Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ロストヒーローズ感想1

 久々に、ツイッターではないブログ記事です。
 まあ、ライダーは新番組も始まったことで、玩具記事なんかも書いてみようと思ったけど、先に「今ハマッているゲーム」の話を書きたくなって。
ロストヒーローズ - PSPロストヒーローズ - 3DS

 先にツイートしているコンパチヒーローダンジョンRPG『ロストヒーローズ』でございます。
 まずは、ツイートの再録から始めてみるわけですが、

・形式としては、ダンジョン探索RPGなんだけど、舞台が今のところ、地下のアジトとか、敵の秘密基地みたいな閉所じゃなくて、無人異世界都市なので、ダンジョン特有の閉塞感がない。

ウィザードリィよりは、バーズテイルみたいな感覚だなあ。ただし、お店や宿のような街の施設もなく、拠点の秘密基地と探索すべき街の往復をしながら、仲間探しと戦闘を楽しんでいる、と。

・で、仲間ヒーローは、コンパチ物おなじみの、ガンダム、ウルトラ、ライダーの御三家。ガンダムは、パイロットのアムロとかはなしで、機体が意思を持っているSD仕様。「νガンダムさん」と呼ばれるのが違和感(笑)。

・初期メンバーは、ウルトラマンゼロと、仮面ライダーオーズと、νガンダム。そこにライダーWが加わる。オーズは、アンクから「映司」ではなく、「オーズ」と呼ばれるのが違和感。基本的に、中の人は不在な世界観。

・Wは、翔太郎とフィリップそれぞれのセリフがあるので、原作の雰囲気を保ってます。あと、固定した変身者を持たないウルトラマンゼロも違和感なし。

 で、再録は追々やるとして、ツイート以上の内容にも踏み込んでみます。

コンパチRPGの歴史

 スパロボや、歴代ライダー登場作品、ウルトラヒーローの対戦アクションゲームなどは21世紀に入ってからもいろいろ出ていたけれど、
 「ガンダム」「ウルトラ」「ライダー」のストーリー共演ゲームは、この10年ほど出ていなかったんですな。
 少し過去を振り返ってみると、

 他には、スパロボ風のシミュレーションRPGで『スーパー特撮大戦2001』と、未プレイだけどドリームキャストで石ノ森ヒーロー集結ゲーム『特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝』(2000)があったり。
スーパー特撮大戦2001特撮冒険活劇 スーパーヒーロー烈伝


 で、どうして21世紀に入って、特撮ヒーロー共演ゲームがなかったのかなあ、と思うと、まあ、クウガ以降の平成ライダーが世界観バラバラでつなげにくかったことも一因かもしれないけど、
 それでも、2003年にはアギトと昭和ライダーの共演する『仮面ライダー 正義の系譜』が出ていたし、絶対的な理由とは言えないな。
仮面ライダー 正義の系譜
 ともあれ、ディケイド以降、平成ライダーのみならず昭和ライダーまでつなげるようになり、
 また、ウルトラシリーズメビウス以降、昭和ウルトラマンとティガ以降のシリーズまでつながるようになり、
 ガンダムの方は、まあ、スパロボやGジェネなんかで、いろいろつなげることに違和感ないこともあって、
 21世紀では、ほとんど途絶えていたコンパチヒーロー共演のストーリーゲームが久々に復活したのでありました。

ヒーロー戦記

ヒーロー戦記 プロジェクトオリンポス
 で、最初は「少し過去を振り返ってみる」だけのつもりが、いろいろ懐かし話をしたくなると(苦笑)。
 スパロボで、ギリアム及びゲシュペンストの初登場作品として名高い本作。
 でも、スパロボを抜きに考えると、「アムロガンダムνガンダム」「ウルトラセブン」「仮面ライダーBLACK→RX」の3人が中心。


 この3人に加えて、もう1人が入れ代わり立ち代わり、パーティーメンバーに入るのだけど、そのメンツが、
 ガンダムでは「カミーユZガンダム)」「シーブック(F91)」、
 他のMSで「キュベレイハマーン)」「シャア(サザビー)」「キュベレイMK2(プル)」、
 ウルトラは「初代マン」「タロウ」、
 ライダーは「1号」「V3」
 それに加えて、「サイバスターのマサキ」と「グランゾンのシュウ」を仲間にできたり、今見ても、なかなか豪勢な取り合わせ。


 なお、「ロストヒーローズ」でも、「νガンダム」「ウルトラセブン」「RX」と、「Zガンダム」「初代マン」「タロウ」「ライダー1号」はパーティーに加わります。この辺りは定番というところですな。
 逆に主人公勢でリストラされたのが、シーブックとV3。彼らの今後の復活にも期待したいところですが、V3はともかく、シーブックは難しいかな。当時は最新ガンダムということで旬だったんだけどね。

ガイアセイバー

ガイアセイバー
 で、『ヒーロー戦記』の後継作品が本作。まあ、ストーリー的にはつながっていないんだけどね。
 本作のプレイヤーキャラは、ガンダム勢は「アムロ」と「シーブック」で前作を踏襲。94年当時は、「Vガンダム(93年)」と「Gガンダム(94年)」の時代ですが、ゲームの開発時間も考えると、まだ時期尚早だったと*1
 ウルトラは、「初代マン」「セブン」に加えて、「レオ」が登場。レオにスポットが当たったのは、当時衝撃的だと思いました。*2
 ライダーは、「アマゾン」が主人公という衝撃。何て、マニアックな。他には、「スーパー1」と「RX」。*3


 ともあれ、「アマゾン」にスポットが当たったということは、次は「ストロンガー」か? と期待したんですけど、続かなかったです(;;)。

スーパーヒーロー大戦

スーパーヒーロー作戦
 本作は、スパロボαにリンクするということで、『ヒーロー戦記』に次ぐメジャーどころだと思います。
 ライダーは登場しませんが、代わりに本年の旬ヒーローになっている「宇宙刑事シリーズ」や、「キカイダーシリーズ*4」「ズバット」などが出演。
 ガンダムは、「Gガンダム」と「ガンダムW」が登場。
 ウルトラは、「初代マン」から「レオ」まで。どちらかと言えば、現役ヒーローよりも、懐古の方に戻った感じです。

ダイダルの野望

スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望
 で、続編だ。ストーリーはつながってないけど。
 こちらは、ガンダムが削られて、ライダーが復活。
 登場ライダーは、おなじみ「1号」「2号」「V3」に加えて「ライダーマン」。そして「BLACK→RX」。まあ、今の目では面白みのない定番どころですな。それでも、「2号」「ライダーマン」がプレイヤーキャラとして操作できるのは当時、新鮮でした。どちらもストーリーでは登場するけど、後方支援に回りがちだったので。
 ウルトラマンは、当時最新の「ガイア」にスポットが当たります。他に、「初代マン」「セブン」に加え、「新マン(ジャック)」が登場。「エース」以降がリストラされたので、「新マン」が残ったのは嬉しかったです。『特撮大戦』も含めて、新マンにスポットが当たっていた時期だったんですな。
 他には、前作から続投の「宇宙刑事シリーズ」「キカイダー」「ズバット」に加え、キカイダー絡みで「イナズマン」、また隠しキャラとして「マシンマン」などが登場。


 ともあれ、2000年代初頭まで、ゲームで盛り上がっていた往年の特撮ヒーロー共演が、現在、公式の映像作品で実際に見ることができるようになる、とは、10年前には予想できなかったですなあ。
 この流れが、ゲームの方も盛り上げてくれることを期待します。もうね、『スーパー特撮大戦2013』ぐらい出てくれれば、絶対買いますから。(つづく)

*1:それらの2作がストーリーゲームに登場するのは、95年の『第2次スーパーロボット大戦G』。まあ、アクションゲームはそれ以前からあったけど。94年の『グレイトバトルIV』では、V2ガンダムが出てた、と。

*2:なお、この年は96年のティガ以前なので、レオはまだ若手だったりして。後輩が「ジョーニアス」「80」おまけに「アンドロメロス」しかいない時代。まあ、外国勢を含めれば「USAの3人」と「グレート」「パワード」もあったかな。パワードも94年の『グレイトバトルIV』で出てた。

*3:なお、この時期の新作ライダーは、93年の「ZO」と94年の「J」。前者はやはり『グレイトバトルIV』で登場。

*4:関連作品としてメタルダー含む。