Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

深夜特撮感想12話め

ネギま

 「ネギVSエヴァンジェリン」の解決編。
 魔法対決・特撮アクション物ということで、NOVA好みの話でしたが、それ以上でも、それ以下でもありません。
 すなわち、ぴったり期待通り過不足なし、の話だったので、かえって書くことがないわけで。ぜいたくな悩みだな。


 あ、戦闘物という以外には、「ネギと明日菜の契約」というトピックがありました。原作ファンには、原作との違い云々がネタ語りできるのでしょうが、NOVAにはできません。
 むしろ、契約したことで、今後も、「魔法対決」物として盛り上がることが期待できそう。

小次郎

 こちらは、期待以上の盛り上がりを見せました。
 殊勲賞は、陽炎と壬生、に尽きますな。


 陽炎は、姫子ちゃんを誘拐した後、武蔵と風魔に「偽の矢文」を送って、最終決戦のお膳立てを整えてくれました。つまり、「風魔と夜叉の最終決戦ライブ」*1をプロデュースしたわけです。いやあ「口八丁手八丁の辣腕プロデューサー」の称号を授与したい……って、あ、もう死んでやがら。菜っ葉ばかり食ってやがったからなあby宇崎竜童。*2


 で、そんな陽炎の裏切りに気付いて、とどめを刺したのが壬生。
 実は、「黒獅子」「陽炎」と八将軍の2人を殺し、「雷電」「闇鬼」の2人を倒した霧風と並ぶ、「最多八将軍撃墜」を達成。
 ……って、原作と違って、小次郎は撃墜数ゼロってことですか? あ、その憂さを晴らすかのように、壬生にとどめを刺しちゃったよ。


 そして、壬生は再び友情を確認しあった武蔵に、黄金剣を託します。すると、黄金剣に亀裂が走って、真の正体を明らかに。おお、何だかんだ言って、見事に原作を再現してる! 
 なお、この際、武蔵は「オレは集団を率いる指揮官の器ではなかった」と吐露。う〜ん、このセリフだけで、今まで内心思っていた「武蔵って、指揮官として何もしてないじゃん」というツッコミが雲散霧消しました。
 そう、武蔵って「一人の超能力戦士としては優秀」だけど、孤高の戦士だから、「忍びの集団戦を何も分かっていなかった」んだね、と納得。これはすなわち、武蔵の特質を見抜けなかった、夜叉姫の人選ミスとも言えるわけで。


 では、誰が夜叉八将軍の指揮官にふさわしかったか? と言うなら、やっぱり陽炎?(笑) 少なくとも、軍師として策を練る才能はあったので*3、相応しい地位さえ与えれば、裏切ることはなかったかも。
 指揮官・壬生、軍師・陽炎、斬り込み隊長・武蔵、後は適切に3人ずつの小隊編成をしていれば、夜叉の崩壊は免れたかも。


 ……ということで、部下の配置を間違えた夜叉姫ですが、その御前で、「姫子を助けに来た蘭子」VS「弓矢使いの魔矢」という、原作にはない好カードが繰り広げられています。
 決戦の影で行なわれる女の対決というと、Gガンダムの「レインVSアレンビー」を思い出すわけですが、ちょうど武器も「弓矢」VS「ムチ(リボン? それともウォルターガンダムの触手?)」だったりして、連想ネタとして、うまくつながります。
 こうなったら、魔矢ちゃんにもがんばって、「必殺必中ライジングアロー」を放って欲しいのですが、それだと、さすがに敵方が勝ってしまいますので(苦笑)、ただの妄想ってことで。


 あるいは、「弓矢」VS「ムチ」ですと、「ブルーチェリー」VS「レッドビュート」というゴレンジャーの青赤武器も連想。
 原作者の石ノ森さんによると、アオレンジャー佐々木小次郎アカレンジャー宮本武蔵のダブル主人公ということで、「主役じゃなきゃイヤだ」とゴネた宮内洋を説得したそうですが……お、「小次郎と武蔵」ってことは話が戻ってきましたな(笑)。
 そんなわけで、次回、最終回。小次郎と武蔵の対決がどのように描かれるかを見届けてから、年を越したい、と思います。

ハニー ミキ

 8話の「レズビアン教師」再び。
 彼女はミキちゃんに執心らしく、ハニーの学校の教師に赴任してきます。ミキは、彼女の顔を見て気付きますが、ハニーは変身前の彼女を見ていないので気付きません。
 そんなレズ教師はミキに誘いを掛ける一方で、「声楽部」を立ち上げて夏ちゃんたちを洗脳。ハニーはアンドロイドだからか、洗脳には掛からなかったものの、夏ちゃんたちを攻撃できず、大ピンチ。


 それを救ったのが、シスターミキ。
 ……ということで、青赤のダブルハニーの初共闘となるわけですね。萌えます燃えます。
 ミキは、空中元素固定装置の不調からか、体内から苦痛と共に金属が生み出されるという障害にさいなまれておりますが、それを流用して「ピンチの際の切り札」に使うなど、なかなか凝った戦闘演出。
 レズビアン教師の存在もあって、いろいろな意味で、なかなかドキドキする回でした。
 また、ミキの過去の回想もあり、「昔は友だちを求める普通の女の子だったこと」「謎の巨大な手(ここではガブリンと呼称)の突然の襲撃で、両親を奪われ、自らは改造されたらしいこと」が示されました。


 ともあれ、「ミキの変身」を知ったハニーは、自分と同じだと喜んで、ミキに絡みますが、ミキの方は「つるむのはキライ」と拒絶宣言。ツンデレキャラ風味だなあ。
 もう一人のユキは、ヤンデレキャラだし、実に面白い展開になってきましたが、NOVAはやはりミキ派を継続ってことで。

*1:非常に盛り沢山な内容で、「竜馬VS武蔵の超能力対決」と「小次郎、小龍、劉邦、霧風VS夜叉雑兵の集団戦闘」という非常に濃いバトルが前座だったりする。

*2:元ネタ・「必殺仕業人オープニングナレーション」。いや、深い意味はありませんが^^;

*3:詰めは甘いけど^^;