同じタカラトミー提供ってことで、ヤッターマンの後に続けたくなるレスキューフォースです。
今週の超災害
前回の大火災につづき、今回は人工太陽。
敵組織ネオテーラは、毎回、クライシスメーカーというアイテムで災害を起こしているんですね。
よって、レスキューフォースは救助活動の後で、そのクライシスメーカーを破壊することで、災害を鎮圧させる、という作劇パターン。
主にスーツアクションで救助活動を描き、メカアクションでクライシスメーカー撃破という2段構成。
で、今回の超災害の源は、空にあるため、地上の車両じゃウォーターキャノンも届かない、という状況。
空の目標に対するには、放水車のレスキューストライカーと、はしご車のレスキューライザーを合体させなければならないけど、訓練での合体は失敗ばかりで……というストーリー。
レスキューストライカー
本作のメインメカ、という位置づけですね。
大型ビークルに位置づけられ、他の小型ビークルを収納したり、中型ビークルと合体して行動範囲にヴァリエーションを持たせたり、いろいろな活躍が期待できます。
玩具のギミックも、収納&合体など中核商品に位置づけられます。
ファイナルレスキュー*1は「ウォーターキャノン」。クライシスメーカーを、爆裂的に鎮圧します。
コアストライカー
R1専用の小型ビークル。レスキューストライカーのコクピットにもなる。
AIを搭載しており、R1との会話も楽しい。もっと、いろいろR1の無茶にツッコミを入れて欲しいけど、それだと炎神とかぶってしまうなあ。最近は、しゃべる携帯とか、しゃべる乗り物が多いです。
これでロボに変形すれば、勇者ですな。
コアエイダー
看護担当のR4が主に扱う小型ビークル。
しゃべったり、変形・合体したりしないので、ただの救急車ですが、救助チームのレスキューフォースにとっては非常に重要なメカであることは間違いありません。
見習い君の合体訓練と本番
訓練で、うまく合体ができず、先輩に「おまえはレスキュー魂が足りない」なんて言われてしまうR1です。
で、レスキュー魂って何? って言うと、「がむしゃらに突き進むのではなく、冷静に落ち着いて考えること」だそうな。まあ、戦うヒーローではないですからねえ。
それでも、人には向き不向きってのがあるわけで、やっぱりがむしゃらに突き進むことで、救助活動を成功させるR1。
今回の話は、R1が「冷静さ」を学ぶ話ではなく、冷静さを凌駕した「熱いレスキュー魂」を発揮して、周囲がそれを分かる話です。
最後に、訓練では成功しない合体を敢行するに際し、先輩のR2曰く「落ち着いて考えてはダメだ。お前は、お前のレスキュー魂を信じて、合体を成功させろ」
う〜ん、前言を翻すことを恐れない、いい先輩だ。臨機応変さ(悪く言えば、いい加減さ)が彼の真骨頂かもしれない。
そして、熱くなることで、合体を成功させたR1。本番に強いのは、ヒーローの理想ですな。
で、後から、「熱くなった方が、うまく行くなんて、珍しい奴だな」とツッコまれておりました(笑)。
*1:従来のバトルヒーロー物における必殺技や、とどめ技の位置づけ。