Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

キバ4話感想

 最初に書いておく。
 「前回、NOVAが書いたストーリー予想はまやかしだ」(半分だけ)


 やっぱ恥ずかしいので、ネタとして昇華してしまいましょう。

モスファンガイアの恨み

 まあ、半分は当たっているんですよね。
 「女弁護士がモスファンガイアで、音也さんに根深い恨みを持っている」という点が。
 今回でじっくり、その過程が描かれるだろうなあ、と思っていたら、前回ですでに描かれていたわけですか。最初のナンパシーンで袖にされていたことが、「可愛さ余って、憎さ百倍」の理由だったとは。
 さすがに、それは予想していませんでした。


 それにしても、紅音也はすごい。
 人間だけでなく、またファンガイアの運命まで狂わせるなんて。それも、本命(渡の母親)だけでなく、他の女性まで。
 関わる男の運命を狂わせる「ファム・ファタールFemme fatale(運命の女、魔性の女)」という言葉はありますが、さしずめ、音也は「魔性の男」なんでしょうな。フランス語では、「オム・ファタール(Homme fatal)」と言うらしく、そういうタイトルのボーイズ・ラブ小説もあるらしい。
 いや、今、ネットで調べて、たまたま見つけたんだけど。
オムファタール 運命の男 (ダリア文庫)
 まさか、ここでボーイズラブ小説を紹介するなんて、思ってもいなかった(苦笑)。

ボーイズラブと言えば

 何だか、息子・紅渡と、名護啓介が、そういう関係に描かれそうで、腐女子脳を刺激してそう。
 せっかくのヒロイン・麻生恵が、完全にアウト・オブ・眼中じゃないですか。
 役者の人は、「渡に絡んでいる姿が、子供に『このお姉ちゃんウゼェ』って言われるだろう」と気にしております。最近のライダーヒロインはいまいち不憫なので、この人にはしっかり乗り切ってもらいたい、と思います。
柳沢なな message~4/7の願い~ [DVD]

 ……って、名護の話をするはずだった。
 渡に、「父親に代わる理想像」として慕われ、本人もまんざらでなく導く役どころとなっておりますが、
 その裏ではキバに対抗心を燃やす2号ライダー(?)候補なので、今後の対立と、共闘までの経緯が楽しみです。
 別に、「ライダーバトル」が見たいわけではないけど、それが避けられない設定とあれば、きちんと過程が描かれることを期待するしかありません。何だか、よく分からない「偶然のいたずら」で無意味に対立してしまうことだけはないように。

音也の詐欺(?)行為

 音也の行為が果たして、詐欺行為に該当するか、METHIEさんより参考意見をいただきましたが、前回の音也の店については「共同経営の失敗」、今回の詐欺師さんの証言は「ただのすっぽかし」に過ぎず、刑法上の詐欺行為には該当しないだろう、というのがNOVAの意見。
 でも、前回、そういう表記をしたのは、それが「単純で分かりやすい」から。
 まあ、書くときに、そこまで深く考えていなかった、ということもありますが(笑)。


 で、それらの音也の行為が、果たして事実なのか、それとも捏造なのか、ということで、NOVAは後者を主張したわけですが、
 何せ、証人がファンガイアに殺されたり、詐欺師の証言では確証が薄かったり、で、検証困難、真実は闇の中……ということで、話を終わらせたいと思います。












 やっぱ、それじゃ気持ちが収まらんな。
 「法律上の問題ではなく、気持ちの問題だ」と、名護さんもおっしゃっていたじゃないですか。
 予想が(半分)間違いだったということで、書き手の気持ちとしては、言っただけの責任を果たすとしましょう。

 この予想が外れだったら、ぼくはまだまだ井上脚本について語る資格はないってことで、1から勉強し直します。

 ええと、井上脚本について語れない、となると、今後、「ハニー」や「キバ」の話ができなくなってしまいますので(苦笑)、「1から勉強し直す」という方を実践したい、と思います。半分、正解だったから、これでいいよね? 
 答えは聞いてない。


 時間ができた時にでも、当ブログで「井上敏樹脚本」に関する回顧記事を書く予定。
 まあ、NOVAが書かなくても、こちらのWikiなどで、いろいろ調べられるんだけど、あくまでNOVA視点による主観的「井上敏樹観」ってことで。

1986年

 今回は、なつかしの歌はなし。
 前編・後編で1本の話なので、毎回は流れないのかもね*1


 回想シーンに食われて本編ドラマも少なく、「音也の奇人ぶりに、FHにスカウトしようとした嶋さんも、やっぱり躊躇する」だけ。

2008年

 こちらは、渡の「責任感が強く、一途で真っ直ぐな気性」が描かれたわけですが、ただそれだけ(オイ)。
 むしろ、名護さんと、恵を交えた三角関係の流れが気になりますね。
 「口は悪いけど、世話焼きたがり姉ちゃん」(たぶん)の恵が、渡の敬愛を名護さんにかっさらわれて、どんな振る舞いに出るか楽しみだ。


 キバの人格は、今回でまたよく分からなくなった。
 キバは渡の記憶を持っているけれど、渡はキバになったときの記憶を完全には有していない?
 そう考えないと、ふだん恵に対するときの反応が説明できないよな。キバは、恵を助けているんだし。あ、助けても、顔とかよく見ていない、という解釈もあるか。
 今後、名護との戦いでも描かれれば、その点がはっきりしてくるかな。

ガルルフォーム

仮面ライダーキバ ライダーヒーローシリーズKV02 仮面ライダーキバ(ガルルフォーム)仮面ライダーキバ ガルルセイバー
 狼男の斬鬼さん(役名は次狼さん)は、ドラマには関係せず、ほとんど顔見せだけの登場。それでも貫禄は健在でしたが。


 ガルルフォームになると、4つ脚獣っぽく、アクション時の姿勢が低くなるんですね。こういうアニマルアクション的描写は好きです。
 剣を使ったとどめ技の際、「剣を口でくわえて切り裂く」という描写は特撮では新鮮。何だか、『銀牙』の忍犬みたいで、気に入りました。
銀牙外伝ー甲冑の戦士ー雅武 (ジャンプコミックスセレクション)
 次回の活躍にも期待です。
 渡が成長すれば、キャッスルドランの中にも入れるようになるらしいので、その際の次狼さんらとの会話も楽しみだ。

*1:と書き込んだら、掲示板の方で、中森明菜の『DESIRE』が流れていた、と教えてもらいました。聞き逃していた、とは迂闊なり。いや、迂闊は今に始まったことではありませんが。皆さんのツッコミに助けられることも、しばしば。ありがたいことです。