Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

創作モード継続中

 それでも、いったん休憩して、と。
 今夜は、『プレ・ラーリオス』(完結編)に当たる前に、たまっているブログ記事を(少しは)消化しておきたい、と思います。


 一応、『プレ・ラーリオス』も予告していた50枚以上はクリアしているんですがね。それで終わらなかった、というのが、想定外だったわけで。
 文章を書くスピード自体は、昔の感覚とそれほど変わっていなかったんですが*1、「これだけのプロットなら、これだけの文章量になるだろう」とか、「興に乗ると、キャラがどれほど自己主張してしまうか」といった感覚が、抜け落ちていました。
 まだ、最初の30枚をアップする前の先週*2に、ここで書いたこと。

 ハマリ込みすぎないようにセーブしながら、単なる作業として作品を仕上げる予定。プロットはできているから、後は頭の中のイメージを書くだけ。

 とんでもない。
 十分、ハマリ込みすぎています(苦笑)。
 頭の中のプロットを機械的に文章化するなんて、ぼくには、やはりできません。
 この点で、ぼくは「冷静な創作技術者」にはなれず、「自分のキャラに感情移入して、同じ物を見、同じ息吹を感じ、同じことを考えて描いてしまう情動的な表現者」の方向性だなあ、と実感しています。
 それがいいか悪いかはともかく、書くほうの気持ちや思い込みを自分で制御できなければ、キャラの動きを制御できるはずもありません。はっきり言えば、書いてみないと、キャラの織り成す物語がどう転ぶかも分からない(爆)。
 今回久々に書くに当たって、ある程度は、計算どおり、計画どおりに書くことが理想だったんですが、この点は昔から何も変わっていない、成長していない部分だな、と。
 いや、それでも、自分ではそれがマイ創作スタイル、と気に入ってはいるんですがね。
 作品として、それがいいかどうかは、読者が決めること、と割り切るしかありません。

 
 あ、それと、この創作企画、今年の初め(1月28日)からスタートしていたのですが、掲示板書き込みを振り返ると、自分も調子に乗って、大きなことを言っていますなあ。いくつか気になる発言を、ここに挙げてみると、

 掲示板上で意見を募るなら、それこそ読者もとい書き込み参加者が自由に設定を生み出せる「受け皿」が必要だと思うのです。
 そういう余地もない企画なら、わざわざ掲示板で行なう必要がありませんからね。転校生さんがが基本的に作って、行き詰まったところを、ぼくにメールして、ちょこちょこっとアドバイスするだけでできますよ。(3月1日)

 今から考えると、「できてたまるか!」とツッコめますね(笑)。
 この発言は、「ぼくと転校生さん(流転さん)が創作家として共通の地盤を持ち、相応の能力を持ち、しっかりとコミュニケーションを取って行ける」ということ前提ですから、
 書きたい物が大きく異なり、
 お互いの能力を客観視できず、
 メールコミュニケーションも上手く通じないことが分かった現状では、不可能に近い思い込みだった、と悟りました。


 まあ、これについては、互いの書きたいことや能力がある程度分かった現状をもう一度基盤にして、
 企画を続けるなら、どう密にコミュニケーションをとっていき、互いの役割分担などどうするか、どんなスケジュールで考えていくかなど、細部を煮詰め直すことで修復できるだろう、とは考えていますが。

 頭の中のプレストーリーは短いので、書こうと思えば、一晩ほどで書けると思うんだけど(昔の勘が鈍ってなければ)。(4月22日)

 今にして思うと、すごいこと言ってますな、自分(笑)。
 この段階で、自分が『プレ・ラーリオス』を書くことは決めていたんですが、せいぜい、10〜多くても20枚くらいのあらすじ程度の物でした。
 でも、流転さんの書いた『学童騎士団』や『ラーリオス1話』の文量を見ると、そういうお茶を濁したような作品で間に合わせるわけにもいかないな、と。
 少なくとも、彼の苦労に見合っただけの返礼はしたいし、創作技法について、あれこれ口にしている手前、それだけの物を形にしておかないと、という張り合いもあるわけで。

 先に書いちゃうと、流転さんのイメージを縛っちゃいそう。筋としては、先に流転さんの作品を見てから、それに合わせて、雰囲気などを微調整してみるのがベストかな、と。(同じく4月22日)

 これは、ぼくの作品が根底に「シリアス&ハード」の傾向を持つことは分かっていたので、先にそれを示しちゃうと、流転さんの「ギャグ調、ラブコメ」が書きにくくなる、と感じての発言。
 でも、結局は、「雰囲気などを微調整」なんてしていません(苦笑)。
 理由は、「微調整」で収まるほど、目指す方向性のギャップは甘くはない、というのが分かったから。
 だったら、もう、流転さんの持ってきた「ラーリオスの設定」や掲示板上での一連のやり取りでNOVA自身が受け取ったイメージを、そのまま形にして叩きつけた方が建設的か、と。
 ただ、それで流転さんの作品と完全に世界観が異なる物になってしまうと、本末転倒なので、「違う背景や、違うラーリオス」を用意して、そこから、どうやって「流転さんのラーリオス」に引っ掛けていくか、を考えました。
 いや、「違うラーリオス」と割り切ったからこそ、もう徹底したハードバトルで押し通しやすくなったんですけどね。


 ともあれ、今は『プレ・ラーリオス』の残りを仕上げることが第一義。
 その後、なおも企画が続けられるようなら、ぼく自身、流転さんの書きたい一面の「学園ギャグ&ラブコメ」要素を、ちょっと勉強したいな、と思っています。

 掲示板発言の引用の最後に、当企画に対する今も変わっていない気持ちの吐露を。

 こういうのは、いろいろな意見を「ああでもない」「こうでもない」と出し合いながら、折り合いを付ける過程が楽しい、と思っています。(3月24日)


PS:学園ギャグなら、リメルガはハードな体育教師かな? 『仮面ティーチャー』を読んでみたり*3

PS2:それにしても、ゾディアックのまじめな設定で、「学園ギャグ&ラブコメ」要素って、本当に難しいよなあ。それなら、最初から「ゾディアックの経営する学園」で、主人公たちは手の平で踊らされている、とは知らず、表面上は平和な学園生活を営んでいる……という設定を今、思いついたけど、まあ、後で掲示板ネタにしよう、っと*4

*1:まあ、サイト作りや、ブログ書きを続けてきましたからねえ。

*2:久方ぶりの小説書きに際しての若干の不安や気負いめいた物を、吐き出しておきたかった。

*3:いや、それギャグじゃないし。やっぱりハード&シリアスだよね。

*4:でも、それって結局、エヴァなんだよな。