Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ハニー24話感想

 最終回1話前で、いっぱい人員整理が為されてしまいました。
 夕方は、ガンダムダブルオーで人がいっぱい死に、
 深夜は、ハニーで人(サイボーグ)がいっぱい散る。
 なかなか鬱になる土曜日でしたな。


 NOVAがカミーユ並みのニュータイプなら、死者の怨念に引き込まれて、精神を連れて行かれてしまうところですが、
 幸い、日曜日の朝になれば、軍平さんと音也さん、そして次狼さんがNOVAの魂を呼び戻してくれますので、救われてるってところかな(笑)。


 それはさておき。

ユキ大暴れ

[rakuten:rdownload:10662596:image]
 前回、ハニーから空中元素固定装置(完全版)を移植され、田中夫妻の傀儡となったユキちゃん。
 でも、コントロール装置はうまく働かなかったらしく、「パンサークローの一員になる宣誓式」の途中に、反旗を翻します。


 「天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ」とのたまってくれたら大喝采だったんですが(笑)、さすがに、そんな改造電気人間のマネ事はしてくれず、
 代わりに、「私がお前たち(パンサークローの幹部)を全員倒して、世界を支配してやる」宣言をします。


 そして、暴走するユキちゃんを封じるため、オカマフォームの中条さんと、サイボーグ渡さんが次々と挑むのですが……とうとう、お二方とも逝ってしまわれます。
 サイボーグ渡さんは、最期、人の皮がはがれて内部の機械がむきだしになったターミネーター状態になって暴走。生前の「粗相を犯した小娘に悪態をつく」モードで、ハニーのコスプレをした中条を攻撃。これって、自分におかしな改造を施した中条への復讐にもなっているわけで、ある意味、因果応報的な展開。
 この辺の、キャラ特性を踏まえた因果応報ネタは、壮絶でありながら、うまくハマッているために笑えてしまう、井上脚本のダイナミズムを感じるところ。


 こうして、宣言どおり、パンサークローの2大幹部を始末したユキちゃんですが、隙を突かれて、田中旦那の奇襲攻撃により、コントロール装置のバックアップを起動させられて、本当に傀儡状態となってしまいます。

ミキの想いは、ハニーの中に

 一方、ハニーの亡骸を回収したミキは、レズ教師・烏川のところに戻って、ハニーの再生手術を懇願します。
 前回、ミキに倒された烏川先生がまだ生きていたのは驚きでしたが、実は致命傷を受けていたようで、それでも結局は、ミキの想いを受け入れて、手術をするところは「男意気、ならぬ女意気」に溢れた姿でした。


 ミキの決断を止めようと乗り込んできた早見でしたが、ミキは「自分はハニーの中で生きる。ハニーには『ユキを頼む』と伝えてくれ」と言い遺します。
 早見を手術室から追い出した烏川先生は、致命傷の体を押して、ハニーの再生手術を敢行。まるで、「神敬介をXライダーに改造した父・神啓太郎を思わせる愛」だなあ、と(笑)。こうなったら、復活したハニーにはレイピアでX字を描くアクションを見せて欲しいものです、ホント。


 そして、最期。
 烏川先生は、息絶えたミキといっしょに小船に乗って、永遠の愛を口ずさみます。
 歪んだ愛ながら、最終的には、愛するミキの死に際の感謝の言葉を獲得できたのですから、本望と言えるのでしょうね。

ハニー復活、そして……

 ミキの不完全な空中元素固定装置を移植されて、何とか復活を遂げたハニー。
 しかし、自分がミキを犠牲にしてしまったことを、早見から聞かされ、ショックを受けてしまいます。


 そんなハニーの前に、パンサークローの尖兵となったユキが現れ……いよいよ最終決戦が始まろうとするわけで……(最終回につづく)。