White NOVAのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

雨なので映画は延期……と思ったけど

おのれ台風6号

 

NOVA「雨だ(;;)」

晶華「せっかくのジオウ映画も、明日に延期ね」

NOVA「畜生。俺がもっと若ければ、強引に雨の中、映画館まで強行軍をするところだが、今の俺には『また、明日見ればいいじゃん』という理性が働く。しかし、何だか悔しいぞ。この怒りを何にぶつけたらいい?」

晶華「悪いのは台風6号さんだから、世間で6号と呼ばれている何かにぶつけたらいいんじゃないかしら」

NOVA「しかし、花粉症ガールも、ケイPも6号とかMK6なんていないぞ」

晶華「何で、私たちやKPちゃんに攻撃の矛先を向けようとするのよ。台風は私たちのせいじゃないのに」

NOVA「じゃあ、誰のせいなんだ?」

晶華「さあ。嵐を呼ぶって言ってる誰かさんじゃないかしら」


【PS4】スーパーロボット大戦V グレートマイトガイン定刻通りにただいま到着!【イベント】

 

NOVA「そうか。悪いのは勇者特急隊か……って、そんなわけあるか!  ただの八つ当たりだろう。大体、マイトガインは勇者シリーズ第4作であって、第6作は黄金勇者ゴルドランだ。つまり、メケメケ団が悪い」

晶華「何よ、メケメケ団って。意味が分からない」


黄金勇者(1) アバン & OP & ゴルドラン

 

晶華「メケメケ団、勝っちゃったんですけど」

NOVA「おのれ、メケメケ団。こうなったら違うメケメケ団を倒してやる」

晶華「メケメケ団って他にもいるの?」

NOVA「ああ、いるぞ。アクション仮面の敵組織だ」

晶華「アクション仮面って、確か、クレヨンしんちゃんの劇中劇に出てくるヒーローよね」

NOVA「そうだ。なお、同じ劇中劇のカンタムロボはスパクロにも登場済みだ。期間限定なので、俺はユニットを持っていないが」


Super Robot Taisen X-Ω - Crayon Shin-chan/クレヨンしんちゃん Debut 

 

NOVA「って、嵐を呼ぶだと?  そうか、悪いのはお前か、野原しんのすけ!  お前が嵐なんて呼ぶから、俺がジオウの映画を見るのが遅れてしまったじゃないか。どうしてくれるんだ!?」

晶華「ええっ!?  幼稚園児相手に八つ当たりなんて、NOVAちゃん、大人気ないよ」

NOVA「いや、こいつのTV放送が始まったのは1992年。つまり、27年前だ。こいつは5歳児を詐称しているが、本当は32歳のおっさん。よって、責任ある一人の大人として認定する。すなわち、この俺が八つ当たりしても許されるということだ」

晶華「何よ、その屁理屈。アニメの世界と現実とは時間の流れが違うんだから、野原しんのすけ君は永遠の5歳児でいいじゃない。それより、よく聞いて。雨音が何だか聞こえなくなったんだけど」

NOVA「本当だ。もしかして、雨がやんだ?  この感じだと、ジオウ映画を見に行ける?   よし、今から俺はジオウの映画を見に行くぞ!」

晶華「え、クレヨンしんちゃんへの八つ当たりはどうなったのよ」

NOVA「その話は後だ。映画館から帰って来てから、野原しんのすけ君に詫びを入れることにする。君子は豹変することを厭わない!」

晶華「……行っちゃった。いつもにも増して、騒がしいんだから。そんなに平成ライダーが大切なのかしら。って、愚問ね。大切に決まっているから、このブログの仮面ライダーカテゴリーの記事数がもう少しで300になるんだろうし」

 

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(そして、数時間後)

 

NOVA「見てきたぞ。これがパンフレットの表紙だ」

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ジオウ夏映画パンフレット(メイキングDVD付き)

晶華「へえ。これが噂のオーマフォームなんだ」

NOVA「そう。おそらくTVでは見られない最終形態。それはともかく、野原しんのすけ君には謝らねばな」

晶華「そうよ。幼稚園児に八つ当たりなんて、いい年した大人のすることじゃないわ」

NOVA「いや、彼が嵐を呼ぶ園児であることは紛れもない事実。しかし、俺はある重要なことを失念していたのだ」

晶華「何それ?」

NOVA「野原しんのすけ君は、難波チルドレン、いや、関西人ではないんだな。彼が住むのは、埼玉県春日部市。すなわち、彼が今回呼んだ台風6号は近畿から外れ、関東の方へ向かったのだ。だから、うちの近辺の雨は止み、俺はジオウの映画を今日、見ることができた。これは正に、しんのすけ君のおかげと言えよう。かつて電王とコラボしただけのことはある」

晶華「ええと、いろいろツッコミたいところはあるけど、大体、今回の台風だか熱帯低気圧がしんちゃんの仕業だという証拠がないじゃない」

NOVA「まあな。しかし、嵐を呼ぶ園児が台風を呼んだけれども、関西人の俺に配慮して、自らのところに台風を引き寄せてくれたって筋書きの方が、妄想ブログの創作フィクションとして面白いとは思わんかね」

晶華「自分の言っていることが、妄想だと自覚した上でのネタ発言なら、ツッコミ入れるだけ野暮だと思うけど、とにかく、今回の話はクレヨンしんちゃんとは何の関わりもないことだけは、はっきりさせておくわね」

NOVA「ところで、クレしんと言えば、この15年の間、ドラえもんとの黄金コンビで金曜夜のゴールデンタイムを支配していたわけだが、今度の10月から土曜日に追い出されるらしい。まあ、そんな時間にテレビを見ておらず、仕事に励んでいる今の俺としてはどうでもいい話だが、現役ドラえもんファンにとっては、平成が始まった1989年以降、ずっと維持し続けた枠なので、たいそう苦々しい思いをしている者もいるのではないだろうか。ニチアサを時間帯移動させられた特撮ヒーローファンとしては、共感できなくもないとは告げておく」

晶華「その枠って、確か宇宙刑事ギャバンさんが放送されていた枠だって、去年NOVAちゃんが語っていたわね」

NOVA「そうだな。その意味で、クレしんはTV枠的には、メタルヒーローシリーズの後継者ということになり、平成ライダーの遠い親戚の子ぐらいには思えるのだが、しかし、いつまでもクレしんの話をしていても仕方ないので、ここからジオウ映画の話をすることにする」

 

NOVA「いいか。最初に言っておく。ここから先はネタバレを平気ですると思うので、それを嫌う映画未見の読者は、読まないことを勧める。ネタバレなど気にしないから、最新情報カモン!  という猛者だけが入ることを許される時空へ突入するぞ。覚悟した者だけ付いて来い!」

 

ジオウ夏映画のぶっちゃけ感想

 

晶華「で、どうだったの、ジオウさんの映画は?」

NOVA「魔王を裏切ったウォズが、怒りの魔王に背中から刺されて死んだ。魔王が未来の世界を書き換えた影響で、ゲイツツクヨミが消滅した。平成ライダーの歴史が完全に終わって、令和ライダーの時代に入った。とりあえずは、こんなところか」

晶華「それって、なかなかハードな物語じゃない」

NOVA「まあな。だけど、悲しむ間もなく、ウォズもゲイツツクヨミもあっさり復活して、ソウゴのところに帰ってきて、ハッピーエンドを迎えるんだな。彼らがどうして戻って来たのかは分からない。まあ、ソウゴがそう望んだからってのが、考えられる理由の一つだろうがな」

晶華「つまり、細かい理由づけなど気にせず、平成ライダーらしく勢いで駆け抜けろって映画だったと思えばいいのかしら」

NOVA「まあ、TVの最終回がまだ終わっていない現時点では、語られていない理由づけもあるのかもしれないがな。少なくとも、タイムジャッカーとツクヨミの物語、そしてオーマジオウの謎については、TVに持ち越しになったと思う。本作での最大のポイントは、ウォズの裏切りと、ソウゴが実は真の王の影武者であったことにある」

晶華「え?  常盤ソウゴが最低最悪のオーマジオウになる、という前提を覆しちゃったの?」

NOVA「そう。シンケンジャーの殿(シンケンレッド)が、真の主である薫姫の影武者でしかなかったのと同様、ソウゴは『平成ライダー全ての力を集めるための、人の良いただの高校生でしかなかった』 んだな。自分が生まれながらの王になると思い込むよう、スウォルツやウォズに仕組まれていたことが判明するんだ」

晶華「だったら、真の王は誰なのよ?」

NOVA「それがISSAさん演じる常盤SOUGOと名乗る男。彼がバールクスに変身し、影武者の偽王であるソウゴを追い落とすところから、映画の後半が始まる。それまでは、ドライブ編というか、クリム・スタインベルトの先祖の命を守るために戦国時代で織田信長を助ける陽性の時空冒険譚だったんだが、クリムの残留データと、マッハの詩島剛に認められてドライブウォッチを手に入れたところから、事態が急展開して、真の王が誰なのか、という重い話に切り替わる」

晶華「ええと、ソウゴさんは偽りの王であり、ウォズさんが真の王に仕える歴史の管理人クォーツァーの一員で、全ては人の良いソウゴさんが平成ライダーたちから力を託されることを狙ってのことであり、それが達成できた状況で黒幕のSOUGOさんが登場してきたってことね」

NOVA「その通り。それを知ったソウゴは、愕然として戦意喪失。そんなソウゴを激励する役どころが、本作最大のサプライズゲストなんだな」

晶華「ええと、オダギリジョーさん?   それとも藤岡弘、さん?」

NOVA「いや、木梨憲武さんだ」

晶華「誰それ?   そんな人、仮面ライダーにいた?」

NOVA「いや、仮面ライダーには選ばれなかった人なんだ。お笑い芸人コンビ、とんねるずの片割れで、仮面ライダーのパロディーである仮面ノリダーを演じた人。時代は1988年から90年。すなわち、昭和から平成に切り替わるタイミングに活躍したんだが、平成ライダーには認定されていないし、むしろ無断パロディーであるとのことで、石ノ森プロや東映からの厳重な抗議を受け、ソフト化すら禁じられた黒歴史的作品となっている」

晶華「黒歴史だったら、その時代に生きていない私が知るわけないわよね」

NOVA「だけど、時代を経て、2013年に東映がノリダーの登録商標を獲得し、ここに来て、ついに公式の映像作品で解禁された形になったわけだ」


仮面ノリダーOP(オープニング) 『仮面ノリダーぶっとばすぞのテーマ』 0番~7番

 NOVA「なお、さらにV3パロディのノリダーV2というものもあったそうだが、俺はよく知らん」


仮面ノリダーV2 OP


仮面ノリダーV2 (2番) OP

 

晶華「つまり、非公式パロディ作品であるノリダーさんがとうとう公式に認められて、大活躍ということね」

NOVA「いや、さすがに活躍まではしない。ただ、偽の王として敵に利用された挙句、用済みで投獄され、完全に戦意喪失したソウゴに対し、隣の牢で偽ライダーとして投獄されていた変身前の木梨猛が檄を入れるわけだ。『経緯はどうあれ、君は公式に仮面ライダーとして選ばれたんだ。世の中には、選ばれなかった人間だって無数にいる。その中で選ばれた君には、相応の果たすべき責任ってものがあるんじゃないのか』って」

晶華「それで、ソウゴさんは奮起するんだ」

NOVA「ああ。一方で、ゲイツのドラマも面白い。裏切ったウォズとの決着をつけることになるんだが、そこでソウゴに対する自分の想いを告白する。『俺はあいつを魔王と信じて殺そうとして来たが、それでもいつの間にか、あいつは俺を認めさせて、仲間として受け入れてくれた。お前も似たようなものじゃないのか。立場はどうあれ、あいつに惚れ込んでいる。俺にとっては、ソウゴこそ真の王だ。影武者とか、そんなことはどうでもいい』 そんなゲイツの迫力に、ウォズが敗北することになるんだが、その後で、ウォズはSOUGOを裏切り、ソウゴのところに帰って来るんだ」

晶華「へえ。ソウゴさんが真の王として認められる流れなのね」

NOVA「そうだな。敵は平成ライダーの歴史、ひいては平成という時代そのものを一からやり直すことを宣言する。曰く、『平成ライダーは作品ごとに世界観も設定もバラバラで歪なことこの上ない、だから、平成ライダーの歴史は全てジオウの名の下に統合し、歪みのない整然とした道に舗装し直してやる。平成という時代も同じだ。醜い時代を整えて、美しく塗り替えてやるのが真の王の使命である』とSOUGOが言うわけだが、それに対してソウゴが反論するんだな。『平成が醜く歪んでいるだって? それでも、その時代に生きてきた人々はそれぞれ一生懸命、自分たちの想いを抱いて頑張ってきたんだ。それを否定することは許せない。平成の時代の想いは、誰にも壊させはしない』といった感じだな」

晶華「上から目線で支配しようとするSOUGOと、人々の想いに寄り添って受け止めようとするソウゴさんの対立ね」

NOVA「そういうことだ。醜い歴史を排除して完全な秩序でコントロールしようとするバールクスと、美しいものも醜いものも受け入れながら、極力みんなの想いを尊重しようとするジオウの対立軸になるわけだが、ゲイツの助けでグランドジオウの力を取り戻したジオウがバールクスに挑むも、平成全ての力を無効化する相手に窮地に陥る」

晶華「そこで令和の力を操るゼロワンさんの登場ね」

NOVA「いや。俺もそうなることを期待したんだが、今回ゼロワンは冒頭のソウゴの夢と、物語終了後の顔見せ的バトルで登場しただけで、物語の本筋には関係しない。あくまで平成のライダーだけで解決することになるんだ」

晶華「だけど、平成ライダーの力は、バールクスに通用しないんでしょ?」

NOVA「しかし、平成ライダーってのは、バールクスが考える以上に多様だったんだ。ウォズ曰く、『平成ライダーの多様性は、このような一冊の書物(逢魔降臨暦)に収まるようなちっぽけなものではなかったらしい。私もこのような書物は捨てて、自分の心の赴くままに生きていくことにしましょう、我が真なる魔王よ(ソウゴに対して)』と宣言。その多様性の象徴こそ、ネット配信の仮面ライダーブレンであり、舞台出身の仮面ライダー斬月カチドキフォームであり、同じくネット配信の仮面戦隊ゴライダーであり、バラエティー番組の小ネタである仮面ライダーGであり、そしてコミックの世界から出現したクウガであり、TVや映画の枠さえ越えた平成時代のライダーの数々。平成の時代に発信形態の多様化を象徴するかのようなカオス展開だったりする」


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仮面ライダーG(稲垣吾郎)の紹介


【鎧武外伝】仮面ライダー斬月 カチドキアームズ 変身

 

晶華「その果てにオーマフォームがあるってこと?」

NOVA「このオーマフォームは、バールクスを倒すために、オーマジオウが力を与えてくれた形なんだな。偽の王と断じられたソウゴが、自分が王になりたいと思った理由が、誰かに仕向けられたわけではなく、誰かに認められたいからでもなく、誰かを支配したいからでもなく、自分が純粋に『世界をより良く導きたいから』という初心に気づいたことから、と確信した際に、『よく、その域に達したな』とオーマジオウが力をくれた感じ」

晶華「その辺は、TVの最終回付近で語られるのかな」

NOVA「さあな。それはともかく、オーマフォームに覚醒したソウゴを、ウォズが最後に祝うわけだけど、直後にバールクスに背後から刺されて死んでしまう。魔王の家臣の遺志はゲイツに受け継がれ、ゲイツがジオウの家臣筆頭となって、平成ライダー全員に対して『王に続け!』と叫んで檄を飛ばす姿はなかなか感じ入ったり」

晶華「ゲイツさんって、ずっと『誰がジオウの家臣だ』と反発していたものね」

NOVA「最後は、平成ライダー全員の最強フォームによる平成20作品ライダーキックでバールクスを撃退。まあ、平成ライダー総決算の作品としては、冬映画の方が完成度が高いと思うが、今回の作品は平成時代のライダー周りの総決算の作品として、まあ、整合性を無視した何でもありの側面と、ジオウキャラの一つの物語の決着が描かれた点で、拍手喝采な作品と言えるな」


『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』本予告映像

 

NOVA「そして、今年の年末は、ジオウとゼロワンのコラボ映画の令和ファーストジェネレーションズが予告された。まだまだ楽しみは終わらないってことで」

(当記事 完)