乱戦が展開されます。
その結果、原作同様、落下は阻止しきれず、地上は大惨事になるわけですが、その渦中に、グローリー・スターの面々は、さらなる時空移動に巻き込まれます。そして、悲劇が展開されることに。
第9話「時空破壊」
飛ばされたのは、地上の軌道エレベーターのある箇所。
そこの防衛任務に就いていたのが、桂木桂&オルソンのブロンコⅡチーム。オーガスの物語の開始です。
その頃、グローリー・スターの隊長は、部下のセツコが弱気になっているのを激励するため、自分の愛機を託します。うわ、昔、ロボット物のテーブルトークRPGで、隊長が部下に愛機を託したシナリオをマスタリングしたことがありますよ。そして、隊長は部下を庇って、戦死したりしましたが(苦笑)。それと、そっくり同じストーリーだったことに驚き。
ともあれ、桂と共同戦線を張ったグローリー・スターでしたが、軌道エレベーターを守りきれないと悟った桂は原作どおり、時空振動弾を起動させます。
一方、グローリー・スターに突然襲い掛かる謎の男アサキム。そのおかげで隊長は撃墜され、残りの面々はこれまで以上の時空崩壊のエネルギーによって飛ばされることに。
第10話「ブレイク・ザ・ワールド」
そして、時空破壊の結果、生まれた新世界で、桂がエマーン人によって保護されることになります。
ここから、リアル系とスーパー系の共通ルートになるわけですが、主人公はお休みして、純粋なオーガスストーリー。
時空修復の鍵を握る特異点として、桂を狙うチラム軍と戦うシナリオです。
ともあれ、ここから「多様な世界が一つに合わさった多元世界の物語」が開始されるわけですね。(つづく)
*1:少なくとも、「第3次α」のときみたいに、「コーディネーター」の存在が長らく秘密にされていた、というよりは自然だと思いました。