Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

OGディバイン・ウォーズ25話(最終話?)

 ずいぶん遅くなったけど、放送上の最終話「ディバイン・ウォーズ」の感想です。
 「放送上の」というのは、26話がDVD最終巻に収録されるから。なかなか商売うまいです。
 まあ、実はNOVA、この25話もよく内容が分かっていなくて、しかもビデオにも録っていないもので、記事書き自体、困ったという実情もあります。
 ええと、とにかく多数のキャラが入り乱れて、
 必殺技名連呼して、
 イングラムと、レビと、セプタギンの3大ボスキャラを撃破する過程で、
 第3次αキャラのクォヴレーが出てきて、ボロボロになったSRXと融合合体して、アニメオリジナルのDiSRXが出現して、
 ブリットは、愛するクスハを洗脳から解き放って、
 もう、とにかく多様な要素を、たったの1話で詰め込んだものだから、原作知らない人を置いてきぼりにした回……という理解でよろしいでしょうか?(爆)


 ゲーム版「OG」では(リュウセイ編)、
 41話(前編)でイングラムのR-GUNリヴァーレを倒し、
 41話(後編)でレビのジュデッカを倒し、
 隠しシナリオの42話でセプタギンを倒すことになります。
 ええと、3マップ分。それを1話で一気に終わらせたわけですから、「精神ポイント」足りるのかよとか、ENなどの補給は大丈夫? とか、そういう点ばかり気にしてしまいます。
 まあ、補給に関しては、画面に映っていないところで、アヤとか、ジャーダとか、わけも分からず散ったノーマン・スレイ将軍が「精神コマンド」でフォローしてくれたんでしょう*1
 それでは、キャラ別回想をば。

SRXチーム

 まあ、本編の主人公たちですから、最終回での活躍は当然でしょう。
 ただ、意外と弱かったぞ。SRX。
 ボスキャラ3連戦で、ズタボロになったその姿が痛々しい。あの大破した姿は、OGではなく、第3次αのものでしょうに。
 リュウセイとアヤを助けるために、自らを犠牲にするライ*2は、「スーパーロボットスピリッツ」の要素を踏まえているんでしょうねえ。
 これで、アヤまで散ったら、ザンボット最終話だなあ、とか思いながら、DiSRXに融合しての逆転劇まで堪能しました。いや、疲れていて、半ば寝ぼけ気味の視聴なので、よく分かっていないのですが(爆)。
 とにかく、「堪能した」ことにしておきます、ここでは。
 足りないところは、ゲームで補完だ。

ATXチーム

 ブリットは、赤いグルンガストでクスハの説得に一意専心。
 キョウスケとエクセレンは、レビ相手に奮戦していたけど、いまいち活躍しきらなかった印象が。
 ……まあ、イングラムやレビとの因縁が特にあったわけでもないから、その点ではSRXチームよりも、ストーリーに絡む要素が少なかったわけだけど。
 「OG2」のアニメがあるなら、主人公なのは間違いないので、今後の活躍に期待しながら、自分はインパクトのプレイを進めます。

α主人公ズ

 クスハ。最終話まで洗脳状態で、終盤にようやく解放されたので、「グルンガスト弐式」の活躍がほとんどなかったのが残念です。ゼンガーとイルムとクスハの、グルンガスト連続斬りを見たかったんだけどなあ。
 ブリット。ヒュッケバイン2じゃなく、赤いグルンガストってのは意外な扱い。これって、Fじゃなくて「第4次」仕様?*3
 タスク。ジガンスクードに乗って、「レオナの楯」になって大活躍。
 レオナ。仲間になったはいいが、物語終盤では機体の性能差からか、意外と活躍せず。ピンチになって、タスクに援護防御されるのは、彼女にとって不本意かも。
 リョウト。ビルトシュバインに搭乗するも、NOVAにブリットと間違われるなど、意外と目立たず。好きなキャラなのに……不覚。
 リオ。彼女もパイロットとしては目立たず。何に乗っていたかも、よく覚えていない。


 総じて、α主人公ズは、戦いでの活躍よりも、恋愛ネタに走りがちな印象。

教導隊の皆さん

 ゼンガー親分を初め、カイの親父も、ギリアム少佐も、トロンペ兄貴も、いずれも戦いでは大活躍。いや、ラスボスに対して、決定的な一打を与える役割にはなっていないんだけど、撃墜されないベテラン……ってのは、安心感があるなあ、と。
 個人的には、カイの親父が生き残ったのに感心した。NOVAの印象だと、若手を守って、華々しく墜とされて、「後は任せたぞ!」と後ろに下がるキャラ、と思ってましたから。

マサキ&リューネ

 マップ兵器「サイフラッシュ&サイコブラスター」で、ザコ敵相手に大活躍。
 そして必殺技「コスモノヴァ&クロスマッシャー」で、ボス敵にも立ち向かう。
 ……ゲームと同じような扱いだな。物語的要素が特にないので、マサキの見せ場は、やはりビアン閣下との決戦時だったんでしょうね。リューネは……「OG2」に期待します。

その他

 イルム。グルンガストは、もっと強いはずなんだけどなあ。アニメでは、思ったよりも目立たず。
 ジャーダ&ガーネット。最終決戦でのザコっぷりを見ていると、「OG2」では引退しているのも納得。いや、ガーネットは精神コマンド的に後方支援キャラだから、ゲームでは弱くても許されるんだけど……敵さんも「後方支援キャラを最初につぶす」なんて、戦いの基本を知りすぎ。頭の良すぎる敵の思考ルーチンは嫌われるぞ。
 カチーナ&ラッセル。NOVAは、ラッセルを「ヴァルシオン改」に乗せて、援護攻撃&防御で大活躍させていました。彼みたいな優秀な援護キャラを、いつまでも射程が短く打たれ弱いゲシュペンストに乗せていてはいかんよ。どうも、アニメ版OGは「マップ兵器&接近戦」重視で、遠距離攻撃機体が弱体化している印象。ヒュッケバインも結局出なかったし、シュッツバルトも目立たなかったし。カチーナ? 突撃役なら「集中」か「ド根性」を覚えて欲しかった……ってゲームの話。

最後に

 ラトゥーニちゃんだ。
スーパーロボット大戦OG ラトゥーニ・スゥボータ 1/8スケール PVC塗装済み完成品コトブキヤ スーパーロボット大戦 ORIGINAL GENERATION ビルトラプター (1/144スケールプラスチックキット)
 実はこの作品、戦闘シーンになると「勢いだけ、パワーだけ」で押し進める傾向があるので、きちんと戦況分析できるキャラは貴重なんです。
 普通、ベテランが後方に待機して、そういう役割を担い、前線キャラに指示していくものなんだけど、スパロボではベテランほど、前線に突撃するからなあ(笑)。
 一応、そういう役どころだったイングラムは裏切っちゃうし。


 そんなわけで、単なる突撃絶叫役でも、落とされ役でもなく、冷静に戦況分析する役どころを貫いたラトゥーニちゃんは、それだけで貴重な存在だ、と言ってみる。OG2で、彼女の声を聞きながら、戦闘するのをNOVAは楽しみにしていますマル

*1:GBA版OGで「補給」を使えるのは、その3人だけ。意外と少なかったんだ。

*2:みたいなくだりが、何気にスルー気味だったなぁ……とは、声優さんの弁。

*3:「第4次スーパーロボット大戦」では、主人公機のカラーリングを変更できるようになっている。