前半は、DCの宣戦布告に関する政治劇。ビアン博士=飯塚昭三氏の長い政治演説に、思わず聞き入ってしまいます。
後半は、通信衛星コルムナ宙域における、ヒリュウ改の戦闘。
キョウスケ編の7話「北の大地、燃ゆ」と8話「離別、そして」の物語要素をまとめて、宇宙を舞台に再構成させた話です。
よって、リュウセイたちの出番は、ほとんどなし。
おかげで、ラトゥーニちゃんの登場も先送り。戦艦ハガネの登場する次回を楽しみにしています。
一応、クスハが登場して、あとワンシーンながら、民間人時代のリルカーラが出ていて……あとはトロイエ隊のレオナが出てきたのが、ヒロインネタでしょうか。
しかし今回の注目は……
黒いトロンベ
黒い馬というと、こういう物を貼り付けるわけですが、
それよりも、声優の稲田徹ネタに徹するなら、こうなりますか。
とにかく、我らがゼンガー親分*1をDC教に勧誘するため、エルザム兄さんのご登場です。なお、エルザム兄さんのガーリオン・トロンベを撃破すると熟練度がGETできますが、今回も難しそうだなあ。
ゲームでは
アニメでは登場しないけど、ゲームにおけるキョウスケ編の序盤の舞台は、北米ラングレー基地なんですね。
DCの決起による総攻撃で、北米基地が陥落するシナリオが、7話の「北の大地、燃ゆ」。そちらでは、トロイエ隊の初登場の他に、傭兵トーマスが登場。でも、アニメではトーマスは登場しないッポイ。『魔装機神』で登場して以来、プロの傭兵らしい考え方を持ったキャラで、結構お気に入りなんですが。
続く8話の「離別、そして」で、エルザム兄さんが登場して、ゼンガー親分が部隊から離脱するわけですが、そのときの敵部隊を率いるのは、テンペストとテンザン。でも、彼ら2人は、アニメではリュウセイたちとの戦いに専念するみたいですね。
テンザンを相手にしない、クールなキョウスケの対応もお気に入りなんですが、アニメでは実現しないッポイですね。
一方、エルザム兄さんはリュウセイ編の8話「ハガネ発進」でも登場していますが、いくら神出鬼没の兄さんでも、アニメではそうそうどこにでも出てくるわけにはいかないでしょうから、ライとの接触はなさそう。
登場キャラはともかく、最大の改編は、部隊が地上から宇宙に変わったこと。
今回、コロニー統合軍に奪われた通信衛星コルムナは、ゲームシナリオだと15話に奪回作戦が行われます。
まあ、このように、これまではゲームに則した形で進んできたディバイン・ウォーズですが、そろそろ、種々のアレンジが見られるようになってきました。まあ、いいネタになりますんで、今後とも、ゲームとアニメの比較を続けて行きたいですね。
来年初頭のPS2版ゲームの発売も楽しみにしつつ。
PS:こちらは来週発売ですね。
ぼくは買わないけど。
*1:ところで、今回、親分、「零式」を「れいしき」と呼んでいた。ずっと、「ゼロしき」と思っていたんだが、実際はどうなんだろう?