2月分の攻略記事を今ごろ
NOVA「今回はスパロボDD話だ」
晶華「前回はボルテスのルイ・ジャンギャルさんが亡くなったのね」
NOVA「ちょっと待て。前回の話はこっちだろう? ボルテスの話ではなかったはず」
晶華「分かってないわねえ、NOVAちゃんは。ルイ・ジャンギャルさんと言えば、飯塚昭三さんの武人キャラ。前回の記事はその追悼だったじゃない?」
NOVA「そ、それは間違いなくそうだが、何だか紛らわしい真似はやめてくれないか。今回したいのは、スパロボDDの話の続きだ。前にボルテスがメインだったのは、去年のこの記事だ。まだ、ジャンギャルは倒していないはず」
NOVA「原作アニメでジャンギャルが散るのは第37話。DDでは、まだアニメの第28話までしか進んでいないので、ジャンギャルの飯塚さんを倒す回はまだまだ先の話だ。その時は涙を呑んでプレイさせてもらう」
翔花「とりあえず、ジャンギャルさんの話は置いておいて、前回はアルドノアの主人公、界塚伊奈帆くんが生死不明のまま終わったのよね」
NOVA「その通りだ。それで今回はその後、彼がGGGの技術でサイボーグとなって復活したところから始まる」
晶華「え? サイボーグ手術を受けたの?」
NOVA「原作どおりの義眼だけど、DDではクロスオーバー的にガオガイガーとリンクした形になった。まあ、GGGの技術なら安心だろう。そして、アルドノアの話は第1部が完了したので、第2部がスタートするまでの間は、伊奈帆はディバイン・ドゥアーズの作戦参謀的な立場として自軍と行動を共にすることになった」
晶華「へえ。するとクロスオーバー物語が紡ぎやすくなるわね」
NOVA「ああ。火星の刺客が伊奈帆を狙って来る可能性が大きいので、異世界に避難しようという意図もあるみたいだな。そんなわけで、今回の伊奈帆は、別の世界の火星(ナデシコの物語)に強く絡むようになっている」
晶華「ナデシコもアルドノアも火星の古代文明遺跡という物語的な共通点があったのに、今まではあまり強く絡むことはなかったのね」
NOVA「テンカワ・アキトも、界塚伊奈帆も、自分たちのストーリー世界に割と引きこもって、他の物語キャラに積極的に絡むことが少なかったからな。今回で劇場版ナデシコの物語も一段落したから、今後は双方の物語が強く絡む可能性が出てきたと思う」
ナデシコのクライマックス(とガンダムW新展開?)
NOVA「そんなわけで、今回はアルドノアの世界から、主人公の界塚伊奈帆を参謀に迎えた後、ナデシコの物語を完結させるところからスタートした」
NOVA「DDでナデシコ世界の物語が本格的に展開されたのは、1年前のこの辺からだな」
NOVA「ナデシコという作品はスパロボでも割と古参だな。この場合の古参という基準は、いつからスパロボを始めたかによっても変わって来るが、30年を超える歴史中で、初登場が2001年のスパロボA、すなわち10周年の時期に登場したのは古参になるのかな、と。
「いや、俺個人の感覚だと、90年代までは古参で、21世紀は新顔って考えたくもあって、ターンAガンダムは古参のガンダムだが、SEEDから後は新しいって印象だが、こういう年寄り感覚はブラッシュアップしないといけないな、と」
晶華「もうすぐ5歳の私たちには、令和以前の作品は、みんな古参なんだけどね」
NOVA「だけど、スパロボDDに令和以降の作品って参戦してないだろう? 割と新顔のオルフェンズだって、2015年の作品だし。新しいと思ってるヴァルヴレイヴも2013年で、今年が10周年だし。参戦作品で一番新しいのは、期間限定になるが、2021年のゼンカイオー・ジュラガオーンじゃないか? ゲッターロボアークも同時期だが、原作マンガは21世紀初頭だしな」
晶華「まあ、スパロボDDの開始が令和元年の2019年夏だから、令和のロボット作品をレギュラー参戦させるのが難しいってことね」
NOVA「とりあえず、俺基準だと21世紀のロボはみんな新顔で、90年代以前が古参って感じだが、それだと年寄り感覚から脱却できないので、基準を見直す時が来たと思う。ええと、90年代以前が最古参で、ゼロ年代が古参で、10年代以降が新顔と考えるのがいいかな。20年代の作品は参戦待ちの予備軍で、その中にはシンカリオンZなんかも含まれる」
翔花「無印のシンカリオンさんは?」
NOVA「2018年の作品で、ギリギリ平成だ。番組放送中に令和になった。とにかく、ナデシコが古参で、そのストーリーは今さら語るまでもない感覚だな。新造戦艦ナデシコCで火星に乗り込み、火星の後継者および北辰一味との決着をつけて物語完だ。スパロボでは何度も語られた話で、特に新鮮味はない。ええと、この話で近年一番おおって感じたのは、スパロボV(2017)だな」
翔花「2017年を近年と言っちゃうのが、年寄りセンスね。わたし、まだ生まれてないし」
NOVA「……とにかく、前に経験した劇場版ナデシコでは、異世界の宇宙戦艦ヤマトが火星の後継者に捕まり、ヒロインのユリカ救出よりも、ヤマト救出に重点が当たっていた。あと、敵の北辰が実はメガノイドで、ダイターン3と因縁があったというのも大胆なクロスオーバーだったな。それに比べると、今回の話は原作アニメそのままで、ネタとしては然程でもない。火星の遺跡に、伊奈帆がアルドノアとの関連性を見出したぐらいだ」
晶華「ダイゴウジ・ガイさんが復活したりもしない、と」
NOVA「そいつは2007年のスパロボWのネタじゃないか。さすがにそれは近年とは言わないな」
翔花「NOVAちゃん基準では2017年は近年で、2007年は昔だそうです」
NOVA「教え子が生まれていたかどうかが基準になることが多いな。今の教え子は、東日本大震災の記憶がなくて、教科書に載っている歴史の一部だから」
晶華「とにかく、ナデシコの物語が特に大きなネタもなく、終了した、と」
NOVA「おっと、ナデシコとガンダムWが同じ世界の物語になっているので、今回の新規ユニットはこれだ」
NOVA「これで、ガンダムWの機体もコンプリートしたな。順に、ウイングゼロ、デスサイズヘル、ヘビーアームズ、サンドロック、アルトロン、そしてトールギスIIIで、戦隊で言うところの5人および追加戦士まで揃った感じになる」
晶華「ええと、ワールド5では、アルドノアの第7世界とナデシコ&ガンダムWの第8世界があって、これで第8世界の物語のネタも完全コンプリートしたわけね」
NOVA「ああ。他の世界では、第1部完とかで第2部待ちも多く、物語のネタはまだまだ尽きないが、第8世界は関連作品の全ての物語ネタが終結して、今後どうするんだろうってぐらいに平和になった」
翔花「めでたしめでたしね」
NOVA「劇場版ナデシコでは、事件終了後に失踪したテンカワ・アキトだが、スパロボでは仲間に引き留められて、チーム残留というハッピーエンドだ。やはり救出したユリカの前から姿を消したまま終わり、というのは無責任な気もするので(本来はその続編もあったのかもしれないが)、スパロボでその後の物語が描かれるのも補完としていいのかもしれない」
晶華「ガンダムWさんには続編はないの?」
NOVA「一応、エンドレスワルツの数十年後を描いた続編コミック『フローズン・ティアドロップ』があるんだが、その要素をDDに持ち込むかどうかだな。持ち込むなら、相当に改変しないといけないだろうが」
翔花「数十年後だったら、主人公のヒイロさんとかおじさんになってるもんね」
NOVA「いや、ヒイロとリリーナは冷凍睡眠で若い姿を保っているらしいがな。デュオたちはおじさんキャラになって、その息子たちが活躍するらしいが、コミックは未読なもので、wikipedia情報しか知らない。ざっと見たところ、アルドノアとリンクさせると面白そうな物語設定もあるが、参戦させるとなると、スパロボオリジナルをどう展開させるかだな」
NOVA「一番無難なのは機体のみ参戦で、ストーリーは一部要素のみネタとして取り込んで、大きな設定改変は行わない方向だな」
晶華「スパロボVに『閃光のハサウェイ』を登場させた時のような感じかしら。ハサウェイさんはクスィーガンダムに搭乗するけど、マフティーみたいなテロリストにはならないような改変で」
NOVA「スノーホワイトが、ヒイロの新機体として登場するだけでも、トピックになるな。あくまで現段階では妄想に過ぎないが、とにかく第8世界は今のままだと、ストーリーが完全に終わってしまったことになる。火星の遺跡が謎の怪獣に占拠されたことを除いて」
翔花「謎の怪獣?」
NOVA「オリジナル敵のメナケブって奴だ。コードネームはワイバーン。火星の遺跡を守るように陣取ったので、自軍は戦力の消耗を避けて撤退することになる。そして、次に向かったのがワールド1だ」
晶華「NOVAちゃんの大好きな昭和トピアね」
NOVA「ああ、魂の故郷って感じがするぜ」
ようやくダブルスペイザー
NOVA「で、ついにグレンダイザーのパワーアップ装備ダブルスペイザーが物語中で正式に登場する話だ」
NOVA「まあ、普通はストーリー中に新武装が登場してから、後で正式に実装されるか、ほぼ同時に実装される形なので、今回のダブルスペイザーのように実装されてから物語中に登場するのに2ヶ月かかるケースは珍しかったなって思う」
晶華「次はマリンスペイザーとドリルスペイザーね」
NOVA「ああ。それには、パイロットのひかるさんやマリアちゃんの登場が欠かせない。グレンダイザー好きとしては、そういうイベントドラマも楽しみにしたいところだ。割とこれまでのスパロボでは、ひかるさんのパイロット参戦や、マリアちゃんの加入イベントはあまりじっくり描かれていなかったからな」
翔花「でも、ダブルスペイザーさんは遠隔操縦で、甲児さん抜きで使えるようになってるのよね。だったら、マリンさんやドリルさんもパイロット抜きで使えたりできないかしら」
晶華「パイロットのドラマは割愛して、ただの追加武装パーツ扱いかもしれないわね」
NOVA「ちょっと待て。グレンダイザーからひかるさんとマリアちゃんを割愛するだと? それは当ブログから粉杉翔花と晶華を割愛するのと同じくらいの暴挙だぞ」
翔花「うっ……」
晶華「それは多くのファンが嘆き悲しむわね」
NOVA「まあ、お前たちのファンがどれだけいるかは知らんが、ひかるさんとマリアちゃんにファンがいるのは間違いない。何しろマジンガーエンジェルのメインキャラでもあるんだからな」
晶華「マジンガーエンジェルの話はともかく、ひかるさんとマリアちゃんがNOVAちゃんにとって……」
翔花「わたしたち花粉症ガールと同じくらい大事な価値ある存在だったら、割愛させるわけにはいかないわね」
晶華「だったら、花粉症ガールたちも、スパロボDDにひかるさんとマリアちゃんが登場することを願ってます」
鋼鉄ジーグの新展開
NOVA「そして今回の目玉の鋼鉄ジーグだ」
NOVA「鋼鉄ジーグという作品は、前半の邪魔大王国ヒミカ編と、後半のロボット獣を駆る竜魔帝王編に分かれるんだが、今回の話で『ヒミカの罠にハマって、体内の銅鐸を奪われて瀕死の重傷を負ったサイボーグ宙が復活して強化体となり、新兵器パーンサロイドも実戦投入し、ヒミカを追い詰める』ところまで話が進んで、晴れて第1部完となった。おめでとう」
晶華「馬型兵器のパーンサロイドさんは、まだ実装されていないのね」
NOVA「ああ。次にガシャで来たときに当てたいところだな。ついでに、かねてから念願のマッハドリルも当たればいいなあ、と思っている。そのためのクリスタルは結構貯めた。とにかく、パーンサロイドかマッハドリルが当たれば、俺的に超ハッピーだ」
翔花「マリアちゃんと、パーンサロイドだったら、どっちを選ぶ?」
NOVA「そりゃあ、馬ロボよりも美少女だろう? 俺はマリアちゃんを取るぜ」
晶華「だったら、マリアちゃんと、マッハドリルだったら?」
NOVA「うっ、それは究極の質問だ。マリアちゃんもドリルスペイザー乗りだし、マッハドリルはあの赤いドリルの造形美が捨てがたい。悩みに悩み抜いて、大粒の涙をこぼした末に、俺はマッハドリルを選ぶぜ。ごめんよ、マリアちゃん(涙目)」
晶華「そんなに好きなんだ、マッハドリルさん」
NOVA「おお、大好きだぜ。前にマッハドリルガシャがあった時も頑張ってみたんだが、グレートブースターばかり当たったからな。次のチャンスを虎視眈々と狙っているんだ。だが、今回はマッハドリル、いや、パーンサロイドイベントよりも大事なことがある」
晶華「あしゅら男爵が味方してくれたことね」
NOVA「おお、俺のあしゅらと共闘して、邪魔大王国との決戦を行えるなんて、このシナリオを作った人は俺のツボを大いに突いてくれる。そう、あしゅらキターって桃井タロウの神輿キター並みのお祭りモードだったんだよ」
翔花「桃井タロウさまの伝説の神輿並みに盛り上がれるなんて、NOVAちゃんのあしゅら男爵愛も凄いわね」
NOVA「もう、あしゅら男爵が自軍ユニットとして使えるなら、マリアちゃんなんて……と思ってみたが、いや、やはりマリアちゃんの方が、あしゅらより上だな。うん、さすがにそこまで道を踏み外していなかったか、と俺の性癖に安心した」
晶華「つまり、ここまでをまとめると、パーンサロイド<あしゅら男爵<マリアちゃん<マッハドリルとなるわけね」
NOVA「まあ、そんなところか。さすがに、あしゅら男爵の方がマリアちゃんより上なんて思ったら、自分で引いちゃうもんな。とは言え、あしゅら男爵が想定外に味方になってくれるとは、しかもドクターヘルが実は生きているですと? 昭和トピアは、どれだけ盛り上げてくれるんだよ。さすがは俺の魂の故郷」
翔花「だけど、DDの世界ではマリアちゃんは昭和トピアの住人じゃなかったはず」
NOVA「へっ? ああ、そうか。本作のグレンダイザーは昭和トピアこと第1世界ではなくて、アルドノアの第7世界の住人だもんなあ。それはともかく、今回の話で竜魔帝王はまだ出現しなかったが、やはりグレートマジンガーのミケーネ闇の帝王と関連づけられるんだろうか?」
晶華「どういうこと?」
NOVA「前にスパロボで鋼鉄ジーグが登場したαシリーズでは、そういう設定だったんだよ。今回もそれを踏襲するかは知らんが、生きていたドクターヘルとか、果たして地獄大元帥になってミケーネ絡みで出て来るのかは知らんが、とにかくマジンガー話もいろいろクロスオーバーで盛り上がって来たなあ、と50周年記念の大きな余波を感じたってわけだ」
翔花「じゃあ、NOVAちゃんのマッハドリル愛が近い将来、満たされることを、花粉症ガールは応援しています」
NOVA「ああ。俺も願掛けのために、ノートにマッハドリルマッハドリル……と100回書いてもいいかもな」
晶華「ノートに100回ネタ、NOVAちゃんは本気で書いたりするしね」
NOVA「1日10回、マッハドリルって書いたら10日で達成できる軽い目標だからな。たった、それだけでガシャで当たるならお安いご用だぜ。まあ、これがケタ一つ上がって、マッハドリルって1000回書きますって人間が現れたら、俺もドン引きするが」
翔花「だったら、わたしはドンブラザーズって1000回書けば、NOVAちゃんをドン引きさせられるのね」
NOVA「ノートの無駄遣いするなよ。やるなら暴太郎戦隊を1000回だな。それだと、漢字の練習になる」
翔花「それは無理。漢字の5文字熟語の1000回練習なんて強敵すぎるわよ」
NOVA「俺もマッハドリルを漢字で書けと言われたら、困るもんな。魔破怒利留の100回はキツいので、このネタはここまで」
(当記事 完)