1日1話ずつと攻略ペースは落ちていますが、着実に進行中。
50話前で、Zガンダムが「バイオセンサー」による覚醒を遂げました。ホラントの「303」と、セツコちゃん(女主人公)の「ガナリー・カーバー」のトリオで、命(魂)を吸い取るマシンかな、と思ったりも。
さて、今夜はまず、ここまでの全体感想を書かせてもらいます。
ミス・トラジェディ(悲劇)
ええと、スパロボ・ヒロイン数ある中で、セツコちゃんには「悲劇の女王」の称号を捧げたい、と思います。
チーフを失い、先輩を殺され、記憶まで失ったかと思えば、
アサキムにはストーカーのように狙われたり、激励してくれたレーベン大尉は実は敵のスパイだったり、さらに別世界のチーフやトビーまで召喚されて倒す羽目に陥ったりして、もう「これでもか」とばかりにイジメられております。
いや、もうシナリオ第1話から、ティターンズのいびりにさらされる辺り、何やら彼女には「いじめられるオーラ」なるものが漂っているのではないでしょうか?
まじめな学級委員長風の娘がしつこく迫害されるドラマが好みの、外道な野郎には実にお勧めのゲームです。このリアル・ルートって(苦笑)。
さらには、彼女の「悲しみ力」に反応して、真の力を発動するガナリー・カーバーって設定がすさまじいです。
おかげで、彼女は戦うたびに味覚を失っていき、趣味の「スイーツ」が味わえなくなっています。趣味が堪能できない、というのは、NOVAにとっては「ゲームができない」「パソコンをいじれない」「本を読めない」「特撮番組やロボット物が見られない」に匹敵する最悪の事態。辛すぎ*1。
さらには、最近、視力にまで異常が生じました。えと、ゲーム三昧のNOVAではなく、セツコちゃんの話。
このまま、味覚、視覚など五感を次々、断たれていくと、そのうち「セブン・センシズ」に目覚めて、究極のコスモを燃やせるようになるんじゃないでしょうか? 最後は、「黄金に輝く愛機バルゴラ・グローリー」なんて物を想像したくなります。
……いや、今回、百式、スモー(ゴールド)、アカツキと黄金MSがやたらと出てきて、「ゴールド小隊」を結成できたりもするんですが、ともかく、セツコちゃんがこれ以上悲劇に見舞われて「スーパーサイヤ人」状態になったりしないことを願っております。
小隊システムについて
ええと、「第2次α」「第3次α」に次いで、小隊システムが採用された本作。
NOVAは前2作をクリアしていない、というか、いろいろあって20話弱のお試しプレイしかしていないので、本格的に小隊システムを堪能しているのは、本作が初めて、だったりします。たぶん、初めてクリアする小隊システム・スパロボはZになるでしょう。
さて、この小隊システム、ここまでプレイして一番思ったのは、「プレイ時間がずいぶん伸びるんだなあ」ということ。基本的にNOVAは戦闘デモカットをしないプレイスタイルなのですが、1小隊3機編成の本作では、1回の戦闘時間が通常の3倍近くあるんじゃないかな、と。敵も3機がかりで攻めてきますし、こちらも3機がかりで反撃します。単純計算して3倍かと。
おまけに、戦闘デモがやたらと長い機体もありますしね。主観では、エウレカセブンのニルバーシュとかがやたらと長いです。空中をサーフィンボードで自在に飛び回って、相手の周囲を大きく旋回しながら、やっていることは単純にナイフで切りつけるだけ、だったり。もう、いい加減、デモ映像には飽きている感もなきにしもあらずですが(苦笑)、それでもテーマ曲に乗って軽やかに空を舞う機体を見ていると、カットする気にはなれないぐらい、はまり込んでしまいます。
で、1回の戦闘がやたらと長く、しかも16小隊が出撃している終盤になると、1回のデモが3分ぐらいと計算しても、1フェイズに48分を費やす計算になる。う〜ん、道理で、近ごろは1シナリオをプレイするのに、3時間を越えて5時間近くになるはずだ。仕事を終えてから、夜の11時にプレイを始めても、シナリオクリアするのが4時過ぎになってしまったり。先週は、3時前には終わっていたのになあ。
セツコちゃんだけでなく、NOVAの「命」まで吸い取られているような気がするぞ、このゲーム(苦笑)。そんなわけで、心身ともにセツコちゃんに感情移入したりしながら、今夜はスパロボをお休みする予定のNOVAだったりします*2。