とりあえず完結編だ
NOVA「長かった記事もこれで終わりだ」
晶華「本当に終わるの?」
NOVA「終わらせる(ゴゴゴゴゴ)」
晶華「おお、NOVAちゃんが燃えている」
NOVA「令和に入って、俺がアベンジャーズについて語り始めたのが5月4日なんだ。それから11日を経て、機は熟した」
晶華「11って数字にどういう意味が?」
NOVA「MCUが2008年に始まって、今年が11年だろうが。だから、それにあやかった」
晶華「ウソ?」
NOVA「ああ、嘘だ。俺の言葉の半分は妄言だからな」
晶華「久しぶりに聞いたわね、そのフレーズ」
NOVA「はぐれ狼のたわごとさ」
晶華「何で突然、次狼さんや斬鬼さんの話になるのよ? アベンジャーズの話をするんじゃなかったの?」
NOVA「いやあ、先日のジオウがアベンジャーズのパロディにもなっていたからな。まさか、釈由美子がキャプテン・アメリカよろしくヴィヴラニウム製のマンホールの蓋で大暴れするなんて、思いもしなかったぜ。本編を見て大笑いして、ツイッターで流れてきた、この画像を見て、さらに大笑いだ」
【仮面ライダージオウ】〈EP35〉&〈EP36〉特別予告動画
NOVA「正に、『祝え、女王の爆誕を!』って感じで、このままアナザーキバをアベンジャーズに参戦させたい気持ちになったよ。ハンマーもあるしな」
【仮面ライダーキバ】ドッガフォーム 変身 kamenrider-kiva Dogga form
NOVA「なお、釈さんはキバだけじゃなくて、名護さんやサガのパロディもやってんだよな」
NOVA「とにかく、アベンジャーズ話をしていて、このタイミングで釈さんのネタをしないのは、特撮ヒーローファンとして仏に申し訳が立たんだろう。それに宇宙から来た紫魔人のギンガはサノスのパロディーとも言われているからな」
サノスとロナンのシーン(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー)
晶華「だけど、仮面ライダー話を続けていたら、アベンジャーズの話を終わらせられないんじゃない?」
NOVA「そうだな。フェイズ3は分量も多いので、そろそろ濃い前菜を終えて、メインディッシュだ」
フェイズ3は盛りだくさん
NOVA「それにしても、フェイズ3は凄いな。フェイズ1とフェイズ2はそれぞれ6作だが、フェイズ3は今度のスパイダーマン新作までで11作もある。ほぼ倍の作品数があるわけだ」
13.シビルウォー/キャプテン・アメリカ3(2016年)◎
14.ドクター・ストレンジ(2016年)◎
15.ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー2(2017年)△
16.スパイダーマン/ホームカミング(2017年)◎
18.ブラックパンサー(2018年)△
19.アベンジャーズ3/インフィニティ・ウォー(2018年)◎
20.アントマン&ワスプ(2018年)◎
21.キャプテン・マーベル(2019年)◎
22.アベンジャーズ4/エンドゲーム(2019年)◎
23.スパイダーマン2/ファー・フロム・ホーム(2019年)◎予定
NOVA「◎は劇場で見たもので、△は未鑑賞な作品。あと、タイトルの数字は俺が個人的に付けたものだが、『アントマン&ワスプ』だけはアントマン2と表記しにくいので、そのままにした。ガーディアンズ2の邦題は『リミックス』と付けられていて、ソー3は『バトルロイヤル』という邦題だが、俺は気に入らないので原題の『ラグナロク』と呼んでいる。注意点としては、こんなところか」
晶華「私、フェイズ3は一つも見ていない(涙目)」
NOVA「仕方ない奴だな。せめて、シビルウォーぐらい見ておけ。ちょうど、俺はDVDを持っているしな。ついでに、7月にはスパイダーマンのホームカミングがTVでも放送するから、それを待つのもありだ」
晶華「NOVAちゃんは他にDVDを持っていないの?」
NOVA「ホームカミングと、ラグナロクと、インフィニティ・ウォーは買おうと思っているんだが、インフィニティ・ウォーは未完で終わったので、エンドゲームと一緒がいいかと思っていたんだ。まあ、お前のために買い揃えてもいいと思うが、何ぶん先立つものがなくてな。TRPG関連とか、買いたいものは他にもあるわけで」
晶華「とりあえず、すぐに見られるシビルウォーだけでも見るよ」
シビルウォー
【吹替】シビル・ウォー / キャプテン・アメリカ アベンジャーズ 分裂
晶華「(視聴後)うう、話が入り組んでいて、よく分からなかったので、NOVAちゃん、フォローをお願い」
NOVA「おお、任せておけ。シビルウォーは、キャプテン・アメリカの3作目であるとともに、実質的にアベンジャーズの2.5に相当する作品だ。だから、アベンジャーズ初作とウルトロンという本筋を追っかけたファンも、シビルウォーを飛ばして、インフィニティ・ウォーを見ても分かりにくいだろう」
晶華「ウルトロン戦の後、アベンジャーズの分裂からフェイズ3は始まるのね」
NOVA「ああ。そして、この作品でスパイダーマンとブラックパンサーがMCUにデビューし、アントマンがアベンジャーズに初合流する。シビルウォーにアベンジャーズのタイトルが付いていない理由は、ソーとハルク、それにニック・フューリーが参戦していないからだと推測される。ともあれ、キャプテン側とアイアンマン側に分かれて、ヒーローバトルが派手に展開されるわけだ」
晶華「ええと、アベンジャーズの活躍に比例して被害も大きくなるため、国連がアベンジャーズを管理下に置こうとするソコヴィア協定が制定された。ウルトロン事件で反省したトニーさんは協定推進派で、一方のキャプテンさんはヒーローの正義が国家に縛られることに対して反対の意見を持っている、と」
NOVA「原作コミックでは、そこが対立軸だったんだけど、MCUではそこにキャプテンの親友であるウィンターソルジャーことバッキーを巡る確執が追加される。バッキーはキャップの映画2作目で、悪の組織ヒドラに洗脳された超人兵士だが、その作品内で洗脳が解けたものの、行方をくらませていた。しかし、シビルウォー中で、バッキーが新たなテロ事件を起こしたと見なされ、冤罪だと信じるキャプテンと、バッキーを捕まえようとする政府側に立ったトニーという対立軸も設定される。基本的に、体制側のアイアンマンと、個人主義、情緒主義のキャプテンという構図だ」
晶華「キャプテンさんに従ったのは、相棒のファルコンさんと、引退から復帰したホークアイさんと、問題の焦点であるバッキーさんと、スカーレット・ウィッチのワンダさんね」
NOVA「スカーレット・ウィッチは、ウルトロン事件でアベンジャーズの仲間になったけど、まだまだ未熟で自分の強大な魔力を制御しきれず、力の暴走を引き起こしてしまうんだな。ちょうど、ウルトロンにおけるハルクみたいな惨事を引き起こした結果、ソコヴィア協定で厳重な管理が求められることにもなる。キャプテンはワンダを解放し、また助っ人としてアントマンをスカウトする。アントマンは自分のデビュー作でファルコンと知り合っていた縁があるし、スターク嫌いのピム博士の影響もあって、トニーに不信感を抱いていたからな」
晶華「トニーさんに従ったのは、相棒のウォーマシンことローディさんと、元ジャーヴィスのヴィジョンさんと、スカウトされたスパイダーマンさん。そして、ブラックパンサーさんは父親の仇としてバッキーさんを追い、トニーさんに協力。一方で、ブラックウィドウことナターシャさんはアベンジャーズの分裂を防ぐための立場上、トニーさんに従うも、結局はこっそりキャプテンさんに味方するように立ち回る。これって、かなり複雑よね」
NOVA「ここまでの映画の積み重ねがあるからな。まあ、アイアンマン3部作と、キャプテン2本と、アベンジャーズ2本と、アントマンを見ていれば分かるんだが、俺は初鑑賞時にキャプテン・アメリカの映画を見ていなかったから、バッキーの件がよく分かっていなかった。この辺も、また機を見て、補完鑑賞しないとな、と思っている。まあ、大筋は後からネットや本で確認したんだが」
晶華「そして、物語の黒幕は、ウルトロンのソコヴィア事件でアベンジャーズに復讐の念を抱くようになった男で、バッキーさんに冤罪を着せて、アベンジャーズ内紛を企てた。それを知ったトニーさんとブラックパンサーさんが、黒幕と決着をつけようとしていたキャプテンさんとバッキーさんを追うんだけど……」
NOVA「敵の最後の切り札が、『洗脳されたバッキーが過去にトニーの両親を殺害した映像』だったんだな。それで怒り狂ったアイアンマンが、大義名分をかなぐり捨ててバッキーに復讐しようとして、キャプテンとガチンコ対決に至るわけだ。その一方で、復讐心のもたらす闇を悟ったブラックパンサーが、黒幕の男と対峙し、赦しを与えようとするけれど、黒幕はアベンジャーズ崩壊の目的を果たして満足して自害してしまう」
晶華「終わり方もスッキリしないわね。巨悪を倒してハッピーエンドじゃなくて、チームが分裂したまま終わり。一応、トニーさんの元にキャプテンさんから、『アベンジャーズが必要なら、いつでも応援に駆けつける』とメッセージが届いたから、和解の体裁は整えていたけれど」
NOVA「だけど、トニーはキャプテンに応援を求めることなく、二人がようやく再会するのはエンドゲームの最初だ。そして、再会した途端、口論したりもするわけで。インフィニティ・ウォーでは二人とも出ていたけれど、違う戦場で戦っていたので、再会も共闘もしていない。結局、トニーの方からキャプテンに頼ることはなく、キャプテンの方からトニーに助けを求める流れになったんだな」
晶華「つまり、シビルウォーでギクシャクした関係が、修復したのもエンドゲームの劇中なのね」
NOVA「ああ、元々、個人主義者のアイアンマンと、大義を重んじて自己犠牲上等なキャプテンという両極端な個性が、交流しているうちに、逆の立ち位置に転化していくのが大団円の面白さだな。アイアンマンはヒーローとしての大義に殉じ、キャプテンはトニーの友情のアドバイスに従い、ヒーローであることを捨てて自分の人生を生き直す道を選んだ。この二人の生き方の交差がエンドゲームの醍醐味であり、その契機となったのがシビルウォーだと俺は考えている。私情や友情のために、国家権力に反抗するなど、従来のキャプテンの性格じゃ考えにくいことなんだけど、70年後の世界に目覚めてヒーローでいることでしかアイデンティティーを持てずにいたキャプテンが、自分個人の愛ある人生を取り戻したのがハッピーエンドだ、と。本当に、いい終わり方だったよ」
晶華「だけど、NOVAちゃんはキャプテンさんの映画の前2つをまだ見ていない、と」
NOVA「やはり、作風が好みじゃないんだよ。アイアンマン3部作は、苦悩していたトニーがそれを克服して、いずれもハッピーエンドで爽快に終わる作風だ。一方、キャプテンの映画は決してハッピーエンドじゃない。1作目は、世界の危機を救うために自己犠牲を決断し、70年の冷凍睡眠に入る。2作目は、ヒドラの暗躍で支援組織のシールドが壊滅し、親友のバッキーは行方をくらませる。そして3作目のシビルウォーは、キャプテン自身がアベンジャーズ崩壊を招き、自分自身が行方をくらませる。
「陽性のアイアンマンと、陰性のキャプテン・アメリカという作風の対比が映画では明らかだ。ヒーロー物としては何だかすっきりしない終わり方だなあ、と思ったりしていたが、最近、エンドゲームでの製作者インタビューを見て、『自己犠牲を伴ってこそのヒーローである』という考え方を提示していて、非常に納得したわけだ。キャプテンは最初から完全無欠なヒーローであり、自分を犠牲にできるわけだが、アイアンマンはそうではない。守るべき者も多く、創りたい物も多く、自己犠牲を是としない欲張りな現代向きのキャラクター。しかし、そんな何も無くしたくない男が、自分の命を掛けてまで『私はアイアンマンだ!』の宣言で絶対の巨敵を打ち破って、愛する者や友、息子のように接した者に看取られて逝く様が、いろいろと感動的なんだな」
晶華「う〜ん、そういう風に語られると、私もエンドゲームを見たくなったな」
NOVA「DVDが出たら、即買うつもりだ」
晶華「いつ出るの?」
NOVA「インフィニティ・ウォーが、昨年9月に出たから、エンドゲームもそれぐらいの時期だろうな」
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ドクター・ストレンジとガーディアンズ2とインフィニティ・ストーン
晶華「シビルウォーの次は、ドクター・ストレンジね」
NOVA「現代に生きる魔法使いの話だな」
晶華「つまり、NOVAちゃんの御同業者ね」
NOVA「向こうの方が遥かに格上だけどな。何しろ、前世はシャーロック・ホームズだったり、ホビットの火竜スマウグだったりする御仁だし。あと、冥王サウロンの仮の姿である死人占い師の中の人だったりもする。ちょっと戦う気にはなれないよなあ」
晶華「そんなに凄い人なんだ」
NOVA「役者ネタを抜きにしても、アイアンマンとキャプテンを抜きにしたアベンジャーズを引っ張って行けそうなのは、ニック・フューリーを除けば、この人とブラックパンサー国王だけじゃないか、と考える。ストレンジは、傲慢な元・天才外科医ってところが、トニーの性格的な後継者だしね」
晶華「映画の感想としては?」
NOVA「劇場での鑑賞中に、ストレンジとシンクロしてしまった」
晶華「はっ? どういうこと?」
NOVA「ストレンジは序盤で交通事故を起こして、腕を損傷して外科医としては再起不能になるんだが、その辺りで俺も気分が悪くなって、貧血状態に陥ったんだ」
晶華「それは大変! NOVAちゃんがストレンジさんみたいに再起不能になりかけたのね」
NOVA「ああ。劇中の人物に感情移入することはよくあるんだが、体調がシンクロしてしまう経験は稀だ。ところが、ストレンジが魔術を学んで新たな道を志すようになった段階で、俺の体調も回復。おかげで、最後まで映画を見ることはできたんだが、それ以来、ストレンジが他人には思えなくてな」
NOVA「ストレンジの映画の感想としては、物語がどうこうと言うより、映像が斬新で圧倒された感じだな。アストラル体を駆使した戦闘シーンとか、ビルの空間が歪曲していく中での魔力エネルギーの応酬とか、それなりにファンタジー映画やアニメを見慣れた目でも、いろいろと新鮮に映ったわけで。まあ、そういうシーンで映像酔いをしなかったのは幸いだったと思う」
晶華「で、次のガーディアンズ2は見ていない、と」
NOVA「だって、予告編がこれだぜ」
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』日本版予告編
NOVA「俺の好み的に、キャプテン・アメリカは重すぎて、ガーディアンズは軽すぎるんだよな。MCUは作品ごとに色合いが全然違っていて、予告編見て、面白さのツボを刺激されると見たくもなる。重さで言えば、ウィンターソルジャーはこんな感じだしな」
晶華「NOVAちゃんのツボがどこかが気になるところね」
NOVA「前回の記事で紹介したアントマンは、ガーディアンズに負けないぐらい軽いノリなんだけど、映像的にミクロ化するところとかが見てみたかったわけで、やはり新鮮な映像を見せてくれそうな作品ってのはワクワクするな」
晶華「それでも、ウィンターソルジャーを見ないとウルトロンで困ったんだろうし、ガーディアンズを見ないと困ったこともあるんじゃない?」
NOVA「まあ、インフィニティ・ウォーの一部が分からなかったりしたな。最近になって、これらの本でようやく少しは補完できたと思うけど」
アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー ヒーローズ・ジャーニー (小学館文庫)
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マーベル・シネマティック・ユニバース 10th anniversary 公式コレクターズエディション
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NOVA「補完といえば、作品ごとに登場するインフィニティ・ストーンについても整理しておこう。俺がもっとマニア度が高ければ、先にチェックして、石の名前と色を確認していたんだけど、今回はそれを怠っていて後から補完する形になった。まあ、こういうのは関心が強まった時に改めて拾い上げていけばいいのであって、今がその時なんだと思う。一応、公式サイトでも分かりやすく整理してくれているので、先にそちらから」
NOVA「戦隊カラーリング的に分かりやすく並べると、赤青黄緑紫橙の6色のストーンだな。最初に出てきたのが、青いスペース・ストーン。空間を司る石で、テッセラクトと呼ばれる四次元キューブ、またはコズミック・キューブとして知られている」
晶華「ああ。最初のアベンジャーズに登場したから知っている。ロキが空間にワームホールを開けて、宇宙からチタウリ軍を召喚していたわね。その後、どうなったっけ?」
NOVA「シールドに保管されていたのをロキが奪い取って、その後、アベンジャーズに回収されて、ソーがアスガルドに持って帰った。だけど、アスガルド滅亡の際に、ロキがまた回収したのを、サノスに殺されて奪われてしまった」
晶華「ヘッ? ロキって死んだの?」
NOVA「まあ、しょっちゅう死を偽装したりしている奴だからな。どうせ、すぐに復活するだろうと思っていたら、エンドゲームで意外な形で逃走して、そのまま行方不明になっている。噂では、TVドラマの方にスピンオフで登場予定らしい」
晶華「ロキの杖も、インフィニティ・ストーンなのね」
NOVA「それは黄色の石で、精神操作したりできるマインド・ストーン。シールド内部に巣食ったヒドラに回収されて、ウルトロンの話で大きくスポットが当たる。その後、ヴィジョンの額に付けられて、彼の心の源になったけど、サノスに奪われてヴィジョンは殺された」
晶華「サノスって、どれだけ酷いのよ」
NOVA「今さら、そんなことを言うか? インフィニティ・ウォーは半分サノスが主人公みたいな話で、6つの石を手に入れるためにアベンジャーズの面々を襲撃する物語なんだぞ。そして、最後は6つの石を集約させたインフィニティ・ガントレットの力で、宇宙の半分の生命を消滅させる暴挙を達成するんだ」
晶華「ああ。去年、そういう話をしていた気がする。ええと、この記事の小見出し『邪悪のターン』ってところね。あら、スパイダーマンも、ドクター・ストレンジも、ブラックパンサーも、ウィンターソルジャーも、ニック・フューリーも、スカーレットウィッチも消失したってNOVAちゃんが言っている。ええ? それって、どうするのよ?」
NOVA「今ごろ、そんなことを言うか? 去年の今ぐらいに俺は同じ感想を持ったんだぞ。お前はその時に共感していなかったのかよ」
晶華「だって、その時は私、生まれて1ヶ月ぐらいでアベンジャーズのことはよく分かっていなかったもん」
NOVA「つまり、今回、総括することで、ようやく一年前の俺の知識に追いついて来た感じなんだな」
晶華「とにかく、青がスペースで、黄色がマインドね。次は?」
NOVA「赤が、現実を改変し、無から有を生み出すリアリティ・ストーンだ。ソー2のダークワールドで、エーテルという液状体に姿を変えて、物語の中核になっていた。その後、アスガルドに保管するのは危険だということになり、惑星ノーウェアにいるコレクターに預けられたそうだが、この辺はガーディアンズのストーリーにも関わってくるので、俺も補完しないといけないや。ソーのダークワールドは、DVDも持っているので、もう一度見ようと思うんだが」
晶華「だったら、私も見る。早く見ましょう」
NOVA「いや、今見ると、この記事が完成しないんだが」
晶華「だけど、フェイズ3完結編ってタイトルを付けても、絶対に完結しないのは明らかよ」
NOVA「どうしてだよ。頑張って、文章を書けば完結させられるはずだ」
晶華「だって、フェイズ3の最後は、まだ公開されていないスパイダーマンよ。未来に飛ばない限り、無理な話じゃない」
NOVA「うわ、確かに。だったら、インフィニティ・ストーンの話だけをして、今回は終わらせるか」
晶華「残り3つね」
NOVA「紫の石は、物理的な破壊力を高めるパワー・ストーン。ガーディアンズの映画で登場したらしいが、俺は未鑑賞なので語れない」
晶華「だったら、それも見てからじゃないと、フェイズ3は完結させられないと思うわ」
NOVA「そうかもな。チッ、俺もまだまだ甘かったってことだ。ガーディアンズの映画を見るまでは、インフィニティ・ウォーも語れない気がする」
晶華「ところで、パワー・ストーンを保管しているのは、ノバ軍って組織らしいけど、これってNOVAちゃんが関係しているんじゃないの?」
NOVA「関係してねえよ。チッ、ノバ軍なんて組織まで登場するのなら、このWhite NOVAが確認しないと仏に申し訳が立たねえ気がしてきたじゃないか」
晶華「緑の石は、時間を操るタイム・ストーンね。時空魔術師としては、チェックが必要なんじゃないかしら」
NOVA「大丈夫。それはチェック済みだ。何せ、ストレンジさんの持つ魔道具のアガモットの目だからな」
晶華「そして、最後の石が魂を司るオレンジ色のソウル・ストーン。これは、どういう石?」
NOVA「こういうのか?」
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晶華「ソウソウソウソウ、その感じ! って、全然違うじゃない」
NOVA「そうだな。同じ玩具なら、こっちを貼るべきだった」
晶華「サノスのガントレットって、売ってるんだ」
NOVA「もちろん、レプリカだから、これを使って指パッチンしても、宇宙の半分の命は奪えないがな」
晶華「当たり前よ。そんな危険な品物が普通に売っていたら、怖いわ」
NOVA「まあ、サノスごっこをして遊ぶには、面白いアイテムだがな」
晶華「で、ソウルストーンは?」
NOVA「劇中では能力がよく分からないが、それを入手するために2人の女が犠牲になった。インフィニティ・ウォーでガーディアンズのガモーラが、そしてエンドゲームでブラックウィドウのナターシャが命を落とすことに」
晶華「うわあ、NOVAちゃん、ネタバレやめてよ」
NOVA「いや、ネタバレしないと、フェイズ3完結編が完結しないじゃないか」
晶華「だったら、真の完結編はエンドゲームのDVDやブルーレイが出てからでも遅くない。その間に、ガーディアンズの映画とかを補完すること。私も付き合ってあげるわ」
NOVA「仕方ない。じゃあ、夏のスパイダーマン2を期待しながら、予告編3本を挙げて、お茶を濁すか」
Marvel 映画「スパイダーマン ホームカミング」日本版予告 第2弾 with Credit
(フェイズ3未完ながら、当記事 完)