WショーカとShiny NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

『王子の対決』完全解析3

スカムダー川を越えて

 

NOVA「前回の記事では、同行ルート1と、クローヴィスおよびロタールそれぞれの一人旅ルート1までを総ざらいした」

晶華「同行ルート1は、スカムダー川の橋を渡っている途中で、弟のロタールが川に落ちて、別れ別れになったわけね」

翔花「一人旅ルート1は、スカムダー川の橋で待ち合わせしよう、と約束して、その後、約束を守って同行ルート2に来るか、約束を守れずに一人旅ルート2に向かうかのどちらか、と」

NOVA「一人旅ルート2では、攻略必須アイテムというか、最終試練の謎解きヒントにつながる羊皮紙と指輪を入手する都合から、もしも同行ルート2に入ってしまった場合は、2人共にバッドエンドがほぼ確定するわけだ。まあ、一度クリアして、謎解き番号を把握済みであれば、どのルートでも(死ななければ)攻略できるんだけどな」

晶華「それにしても、同行ルート1は割と簡単なのに、一人旅ルート1は選択肢を間違えると、どんどんひどい目に遭うという過酷な旅なのね」

NOVA「ソロプレイで楽に進めようと思えば、相方との約束にはこだわらない方がいいのだろうな。2人プレイなら、最初は同行ルートから始める方が攻略しやすいし」

翔花「つまり、同行ルート2は非推奨だ、と」

NOVA「よって、ソロプレイなら、クローヴィスは修道院イベントを選んで、そこから一人旅ルート2を目指すのが正解。ロタールは、オーガーをクローヴィスに送り込んでしまえば(最初から相方がいないなら、リアル人間関係がこじれることもない)、そのまま一人旅ルート2に容易に入ることができる。クローヴィスの蟻塚イベントと、ロタールの樹木の妖精イベントは、リスクだけがある茨の道という結論だ」

晶華「攻略の正解だけを求めるなら、外れルートってことね」

 

同行ルート2

 

NOVA「それでも、完全解析とタイトルを付けた以上は、外れルートだろうがチェックする記事なわけだが、それは兄弟との約束を守った信義あふれるプレイヤーのみが経験できるエピソードだ」

晶華「だったら、最初に同行ルート1を選べばいいだけよね」

NOVA「同行ルート1を選ぶと、同行ルート2が選べないのがネックなんだよな。ともあれ、同行ルート2はパラグラフ418番から始まる。スカムダー川の橋を2人で渡って、対岸の森への道を進んでいくと、やぶの向こうで甲高い声が言い争っているのが聞こえる。声を調べに行くか、このまま道を進んで行くかの選択肢だが、前者はレプリコーンのイベントで、後者は双頭巨人(エティン)のイベントが待っている。イベント順としては、レプリコーン→双頭巨人の後が同行ルート3に入って、帝国の徴税官と邂逅する展開だが、もしも途中で相方が死ぬようなことになれば、一人旅ルート2に切り替わることもあり得るな」

翔花「普通は、同行ルート2と一人旅ルート2は両立できないんだけど、兄弟が脱落したときだけが例外になるのね」

NOVA「同行中に相方が死ぬと、自分もいっしょに死ぬか、パラグラフの進む先が一人旅に切り替わるか、イベント次第で辻褄合わせが行われるんだな。だから、フローチャートも錯綜するんだよ」

晶華「解析が一筋縄で行かずに苦労したって言いたいわけね」

NOVA「まあ、イベント単位で分割すればいいんだけどな。まずは、レプリコーンのイベントをチェックしよう」

翔花「いたずら好きの妖精ね」

NOVA「捕まえようとすると、金貨を全て奪われて逃げられるので、外れ選択肢だな。ぶどう酒をトロールの宝箱から入手していれば、酒を飲んで仲良くなって、近くの虹に案内してくれるけど、虹は目立つので別にレプリコーンの案内がなくてもたどり着ける。そして、虹の4色の光のうち何色を調べるかの選択肢が出て、結果は以下のとおりだ」

 

  • 赤:エネルギーを浴びて、技術点を1点失う。他の3色を調べることになる。
  • 緑:双頭巨人イベントに瞬間移動させられる。
  • 青:徴税官イベントに瞬間移動させられる。
  • 紫:ロタールの運だめしで結果が分かれる。成功すれば、金貨40枚を入手できて、その後、徴税官イベントに飛ばされる。失敗すれば、金貨をレプリコーンに奪われて、収穫ないまま徴税官イベントへ。

 

晶華「赤が外れで、紫が当たり、と。金貨40枚ってのが大きいわね」

NOVA「問題はこのゲーム、徴税官イベントと直後の修道士からの買い物を除けば、お金を使う機会ってないんだよな。そもそも、街とか人の集落を訪れる機会さえ、ほぼない」

晶華「カラムダー市の港から船に乗ったけど、街をじっくり散策したりはしていないので、シティアドベンチャーではない、と」

翔花「基本は野外を旅するオープンアドベンチャーで、ときどき洞窟や建物といったミニダンジョンがあったりする」

NOVA「ソーサリーで言うなら、1巻と3巻に相当すると言ったところか。2巻はカーレの街を舞台にした都市冒険だし、4巻は序盤の山岳地帯を抜けた後は、敵の要塞を攻略するバルサスの発展形だから」

晶華「街で情報収集ってこともなく、テキトーに旅していたら、修道士さんがオークムート島へ行け、とか言って来て、最終目的地が示される、と」

NOVA「固有名詞のある地形って、スカムダー川とカラムダー市、オークムート島と、後は不毛の地にあるペレウス王国ぐらいか。ただ、それらがタイタンの地図のどの辺にあるかは今だに分かっていない」

翔花「地図があると、世界を旅しているって感じが膨らむのに」

NOVA「スカムダー川を越えるまでは、地図を作ろうと考えたんだが、その後は地図を書くのに意味がないことに気づいた。どんどん、いろいろな土地に瞬間移動させられるゲームだからな。結局、イベントごとに話を追って行くしかない」

 

晶華「そして、レプリコーンイベントからは、双頭巨人イベントか、徴税官イベントに話が続く、と」

NOVA「一人旅ルートからの合流もあるので、当記事では便宜上、徴税官イベントから同行ルート3に分けたが、同行ルート2からだと、3はそのまま途切れずにつながることになる。まあ、双頭巨人イベントを通過するか、ショートカットするかだな」

翔花「完全解析を謳うのだったら、ショートカットするわけには行かないでしょう」

NOVA「ここに入るには、レプリコーンイベントをスルーして、ふつうに道を進むか、レプリコーンを捕まえようとして金貨を全部盗まれるか、虹で青を選ぶという流れがある。パラグラフ353番で、双頭巨人に出会って、クイズを出されるんだ」

翔花「どんなクイズ?」

NOVA「巨人に頭がいくつあるか? という問いで、選択肢は1つか2つ」

翔花「双頭なんだから、2つに決まってるじゃない?」

NOVA「正解だ、通れと言われて、あっさりイベント終了。徴税官イベントに続く」

翔花「何それ? つまらない」

NOVA「このイベントを面白くしようとしたら、わざと1つと答えて、巨人を怒らせることになる。怒った巨人は、素早い動きで兄弟を袋に詰めて、今夜の食事にしようと言い出す。魔法を使って脱出か、他の方法を考えるかの選択になる」

晶華「仕方ないわね。まずは魔法を試してあげる」

 

  • 縮小(2):袋を縮めるものの、自分たちが締めつけられるだけで、自滅する。バッドエンド。
  • 幻影(2):巨人に自分たちが脱出したと見せかけて、動転させているうちに本当に脱出。徴税官イベントにつづく。
  • 腐食(3):袋を腐らせて脱出成功。しかし、怒れる巨人(技10、体10)と戦うことに。戦って倒せば、徴税官イベントへ。ただし、戦闘で相方が死んだ場合、一人旅イベント2へ進むことになる。

 

翔花「巨人と戦っても、戦利品はもらえないわけね」

NOVA「徴税官と会わずに済む。これが最大のメリットかもしれない」

晶華「相方が死んじゃった場合だけでしょ。それに相方が死ぬほどの激戦だったら、自分もボロボロになっている可能性が大きいし」

NOVA「技術点10ってことは、それなりに強敵ってことだもんな。FFゲームブックの主人公は、技術点10以上が普通って感覚でプレイしている人間も多いだろうが、最初の能力決めで1を出した場合、戦士で7、魔法使いで5だから、それで巨人と戦えば、まず間違いなく戦死すると思う」

翔花「技術点7の戦士で、本作をクリアできたら奇跡だと思うの」

NOVA「戦闘を避けまくって攻略できる作品ならいいんだけどな。魔法使いなら、魔法の使用で何とかなるとも考えられるが、魔法が6分の1で失敗するシステムだから、割と不安定。まあ、FFゲームブックをストレスなく楽しもうと思えば、最低でも能力値は期待値で、技術点10、体力点19〜20、運点10ぐらいから試してみるのがいいだろうさ。それでも困難だったら、上方修正してみるってことで。ともあれ、ラスボス戦あるいは攻略必須バトルを切り抜けられるほどの技術点は欲しいわけだが」

晶華「本作の戦闘難易度はどれぐらい?」

NOVA「技術点10以上の難敵との戦闘は、パラグラフ選択で避けられるから、敵が強くて大変ということはないな。その分、食料による回復量が少ないので、体力点に任せてゴリ押しという攻略は難しい。まあ、一時期のリビングストンみたいな最強能力値でも死ぬような激ムズ作品でないのは確かだ、戦闘面に関しては。バッドエンドの罠は結構多いと思うが」

晶華「魔法の選択ミスや、魔法の発動失敗で即死することもあるゲームだもんね」

NOVA「この巨人戦では、魔法じゃなくても脱出可能だ。その場合の展開は以下のとおり」

 

  • 巨人に有り金を提供する:巨人はお金に興味がないので、うるさいと一蹴されてバッドエンド。
  • 巨人に(入手していれば)ぶどう酒を提供する:巨人は喜んで袋から解放してくれる。そして、双頭のどちらの頭が酒を飲むかとケンカを始めるので、その間に悠々と脱出。徴税官イベントへ。
  • 剣で袋を切り裂いて脱出:巨人(技10、体10)と戦闘を行う流れ。その後の展開は、相方の生死によって決まる。

 

NOVA「まあ、普通にプレイしていれば、巨人戦で相方が死ぬケースは少ないと思うので、徴税官イベントに続くだな」

 

ロタール1人旅ルート2

 

晶華「さて、ここから先は、私たちがじっさいにプレイしたルートね」

NOVA「攻略記事では、ロザリンがうまく最適解を選んでいるから、手っ取り早く正解を知りたい人は、こっちを読むといいぞ」

晶華「攻略では、川に落ちて流された先からスタートね」

NOVA「他には、最初から一人旅を選んで、クローヴィスにオーガーを送り込んだり、自力で解決したりしながら、兄との再会の約束を守らなければ、こちらのルートに入る。ロタールは結局、川を渡ることができなかった話になるので、代わりにスカムダー川の流域にできた湖を渡ろうという話だ」

晶華「湖の水深は1メートルもないので、歩いて渡ることもできるけど、透明の毒魚が泳いでいるせいで、うかつに入ればバッドエンドになるのね。だから、渡し守さんたちと交渉することになる」

NOVA「渡し守さん曰く、この湖の通称は〈死の湖〉と言うそうで、彼らに頼むなら金貨6枚と、追加料金2枚を請求される」

晶華「そんなのはイヤなので、魔法を使うんだけど……」

 

  • 跳躍(1):ジャンプ距離が足りずに、湖の途中で着水し、毒魚に殺される。バッドエンド。
  • 飛行(3):無事に湖を飛び越える。
  • 水上歩行(2):無事に湖を渡り終える。一番、効率いい。
  • 真実看破(1):毒魚の話を疑って、渡し守にかけてみるが、その点で彼らは嘘を言っていないことが分かるだけ。あまり状況解決には役立たない。

 

晶華「ここで魔法が発動失敗すると、渡し守さんにお金を払わないといけないんだけど、成功して良かったわ」

 

NOVA「無事に湖を渡ると、パラグラフ209番。ここで湖の北岸という言葉があるから、兄弟は南から北に旅してきたことが分かるんだな。それまでは、自分たちがどっちに向かって旅しているのかも分かってなかったから、攻略記1に示した略地図は描きやすさを重視して、上から下に記載したわけだが」

翔花「川の上流が東か西かも分からないので、ロザリンちゃんがどっちに流されて行ったのかも、はっきりしない、と」

NOVA「限られた情報から適当に推察して、地図を仕上げるということも考えたが、そうする労力が本作では無駄だと感じて、断念した。やはり、マッピング意欲が湧くのは、東西南北の記載がきちんとマメに記された文章であって、また土地の位置関係が攻略上、重要になる場合だ。自分がどこを目指しているかも分からない行き当たりばったりの冒険では、地図を書く意味も感じられん」

晶華「スカムダー川の先は、地名も定かじゃないしね。とにかく北岸から森に入る道が左右の2本あって、私は左に進むと、妖精たちとのダンスに誘われて、ワイトと追いかけっこして、〈1の指輪〉を入手して、見事に最適解を選んだの」

NOVA「行動ナンバー27になって、相方と再会。同行ルート3に至るわけだな。ここで右を選ぶと、ドルイドイベントが始まるわけだが、先にそちらを見て行こう。妖精イベントの後に、ドルイドイベントに行き着くケースもあるが、それが思いの外にバッドエンド地獄らしい」

晶華「そっちに行かなくて良かったわ」

 

NOVA「ドルイドたちはストーンヘンジに集まって、儀式を行なっている最中だが、慎重に隠れて様子を伺っていると、あっさり見つかってバッドエンドだ」

晶華「いきなり? 本作のドルイドは危険な人たちね」

NOVA「D&Dで定着した、穏和な森の隠者ではなくて、もっと過激で野蛮な異教徒というイメージで描かれているな。自分たちの風習に合わせる相手なら受け入れるが、そうでなければ平気で死ね、と言ってくる。いや、言葉より先に実行する過激派と言った方がいい。このドルイドのせいでバッドエンド回数が量産されることに」

晶華「どうしたらいいのよ?」

NOVA「正解選択肢は、堂々と姿を現して悪意がないことを示す→彼らのジェスチャーをマネする(言葉で自己紹介すると、話が通じずにバッドエンド)→彼らが地面に描いた太陽のシンボルに対して、月のシンボルを描いてみせる(「太陽ですね」と口を開くと、バッドエンド)→質問に対して、太陽が王で、月が女王だと答える(違う答えを返すと、バッドエンド)→儀式への参加を認められて、蔦を火に投げ入れる(ヤドリギを投げ入れると、バッドエンド)→予言の儀式に至るという流れだ」

晶華「ええと、ドルイド絡みだけで、5つもバッドエンドが続くのね」

NOVA「101へ進め、と言われたらバッドエンドだな。とにかく、部外者が異教の風習を完璧に理解するのは困難だってことを体験させてくれる」

晶華「うちのドルイ道おじさん(ハイラス)が、そんな偏狭な人じゃなくて良かったわ」

NOVA「ともあれ、ドルイドイベントをクリアすると、4つのゴブレットを渡され、中の液体を飲むように勧められる。それによって、未来が占われるらしい。4種類の予言は以下のとおり」

 

  • 石のゴブレット:どこかの宿屋で、兄ともども人肉食の犠牲になる。
  • 銀のゴブレット:生贄の儀式で火あぶりにされている自分。そこに押し寄せる騎士団がドルイドたちを襲撃し、同じ火に追い込む。恐怖の叫びと、苦痛のうめき。
  • 水晶のゴブレット:黄色い炎に手を伸ばし、緑の宝石をつかんだ自分が王になる。
  • 金のゴブレット:青い宝石をつかんだクローヴィスが王になる。自分は白い宝石3つを抱えたまま、絶望にさいなまれる。

 

晶華「何だか、4つ中3つも外れ予言があるのね。宿屋の人肉食は心当たりがあるし、緑の宝石というのは最後の攻略のヒントになってると思う。他は意味不明」

NOVA「最後の白い宝石は、たぶんパワーストーンだと思うな。パワーストーンを3つも持つと、王位から遠ざかるということかな。謎なのは、2番めの火あぶり。そういうシーンは本作ではなかった」

晶華「危険なバッドエンド地獄を抜けて、得たものがわずかばかりの不吉な予言しかないなんて、ここは明確な外れイベントね」

NOVA「そりゃ、当たりが妖精から〈1の指輪〉を入手することだからな」

 

晶華「では、妖精イベントをもう一度、振り返りましょう。妖精のダンスに加わると、うっかり女王の冠を壊してしまって、魔法点をゼロにされた時はどうしようか、と思ったわ」

NOVA「冠の修復のためには、ワイト(技10、体6)を倒さないといけない。ワイトの潜む洞窟を探検することになるわけだが、ミニダンジョンの広い通路には割れ目があって、運だめしに失敗するとバッドエンドになる」

晶華「運だめしに成功するか、最初から正解の狭い通路を選ぶと、ワイトと戦うことになるんだけど、技術点10で魔法も使えないんじゃ、厳しい戦いになるわね」

NOVA「最大技術点10の魔法使いだと、リスクも大きいよな。だから、洞窟に入らずに、ワイトを外に誘い出して、夜明けまでの時間稼ぎのチェイスを行うのが最適解というわけだ」

晶華「丘に登るのが正解だったのよね。もしも、森に逃げ込んだら?」

NOVA「ワイトに追いつかれて戦闘になるんだが、その際、疲労困憊で技術点マイナス3のペナルティーを受ける」

晶華「そんなの勝てるわけないじゃない。運よく正解を進んで良かったわ」

NOVA「ああ、見事にここでは正解を選んでいたんだな。一手まちがえると、簡単にバッドエンドに陥るところだった。チラチラ未来予知をしながら、攻略していたことは見ないフリをしておこう」

晶華「それもデッドリーなゲームブック攻略を楽しむコツよ(きっぱり)。で、〈1の指輪〉をゲットして、魔法点も完全回復してもらって、めでたしめでたし、と」

NOVA「妖精イベントの後で、狭い道を選択すると、前述のドルイドイベントに至るが、リスクばかりが大きくてメリットがほぼないので、広い道を進むのが正解だな」

晶華「つまり、パラグラフ367番で行動ナンバーを27にすることね」

 

クローヴィス1人旅ルート2

 

翔花「では、次はわたしの番。スカムダー橋を渡ると、愛馬が待ってくれていたのが不思議ね」

NOVA「ついでに、一人旅ルート1でアリジゴクの罠で馬が死ぬイベントもあったんだが、すぐに野生の馬を見つけて、乗りこなすことに成功。途中経過はいろいろあるが、橋を渡るにせよ、渡るイベントが有耶無耶になったにせよ、パラグラフ100番から馬に乗った状態で、一人旅を続ける形になる。道は東西に分かれるが、クローディアは西へ進んだんだったな」

翔花「うん、願いの井戸に到着したわ」

NOVA「それが正解だったんだが、ここでは先に東へ進めてみよう」

翔花「何が待っているのかしら?」

NOVA「本作では珍しい人の集落、とある村に到達する」

翔花「へえ、村ってあったんだ。てっきり広野ばかりだと思っていたわ」

NOVA「あまり良い村とは言えないんだけどな。村外れでは、老女がさらし台に縛りつけられて、村人から石や腐った果物を投げつけられている」

翔花「おばあさんが何をしたって言うの?」

NOVA「『お前には関係ないぜ、よそ者。まあ、楽しみに加わりたいなら好きにしな』と村人は言う」

翔花「人に何かをぶつけるのが楽しみだって言うのなら、そういう無法は許せないわね。おばあさんを助けようとするわ」

NOVA「だったら、運だめしを求められる。成功すると、老婆を助け出して、お礼に〈ウサギの足のお守り〉をもらって、運点2が回復する」

翔花「これはこれで当たりイベントっぽいわね」

NOVA「ついでに、楽しみを奪われた村人から逃げるために、さらに運だめしを求められる。成功すれば脱出に成功して、パラグラフ367番、状態7になって一人旅ルート2が終了」

翔花「あら、何だか呆気ないわね」

NOVA「順調に進めば、こんなもんだな。しかし、運だめしに1回でも失敗すると、老婆を救出した代わりに、クローヴィスが村人に捕まって、さらし台に縛られる。馬も、金貨も、背負い袋も村人に奪われ、帰って来ない」

翔花「何て悪辣な村人なの!?」

NOVA「ついでに、老婆の件をスルーして宿に泊まろうとしても、馬泥棒にあって、ついでに金貨も食料も、馬の背に乗せて運んでいたから、全て失う」

翔花「ひどい。最悪な村ね」

NOVA「それと、郷に入らば郷に、の精神で、村人に混じって老婆にトマトをぶつけるという選択肢もあるが?」

翔花「わたしは、そんなことをしない」

NOVA「そりゃ、そうだな。まあ、それをすると、実は魔女だった老婆に呪いをかけられて、顔にできものがいっぱいできる羽目になるんだが」

翔花「何、その醜悪なイラストは?」

NOVA「グロックさんに、クローディア風のイラストを描いてもらったら、こうなった」

翔花「いや、クローディアはそんな目にあってないし」

NOVA「あくまでIF展開で、どんな絵になるかな、と好奇心で描かせてみた次第だ」

翔花「とにかく、この村を訪れるメリットは少ないってことね」

NOVA「一番いいのは、魔女の老婆を助けて、運だめし2回に成功して、〈ウサギの足のお守り〉をもらうことだな。そのアイテムは後でのイベントでも役立つし。他には、村人からの扱いに憤慨して、蜂蜜酒を盗み取ることもできるが、ただの鬱憤ばらしでしかない」

翔花「だったら、この村に寄らなくて正解だったってことね。〈ウサギの足のお守り〉が何の役に立つかは、後のイベントで見るとして」

 

NOVA「それでは、パラグラフ175番の願いの井戸だ。ここから北に進むと、ドッペルゲンガーみたいな魔法の鏡像と戦うことになる。技術点と体力点が自分と同じ強敵だ」

翔花「技術点はともかく、体力点まで同じなんて、ひどい」

NOVA「勝率2分の1ってことだからな。運よく勝ってもボロボロにされるから、クソイベントかと思いきや、倒すと技術点、体力点、運点がフル回復するから、勝ちさえすれば何とかなる。問題は、修道院で鏡を入手していないと、自分の鏡像を倒した際の呪いで自分も消滅してしまうというバッドエンドで、リスクが大きすぎるので、お勧めはしない」

翔花「南へ行くのが正解ということね」

NOVA「一応、完全に正解なのは、欲張って井戸の中の金貨を盗もうとすることなんだけどな。運だめしを要求されて、失敗すれば、欲張りの罰で金貨を全部失ってしまう。代わりに、井戸の底で巨大ヒキガエル(技8、体8)を撃退すると、最後の謎解きの手がかりとなる羊皮紙を入手することができる」

翔花「これがパラグラフ74番の羊皮紙ね。なくても何とかなったけど」

NOVA「なお、運だめしに成功すれば、井戸の金貨を2枚だけ入手して、自分の手持ちの金貨も失わない。羊皮紙集めにこだわるなら、それが最適解になるだろうな」

翔花「だけど、わたしは井戸に金貨1枚を入れて、北が危険だと知ったし、ロザリンちゃんとの再会を望んだから願いが叶った。ここで井戸の中の金貨を盗もうって発想は、あり得なかったわ」

NOVA「クローディアの物語としては、それで良いんじゃないか。あくまで今しているのは、個人のロールプレイ以外のIFの可能性を語っているだけで。少しでも多くの金を稼ぐことを目指すプレイスタイルだってあるだろう」

翔花「お金を稼いでも、徴税官に持って行かれるだけだし」

NOVA「このゲーム、あっさり持ち物が全部なくなるイベントがいくつもあるんだよな。幸い、俺たちのプレイではそういう羽目に陥らなかったが、人様の攻略でそういうイベントに引っ掛かったのを読むと、大変だなあ、と思うばかりだ」

 

翔花「井戸から南へ行くと、魔女の声が聞こえて来るので、そちらへ向かうと戦うことになる(技10、体4)。倒して〈ほうきの柄〉をゲットしたのが、わたしのプレイ」

NOVA「魔女の声をスルーしても、道が折れ曲がって、結局、魔女の居場所に導かれるんだな。その場合、魔女が十分な準備をしていたので、運だめしを求められる」

翔花「成功だと?」

NOVA「魔女が魔物を召喚したので、危険だと判断して見つかる前に逃げることにする。運だめしに失敗したときだけ、魔物(技9、体12)と戦うが、魔女はすばやく逃げてしまうので、何も入手できない」

翔花「それで状態7になって、兄弟再会に至るわけね」

 

同行ルート3

 

NOVA「同行ルート2から、あるいはそれぞれの一人旅から合流すると、嫌でも出現するのが眼帯付けた貪欲そうな見た目の徴税官だ」

晶華「グロックさんに描いてもらうと、そんな感じなの?」

NOVA「キーワードは『眼帯、悪党面、豪華な衣服の徴税官』だ。なお、ここで馬が徴収されて徒歩の旅になる。もしもソロプレイで徴税官に出会わなくても、パラグラフ2番の一人旅ルート3で馬が逃げてしまうので、辻褄合わせができる。なお、クローヴィスに限り、パラグラフ2番は手持ちの金貨も全てなくなってしまうという憂き目に」

翔花「それまでいくら稼いでいても、意味がないってこと?」

NOVA「ロタールと2人プレイの場合は、徴税官に支払う金貨5枚で済むから、マシかもしれんが、その後、同行ルート3は、絞首台イベント、死の予言イベント、運命の3魔女イベントに通じて、それから各々の一人旅ルート3に入るのは攻略記の通りだ」

晶華「だったら、繰り返す必要はないわね」

NOVA「一応、絞首台に行く代わりに、丘への道を進んで、スカットリーイベントという未プレイネタがある」

翔花「スカットリーって?」

NOVA「『超モンスター事典』の記載によると、グレムリンもしくはトログロダイトの親戚らしいイタズラ妖精だ。地下に穴を掘って、旅人から持ち物を盗み取る習性がある。なお、そちらでの記載では技6、体6という弱いデータなんだが、『王子の対決』では技術点が8とか9に強化されている。たぶん、狭い巣穴で戦うというペナルティーがデータに反映されているのだろう」

晶華「何で、そんな連中の巣穴に潜り込んで戦うのよ?」

NOVA「野営中に持ち物を全部盗まれてしまったんだ。何とかそれを取り返さないといけないんだが、魔法を使うか、巣穴に入るかの選択肢が出る」

晶華「だったら、魔法を使うに決まっている」

NOVA「すると、以下の結果になるな」

 

  • 火の玉(2):巣穴に火の玉を撃ち込むが、中に入らないと効果が不十分。穴に入ることに。
  • 発見(1):奪われたアイテムが発見と同時に手繰り寄せられて、取り戻すことに成功。
  • いぶり出し(3):スカットリーの巣穴が大混乱に陥り、ほぼ全員が巣穴から逃げ出した。その隙に、奪われたアイテムを取り戻す。

 

晶華「やっぱり、魔法で解決というのが手っ取り早いわね」

NOVA「6分の1で失敗しなければな」

晶華「それにしても、ここでは火の玉が使えるのに、戦闘中に使える魔法には入ってないのね」

NOVA「とっさに撃ち放つには、詠唱時間が掛かりすぎるのかもな。ところで、『超モンスター事典』には、スカットリーの説明の項で、『ロタールが《反転(インヴァート)》の呪文で盗まれた品物を取り返した』と記されているのだが、おそらくオークムート島のコボルド集団のイベントと呪文名を混同している可能性があるな」

翔花「いぶり出しは英語で何て言うの?」

NOVA「スモーク・アウトと辞書には載っているが、まあ、些細なミスだから気にしない。せいぜいマニアックなトリビアネタとしておこう。それよりも、このスカットリーの巣穴はミニダンジョン形式になっていて、2人で中に潜っても、戦えるのはクローヴィスだけということになっている」

翔花「クローヴィスさんが負けたら、装備を取り返せないってことね」

NOVA「ロタールは衣服と杖だけで旅を続けなければいけない」

晶華「食料もないのでは、体力点の回復もままならないってことね」

NOVA「ともあれ、クローヴィスがスカットリーの番兵2人を撃退すると、よく使われた通路と、あまり使われていない通路の2択になる」

翔花「本当にダンジョンね。だったら、よく使われている方を選ぶに決まってる」

NOVA「まあ、普通はそうだろうな。使われていない方を選ぶと、割れ目にハマってバッドエンドだ」

晶華「ひどいゲームね」

NOVA「さすがはマーティン・アレンと褒めておこう。正解を選んだ次は、右か左かを選ぶ。一応、手掛かりとしては左手から武器をかちゃかちゃ鳴らす音が聞こえて来る」

翔花「だったら、左ね。戦って切り抜ける」

NOVA「2体のスカットリー(技8、体6)を倒した後、奥からさらにたくさんの敵が来ると分かって、撤退して右に進むことになる」

晶華「つまり、左は外れってことね」

NOVA「右に進むと、通路が木の根っこに塞がれて、狭くなっている。木の根を剣で断ち切るか、それとも狭い隙間を無理やり通り抜けようとするか」

翔花「花粉分解ですり抜ける」

NOVA「クローヴィスも、それからクローディアも花粉症ガールじゃないから、それは無理です」

翔花「仕方ないわね。木の根を斬るのは、植物の精霊少女のわたしが取るべき道ではないので、狭くても、頑張って通り抜けるわ」

NOVA「正解だ。木の根を斬ると、巣穴を支えていた礎を失って天井が崩れて来て、バッドエンドになってしまうもので」

晶華「ミニダンジョンなのに、バッドエンドが2つもあるなんて、デッドリーすぎる」

NOVA「ともあれ、そこを通過すると、盗まれたアイテムを置いた小部屋に行き着いて、無事に取り戻すことができた。その後は、上手く脱出できてイベント終了。この後は、さらに同行を続けて、運命の三姉妹イベントに入るか、それとも一人旅に入るかを選べる」

晶華「運命の三姉妹はリスクもあるので、攻略としては避けた方がいいのよね。入手できる猫目石の情報はもう持ってるわけだし」

NOVA「と言うことで、次の記事は、一人旅ルート3からスタートだ」

 

おまけ:死の予言の確認

 

NOVA「では、当記事の最後に、骸骨姿の死神が提示した3択の予言の確認をしよう。まずは、クローヴィス」

 

  1. パンを焼く匂いが広がるなか、老女に突進する自分を幻視*1
  2. 流砂に飲み込まれるも、近くのナイフに手が届かない。
  3. 赤い鎧を着ている自分。しかし、穴に落ちて窒息する。

 

翔花「クローディアが見たのは、赤い鎧なのよね。だけどクリアしているのに、予言の意味がちっとも分からない。未通過イベントがそれだけあるってことね」

NOVA「まあ、後で答え合わせをしよう。次はロタールの方の予言だ」

 

  1. 石橋に立つ自分。突然、橋が崩れて真下の溶岩に投げ出される。
  2. バジリスク、もといコカトリスによる石化の力を幻視する。
  3. ガスのたちこめる沼地を歩く自分。明るい光に向かうと、深みにはまる。

 

晶華「私の方は、全て心当たりがあるわ。全部、経験済みのイベントばかり」

NOVA「すると、今後の解析記事は、クローヴィスの予言3つがそれぞれ何を意味するのか、確認する作業も行うとしよう」

(当記事 完)

*1:これ、パンがパイのことだったら、人肉料理の宿屋のおかみのことだと思われ。他には該当するイベントが考えられない。