Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ヤッターマン感想(第16&17話)

 ペリカンが登場して、ワンとのコンビプレイを披露した2話分の感想です。
 ペリカンは、アメリカン口調で、新型であることを何かとひけらかすイヤミキャラ。「先輩」口調が何だか、ウラタロスを思い出しますが、ワンはモモタロスと違って、「のんびり屋」キャラなので、思ったほどケンカにはなりません。
 ペリカンがイヤミを言って、ワンが「ムムッ」と内心の怒りや苛立ちをわずかに表明する程度。傍目には、ペリカンが一人で空滑りしているだけにも見えますね。もう少し、もめてくれて、オモッチャマ辺りが仲裁してくれる方が面白いとは思いますが、それじゃ、物語がテンポ良く進まないとも思うので、まあ程ほどでいいかな。

ストーリーネタ

 タイムスリップネタは続かずに、現代ネタ。
 16話は、秋葉原と横浜が舞台……って、アキバって、例の事件でいろいろ厄介なのに、よく放送禁止にならなかったな、と感心。
 17話でも、アキバの話題もチラッと出ましたが、それよりも「あの国」が舞台で、これもいろいろネタにするのは、国際的に問題になりそうですが、固有名詞さえ出さなければ大丈夫ってことでしょうか。「どこの国かは言わないけれど、誰もがみんな知っている♪」ってことですね。
 そして、西遊記ネタは、堺正章とか懐かしい名前も出て、思わず「モンキーマジック♪」とか「ガンダーラガンダーラ♪」と歌いたくなりました。
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 それに、タイムボカンシリーズで「西遊記」だと、イタダキマンネタを期待したんですが、微妙に黒歴史なのか、はっきりとは分かりませんでしたね。ドロンジョ様(ヤンヤン)が三蔵法師で、ボヤッキー(ダサイネン)が沙悟浄で、トンズラー(トンメンタン)が猪八戒で……云々はイタダキマンを踏襲してますし、当然、ゲスト少年の名前がヤンヤンというのはツボの近くを突いた気がしますが、理想はゲスト少年がイタダキマンだったりすることですね。あるいは、ワンガルーとか、ペリギンとか、ちらっと映るとか……まあ、贅沢は言うまい。
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インチキ商売

 16話は、ドロンジョ様のツンデレ喫茶ですか。まあ、ネタとして悪くはありません。
 そして、17話は、「あの国」ネタで「段ボール肉マン」。いや、ギョーザじゃなくて幸いと言うべきか。
 それにしても、「インチキ商売はドロンボーの専売特許のはずなのに、もっとひどいインチキをする奴がいる」と愚痴るドロンジョ様がいいなあ。そのニュースは「デマ」とツッコミ入るのも芸コマですが。
 

ドロンボーメカ

 16話は、ヤドカリメカ。あまり、物語との絡みがないです。次に、ヤッターマン側で海メカが出るための伏線ってわけでもなさそうだし。
 能力は、他のメカの上に飛び乗ることみたいですが、これはもしかすると、シナリオ原案では「他のメカをコントロールする」だったの能力でしょうかね? ドロンボーメカがペリカンを操って、ワンと戦わせようというストーリーのはずだったのが、いや、ヤッターメカ同士の対決はまずいだろう、という意見で、「単にペリカンドロンボーに騙されて、ドクロリング探しに協力した」程度の描写に終わったのでは? と勝手に想像しています。
 ともあれ、ヤドカリメカの必然は薄いのが不満でしたが、この回のメインは、ワンとペリカンの初コンビプレイ。ドロンボーに騙されて大ダメージを受けたペリカンの仇を討つため、ワンが奮闘することで友情成立。まあ、少々ぬるい演出でしたが、大筋としては悪くないかな。


 そして17話は、西遊記になぞらえて、金角銀角がモチーフ。一応、呼びかけに応えた相手をひょうたんに吸い込む、伝承どおりのギミック付きですが、レプリカを間違えて吸い込んでしまい、逆転を許してしまう、と。
 

ビックリドッキリメカ

 16話は、ワンとペリカンのタッグ・ゾロメカで、ヒトデ召喚。ヤドカリの相手が何でヒトデか、も良く分かりませんが、まあ海洋生物つながり、ってことで。
 17話は、如意棒ですね。こちらは西遊記つながりで納得。
 ともあれ、そろそろドロンボー側も、ゾロメカを出してくれないかなあ、と希望してみる。
 

お仕置きシーン

 ビルの上からバンジージャンプと、聖火で焼き鳥。ネタとしては、可もなく不可もなく。
 それより笑ったのは、17話で、大量の偽悟空のドクロリングが偽物だったことで、物語半ばに「そろそろ、お仕置きの時間だべ〜」という展開になったこと。
 「まだ早すぎる〜」とか、「コナン君が驚く」とか、もう他番組を巻き込んだりもして、これってシナリオ? それともアドリブ? と楽しませてもらいました。


 あと、最近の放送では、アイちゃんの変身時に一言もらす微笑声に、ちょっくら萌えを感じております。
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