最近の記事を書くに際して、昔のFF関連の書籍などを調べていたところ、忘れていた女性キャラ「水の巫女エリア」を思い出しました。
彼女は、FF3のNPCで、水没した世界を復活させるために力を貸してくれるのですが、目的達成の直前にはかない命を散らすという悲劇なキャラです。
彼女はその名前、および物語上の役割がFF7のヒロイン「エアリス」とかぶる部分もあるなあ、と思いつつ。
DS版の3で、もう一度彼女に会えることを期待してます(できれば、イベントが変わって、死なずにいてくれれば幸い)。
では、本来の話に戻して、今夜は「FF8」の女性キャラについて。
リノア・ハーティリー
本作のメインヒロインで、クールな主人公を恋愛の泥沼に引きずり込む魔性の女(笑)。いや、マジで魔女って設定だったりするし。
本作は、4同様「恋愛がテーマ」ですが、そういう作品の場合、ヒロインに感情移入できれば問題なし。でも、NOVAはダメでした(^^;)。リノアに振り回されてしまうスコールが見ていられなくて、もっぱらラグナ編に切り替わるのが楽しみでした。
リノアの武器は、射出武器のブラスターエッジと、愛犬アンジェロ。後半は、魔女の力にも目覚めますが、前半だけ見ていると、6のシャドウ*1を受け継いでいると言えますね。
すると、ユフィを受け継ぐ「くノ一キャラ」と言うべきか? スコールの心まで盗んでしまうし……。
キスティス・トゥリープ
メガネと鞭のよく似合う若き美人教師。
でも、得意技は「くさい息」。いや、マジで。彼女の持つ青魔法の中には、「メーザーアイ」とか「マイクロミサイル」といった人間離れした技の他に、モルボルの持つ「嫌な攻撃」があるわけですな。これがドラクエだと、眠りを誘う「甘い息」だったりするのに、もうキスティス先生の「くさい息」は当時、いろいろとネタにされていました。
彼女の武器は、前述の通りムチ。設定上、ムチが得意な女性キャラは、彼女と、4のリディアだけ。ただ、NOVA自身は、女性キャラにムチ、という趣味がありませんのであしからず*2。
そして、モンスターの技を扱う「青魔法」というのが伝統的ですね。初出はFF5で、その後、6のストラゴスに受け継がれ、9のクイナ、Xのキマリに至る、と。何だか、爺とか、人外の生き物が多いわけで、キスティス先生みたいな女性の青魔法使いなんてのは稀少に思えたり。
セルフィ・ティルミット
FF8では、リノアだけでなく、セルフィまでフィギュア化されているのは、嬉しい限り。NOVAが、8で一番好きなキャラは彼女だったりします。
もう、「ち・こ・く〜〜〜!キャッ」と言って、ぶつかった時のきれいなCGムービーから彼女のファンだったりします。
興奮すると、大阪弁になるというのもグッド。
そんなセルフィには、ラスボス戦でも相当、お世話になりました。彼女の得意技「スロット」による回復作用がなければ、クリアできなかった。頼みの綱のガーディアンフォースが無効化されるラスボス戦において、何だか、スロットの回復効果だけを頼みに、かろうじて勝利できたような記憶があります。
FFシリーズにおいて、スロットの初出は、6のギャンブラー、セッツァーからですが、その後、7のケットシーを経て、Xのワッカに受け継がれた技です。まあ、ドラクエのカジノで楽しむことの多かったりするわけですが(笑)。
武器は、ヌンチャクとかフレイル、モーニングスターなど。FFの世界では、白魔導師の系譜と言えますね。「ギャンブラーな白魔導師」というと稀有な存在ですが。
次は、FF9につづく。