WショーカとShiny NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

『王子の対決』完全解析7(最終回)

最後の解析行(海の旅)

 

NOVA「今回で『王子の対決』の一連の冒険解析も終了予定だ」

晶華「魔法使いロタールの一人旅ルート5をまずは終わらせて……」

翔花「オークムート島での未通過イベントの確認をしてゴールだ、と」

NOVA「攻略記の5と6に対応しているので、そちらも参照するといいだろう」

晶華「1人で砂漠の旅は不可能なので、カラムダー港から海路でオークムート島に渡ろうとして、海賊に襲われたりしたわけね」

NOVA「海賊に降伏するとゲームオーバーなので、アイテムか魔法での対応を求められるわけだ。選択できるアイテムは以下のとおり」

 

  • エレクトロンの矢:一撃必殺の矢で海賊船を攻撃し、船を焼き尽くそうとする。しかし、海賊側も激怒して石弓の雨で反撃し、君に致命傷を与える。バッドエンド。
  • 赤い宝石:こすったり、キーワードを唱えたりして、何らかの奇跡が起こることを期待するが、ただの宝石は何の効力も示さない。君は海賊に捕えられて、奴隷にされる。バッドエンド。
  • 魔法のじゅうたん:ジンのところで入手したじゅうたんに乗って、空に逃げる。脱出成功。

 

晶華「ジンさんのところから、じゅうたんで脱出したときだけ、魔法の呪文を使わずに脱出できる、と」

NOVA「リスクを少しでも減らすには、これが最適解なんだな。魔法はどうしても6分の1で失敗するという危険性があるので、ここではじゅうたんゲットの方が、ジンを倒して『戦闘中の呪文の2回使用能力を得る』よりも、結果的には安定する。まあ、実プレイでは不運にも魔法発動に失敗したので、戦闘中以外でも2回使用可能、とルールを拡大解釈するというチート技でバッドエンドを回避したわけだが」

 

  • 飛行(3):空を飛んで脱出成功。
  • 影(1):地獄の影を召喚し、敵の船長を攻撃させようとする。しかし、海賊側も激怒して石弓の雨で反撃し、君に致命傷を与える。バッドエンド。
  • 呼吸強化(2):海に飛び込んで脱出を図るが、水中で鮫に襲われることに(技10、体6)。強敵を撃破して、初めて脱出に成功。

 

晶華「空から脱出するにせよ、泳いで脱出するにせよ、広い海でオークムート島に行き着くことは無理なので、結局、海賊から解放された交易船に引き返すことになるわけね」

NOVA「彼らも、船客や積荷の多くを海賊どもに持って行かれて、大変なんだよ」

晶華「だからと言って、無事に帰還した私を夜のうちに襲っていい理由にはならないわ」

NOVA「一部の愚かな船員に襲われて返り討ちにしたところで、船長との関係もギクシャクして、最悪の航海になってしまうわけだ。結局、船長は君をペレウス王国に下ろしたわけだが、一応、船の旅を続けることもできる」

晶華「確か、船が不運にも嵐で難破するって言ってなかった?」

NOVA「攻略記事とは別のイベントを見るということで、今回は難破ルートの顛末を確認するわけだ」

 

人魚の試練を越えて(ロタール1人旅ルート5)

 

NOVA「ペレウス王国からオークムート島へ向かう途上で、突然のスコールに遭遇した船はあえなく沈み、1人だけ運よく生き延びた君は水中から突き出た岩の端に何とかしがみ付いて、急場を凌いでいる。しかし、それも時間の問題かもしれない。呼吸強化の呪文(魔法点2)を使って、どこかの岸に泳いで行くか。それとも、岩にしがみついたまま悪天候が過ぎるのを待つか、の2択だ」

晶華「待っているだけだと、大波に流されてバッドエンドを迎える未来が見えたので、泳いで安全な場所を探すしかないのよね」

NOVA「程なく、大波に見舞われて、弱った君は水中に引き込まれる。呪文のおかげで水中でも呼吸ができるので、命拾いできたな、と思う。水中で周囲を観察していると、水の底に洞窟が見えた。そこを調べるか、それとも水面に戻って泳ぎ続けるか?」

晶華「泳ぎ続けると?」

NOVA「鮫(技10、体6)に襲われる」

晶華「それは勘弁願いたいので、洞窟に逃げ込むわ」

NOVA「うむ、洞窟に逃げないと、鮫を一体倒したところで、群れに襲われてバッドエンドだからな。海中洞窟に入ると、そこは人魚(マーマン)の棲家だったようで、彼らは君にテレパシーで話しかける。『異邦人よ、お前は聖なる貝殻を求めに来たのか?』 そうだと答えるか、船が難破して安全なところを探していると答えるかの2択だ」

晶華「正直に、後者だと答えると?」

NOVA「『外の世界から来た邪教徒め、死ね』と2体の人魚は手にした三又槍で攻撃してくる。技術点は9点と7点、体力点はどちらも6だ」

晶華「聖なる貝殻を求めている、と言う方が良かったわけ?」

NOVA「ああ。聖なる探索の途上にある者は、敬意を示してもらえる」

晶華「すると、攻撃してくる人魚たちを制して、こう付け加えるわ。『確かに、船が難破したのは事実だけど、私が聖なる探索行に挑んでいる途中なのも事実。私が求める品は聖なる宝石なれど、聖なる貝殻はその手がかりになるかもしれない。もう少し詳しい話を教えてくれないか?』と穏便に思念を伝える」

NOVA「彼らはどう対応していいか2人で相談しながら、君に槍を突きつけ、人魚の女王の元に連れて行こうという結論になった。そして、女王は君に曰く、『探索の旅人よ、あなたは望みを叶えるために、聖なる貝殻の試練を受けなければいけません。私の手にする巻き貝は、いくつの渦を巻いているのでしょうか?』 選択肢はゼロか、1か、2だ」

晶華「ゼロってことはないでしょうね。1?」

NOVA「正解だ。ゼロか2と答えると、試練に失敗して女王の魔法で処分されるバッドエンドだ。1と答えた場合のみ、〈聖なる貝殻〉が与えられ、貝殻の中には〈蛇の首環〉も入っている。これらのアイテムは、オークムート島で役に立つため、実のところ、こっちが攻略の最適解なのではないか、と思う次第」

晶華「そうなの? ペレウス王国の悪霊退治イベントを解決して、〈地獄の指輪〉を入手するのが正解だと思ってたけど?」

NOVA「後で吟味しよう。さて、人魚の試練はもう一つだけあって、女王は試練を果たした君にこう言うんだ。『これから、どこへお送りしましょうか?』と。選択肢は、陸地か、安全なところだが、陸地を選ばないとバッドエンドだ」

晶華「安全なところは、何が問題なの?」

NOVA「人魚たちが安全に生き物を保管隔離している魔法空間に飛ばされてしまうからだ。そこは確かに一生分の飲食物が蓄えられた安全地帯だが、外に出ることはできない引きこもり空間で、冒険は続けられなくなる」

晶華「じゃあ、地上に戻してもらうのが正解ってことね」

NOVA「地上に戻ると、一人旅ルート5が終結し、パラグラフ344番からオークムート島への橋に向かうことになる」

晶華「う〜ん、このルート、バッドエンド回数は多くて危険なのは確かだけど、正解の選択肢さえたどって行けば、ノーリスクで越えられるのよね。消費するのは、呼吸強化の魔法点2点だけで済むし、技術点11の悪霊と戦わされるペレウス王国ルートよりも楽なのでは?」

NOVA「確かに、攻略記事ではそちらが正解だと思っていたし、〈地獄の指輪〉も最後の謎解きで必須アイテムに近いと見なしていたが、別に数字情報に絡むわけでもないので、なくても何とかなると思う。あちらで他に入手可能なアイテムは、ペレウス王に渡さずに持ち逃げできる〈聖杯〉と、強敵の黒騎士を倒して入手する〈樫の葉の護符〉があるが、オークムート島ではどちらもゴミアイテムだ。後者は使う機会さえないし、前者は王家の尊厳を踏みにじったという理由で、体力回復不能神罰を被るからなあ。損得勘定で言うなら、人魚ルートの方が結果的に正解と言える」

晶華「バッドエンド数5回という危険はあるけど、パラグラフ選択で避けられるものばかりということね」

 

オークムート島の橋

 

NOVA「さて、砂漠を越えるか、海を越えたり魔法の瞬間移動の結果として、君たちはオークムート島に通じる長い橋の前に来たわけだが、門番のヒドラに対しては攻略記事で、クローディアが力技で粉砕するという手段で対処した」

翔花「力で勝てる相手なら、その方が手っ取り早くて後腐れがない。でしょ?」

NOVA「まあな。それが最適解と言えるかどうかはともかく、戦士らしい解決手段だとは言えよう。他の対処手段としては、運だめしに成功して、ヒドラの首にある鍵をこっそりすり取るか、交渉を持ちかけて、アイテム全てと引き換えに通してもらうかという手段があるが」

翔花「後者は論外だし。後に来るロザリンちゃんのことを考えたら、倒した方が手っ取り早いと考えたのは間違いじゃないでしょう。それができるだけの力を持っていたんだし」

NOVA「そうなんだよな。攻略最適解というのは確かにあるが、多少の有利不利を差し置いても、ロールプレイのためにあえて危険を冒すとか、力技で危険を踏み越えるというのは、人生の選択肢と同じでロマンに通じるものがある。まあ、ロマンじゃ飯は食えないという世知辛い事情も世の中にはしばしばあるが、ゲームの中ぐらい効率優先の最適解ではなくて、勇者らしいロマンを追求するのも悪くない。ストーリーゲームとは、そういうものを楽しめるものであるべきだ」

晶華「もちろん、ゲーム上の有利不利を考えることが間違っているわけでもないけどね。プレイスタイルは人それぞれで、そのスタイルが同卓の仲間たちを楽しませているかどうかが大事なんだと思う」

NOVA「で、このイベントを、魔法使いならどう切り抜けるかを考えてみたいんだが」

晶華「戦士みたいに脳筋ってわけには行かないのよね。運だめしに成功して、こっそり鍵をすり取るのが簡単だと思うけど、魔法だと以下のとおり」

 

  • 跳躍(1):ヒドラの頭を跳び越えようとして失敗。バトルに突入。
  • 浮揚(1):ヒドラの首から鍵をフワフワ漂わせて、入手しようとするが気付かれてしまう。バトルに突入。
  • 変身(3):運だめしに成功すると、ヒドラを体長数センチのトカゲに変えて、無害化できる。運だめしに失敗すると、ヒドラは強化され9本頭の完璧ヒドラ(技12、体12)になる。本作最強モンスターを自らの手で生み出したことに愕然としつつ、バトルに突入。

 

NOVA「結局、魔法もリスクが大きいので、クローディアがヒドラを退治したのは正解ってことだな」

 

戦士の最終試練までの道

 

翔花「さて、オークムート島での攻略だけど、クローディアは順調完璧に進んだから、特に後から語る内容はないのよね」

NOVA「確かに、これ以上ないぐらいに堅実に進めて行ったな。俺から付け加えるネタとしたら、3つのパワーストーンをどこで入手できたのか、という話題ぐらいだ」

翔花「パワーストーンは回復アイテムだけど、少ない方が先に最終試練に挑めるわけね。わたしは1つしか持っていなかったから、2つ持ってたロザリンちゃんよりも先に挑戦できて、勝利を収めたわけだけど」

NOVA「1つめのパワーストーンは、ジャングルで木の外側を登る際に遭遇したナマケモノを倒すと、入手できた」

翔花「ナマケモノって強いの?」

NOVA「技術点9、体力点8で、ゴリラよりは2点体力が低い」

翔花「パワーストーン集めに夢中になっていたら、獲物になってもらっていたんだけどね」

NOVA「2つめのパワーストーンはカメレオン男が持っていたな。戦わずに逃げていたなら、強制的に戦いとなって、技術点10、体力点6のカメレオン男とバトルになる。その時の戦利品がパワーストーンだ」

翔花「最終試練のキーナンバーを記した羊皮紙は?」

NOVA「手に入らない」

翔花「つまり、それだと手がかり不足になって、最終試練に失敗してバッドエンドだったってことね」

NOVA「結局、クローヴィスが最適解を選ぶなら、入手できるパワーストーンは1つだけだったということだな。サイクロプスを撃退して入手できるパワーストーンは取りこぼすことがないから」

 

魔法使いの最終試練までの道

 

晶華「ヒドラはお姉ちゃんが倒してくれたからいいとして、オークムート島でも苦労した思い出しかないし」

NOVA「まずは、コボルドの集団を切り抜けないといけないんだが」

晶華「《透明》の呪文に成功したのは良しとして、その後の運だめしに失敗したから、そのままだと見つかって、捕まって、バッドエンドになってしまうのよね」

NOVA「だから、ワンチャンスということで、《転倒》の呪文で脱出成功という裁定をしたわけだ」

晶華「魔法が2回使えるのはいいとしても、魔法点消費がかさむので、最後はギリギリで何とか切り抜けた形。最適解を選んでいれば、もう少し余裕を持てたのかしら」

NOVA「コボルドのイベントでは、以下のアイテムが使えた」

 

  • ひすいの小さな像:修道士から購入できるアイテム。役に立たない。
  • 蛇の首環:人魚の試練で入手。コボルドの首領が首に巻くと、蛇が動き出して毒牙で首領の喉を噛み殺す。さらに首環が巨大変身して、6メートル大の双頭ドラゴンに変わって、コボルドたちがパニックを起こしたために、悠々と脱出できた。
  • 樹液のビン:ロタール1人旅ルート1で、樹木の妖精を倒して入手。役に立たない。

 

晶華「攻略記事では、どのアイテムも持っていなかったから、魔法に頼るしかなかったわけだけど、結局、アイテムで状況を乗り越えるには、難破→人魚ルートを通るしかなかったってことね。そっちを進むのが最適解だった、と」

NOVA「魔法だと、こんな感じだな」

 

  • 魅惑(2):コボルドの首領を魅了するものの、すぐに部下が首領の正気を呼び戻させて、効果が無効になる。
  • 転倒(3):部屋の上下が逆さまになって、コボルドたちがパニックを起こして、悠々と脱出成功。
  • 透明(1):運だめしに成功すれば、悠々と脱出できたのに、まさかの出目11で失敗。ついていない時は、とことんついていない。運点10もあれば、安心してダイスを振れるものなんだけどなあ。

 

晶華「私の判断は間違っていなかったと思うけど、結局、ダイス目に裏切られた感じ」

NOVA「ともあれ、チート技も使って、何とか脱出に成功して、1つめのパワーストーンを入手した」

晶華「ここも差別よね。戦士側のパワーストーンは、複数の能力が同時に回復するのに、魔法使い側のパワーストーンは、技術、体力、運、魔法のどれか1つを1点だけ回復なんて、回復効果が低すぎる」

NOVA「それでも、魔法点を1点でも補充できたのは良かったじゃないか」

晶華「最後はもう魔法点が枯渇したら生き残れないような局面だったからね」

NOVA「海賊イベントで《飛行》2回で魔法点を3点浪費し、コボルドイベントで運だめしに失敗したために、もう一回《転倒》のために魔法点を3点浪費する形になったために、合計6点も魔法を無駄撃ちしたのが厳しかったわけだな」

晶華「でも、そうしないとバッドエンドなんだし、他にどうしようもなかったと思う」

NOVA「次に左右に分かれた道のうち、右を選んでクローディアと合流しようとしたわけだが、あそこで左を選ぶと、また違う可能性があった」

晶華「と言うと?」

NOVA「溶岩の上の橋のイベントと、その後の溶岩虫(パワーストーンに変化する)イベントをショートカットして、祭壇の悪魔イベントに行き着ける。つまり、パワーストーンを1つ受け取らずに済んでいたわけだ」

晶華「プレイしていた時は、パワーストーンが少ない方がいいなんて思ってもいなかったし、回復できるチャンスはありがたかったんだから。とにかく、悪魔に対処するためのアイテムと魔法の解析をしましょ」

NOVA「アイテムはこうだな」

 

  • 聖なる貝殻:悪魔がロタールを王として認め、〈穴の指輪〉を託して、通してくれる。おそらく、これが最適解。
  • 黄金の聖杯:悪魔のお気には召さず、ポイッと投げ捨てて、ロタールは殺害される。バッドエンド。
  • 白い花の実:悪魔に嘲られて、ロタールは殺害される。バッドエンド。

 

晶華「〈穴の指輪〉なんてあったんだ」

NOVA「問題が『地獄には穴がいくつあるか?』というもので、関係する指輪が〈1の指輪〉〈8の指輪〉〈地獄の指輪〉〈穴の指輪〉だが、正解の数字18を導き出すのに、後ろ2つは必要ない。さらに、〈地獄の指輪〉を入手すると、人魚の試練が受けられないので、〈穴の指輪〉も入手できない仕様だな。とにかく、オークムート島の試練をなるべく簡単にリスクなしでクリアするには、人魚の試練を果たして、関連アイテムの〈蛇の首環〉と〈聖なる貝殻〉を入手するのが最適解だったという結論だ」

晶華「プレイ中は〈地獄の指輪〉が必須アイテムだと思ってました」

NOVA「なお、魔法で対処するには、こんな感じだな」

 

  • 弱体化(1):悪魔には通じずに、返り討ちにされる。バッドエンド。
  • 幻影(2):悪魔に嘲られて、殺害される。バッドエンド。
  • 凍結(3):悪魔を凍らせることに成功して、難を逃れる。

 

晶華「結局、凍結させる以外、先へ進むことはできなかったわけね」

NOVA「そして、右に進めば、最終試練に突入するわけだが、左のルートでまだ未通過イベントがある」

晶華「オークムート島では、戦士が割と一本道なのに対し、魔法使いはルート分岐も細かい、と」

 

最後の未通過イベント

 

NOVA「まず、溶岩の上の石橋だが、戦士クローヴィスが渡ると問答無用のバッドエンド確定なんだが、魔法使いロタールが渡った場合は、運だめしに成功することで生き延びる可能性が出てくる。運よく溶岩流に乗って流れてきた冷たい玄武岩の塊に着地するんだな。そこでパワーストーンも手に入る」

晶華「まさか、そんな裏ルートがあったなんて」

NOVA「で、そこから祭壇の悪魔イベントに行き着くことも可能だ、と。ロタールの場合、1つめのパワーストーンコボルドイベントの後で確定的に入手し、2つめのパワーストーンは石橋イベントの後に溶岩虫との戦いで入手するか、石橋が崩れた後に足場の玄武岩の上で入手するか、という話になる」

晶華「3つめは?」

NOVA「祭壇の悪魔イベントの後で、左に進むと普通に道に落ちているのを拾うことになる。後は地獄の小鬼の群団(技9、体8)を退治するか、魔法で排除することで最終試練に突入できる」

 

  • 幻影(2):ロタールが屈強の戦士たちに守られている幻影に騙されて、恐れおののき逃げ出していく。
  • 眠り(1):眠りには耐性を持っているので、通用しなかった。普通に戦うしかない。
  • 凍結(3):冷気にも耐性を持っているので、通用しなかった。普通に戦うしかない。

 

NOVA「以上が、未通過イベントも含めた『王子の対決』の完全解析だな。たぶん、この作品に関して、これ以上の攻略サイト(ブログ)は日本にないと言ってもよかろう」

晶華「ナンバーワンにして、オンリーワンな攻略記事ってことね」

NOVA「問題はニッチすぎて、需要が全くないだろうということだな。将来、FFコレクションで復刊して攻略の需要が高まる可能性も低いだろうし」

翔花「で、次回は『王子の対決』解析EXってことね」

NOVA「最後の記事ネタは、ウルトロピカルのEX記事恒例のバッドエンドや攻略難易度の総括、そしてロタールの使用呪文の完全リストだな。ロタールの呪文総数は、戦闘用が12種類で、それ以外が25種類の全部で37種類になっている。ソーサリーの48種類には及ばないが、一冊のゲームブックでこれだけ多種多彩な魔法が使える魔法使いは稀じゃないかなあ、と思いながら、次回のEX記事でデータ的な蘊蓄話を仕上げて、いよいよ完結ってことで」

(当記事 完)