転んでもただで起きるのはイヤなので、入院生活をブログネタにした第2弾。
12月26日(火)
この日のトピックは、看護師の付き添いなしに、一人でトイレに行けるようになったこと。怪我でやむを得ないとはいえ、やはり子供みたいに成り下がった自分をもどかしく思いつつ。
他のトピックは、病院での初入浴と、『エレニア記』の最終巻を読了。
仕事ができないため、時間はあるわけで、読書が進む進む。
ただし、この日の深夜の『ライオン丸G』最終話は見逃す形に。
最終回前話の、強敵と思われたシシトラの呆気ない死に様*1、獅子丸ちゃんと錠之介の逃避行*2や、ジュニアの父親に対する反逆と返り討ち*3、そして豪山に挑んだ果心居士の爺さんの最期*4などは見たものの感想書く前に事故ってしまったわけで。
まあ、最終話を見逃すことになったのは心残りだけど、また暇ができたときにネットで情報集めることにします。
12月27日(水)
クリスマスに次ぐリハビリ第2弾。
車椅子の操作はほぼマスターしたので、松葉杖での歩行訓練に移る。目標は、冬期講習後の職場復帰。
リハビリ終了後、昔からの知人でネット仲間の天秤氏にTELで、「NOVAが怪我で入院している」旨を掲示板で通知してくれるよう依頼。痛みがだいぶ軽減されてきた状況で、やはりネットの方が気になっていたわけで。
こういう時に携帯ブロガーだったら、自分で何とかできたんだけど、NOVAは今どき珍しい「携帯電話を使わない人」だったので、病院内ではネットに接する手段がなかった、と。今回の体験を踏まえつつ、やはり携帯は必要だ、という思いを深めたり。
夜。この日は深夜のTV番組『スパロボOG』を見逃すことに。
あまりに悲しいので、代償行為として、携帯ゲームの『スパロボOG』を行うことにする。これまで、受験の時期に合わせて、自分でもゲーム断ちをしていたわけだけど、読みかけの本も読み尽くしてしまったので、入院生活に潤いをもたらすために封印を介助、もとい解除したと。
TVでおなじみのリュウセイ編をメインにしつつ、キョウスケ編も同時並行で進め、共に5〜6話まで至る。「グランゾン」や「サイバスター」の出現を楽しむ。
12月28日(木)
旧年最後のリハビリ訓練。
前日はうまくできなかった松葉杖も、「健康な右脚と二本の杖で三角形を作るようにすれば安定する」「杖は脇で支える」「右脚のつま先ではなく、かかとから地に着くようにする」などのコツをつかむに当たって、格段に上達。
後は、慣れるだけ……ってことだけど、これ以降は年末年始の休み期間に突入するので、正月明けまで訓練できないため、杖に慣れるための自主トレをリハビリの先生に求められる。自分としても、少しでも早く歩けるようになりたいので、がんばることを決意。
2度目の入浴。
いろいろなことができるようになってきたので、「折れた左脚の靴下を一人ではく」ことを試みたけれど、それはまだ果たせず、気分が落ち込む。怪我が治るまでの間は、自分のできること、できないことを経験するにつれ、一喜一憂してしまうぐらい気持ちが過敏になってしまうことを、改めて実感。
12月29日(金)
朝起きると、雪が降っていた。窓から見える初雪に、やはり妙に感動する。
何だか、自分が「火鳥兄ちゃん」になった気分。
朝昼、それぞれ松葉杖訓練。看護師さんの付き添いで、病棟2周ずつがノルマ。
OGは、リュウセイ編が15話「トーマスの罠」および16話「スターバク島波高し」まで終了。TVでNOVAが見逃した回は、おそらくこれらの回を元にしている、と判断したわけで。
なお、この日のプレイで、ブログに書けていないTVの第11話における「クスハ汁を飲まされたイングラム」のオチは、TVオリジナルではなく、ゲームの方に同じイベントがあったことを確認。
さらに、キョウスケ編の11話までも進める。
もちろん、深夜の『WoO』は断念することに。
12月30日(土)
日課の松葉杖訓練を行いつつ、この日は、複数の思わぬ面会客の訪問に、涙腺がゆるくなる。ただ、思わぬ訪問だったので、ゲームをしながら元気に楽しげにやっている姿を見られて、慌てる一幕も(爆)。
この日に、初めて靴下が自力ではけて、一つの目標達成に満足感を得る。
OGは、キョウスケ編17話まで進める。キョウスケ編は、過去にそこまで進めていなかったので、ストーリーそのものを新鮮に楽しめた。
策略好きの三流悪役ジーベルと、武人のゼンガー親分の確執が面白い。
その後、年内に終わらせようと、終盤で止まっていた『スパロボA』にプレイを切り替える。
・36話『メン・オブ・デスティニー』
久しぶりのプレイなので、感覚をずいぶん忘れていた。
黒い三連星のジェットストリームアタックや、ガトーの核バズーカを直接食らってしまうなど失態続き。
それでも、グリプスⅡのコロニーレーザーを奪取に成功。
・37話『トゥルー・シャイニング』
今度はグリプスⅡの防衛戦。
キャラ・スーンのゲーマルクを中心に、ヤクト・ドーガや、プルクローンの量産型キュベレイなど、ファンネルが飛び交う一大決戦。
増援で出てくるガトーとも決着をつけて、ネオジオンの本拠地アクシズ侵攻に成功する。
12月31日(日)
朝にリュウケンドー最終話を視聴。
さらに、Aもラミア編を最終話までプレイする。
・38話『サイレント・ヴォイス』
アクシズ内部において、ハマーン率いるネオジオンとの最終決戦。
ハマーンとの決着は、Aのプレイを一気に進めていた2005年の10月、あるいは、劇場版Zガンダムの完結する20006年の4月に行おうと思っていたが、
ハマーンがZZにつながらないエンディングを迎えて以来、どうも決着をつけるのが気の毒になっていた。
それでも今回、終わらせるに当たって思ったこと。
何で、ハマーンの部下に、ヤクト・ドーガや、αアジールがいるねん! ……と、次々飛んで来て、こちらを苦戦させるファンネル部隊に対し、理不尽な怒りを覚えつつ*5。
なお、この機会に『ZZ』や『逆襲のシャア』のDVDも貼り付けておきます。
・39話『極めて近く、限りなく遠い世界に』
ラストシナリオ。
ラスボスのツヴァイザーゲインを倒せば終わり。ハマーンとの決戦に比べると簡単なシナリオ。特に、マスターアジアが大活躍していたのが印象深い。
一応、ラスボスのHP65000はAでは最大の数値だけど、後の作品におけるラスボスHPのインフレ状態を見ると、まだまだ、まともなHPと思えたり。
エンディングは、又も自己犠牲で宇宙に散ったと思われたラミアだったけど、無事に生還。彼女を迎えに駆けつける戦友たちとの交流を果たして、物語終了のハッピーエンド。
その後、「主人公アクセル、機体ヴァイサーガ」という形で、2週目のプレイを始め、7話まで進行したところで、2006年終了(つづく)