新年あけましておめでとうございます。
今年、最初の記事は、昨年末に挙げ損ねた「深夜特撮感想」からです。
この3ヶ月の間は、いちばん定期的に書いてきた記事ですね*1。
本当は、ゲキと電王も定期的に書かないといけないんだけど、あちらは終盤も近づいてきて、どうしても書く前に構えてしまうと言うか、深刻な気分になって気軽に書けないと言うか……。
その点、深夜特撮は新鮮さと気軽な気分で書き続けました。
でも、それも今夜でおしまい。
だって、『小次郎』が終わってしまいましたからね。
来週から始まる『RHプラス』は、原作・少女マンガだけど、『響鬼』の明日夢くんとか、「アグル」「ライア」「ファースト(ネクスト)2号」「ナギ」の八誠さんとか、「壬生」「ゼロ」「北崎さん」の藤田玲とか、特撮出身俳優の顔ぶれで、見ると思う。
- 公式サイトTVドラマ「RHプラス」
吸血鬼ネタってのも、キライじゃないですしね*2。
ただ、まあ、「深夜特撮感想14話め」という、まとめ記事にはできませんな。作品ごとにカテゴリー分けの必要性を感じたり。
……ということで、「深夜特撮感想」というタイトルでは、今夜が最終回です。
ネギま
総集編だ。
「しずな先生による学校紹介」という形で、過去12話の物語が回想されます。
今年、いや昨年は、戦隊恒例の年末総集編がなかったので、何か物足りない気分でしたが、この番組で不足分を補ってもらいました。
小次郎
最終回です。
期待していた「蘭子」VS「弓矢使いの魔矢」の戦いは、人知れず決着がついたようです。さすが忍び(ちがう)。
それはともかく、本命の「小次郎VS武蔵」ですが、黄金剣で海を呼び、それを風林火山で割るとか、いろいろ原作の演出を再現しておりましたが、
それ以上に、武蔵の妹・絵里奈が幽体離脱して、小次郎と武蔵の戦いに割って入り、お別れを告げるといったオリジナル演出がいい味、出していました。
原作の味を壊さずに、それでいて印象的なドラマを付与させたドラマとして高評価をつけたいですね。
あえて言うなら、原作では「無敵の完璧超人」だった武蔵が、ドラマ版では「一人の弱い人間」として描かれたのは、若干違和感があるわけですが、
彼の弱点(超能力ゆえに迫害されており、一人の戦士としては優秀だが、集団の中では馴染めない孤立した存在)は前回でもしっかり示されていて、ドラマの中ではしっかり納得できる設定になっております。
本作では、「超能力が不幸を呼ぶ」という設定*3が突き詰められており、最後、風林火山で「武蔵の超能力を絶つ」という独自要素も付けられていましたが、これだと続編の「聖剣戦争編」にどうつなげるか、興味深いところですね。
小次郎は、武蔵に「一般人の生活に戻れ」との意志を示したわけですから、それなのにカオスとの戦いに際して、誘うのはどうもなあ。
それでもまあ、ドラマとしての完成度は高く、原作にも新しい解釈を示せた、ということで、続編の製作にも期待したいところです。
「紅蓮剣の伊達総司」や「白朧剣の死牙馬(シグマ)」のキャラが掘り下げられることを願っています。
PS:最終回、オープニングとエンディングが入れ替わっていた演出もナイスでした。
ハニー
驚くべきことに、ハニーとミキとユキの誕生日が同じ2月26日。
NOVAといっしょです(笑)。
でも、血液型は3人ともB型で、A型のNOVAとはちがう。
ということで、合コンの席上で、ミキちゃんが探り出した情報でした。
ミキは、フラッシュ能力を持つユキの秘密を探るために、合コンに参加。
一方、ユキは、ハニーのために合コンに参加。
早見は、ユキとお近づきになるために、合コンを主催。
そして、ハニーは、早見にだまされ、他の男たち*4の注意を惹き付けて、ユキをフリーにさせるため、合コンの場を盛り上げる「合コンクイーン」を目指します。フラッシュ能力によるコスプレと、天真爛漫な性格でハイテンションぶりを披露。
でも、ユキは、「ハニーを男どものイヤらしい視線から守る」ため、自らもフラッシュして、場の注目を惹き付けます。
これで、計算が狂ったのは、早見と、相手にされない夏ちゃん……(ポツン)。
そんな笑える合コンで、クールに振る舞っているのはミキ。
田所さんの絡みをものともせず、「あたしに関わるとこうなる」と、店に飾ってある「牛模型」の目を潰して魅せます。これ、笑った。
そして、ユキに質問するのですが、それを邪魔する早見にも、「牛の目潰し」の脅迫。ぶっとんだセンスながらの、繰り返しギャグですな。
しかし、そんな楽しい合コンも、「店全体がパンサークローの罠」ってことで、アクションシーンに流れてしまいます。
ハニーは、ミキと共闘しようとして、コンビでのポーズも提案しますが、ミキは取り合いません(笑)。それでも、しっかりピンチのハニーを救う辺りは、ナイスなツンデレっぷりを示します。
一方、ユキは、店の黒幕だった渡さん*5のところに向かい、「ハニーに手を出すのは許さない」と圧倒的な強さで粉砕します。一人だけ、別次元の強さですな。