祝・ミキ復活。
いや、また散ってしまいそうで、素直には喜べないのですが(苦笑)。
第2次ハニー争奪戦
前回のラスト、首チョンパになったハニーから、空中元素固定装置を取り出そうとしたユキは、途中で力尽きて倒れてしまいます。
それを物陰でこっそり見ていたオカマフォーム中条さんが、二人の体をGETして、アジトに連れ帰りますが、
移植手術の途中で、田中のおばさんに邪魔されて、結局、2人を奪われてしまいます。
何だか、この展開、「ストロンガーを倒して捕らえたのに、味方同士の足の引っ張り合いで、とどめを刺せないデルザー軍団」を連想して、なかなかいい感じ。
なお、この際、田中のおばさんも、ハニーのコスプレをしたりしますが、もう、どうとでもして下さい。
ミキ復活
ミキを復活させたのは、レズ教師の烏川さん。
前回、書き損ねていたけど、ハニーがミキを助けるために、彼女を頼っていたのですね。ただ、途中でユキや中条の襲撃にあって、うやむやになっていたのだけど。
ミキの死亡原因は、突き出した異物が内臓を破壊していたから。
よって、内臓を人工の物に置き換え、ここにサイボーグ・ミキが復活。いや、空中元素固定装置(不完全)を埋め込まれた時点でサイボーグだったんですが。それにしても、渡さんみたいな改造をされなくて、良かったです。
で、本当にミキを愛していて、ミキの幸せを願っていたレズ教師は、如月博士の用意していたアンドロイド両親といっしょに、記憶を消去したミキに「かりそめの平穏な生活」を贈ります。
しかし、ハニーとユキのことを想うミキの気持ちが、記憶を取り戻させ、平穏な生活を捨てさせるのです。
ハニーのところへ向かおうとするミキに対し、烏川さんは「如月博士の想い」を代弁します。
「アンドロイドの両親を用意したのが、如月博士のミキに対する贖罪の気持ちだろう」と。
この辺り、娘を失った狂気に突き動かされた博士が、それでも犠牲にしたミキやユキに対して、後から申し訳ない、という憐れみを示したということで、単純な善悪では済まない人情の機微を感じさせます。まあ、歪んだ愛と言えば、それまでなんですが。
それでも止まらないミキと、烏川の最終対決。
勝利した後、ミキはハニーのところへ向かうのですが、すでに田中おばさんによる移植手術は終了。ミキは、抜け殻となったハニーの体を見ることに。
そして、田中の傀儡となったユキが立ち上がる。(つづく)