Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ベターマンとガオガイガー(DD第2章パート9その1)

31周年を祝いつつ

 

NOVA「前回の記事では、スパロボ31周年を祝っただけで、中身は違う方面の記事だった」

翔花「イフリートさんとか……」

晶華「上総介さんとか……」

NOVA「まあ、スパロボ31周年をタイミングよく祝わないといけないという気持ちばかりが先立ち、肝心のゲームをプレイしていなかったから、エンジンが空回りしていたと言えよう。だから、とりあえず今回はDDを先にプレイしたわけだ」

翔花「スパロボ30より、DDを優先したわけね」

NOVA「30の方が分量ありそうだからな。一度ハマると帰って来れなくなりそうだから、先に手軽に終えれそうなDDに手をつけた。おまけに、30は待ってくれるけど、DDは期間限定ネタが多くて待ってくれないからな。とりあえず、スパロボ誕生日記念のガシャにクリスタルを注ぎ込んでみたわけだが……」

晶華「何か面白いネタはあった?」

NOVA「俺はマッハドリルに期待したのに、なぜか同時実装のグレートブースターばかりが出て来るんだよな。グレートブースターが4回も出て来るなんて、偏り過ぎもいいところだろう。そのうち一回でも、マッハドリルが来たら大当たりでハッピーになれたのによ」

翔花「グレートブースターさんに愛されているのね」

晶華「マッハドリルさんには愛されていないのね」

NOVA「ああ、何だか三角関係みたいだな。グレートブースター→NOVA→マッハドリルって」

翔花「こうなったら、自分に振り向いてくれないマッハドリルさんのことは諦めて、グレートブースターさんと結婚するしかないわよ」

晶華「いいえ。諦めたらそこで試合終了よ。マッハドリルさんに想いが届くその日まで、クリスタルを費やし続けるのがマニアの心意気ってものでしょ。NOVAちゃんのマッハドリル愛が今こそ試されている」

NOVA「いや、俺は今ではなく、未来に賭けようと思う。そのうち鋼鉄神ジーグの方でもマッハドリル実装の時が来るだろう。その際に、旧ジーグのマッハドリルも復刻ガシャが来て、的中率が上がると見た。その時に備えてガシャ用のクリスタルを温存する戦略だ」

翔花「とにかく、今はマッハドリルさんに片想い中で実らずにいるNOVAちゃんってことね」

NOVA「まあ、恋愛劇は実る前が花だって言うしな。欲しい物も入手する前はワクワクできるけど、いざ買って一通り堪能したら興味は次に移って、たまに思い出して遊んだり懐かしんだりするのが趣味の道。その時その時の旬を消化したり、誰かとその話題で盛り上がったり、いろいろと作品愛やキャラ愛、ゲームシステム愛やエピソード愛を示して、愛に共感してもらえたり、互いの愛を披露し合ったりして、祝祭愛情空間を構築するのが趣味談義だと思うな」

晶華「趣味を楽しむのに、これだけ時間やお金、想いや情熱を費やしているんだ〜って示すのが趣味人ってことね」

NOVA「まあ、時間やお金ってリソースは有限だから、人によって費やせる縛りはあるわけだが、それを想いや情熱で補って余りあるとか、趣味をどう楽しむかは人それぞれ。しかし、その楽しみ方をどう粋に見せるかが趣味人の風格にもつながると言えよう。例えば、ある物が好きだと示したい余りに、他の何かを貶める行為は趣味人の中では下劣と言えよう」

翔花「マッハドリルさんへの愛が嵩じる余り、グレートブースターさんへの悪口を言っちゃうようなものね」

NOVA「ここで、『グレートブースターって色合いが地味なんだよなあ。同じ翼なら、やっぱり紅のカラーリングが映えるジェットスクランダーだよな。空の青に映える色は赤とは、あの円谷英二監督も言っていた。だからウルトラマンの基本カラーは赤だし、科特隊の活動服も赤系のオレンジだ。その点、マッハドリルは赤いドリルが映えるし、最高のドリルじゃないか。それに比べてグレートブースターは、何でああも地味なんだ?』って、最後にグレートブースターを貶める奴は、その後の反論を誘発することを知るべしだろう」

晶華「だけど、ネットではあえて挑発することで、反論によって話題を活性化するテクニックもあると聞いたわ」

009『その通り。ぼくはグレートブースターの凄さを擁護する』

NOVA「ほう。平成NOVAはグレートブースターの味方か。その言い分を聞こうじゃないか」

009『グレートブースターの銀をバカにするのは、宇宙刑事ギャバンをバカにするに等しい』

NOVA「うっ、それは……」

009『おまけにウルトラマンを例に挙げるなら、赤だけでなく銀が配色されている。銀は地味なのではなく、クールな配色なんだ。グレートマジンガーは元々、赤い翼のスクランブルダッシュを持っていて、そこからのパワーアップを象徴するために、無骨でメカメカしいメタリックな銀の翼を用意した。銀の翼をバカにするなら、マイトガインを語る資格はない』

NOVA「くっ、そこでマイトガインを引き合いに出されるとは……銀の翼はクールなヒーローの象徴。さらに、銀をバカにするとサイバスターも語れなくなる」

009『ついでに言えば、赤が青空に映えるカラーリングなのは間違いないが、グレートマジンガーの戦場は基本的に青空じゃないぞ』

009『青空は平和の象徴だが、戦場に突入すると、そこは暗雲漂い、戦火の彩る毒々しい赤と黒の世界だ。さらにグレートマジンガー自身がサンダーブレークで雷雲を召喚する魔神なわけで。そんなグレートがピンチの時に、最強兵器として召喚する強力な武装がグレートブースター。このカラーリングが地味だと言うなら、鋼鉄ジーグのパーンサロイドだって地味だろう』

NOVA「くっ、パーンサロイドまで持ち出されたとあっては、グレートブースターを見下すことは自分の首を絞めることになる。仕方ない。こうなったら素直に負けを認めて、グレートブースターをプッシュしてやろうじゃないか。偉大な翼としてな」

翔花「ということで、スパロボ31周年の誕生日は、マッハドリルさんではなくて、グレートブースターさんに愛されているNOVAちゃんの前置きでした」

 

ここからパート9話

 

NOVA「ガシャの話はともかく、今回のメインストーリーはワールド2だ。具体的には、ガオガイガーベターマン宇宙世紀ガンダム逆襲のシャアおよびユニコーン)、そしてエヴァに注目が当たっている形だな」

晶華「あれ? トロワさんがメインじゃなかったの?」

NOVA「前パートで、多元世界との連絡を取りやすくするDDコミュニケーターがGGGの協力で完成したからな。今のミッションは、その通信装置を各世界の協力者に渡しに行こうという流れだな。その間、一度ワールド2に腰を落ち着けて、足元の状況把握に務めていると思ってくれ。そして、最初の3話はベターマンガオガイガーのコラボエピソードなんだな」

009『スパロボ30で、覇界王コラボがあったよな』

NOVA「その前段階のエピソードがDDで語られるわけだな。元々、ベターマンは裏ガオガイガーと言うべき『同一世界の別ドラマ』の話だが、あくまで背景設定が同じで、共演したことはなかった。番組終了後のメディアミックス物語で、ベターマンに登場する覚醒人の技術を流用したガオガイゴーが模型誌で公開され、その後、公式ストーリーの小説が発表され、ついに昨年完結して、同時にスパロボ30に登場したわけだ。一方、スパロボDDでは覇界王の前日譚である無印ガオガイガーと無印ベターマンの初共演が描かれているのが、今回の配信エピソードの前半の目玉だ」

NOVA「今回、ベターマンのラミアがDDに初登場したわけだが、ユニットとしての登場はなし。あくまで主人公機は覚醒人1号なので、ベターマンの出現はマップ上でイベント処理されただけだ。まあ、COMPACT3がベターマンの初出だったわけだけど、飛影みたいな助っ人参戦で、勝手に出て来て暴れるだけだからな」

晶華「味方にはなってくれないの?」

NOVA「COMPACT3ではならなかったんだな。20年ほど前に、COMPACT3攻略日記を書いていたから、興味があれば参照してくれ」

NOVA「ドでかチカちゃんって、ベターマン第1話の敵ロボがDDでも暴れまくり、覚醒人やビッグボルフォッグなどGGGの勇者ロボと戦う展開があって、ベターマンに注目を集めた3話分をクリアしたところ。4つめのシナリオタイトルが『ラプラスの呼び声』でようやくユニコーンガンダムに日の目が当たるかな、と」

晶華「第1章の最後の逆襲のシャア決戦以降は、宇宙世紀ガンダムってあまりストーリーに絡まなかったものね」

NOVA「部隊司令がブライトさんで、作戦参謀がエヴァミサトさんで、戦闘班長がゲッターチームの車弁慶さんなのがディバイン・ドゥアーズの指揮構成だからな。あとはワールド1の責任者が弓博士で、ワールド3がミスリルのテッサ大佐で、ワールド4がオルフェンズのオルガとゼーガのシマ司令の権限が強く、ワールド5は万丈さんがメインになりそうで、他にはガンダムWのプリベンターか。ワールド6では獣神ライガーの神の城がDDの拠点になりそうな形だが、子どもたちメインなので指揮系統がバラバラな世界観に見える」

翔花「とにかく、スパロボ混成部隊の中心はブライトさんってことね」

NOVA「ブライトさんがいなければ、代わりができるのはナデシコのルリ艦長とか、大空魔竜とか、ヤマトとか、オーラシップの女王さまとかだろう」

009『母艦の艦長としては、いろいろ代役ができそうだけど、スパロボファンが一番安心できるのはブライト艦長だからな』

NOVA「リアル系の戦術知識を持ちながら、10代から40代目前までの指揮生活がアニメで描かれてアニメファンと同様に成長を重ねてきた艦長はブライトさんしかいないだろう。言わば、若者の気持ちにも寄り添えて、かつ大人の風格も持ち合わせて、脂の乗った年齢層だ。これ以上の年齢になると、大御所になり過ぎて、フットワークが軽くなくなると思う」

009『若すぎもなく、年寄りでもなく、ちょうど中間層を行く年齢ってことか』

NOVA「若者のサポートをしつつ、外部との折衝に応じて、相応の貫禄と実績を示し得るのがブライトさんだな。しかも、体制派の中で独立権限を与えられているから、秩序サイドにも自由サイドにも見識があって、安定と柔軟さの両方を兼ね備えている」

晶華「混成チームの司令役としては、柔軟さが大切だけど、規範意識がなければ部隊を統率できないものね」

NOVA「ともあれ、DDのガオガイガーもそろそろゾンダー編の最終決戦が近づいて来た頃合いだけど、東京決戦辺りが第2章の最終イベントじゃないかなあ、と思う。第1章と同様にパート13で終わるとしてだが」

翔花「今のペースだと、5月がパート10、6月がパート11、7月がパート12で、8月に第2章完結ってところかしら」

NOVA「その辺でDD3周年祭りになって、秋から第3章スタート。その時期に新たなワールド7登場で盛り上がるかなあ、と予想している」

晶華「ふ〜ん、その盛り上がりに合わせて、妖精女王ズも盛り上げてくれるといいんだけどね」

NOVA「そっちもコツコツ、末長くじっくり楽しもうと思ってるってことで」

(当記事 完)