Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

スパクロ23章と、レイズナーと、真ゲッターの話

久々のスパクロ話

 

NOVA「何だか最近は、俺がスパロボ話に触れるたびに、『久々のスパクロ』って小見出しで始めている気がするな」

晶華「実際に久々でしょ? NOVAちゃんは4月半ばにアステロイド監視所に出張していたんだし。その間にスパクロやDD記事を続けていたのは、留守番の私たちだったんだから」

NOVA「今年は、新型コロナの影響で春に新作スパロボも出なかったしな」

晶華「いや、それは新型コロナは関係ないでしょ。ネオコロナは憎むべき悪の使者だけど、さすがに冤罪まで着せてはいけません」

NOVA「『必殺仕事人2020』をやらないのも新型コロナのせいだ」

晶華「どさくさ紛れに、何でもかんでも新型コロナのせいにする気?」

NOVA「こうして10年後に人々の記憶が風化した頃に、『スパロボは2017年にV、2018年にX、2019年にTまで出たのに、何で2020年は新作が出なかったの?』『ああ、その年には新型コロナでいろいろと自粛要請されてね』『なるほどね。スパロボも巻き込まれたのか』と、したり顔で語る輩が出て来るわけだよ」

晶華「本当にありそうな話ね」

NOVA「で、俺のこのブログ記事が証拠扱いされても困るので、正しい歴史を残しておこう。『2020年のスパロボと必殺新作は、新型コロナがどうこう言われる前から予定には挙がっていなくて、ファンの間で今年はやらないのかな、と残念がる声がちらほら聞こえた辺りで、コロナ禍が世間を覆うようになって、結果的にファンも今年は仕方ないかと諦めた』というのが、同時代を生きている人間の正しい認識である、と」

晶華「だけど、今、もしも仮に必殺が作られたなら、どうなるかしら?」

NOVA「江戸の街を疫病が大流行するという噂が駆け巡って、世間のみんながマスクを付けて、自粛を強要する悪人たちがのさばり、その陰でボロ儲けするわけだ。たぶんコロナは『粉露亡熱』とか呼ばれ、『そんな病は流行しません』などと言った真面目な医者が袋叩きされるか、それとも、実はそいつが悪人でマスクの買い占めに加担して、世間からマスクがなくなった途端、手のひらを返すように『やはり病気が大流行するぞ』と言い出したりするとか、まあ、社会風刺のネタはいっぱい考えられそうだな」

晶華「案外、『必殺仕事人2021』がそんな話になっているかもしれないわね」

NOVA「それを放送して、不謹慎だと言われなければ、まあ平和な時代ってことだな。コロナ禍が過ぎ去っていなければ、さすがにそういう企画は通らないだろうし」

 

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友だちって何?(What’s a friend?)な話2

こういう話の遠因

 

NOVA「さて、昨日の授業の続きだ。何だか思いのほかに長くなったので、考えを整理したくなった」

晶華「大体どうして急に『友だちとは何か?』なんて真面目なことを考えたわけ?」

NOVA「いや、俺は基本的に真面目だよ」

晶華「どうかしら。結構ふざけているように見えるけど」

NOVA「ふざけるのも一つの芸なんだよ。真面目一本じゃ息がつまるから、時には緩めて緩急自在な境地にたどり着いた」

シロ「緩急自在、それも時空魔術の技ですか?」

NOVA「シロ君は真面目に受け取ってくれるなあ。時に緩め、時に急き、一本調子でなく、のんびりモードと高速モードを状況に応じて使い分けるといったところか。ガンダムF91ヴェスバーという武装がVSBR、ヴァリアブル・スピード・ビームライフルの略なんだが、要するにスピードを高速モードと低速モードに切り替えられる銃なんだな。ゲームなんかだと単に威力の高い攻撃としか思われていないが、実はこの可変自在でトリッキーな使い方に俺は魅力を感じるわけだ」

晶華「うん、確かに話題の転換自在でトリッキーな記事を書きがちなNOVAちゃんっぽい武装ね」

シロ「トリッキー、すなわち忍術に流用できそうだ」

NOVA「そうだな。F91ガンダムの歴史で初めて『分身』という戦術を編み出し、しかも小型モビルスーツという特性もあって、忍者要素が強いガンダムと思う。もちろん、後にゲルマン忍者というストレートな属性を持ったガンダムシュピーゲルや、ゲームの世界でガンダムピクシー、さらにコミックの世界ではF91以前にも『Gの影忍』という違う世界観のガンダム作品が発表されたり、ガンダムと忍者は比較的相性が良かったりする」

シロ「つまり、忍術を極めるために、先生さまはガンダムが必要と考える。だからこそ、ボクたちにスパクロをプレイさせたんですね」

NOVA「そう、その通り。遊びの中に修行あり、というのは激獣拳の教えだ。10年ほど前は、俺は激獣拳など甘い、臨獣拳のスパルタ教育こそ真の修行の道と考えていたものだが、この年になると、それぞれの長所を折衷させることも大事だと悟るようになった。それこそ緩急自在」

シロ「おお、全てはつながって来るのですね」

晶華「でも、最初の質問にはつながってないわよ。何で友だちについて考えるようになったのかって」

NOVA「まあ、はっきり言いにくいんだけど、コメント欄に出没する怪人物がきっかけなんだよ。何ちゃら信者とか、別ブログではスーパーゲーマーKなんてドクターKのパクリネタでハンドルを変えやがって、だけど結局、バレバレで小賢しい輩を見ていて、『こいつは結局、NOVAの友だちになりたいから付きまとっているんだけど、やり方が完全に間違っているし、やってることがただの敵対行為にしかなっていない。バカだねえ』と思わざるを得ないわけだ」

晶華「ああ、だから友だちについて話をして、私たちへの授業という形で、未熟な若者めいたおじさんに道理を突きつけようって作戦なのね」

NOVA「いや、違う。『お前は俺の友だちにはなれない。何故なら……』という通告を突き付けようって話だ。と言うのも、奴の抱いてそうな友だち像と、俺の持ってる友だち像の乖離が甚だしすぎるから、奴に合わせようと思えば、俺が自分自身を捨てて破滅することになる。当然、俺は奴に合わせて身を捨てるつもりはないから、奴を切り捨てるか、奴に諦めさせるしかない。まあ、奴を俺と同じレベルに引き上げようと考えたこともあったが、結局は不可能だったと思うに至っている」

晶華「どうして?」

NOVA「この2年で、奴を切り捨てることを決意して、ブログ書きに邁進した途端、俺が生き生きとしているからだよ。『奴が俺に質問入りメールを度々出してくる→筆まめで親切な俺が、奴の無軌道な質問に真面目に答えてやる→奴が何だか感銘し、さらに次の質問を不定期に寄越してくる→奴はその関係が当たり前だと思い、遠慮せずに俺を辟易させる→俺はその間、ラーリオスを完結させるためにあれこれ考えるんだけど、奴に邪魔されてできないと気づく→そのうち、ラーリオスを書くのさえ嫌になる、などなど』が、2018年になる前の背景ストーリーだと思ってくれ」

晶華「ラーリオスって、その奴呼ばわりしている人が原案者だった作品よね」

NOVA「途中で奴は降りて、フォローしていた俺が責任を引き受けるようになったんだけどな。で、俺は『奴がラーリオスの原案者という立場だった』ということに敬意を評して付き合い続けたわけだが、最終的に『この男はラーリオスの原案者というだけで、そこに何らの愛着を持っていない』という結論に達した。まあ、ラーリオスについては、俺にとっては功罪相半ばする作品だが、書いているときは普通に楽しかったし、そのことで今さら奴を責めるつもりはない。良いことも悪いこともあった、まあ、その経験を思い出に変えながら、次にステップアップしようってことだな」

シロ「ずいぶんと達観されるのですね」

NOVA「だって、過ぎたことを悪く考えても仕方ないからな。むしろ、そこから自分が何を得たか、その経験をどう次に活かすかが大事。少なくとも、ラーリオス企画について、俺は世間に恥じることも責められることも何もしてないし、とにかく、その点は完全燃焼できたと思っているよ。

「奴がうちの特撮掲示板に『場違いな企画を持ち込んだ』ことも、俺がそれに個人的に興味を示して、今は亡き議論用の掲示板で創作設定会議ができるようにお膳立てを整えたことも、そこにK.Kさんという得難きネット仲間が助け船を出してくれたことも、そこでアイデアを出してくれた方々も(俺は大体全部覚えてるつもり。まあ細かいことは忘れているだろうし、エピソード記憶が改竄されている可能性も否めないけど、昔からリアル・フィクション双方の物語記憶保持力は超絶天才レベルでバカ高いと自負しているから)、全ては巡り合わせで、良縁だと考えている」

リトル「本当に覚えているのですか? 驚きですぅ」

NOVA「まあ、記憶と記録で再構成できることは多い、という話だ。そういうことができるから、俺は時空魔術師と自認しているわけだし。もちろん、記憶は往々にして、自分の都合のいいように辻褄合わせで改竄されがちなので、違う視点では別の解釈ができることも分かるけどな。創作芸の持ち合わせもあるから作り話も得意だし、妄想癖もあるから、100%の真実と強弁までするつもりはないし、その必要もないだろう。

「大切なのは、俺はラーリオスという作品にまつわる諸々を今でも大事に考え、覚えているし、原案者はそれについて語るほどの何かを持ち合わせていないことだ……というか、2年前にインタビューしたときは、異常なまでに忘れているという事実に、こちらが愕然としたくらいだ。残念ながら、原案者にとってのラーリオスの思い出は、俺と共同経験として話が盛り上がるものではなかったということだ。

「こう言っちゃ何だが、『俺と原案者の関係は、ラーリオスという作品を通じてのみ成立する』と俺の中では考えていたから、そこが原案者にとって保持されていない以上は、その関係は終わったと判断せざるを得なかったわけだ。ラーリオス企画が結んだ縁だから、原案者がラーリオス企画を捨て去った時点で終わっていいわけだけど、俺だけが一方的にこだわり続けたわけだな」

  

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友だちって何?(What’s a Friend?)な話

さらば、次元ドルイド

 

晶華「ハイラスおじさん、屋久島に帰っちゃったね」

NOVA「ああ。状況認識回路って何だかよく分からんパーツがショートして壊れたケイPマーク2を、島のドクター・ウルシェードに修理してもらうためにな。まったく、どうして突然、ケイPは壊れたりしたんだ?」

晶華「マーク2ちゃんは、結構、繊細なところがあるからね。NOVAちゃんが幼児退行した話を聞かされて、受け止めきれなかったんじゃないかしら」

NOVA「つまり、俺のせいかよ」

晶華「余計なことを暴露したハイラスおじさんのせいじゃない? だから責任をもって、マーク2ちゃんを修理に連れ帰ったのよ」

NOVA「そういうことにしておこうか。何だかんだ言って、子どもたちだけで留守番していたのをお世話してくれていたんだしな。そこには感謝してる」

晶華「記事書きには、ほとんど役立ってくれなかったけどね」

NOVA「まあ、そういうな。人には適材適所というものがある。ハイラスの専門は、文章書きではなく、TRPGでもなく、アウトドア・サバイバルと自然崇拝にあるんだから、雪山登山する時なんかには有用な人材だぞ」

晶華「NOVAちゃんは、雪山登山なんてするの?」

NOVA「しないな。俺の今のライフスタイルだと、野外で寝泊まりというのはまず考えられない。最近、外泊しようかと思ったのは、2年前の秋に台風の影響でしばし停電したので、電気が生きてる大阪のネットカフェに一時避難したときだったが、結局、泊まらずに帰って来たっけ。やはり、リアルで外泊は今だと抵抗あるな。その前は10年以上前の骨折入院生活にさかのぼるし」

晶華「ネットだと、TRPGのために一週間以上、別ブログに篭りきりだったのにね。寂しがってる娘を放ったらかしにして」

NOVA「リアルだと、いろいろしがらみもあるけど、ネットだと自由だからな。友だちの家だと遠慮するけど、自分の構築した別荘みたいな場所だと遠慮なく長期滞在できるわけで」

晶華「次に行くときは、私も連れて行きなさいよね」

NOVA「そしたら、誰がここの留守番をするんだよ。ケイPマーク1だって、翔花と共にいなくなったんだし。大体、留守番はお前一人じゃなかったろ? シロ君や、リトル君みたいな友だちが一緒だったんだし」

晶華「え? 友だち? 誰が?」

NOVA「誰がって、シロ君やリトル君はお前の友だちじゃないのか?」

晶華「違うわよ。シーちゃんは、お姉ちゃんの友だちで、私の料理の先生にして、時空魔術の妹弟子。リウ君はシーちゃんの弟にして、時空魔術の弟子見習い。友だちなんかじゃないわ」

NOVA「だったら、お前の友だちは誰なんだ?」

晶華「そんなのいらない。私にはNOVAちゃんとお姉ちゃんさえいればそれでいい」

NOVA「いや、それって寂しいだろう? 家族しかいないってことだし」

晶華「だったら、NOVAちゃんに友だちはいるの?」

NOVA「定義にもよるな。まあ、毎日顔を合わす学生時代のような連れはいないが、たまに誘ったり誘われたりする趣味仲間は普通にいるし、顔の知らないネット・フレンドなら毎週定期的に意見を交換し合っているのが現状か。まあ、いなければ作ればいいし」

晶華「作れるの?」

NOVA「想像力とサイコロと筆記具さえあればな」

晶華「そんなので作れるわけ? そもそも友だちって何なのよ? NOVAちゃんの定義を教えてよ」

 

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ただいま(I have come back)な話

久々の帰還

 

NOVA「今、帰ったぞ」

晶華「お帰り、NOVAちゃん。寂しかったよ〜(涙目)」

NOVA「こらこら、顔を見るなり、しがみついて来るな。まあ、緊急事態宣言が明けたから、多少は三密も緩めてもいいのかな、と思う俺もいるんだが」

シロ(父親に抱きつく娘。これが本来の父娘の姿か? 何だか羨ましい……)

 

NOVA「とにかく、お客さんの前なんだ。そう、みだりにベタベタ引っ付くな。こっちが恥ずかしい」

晶華「うん、だったら距離を置くね」

NOVA「ああ。俺はこういうスキンシップに慣れていない。どちらかと言うと潔癖というか、プラトニックというか、密接な暑苦しいコミュニケーションには拒否反応すら覚える。虫唾が走るという奴だな。まだ、相手が精霊少女だから許せるが」

晶華「距離をとっての関係性ならいいのね。だったら、くらえ、花粉症バスター!」

NOVA「ぐはっ、突然、何をする?(涙目)」

晶華「外出から帰って来たんだから、どんなウイルスに感染しているか分からないじゃない。だから、浄化してあげたのよ」

NOVA「花粉症バスターが、ネオコロナに対する浄化薬になるのか?(涙目)」

晶華「さあ? 物は試しって奴よ。おとなしく人類の医学の進歩に貢献しなさい、被験体1号」

NOVA「誰が被験体1号だ(涙目)」

晶華「NOVAちゃん一人の犠牲で、人類全てが救われるようなら安いものよ」

NOVA「俺が犠牲になれば、人類全てが本当に救われるのか?(涙目)」

晶華「さあ。分からないから試してみるのよ」

NOVA「それで本当に、俺が犠牲になったら、お前はそれでもいいのか?(涙目)」

晶華「NOVAちゃんが犠牲に……? もしも本当にそんなことになったら、私が正気でいられるはずないじゃない。NOVAちゃんを犠牲にするような世界なんて、消えてなくなればいい」

NOVA「こらこら、言っていることが矛盾しているぞ。俺の命は安いんじゃなかったのか?(涙目)」

晶華「安いわよ。人類全てにとってはね。だけど、私にとっては、かけがえのない大事なNOVAちゃんなんだから。プライスレスって奴よ」

NOVA「だったら、どうして、いきなり花粉症バスターなんて撃ってくるんだよ(涙目)」

晶華「これも愛情表現って奴よ」

NOVA「……いやな愛情表現だ」

 

シロ(父親に愛情の花粉症バスターを撃つ娘。これも本来の父娘の姿か? ……ボクにはよく分からないけど、愛情表現に花粉症バスターが必要なのだとしたら、頑張って習得しないと。だけど、どうすれば? ボクはまだまだ未熟だ)

 

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ザンボットとゴーカイジャーとビスマルク(スパクロ話)

祝・1万カウント達成(長文前置き注意)

(シロ註付記:スパクロ記事を早く読みたい人は、無駄に長い前置きを読み飛ばすことを勧めるニャ)

 

晶華「コンパーニュに少し遅れたけど、ここも先ほど来訪者の累計1万を達成できました♪」

ハイラス「カウント開始が2018年の9月からだから、約20ヶ月。つまり一月平均で500人ほどの集客数でござるな」

晶華「1日平均15人ってところね。個人サイトとしては、どうなんだろう?」

ハイラス「少なくとも、アステロイド監視所ことGTライフよりは順調な伸び数でござるよ。あそこは、2007年から立ち上げて13年間続いているにも関わらず、12386カウント。つまり、1年で1000人ほど、1日で3人という計算になるわけで」

晶華「でも、今みたいに記事を書くようになったのは2018年3月からじゃない。それまでは長らく放置されていたわけで。近頃のカウント数を見る限りは毎日10人ぐらいはお客さんも見てくれているみたいだし、多分ここと同じくらいの集客はあるんじゃないかしら」

ハイラス「最近の集客数が記事の更新頻度に比例するのなら、コンパーニュ>ここ>GTライフという形なのも納得でござる」

晶華「こことしては、GTライフの累計を越えるぐらいの頑張りを見せたいところね。アクセス数が毎日同じだったら、追いつくのは不可能だけど」

ハイラス「私としては、GTライフが古巣であるゆえ、向こうも頑張ってもらいたいが、NOVAどのにとっては、ここがメインのブログという位置づけでござるな」

晶華「だからと言って、ここにいつもNOVAちゃんが常駐しているとは限らないんだし、NOVAちゃんはこだわりの強いロールプレイヤーだから、『本人が他のブログに行っている』という設定なのに、コメントを書かれても、どう対応していいか困惑するらしいからね。NOVAちゃんがいない間は、私が留守番役としてコメントレスをしないといけないんだから」

ハイラス「その辺は、変なこだわりでござるな。今、定期的に(?)コメント入れる客人は、ほぼ一人に限定されておるようだが」

晶華「まあ、歓迎されないコメントだけどね。いちいちツッコミ入れずにスルーして削除して、読まなかったことにするのがベストな対応だとはNOVAちゃんも思っているみたい。だって、絶縁されたメール代わりと勘違いしているらしくて、記事内容と関係ない独り善がりな内容で、場を弁えていないのが丸分かり。例えば、本人はよしりん小林よしのり)信者と名乗っているけど、NOVAちゃんはその人について記事書きしたことは一度もない。小林よしのりでブログ内検索しても、今のこの記事しか引っかからないわ。知ってはいるけど、ほとんど興味のない人物なのよ」

ハイラス「それなのに、どうして、コメントで『ブログ主の興味のない話題』を振るのでござろうか」

晶華「そんなの私が知るか。『興味ないから、反論も何もせずにスルーしていたら、受け入れられたと誤解した』んじゃないかしら。まあ、コメント主さんは90年代に小林よしのり氏の政治マンガにハマって、それ以来、時事問題の師匠みたいに仰いだまま、関連知識をあまりブラッシュアップしないまま今に至る化石みたいな人だから、他の人に対しても威光がある人物と思いこんでいるのかもしれないけど、その名を出されてもNOVAちゃんは全く共感せずに、むしろ苦笑を浮かべて困った奴だなあ、と思うぐらい。

「まあ、小林氏については敢えて目くじら立てて反論するほどの人とも思ってないので(そこまで興味もないので)、スルーしてたけど、やっぱり『このブログが小林よしのり氏を推奨してる、という全くの誤解』をコメント欄から読みとられても迷惑なので、『あまりに執拗な小林よしのりプッシュは目障りなので禁じます』ぐらい言っておきますね」

ハイラス「キン肉マン車田正美氏についてはどうでござろうか?」

晶華「それは、興味あるから応対できるけど、やはりコメント付ける記事には合わせて欲しいわね。キン肉マンについて記事を書いていたから、その記事に乗せるようにレス付ける』『車田さんの話題が出たから、それを受けてレス付ける』 ブログのレスの付け方ってそういうのが当然だと思うのよ。ブログ主のその記事での関心と、コメント主の関心がうまくフィットしたからレスを入れてコミュニケーションを図る、というのが普通よね。ただ、コメント主は、記事内容とは関係なく、話題違いのボールを放り込んで来る。そういうのじゃブログ主との会話のキャッチボールが普通は成立しないわけよ」

ハイラス「そういう人物とNOVAどのは、どうして長年付き合っていたのでござるか?」

晶華「共同創作企画の縁、ということだけど、要するに共同創作に必要だから、相手とのコミュニケーションギャップも乗り越えようと、極力、理解するように努めたわけね。だから、その人のコミュ障ぶりや考えのおかしさのパターンも含めてNOVAちゃんは理解した。

「理解した結果、これ以上、付き合う価値はあるのかな? という判断で、『特撮ヒーロー話を一緒に楽しめるなら付き合える』『TRPG話を一緒に楽しめるなら付き合える』『スパロボ話を一緒に楽しめるなら付き合える』『その他、見ているTV番組などの話題がかみ合うなら付き合える』『趣味が合わなくても、本人の振ってくる話題が面白く、ためになるようなら付き合って得だ』『たとえメリットがなくても、受け応えのレスポンスが良い相手なら、心地よく会話できる』『そうでなくとも、個人のプライバシーについて過干渉だったり、質問を連発してうんざりさせて来ない相手なら、最低限の会話相手として接することができる』などなど、種々の条件を考え合わせて、譲歩に譲歩を重ねて今に至っている感じね」

ハイラス「人付き合いの条件をいろいろ考えた上で、それでもままならない相手なのでござるな」

晶華「もちろん、人間だから長所や欠点はいろいろあるのは当たり前ね。そして『こういう欠点があるから付き合わない』と短絡的に決めつけるのは、不寛容の謗りを免れないと思うわ。だけど、『この人とは会話が噛み合わない。話していても面白くないので、会話の労力が勿体ない。だから、付き合うことに意義を見出せない』ということはあると思うの」

ハイラス「それでも、相手がこちらに付き合いを求めてきた場合は?」

晶華「NOVAちゃんは趣味人だし、文章書きとしての自己顕示欲はそれなりにあると思う。そういう人間にとって『あなたの文章を読んでます』ってリアクションは非常に効果的よね。そして、NOVAちゃんはTRPGマニアで、『今、一番、力を入れているのは、マッスル太郎などのリプレイ記事』だから、例えば、キン肉マン関連の話をしたいなら、マッスル太郎と絡めてみるのが非常に有効だし、逆に『記事内容と関係のないコメントを入れられる』=『こいつは俺のブログ記事をろくに読んでないな。それなのに、いつもいつも変な質問をして来やがって。最悪だ』って心象になってしまうわけ」

ハイラス「要するに、『おお、この人は自分の記事を楽しんで読んでくれて、しっかり感想を書いてくれる。いい客人だ(ニッコリ)。ありがとう。こういう良き読者さんだったら、喜んで対応したいなあ』と思わせると勝ちでござるわけだ」

晶華「まあ、今のコメント主さんは、そういうブログ上での基本的な人間関係構築や関係修復もろくにできていないのに、付き合いが長い仲(だから何を書いても大らかに許される)と一方的に思い込んで、余計なプライバシーまで踏み込んだり、どうでもいい個人のお悩み相談なんかを持ち出したり、ネット上での付き合い感覚を見失っている気がするのね。そういう気心の知れた仲じゃないし、政治の話や宗教話なんかでは明確に対立しちゃう思想信条だったりするから、変に触れないのが賢明ってことも分からないみたいだし……」

ハイラス「コロナ禍で政治のあれこれを語ると、かえって立場の違いが浮き彫りになって、ギクシャクするという話も聞くでござるな」

晶華「公務員とサラリーマンと自営業と無職(生活保護受給者)と学生で、それぞれ見えている景色も違うわけだし、『コロナで大変だ』ってことでは同意できても、そこから踏み込むといろいろ考え方の違いも出てくるみたいね。ライブやイベントによく行く人と、そういう文化に理解のない人、アウトドア派とインドア派と、情報をワイドショーで受け取るTV派の人とインターネット中心の人と、いろいろと立ち位置が変わると意見も当然、変わってくる。

「私は花粉症ガールで引きこもりだから、実害はあまり受けていないけど、プリキュアの続きが見られないという点で被害者だし、お姉ちゃんがコロナ退治に出かけて行方不明なんだから、コロナムカつくって物申す権利は立派にあると思うけど、コロナで仕事を失った人から見たら、『何をしょうもないことを言ってるんだ?』とツッコミ入れられても文句は言えないわ」

ハイラス「そりゃ、生活苦に喘ぐ者には、呑気な精霊少女の気持ちなど知ったことか、となるでござるな」

晶華「呑気で悪かったわね。だけど、これが同じTV番組を追っかけている人同士だと話が通じてしまうのよ。NOVAちゃんに共感できるのは、『タイガの映画が延びて残念だ』とか『戦隊やライダーのストックはあとどれくらいだろう?』とか『学校の休校がお仕事に影響して大変そう』とか、そんな感じかな?」

ハイラス「『大変そうですね。頑張って下さい』までなら普通の社交でござるが、『経済的に大丈夫ですか?』などとネット上で尋ねてくるのは、踏み込みすぎというか、それを質問してくるというのは『ネット上で、自分の経済的な状況を平気で公開できる』という前提あってこそ、だと考える。自分が答えにくい質問を、相手にうっかりしてしまうのは、想像力の欠如と言われても反論できまいでござる」

晶華「まあ、この人にだったら悩みや自分の生活状況を打ち明けられる、というのはある種の信頼の証だろうけど、ネット上の公開された場所でやらかすのは愚かだと思うわね。どうしようもない愚かな人間と付き合って、あれこれ打ち明けるのは、それだけでリスクが大きいということでもあるし」

 

シロ「なあ、晶華。少し前置きが長過ぎないか? 今回の記事のタイトルとは全然関係ない話をさっきから延々と続けているが」

晶華「ああ、そうね。コメント対応に関する愚痴が出てしまったわ。なお、今、コメント欄に書かれて一番嬉しいレスは、『来客数累計1万人おめでとう』だから、そういうコメントがあれば、NOVAちゃんも私も喜ぶと思う。今後とも、空気の読めるコメントをお願いしますね」

 

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みどりの日の花粉症ガール

粉杉翔花のコロナクエス

 

翔花「ねえねえ、KPちゃん。私たちは今どこにいるの?」

ケイPマーク1『さあ。何やら次元のはざまに飲み込まれて、今がいつか、ここがどこか、ちっとも分からねえ』

翔花「私たちは世界を脅かす邪悪なコロナデーモンを倒しに来たのに、どうして次元のはざまに飲み込まれたりするのよ」

ケイP『それだけ、敵が恐ろしい奴だってことじゃねえか。時空を操作して、オリンピックもプリキュアも延期させたって噂だ。もしかすると、おいら達も明日の見えない、未来に到達できない停滞世界に閉じ込められたのかも知れねえ』

翔花「ふえーん(涙目)。私は屋久島で修行して、過去も未来も自在に飛び超える『時を翔ける花粉症ガール』になっていたはずなのに、気が付いたら力を封じられてしまっているのよ。これじゃ何のために修行したんだか分からないじゃないの」

ケイP『あの永遠の戦士として知られるエルリックでさえ、自分の住む次元とは異なる別次元に飛ばされると、黒の魔剣ストームブリンガーも十分な能力を発揮できなくなったと聞くぜ。どんなに強力な魔法使いでも、マナの枯渇した世界では魔法が使えない。TORGで言うところのリンク切れ状態に、おいらたちは陥っているんじゃないか?』

トーグ リヴァイスド エディション

トーグ リヴァイスド エディション

 

翔花「TORGって何よ? 私はNOVAちゃんじゃないんだから、TRPGのルールで説明されてもよく分からないわよ」

ケイP『TRPGのルールってことは分かるんだな』

翔花「だって、NOVAちゃんの部屋でルールブックの外見だけは見たもん。中身は読んでないけど」

ケイP『簡単に言えば、多元宇宙の侵略者が世界各地に現れ、イギリスは魔法ファンタジーの世界アイルに、フランスはサイバー教皇領に、エジプトはアメコミスーパーヒーローっぽい世界のナイル帝国に、東南アジアはホラー風味のオーロシュに、アメリカ合衆国は恐竜時代のリビングランドに、日本はハイテクサラリーマンの企業社会ニッポンテックに侵食されちまったんだ』

翔花「日本だけ、あまり変わってないような気がするけど」

ケイP『ニッポンテックは虚偽と陰謀を推奨する世界だからな。ただのサラリーマンのように見えて、実は企業忍者だったりするわけだ』

翔花「それって、こういう世界よね」

ケイP『まあ、日本のことはさておき、TORGとは多元世界の侵略によって、地球各地の常識がおかしくなった世界で活躍するストームナイトと呼ばれるヒーローたちのTRPGなんだ。彼らは自分たちの出身世界に由来する特殊能力を使うことができるけど、判定でファンブルなどを起こして、自分の世界のアイデンティティーを一時喪失することもある。それをリンク切れと称するんだよ』

翔花「つまり、リンク切れを起こすと、本来、自分の持っていた特殊能力を使えなくなったりするわけね」

ケイP『ああ、リビングランドに入ると、それまで走っていた自動車が走らなくなったりする。なぜなら原始世界のリビングランドには本来、自動車なるものは存在しないからだ。その世界のテクノロジーレベルを超える存在はまともに機能しなくなる。魔法のない世界では魔法が発動しにくいのと同じでな』

翔花「電波の届かないところで、携帯電話やスマホが使えなくなるのと同じこと?」

ケイP『まあ、電話機能やネットは使えなくても、カメラ機能やダウンロードして取り込んだ音楽の再生ぐらいはできるだろうけどな。TORGでリンク切れが発生すると、機械の能力そのものが働かなくなる。まあ、サイバー教皇領やニッポンテックのような科学技術レベルの高い世界なら別だが』

翔花「大体分かった。つまり、今の私たちはコロナの呪いのためにリンク切れを起こしてしまい、本来の力が十分に発揮できなくなっているのね。まさか、こんな厄介な能力を持っているとは思わなかったわ。これじゃプリキュアが負けたのも分かる気がする」

ケイP『もちろん、TORGはあくまでリンク切れの喩えだから、今の新型コロナとTORGが関係あるかと言われたら、全く関係ないんだろうけどな』

翔花「関係ない話をどうしてするのよ」

ケイP『そこに理由はない。あと、TORGと言えば、そこから日本ナイズされた多元宇宙RPGとして、カオスフレアについても語りたいって、おらのラーニングしたマスターNOVA成分がしきりに囁いてるが……』

ケイP『おそらく、新型コロナやみどりの日の話につながらずに脱線寄り道して、よけいに迷子になりそうなので、また別の機会にしよう。今は、このリンク切れ状態を何とかしないといけない』

翔花「うん、KPちゃんはナビ機能がダメになってるし、私は時空転移ができなくなってる。これじゃ行きたいところに行けずに、足止めをくらってるだけだもんね。まずは自分の居場所と敵の所在をはっきりさせないと、戦うどころじゃないんだから」

ケイP『索敵は戦闘準備として重要だよな。敵が何者で、どこにいるか分からなければ、どれだけ戦闘能力が高くても活かせっこねえ。敵を知り、己を知らば百戦危うからず、ってことだな』

翔花「まずは、このリンク切れ状態を直す。全てはそれからよ」

 

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ロードス・リプレイの話

次元ドルイドの来訪

 

晶華「ふうん。子どもたちだけで留守番させるのを心配して、引退していたハイラスおじさんがわざわざやって来たわけね」

ハイラス「いや、別に引退していたわけではないが。大地母神のガイア様の命に従い、屋久島守護の任に就いていただけで」

晶華「それでGMできる?」

ハイラス「いや、ゲームマスターなどしたことないでござる」

晶華「だったら何しに来たのよ。コンパーニュではリナ老師とゲンブさんがマッスル太郎4部を始め、アステロイド監視所ではNOVAちゃんがパグマイアで『ワンデルヴァーの失われた鉱山』ゴールデンウィーク記念で始めたというのに、ここだけ何もなしよ。ハイラスおじさんが本場のドルイ道シナリオを披露してくれるのを期待したのに〜」

ハイラス「しかし、ドルイドの能力に『TRPGゲームマスター』なるものは含まれていないでござるからなあ」

晶華「そんな風に融通が利かず、遊び心のないキャラだから、せっかくアステロイド監視所でD&D話をするアシスタントとして誕生したのに、お役御免で屋久島に左遷されちゃったのよ。しばらく顔を見ない間に、TRPG技能でも身につけたかと思ったら」

ケイPマーク2『ミストレス晶華。そんなにTRPGをしたいのですか?』

晶華「そりゃあ、リナ老師やNOVAちゃんが他所で楽しくTRPGをしているなら、私だってプレイに参加したいわよ。KPちゃんだったら、ロードス島戦記RPGのマスタリングくらいできるんじゃない?」

ケイP『ぼくにはできないけど、杉浦GMのリプレイ新作なら公開されていますよ。これでも読んでみては?』

www.4gamer.net

晶華「え? ロードスの公式リプレイ? 読む読む〜♪」

 

ハイラス「やれやれ。これでGMを強要されなくて助かったでござるよ」

 

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