Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ゲキレンジャー(10〜11話)ウキャウキャ感想

 ウキャウキャという擬態語だと、何だかサルみたいだけど、今回のテーマは象です。
獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳合体シリーズ01 ゲキエレファント
 ランちゃんが修行して「象ハンマー」を修得する話。


 でも、「遊びの中に修行あり」ってのは、要するに「ゆとり教育」なんだよね。
 ゲキレンジャーの修行には、厳しさが欲しいんだけど……そういう役割は、臨獣殿の方が担っているわけで。
 ゲキレンジャーの方は、子供受けする「明るく楽しい修行」を貫く方針なんだな。
 ウルトラマンレオの猛特訓を期待するNOVAは、やっぱりハードな臨獣殿の方に魅かれます。


 ただ、ランちゃんに関しては、前回の感想で、

「真面目で一途」というのは、ドラマでは退屈なキャラになりがちなので、そこがこれから、どう個性的に描かれていくか、がこのキャラを見るポイントかと。

 こんなことを書いたのが、今回の修行で「バトル中の笑顔」という武器を手に入れました。考えてみれば、日常生活でも笑顔の少ないキャラだったような……。
 この話が、彼女の今後の演技にプラスになってくれることを願います。


 ドラマ的には、結局、「ゆとり心という心の修行」だけして、ハンマーを使う「技の修行」をしていないことが気になりますが、
 まあ、「心理的に吹っ切ってしまえば、技の習得は早く、映像で描くまでもない」すなわち「映像で描いていないところで、きちんとハンマーの使い方の練習はした」という風に脳内補完しておきます。

「格下ーズ」とは至言なり

 今回のメレ語で、一番笑えたのがこれ。
 名前ですら呼んでもらえないのね、ゲキレンジャーって。

 前回、「ケナケナじゃなく、やっぱりゾワゾワ」とジャンに言われたメレたま。
 この違いは、前者が「愛」重視で、後者が「憎悪や苦痛」重視って、ところでしょうか。人間の苦しみを求める心が「ゾワゾワ」という擬態語になると理解。

 今回は、ゲキハンマー装備のランちゃんにしてやられた形ですが、
 新兵器登場の回は、戦力が通常よりも増強されていますから、今後のリベンジに期待したい、と思います。

ゲキエレファントージャ

 ゲキトージャがヘルメットと、肩当てと、アームウエポンを装備した形態。
 
 何だか、「肩に装着した象の足」が邪魔っぽいなあ。戦闘中にブラブラ揺れているのが気になります。


 元々、NOVAはゲキトージャというロボットがあまり好きではありません。
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 前作のダイボウケンに比べ、3体合体というだけで数的に退化してますし、合体システムも「ゴッドシグマ」形式(上半身1体と、左右の足に1体ずつ)で今さら面白みに欠けます。
 そもそも、モチーフだって「トラ」と「チーター」と「ジャガー」。ネコ科の似たような素材で変化がありません。これだったら、ライオン五頭のゴライオンの方がよほどインパクトがあるというもの。
 玩具的な取り柄といえば、「上半身」と「下半身」の回転ギミックくらいですが、こういう電動アクションって、NOVAの趣味ではないんですよね。


 ただ、劇中描写では、動きの機敏さが注目ポイント。
 必殺技の「大頑頑拳」は、タイムレンジャーの「プロバイダス」を連想しますが、あまり面白い技には思えません。技を出すときに、格下ーズ3人がくるくる回るのも、何だかダサい。
 好みからすれば、ドリルキックの「大頑頑脚」の方がいい、と思います。過去の戦隊ロボでは、「ターボラガー」のスクリューラガーキックを連想。機敏な動きを利用した足技を多用してくれると、絵的にも面白いなあ、と思います。


 そして、今回の象ハンマー。
 合体後よりも、合体前の象単独のサッカーアクションの方が見ていて楽しかったです。ゲキトージャの方も、サッカーアクションしてくれないかなあ。メイン使用者のランのメカも、右脚なんだし。
 まあ、そうなると、「ガオキングストライカー」とかぶってしまいますが。


 ともあれ、次回は、「ウナギ戦に風呂場で修行する格下ーズ」よりも、ハードに特訓する理央さまの過去に注目したいです。

PS:岡本美登さん演じる源さんにも注目だけど。