ヒロイン・ウェルカム・バック
NOVA「今日は11月27日だ」
晶華「うん、毎月27日は、私の誕生日だね」
NOVA「しかし、本来は誕生日なんて、一年に一回、祝うものだろう? お前の誕生日は3月27日なんだ。それなのに、どうして、毎月祝わないといけないんだ?」
晶華「そんなの私が知るか。NOVAちゃんが勝手に決めて、祝っているだけじゃない。もちろん、祝ってもらえて嬉しいんだけどね」
NOVA「ああ、だったら俺も祝って欲しいよな。毎月26日ごとに」
晶華「NOVAちゃんの誕生日は2月26日だもんね。あと、3ヶ月我慢しなさい」
NOVA「いや、さすがにこの年になって誕生日ケーキが食べたいとか、誕生日プレゼントが欲しいとか言わないけどな。欲しかったら、自分で買ってるし」
晶華「とにかく、今日は27日の月ごとの誕生日。今回は何をくれるの」
NOVA「おお、お前の誕生日に向けて、頑張ってスパクロを9章まで終わらせた」
晶華「へっ? 何を言ってるの?」
NOVA「だから、お前の誕生日を祝うために、スパクロを頑張って進めたんだよ。少しは感謝しろよ」
晶華「私の誕生日とスパクロにどういう因果関係があるって言うのよ。ちっとも訳が分からない。スパクロはNOVAちゃんが好き好んでプレイしているだけじゃない。私のためになんて、なってないわよ」
NOVA「そう思うか。だったら、先月の27日を思い出してみるといい」
晶華「ええと、先月の27日はこの記事ね。あ、NOVAちゃんが朝からいなくて、私がAショーカに乗っ取られて、酷いことになっている。そうか、先月は誕生日を祝うどころじゃなかったんだ。だけど、今日はNOVAちゃんが一緒にいてくれる。私もAショーカの呪縛から解放されて、のんびり日常雑談を楽しめてる。これって、もしかして、私が願ったとおりの、バトルと関係ない平和な日常生活? NOVAちゃんが好きなことを語って、私がアシスタントガールとして毒舌ツッコミ入れたり、解説フォロー入れたりするハッピーライフってこと?」
NOVA「そうなんだ。11月の俺は、お前の日常を取り戻すために一生懸命に頑張ったんだ。それで勝ち取ったのが、今の生活。そう、夏以来、アナザーショーカのことやら、タイムジャッカーのことやら、次元嵐の後遺症やら、いろいろ狂った2018年の秋がようやく取り戻せた感じがする。ついでに言えば、この月はリアルで風邪を引いたり、喉がイかれて声を出しにくかったり苦労したんだぜ。それでも頑張って乗り越えた。たぶん、今年で3番目に苦労したんじゃないかな」
晶華「ええと、念のため、1番目と2番目は何?」
NOVA「当然、1番は停電の時だな。2番目は、春に花粉症で苦しめられた時」
晶華「って、花粉症で苦しんでいたの?」
NOVA「何、言ってるんだ。花粉症は苦しいに決まっているじゃないか。だから、その苦しみをハッピーに変えるために、花粉症ガールが生まれた。お前の誕生って、ネガティブをポジティブに変えたいと願う、俺の想いの結晶なんだぞ。だから、お前はハッピーガールじゃないといけないんだ」
晶華「そうか。私はNOVAちゃんのハッピーを願う気持ちから生まれたんだ。だから、私もNOVAちゃんのハッピーを願わないといけないんだね」
NOVA「分かってくれたか。それなのに、お前は闇に心を苛まれ、俺まで闇に引きずり込んで、吸血鬼にしようと狙ってくれたよな」
晶華「ああ、それは私じゃなくてアナちゃんだから。私は被害者よ、被害者」
NOVA「アナザーショーカは、お前の心の闇が生み出したんだろうが。だったら、お前にも責任の一端はある」
晶華「うう、ごめんなさい」
NOVA「まあ、責任のもう一端は俺にもあるんだけどな。俺は作者だし、アナザーショーカみたいな吸血美少女に萌える気持ちは、俺の心にもある。吸血花粉症ガールなんて存在は、俺の心の闇が生み出したとも言えるわけだ。だからこそ、その誘惑にたやすく乗って、ネガティブ街道を突き進むことには抵抗しないといけない。闇を抱いて、光となるオーブさんのサンダーブレスターみたいに」
ウルトラマンオーブサンダーブレスト
晶華「ああ、NOVAちゃんにとって、この11月は私の心の闇を浄化してくれた月になるんだ」
NOVA「そういうことだ。そして、スパクロでもヒロインが闇堕ちしたわけで、それを何とか浄化するところまでプレイしたいと考えるのは人情じゃないか? どうもタイミング的に絶望して闇堕ちしたヒロインが、お前にかぶってしまってな。彼女を連れ戻すまでプレイを進めないと、お前の誕生日が祝えない。そんな気持ちになっていたんだよ」
晶華「そういうことね。ちなみに闇堕ちしたヒロインって、どんな風なの」
【スパクロΩ】2体のフェール(パイロットパーツ)でライブカットインとオメガクロス
晶華「……完全に痴女ね。こんなの私のキャラじゃない」
NOVA「まあ、スパクロのオリジナルキャラは、どうもエロ方面に特化してる傾向があるな。もちろん、そういうのが好きなプレイヤーを課金させるための餌みたいなもので、全てのキャラがそういうわけじゃないんだが、と、一応、プレイヤーとして言い訳しておく。というか、こういう声ありの特殊キャラって、俺はまだ一つもゲットしていないわけだし。先日、ようやくプルツーをゲットして、現在育成中だ。残念ながら、声優さんが亡くなっているので、プルツーは声なしなんだが。バンクでもいいから、声が入らないかなあ」
【スパクロ】プルツー/キュベレイMk-II(プルツー機) - カットイン【機動戦士ガンダムZZ】
晶華「NOVAちゃんはプルツーが好きなの?」
NOVA「いや、別にプルツーが好きなわけじゃないんだが、姉・翔花とお前の関係を見ていると、プルとプルツーの関係に見えてな。無邪気な姉と、クールな妹と」
晶華「とりあえず、NOVAちゃんはスパクロをプレイしていても、花粉症ガールのことを念頭に置いていることは分かったわ。だったら、私もNOVAちゃんをハッピーにするために、スパクロの話に楽しんで乗ってあげる。それでいいんでしょ?」
NOVA「素直に『うわあ、NOVAちゃんのスパクロ話、楽しいよ。もっと、いっぱい話を聞かせて』と応援してくれたら、もっと嬉しいんだけどな」
晶華「そんなことを言ったら、NOVAちゃんがますます調子に乗って、スパクロ時空から帰って来れなくなるじゃない。それじゃなくても、無我夢中にハマり込んでしまう気質なんだから。NOVAちゃんを適度にクールダウンさせてあげるのも、私のアシスタントガールの務めなんだから」
NOVA「ああ、お前が暴走して、キシャーーーなんて叫ばなくなっただけでいいよ。そのまま、クールな知力の晶華を維持してくれ」
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