Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ゲキレンジャー(36〜40話)幻獣拳登場編感想

 幻獣拳が登場して、理央が幻獣王になった回まで、まとめ感想行きます。

ムキュムキュ感想(36話)

 レツが酔拳を披露する話……と言うか、
 エレハンとシャッキーがバカっぷりを披露する話……と言うか、
 師匠も弟子もこの程度では、理央さまがどうして「激獣拳じゃダメだ、こりゃ」と愛想をつかしたのか、説明されなくても分かってしまう回ですな。


 おそらく、ダンが兄弟子やってた頃が、激獣拳の最盛期だったのかもしれません。


 ともあれ、「戦闘員による巨大戦」という珍しい回でもありまする。
 他には、メガレンジャー14話くらい? 

ギャンギャン感想(37話)

 タイトルだけだと、思わず「あのツボはいい物だ」と言いたくなりますが、ナンセンスギャグは置いておいて、ランちゃんのお見合い話。
 いや、そんなことよりも、メレちゃんの幻獣拳加入話と言うべきですな。フェニックス拳修得おめでとう回です。


 一方、主役回だけにわかに存在意義が生まれる「有名無実キャプテン」には、もはや何も期待しておりません。
 あ、唯一、時代劇マニアな点は、もっと見せて欲しいですぞ。まあ、今さらですが。

 この次のレツ&ゴウ兄さんの話が大当たりだったことも考えると、
 ランちゃんの場合、こういう他キャラとの絡みが弱いんですね。
 メレ様が理央さまへの恋心という一点で、絶大なインパクトを与えている点からも明らか。
 恋愛関係抜きで男女キャラの絡みを描くのが難しいなら、シングルヒロインはなかなか扱いにくい。可能性があるなら、ゲスト子役と接して優しいお姉さんぶりを見せる方向性ですが、子供との絡みはジャンに取られてますし……。

 昔、書いたことですと、

 心技体の心の戦士……ってことで、「根性」と「修行に一途な純真な心」が長所。

 でも、これって描写が難しい。彼女の長所がこれってことは、他の仲間には、「根性」や「修行に一途な心」が備わっていないのか? って話になるし……。

 そもそも、「心」は目に見えないので、映像で描くには、結局、それ以外の長所を設定しなければならず、「チーター」ってことで「スピードに長けた戦士」に落ち着いた……ようだ。カデムとの「拳のスピード対決」が現在の見せ場。

 「真面目で一途」というのは、ドラマでは退屈なキャラになりがちなので、そこがこれから、どう個性的に描かれていくか、がこのキャラを見るポイントかと。

 そんでもって、ハンマー修行やら、不良化やら、スピード戦士といった描写はあったものの、その回だけで終わってしまい、他のエピソードに持ち越されなかったのも残念。
 個人的には、美希さんや、なつめちゃんと、もっと絡むシーンを増やせば良かったんでしょうがね。「美希さんを先輩拳士として尊敬するラン」とか、「なつめちゃんに根性話をするラン」とか……いろいろ魅せられる可能性はあったろうに、残念に思います。

ビバビバ感想(38話)

 タイトルだけだと、「ババンバ・バンバンバン」と歌いたくなりますが、ゲキバットージャウルフに燃えた回。
 レツ&ゴウ兄さんの兄弟関係にスポットを当てたのもいいですなあ。


 レツはクール担当だったのが、兄貴の登場で、スムーズに「未熟だけど一途な戦士」のポジションに移行したのが当たりです。
 新キャラの登場に合わせて、うまく自分のポジションを確定できたキャラは幸せだと思います。

ウロウロ感想(39話)

 美希さんと、なつめちゃんの主役回。
 エッグタルトが原因で鬼化して、エッグタルトが原因で元に戻る……何だか「芋長の芋ヨウカン」並みに恐ろしい食べ物アイテムですな。
 「豚の角煮」と「メンチカツ」と「エッグタルト」が、ゲキレン3大食べ物に認定。


 なお、この親子の食い意地については、劇場版のエンディングを見ている人には納得です。

頭、バカーン感想(40話)

 ジャンの父親が、宇宙刑事ギャバンと判明する話。こいつは凄いぜ。
 ちなみに、前作ボウケンシルバーの父親は、宇宙刑事シャリバンだったりもしますので、「ゲキレンVSボウケン」では2人の絡みも見たいものです。ちょうど、「赤と銀」の組み合わせでもありますし。


 そして、理央さまがついに幻獣王の位について、グリフォン拳を修得します。
 まあ、確かに昔、グリフォンの名を持つ戦士は黒でしたから、カラーリング的には納得です。
 ともあれ、クリスマス決戦は、父子対決の決着ドラマを期待しております。

おまけ1「父子対決・戦隊ミニ回顧」

 記憶に新しいのは、マジレンジャーウルザードですが、
 それ以前ですと、カクレンジャーの鶴姫・父(2代目バルイーグル)と、ダイレンジャーの亮の父がいましたなあ。


 今回の父子対決が、それらに負けないドラマになることを期待。
 今まで、それほど悩むことなく、「心の成長」が未成熟だと見なされるジャンが、一皮向けて、ゲキレンジャーのリーダーっぽく成長することを願いつつ。

おまけ2「チーム内ポジションについて」

 ケンの加入によって、5人となったゲキレンジャー。各人の最近のポジションを見ると……、


・ケン:実質的リーダー。ヒゲの貫禄からか、サイダインに選ばれし者の威厳からか、最近、自然と仕切り役になっています。今後、ジャンが父親絡みで感情的に迷走し、ランちゃんがリーダーシップを取れないなら、間違いなくチームリーダーとなることでしょう。


・ゴウ兄さん:年上ながら、出しゃばらず、一歩引いている点はクール担当で、間違いありません。仮にケンが暴走しても、ゴウ兄さんがサポート&抑え役に回れば、チームとしては機能するでしょう。


・レツ:クール→未熟ながらネタキャラとして昇華しています。昔のミドレンジャー的ポジション。技使いとしては問題なし。


・ラン:チームヒロイン。それ以上でも、以下でもありません。お飾りキャプテンですが、むしろマネージャー役として実務管理させる方が向いていたかもしれません。まだ、「美希さんのアシストをしていて、メカに強い」とか、「走るのは速いけど、すぐには止まれないドジっ娘」とか、「食いしん坊」とか、描きやすい属性があれば良かったんですけどね。

・ジャン:ドラマの中心にして、ムードメーカー。「この体も勇気も、あなた譲りさ。男の誇りも、胸にあふれる夢も」受け継いでいることでしょう、きっと。

おまけ3「来年のネタバレ」

 新戦隊の名前は「炎神戦隊ゴウオンジャー」と言われていますなあ。
 精霊の宿る車……という意味では、ターボレンジャーっぽいですが、それが動物精霊という噂なのは、何となく獣戦機っぽいかも。アグレッシブ・ビーストチェンジしてくれるなら、期待です。
 「動物チックな電車」という物は、電王で見ていますが。