Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

久しぶりの読書記事2

 長くなったので、記事分けします。

ザンス20巻現在読書中

魔王とひとしずくの涙 魔法の国ザンス20 (ハヤカワ文庫FT)
 こちらは現在、読んでいる最中ですが、軽く紹介。
 毎回、多彩な人間の魔法使いやら、ザンスに住む多彩な異種族キャラが、どんどん主人公交代しながら、大河ドラマ的に展開していくザンスシリーズ。
 今回の主人公は、「魔王ザンス」その人です。
 この魔王、世界を統べる神とも言える存在で最強キャラなんですが、時おり別世界の魔王と賭けゲームをしております。で、最近はザンスが勝ちまくりなんで、怒った他の魔王が結託して、ザンスを陥れるルールで新たなゲームを提案。
 その内容は、「ザンスが自分の世界の住人の一人を旅のパートナーに選び、自分のために真心の涙を流させたら勝ち」というルール。ただし、条件があって、「ザンスは醜いロバの頭を持ったドラゴンの姿をとって、しかもパートナーとの出会いの時を除けば、会話ができない。また、自分の正体がバレてもダメで、しかも自分の万能の魔力は、そのパートナーにお願いされないと使えない。さらに、パートナーとは離れて行動できず、離れた場合は力を失って死を待つだけ」というハンデ。


 そんなザンスが、自分のパートナーとして選んだのは、「非常に優しい女の子」だったのに、何の手違いか「非常に性格が悪くて、頭も悪くて、不器量で、人々から嫌われまくって涙も枯れ果てた少女クローリン」を選んでしまうことに。
 まあ、ザンス世界って、基本的に美女キャラが多いけど、第1巻のヒロイン、カメレオンのケースもありますからねえ*1
 クローリンは、ザンスの転身したロバドラゴンのニムビーと接触して、物語の開始早々で、「私を今より頭が良くて、性格もいい美人にして」とお願いすることで、まあ、表紙イラストの綺麗なお姉ちゃんになるわけですが。さすがに「性格も頭も器量も悪いキャラ」でヒロインってのは、一冊丸ごと読むのに厳しいですからね。


 で、表紙イラストには、もう一人、小さい女の子が描かれていますが、その娘の名前がカレンちゃん。ええと、最近自分が書いている話で、ヒロインに「カレンさん」を登場させているので、何だか読んでて混乱するんですけど(苦笑)。
 まあ、カレンって、よくある名前と割り切ってますが。
 ちなみに、このザンスの方のカレンちゃんは、「魔法のない世界マンダニア」からの来訪者。魔王の転生で、世界の境界線が混乱して、家族共々紛れ込んでしまったという設定。で、家族の乗ったRV車ごとの到来ということで、ザンス世界を初めて自動車が走る話でもあるんですね。これまで、マンダニア人がザンスを訪れたり、その逆はあったわけですが、マンダニアに行ったザンス人が自動車に乗って驚くことはあっても、ザンスを走る自動車は初。そのため、ザンス世界におけるガソリンの給油方法とか、初めての描写も必見。


 それと、NOVAは小説を読む際、最後のオチが気になって、途中でラストを読むこともしばしばですが、本作のラストは、結末があいまいです。
 魔王ザンスが最後にゲームに勝った様子が象徴的に描かれるのですが、そのためにクローリンが命を落とす悲劇のバッドエンドに読めてしまいます。まあ、それまでの流れを考えたら、魔王ザンスの力で「女神転生」という奇跡を果たすのでしょうが、そこまではっきりラストが描かれていないので、続刊の楽しみということになりますね。クローリンは、ザンスのパートナーとして新たな女神に転生したのか、それとも残念ながら「最後の涙」とともにはかなく散ってしまったのか、気にしながら、今巻を読み進めたいと思います。

ガンダムUC

機動戦士ガンダムUC (9) 虹の彼方に (上) (角川コミックス・エース 189-11)機動戦士ガンダムUC (10) 虹の彼方に (下) (角川コミックス・エース 189-12)
 悲劇といえば、これもまた悲劇ですね。
 ええと、マリーダが散ってしまった9巻まで読みました。何だか悲しくて、続きの最終巻がまだ読めてません。こればっかりだな(苦笑)。
 ちなみに、最終巻、ラストの方のちら見だけはしているんだけど、バナージってどうなったんだろう? これもよく分かりませんね。読者の想像を喚起させる象徴的な終わり方って感じ。


 なお、この機会に先日見たDVDも貼り付けておこう。
機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) 1 [DVD]
 とりあえず、今回は出なかったフル・フロンタルの声が、シャアの再来ということもあって、池田秀一氏なので、次巻が楽しみです。
 原作では、「見せてもらおうか。新しい《ガンダム》の性能とやらを」とか、まあ、いろいろシャアもどきな描写があるので、それを映像でどう見せるかに注目したい、と。
 デュランダル議長はMSに乗らなかったので、久々にMSパイロットの池田氏というのもいいな、と思うはず。


 ついでに、美樹本イラストの文庫版も貼り付け。
機動戦士ガンダムUC(1) ユニコーンの日(上) (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムUC(2) ユニコーンの日(下) (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムUC(3) 赤い彗星 (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムUC(4) パラオ攻略戦 (角川スニーカー文庫)

新ライダー魂

新 仮面ライダーSPIRITS(1) (KCデラックス 月刊少年マガジン)新 仮面ライダーSPIRITS(2) (KCデラックス 月刊少年マガジン)
 一文字ライダー改造秘話から、アマゾン編の続きに突入した単行本。注目は、緑川ルリ子姉さんの登場ということになりますか。クールなメガネ美人という、おいしいキャラ。こういう麗しいお姉さまを、おばさん呼ばわりするのは、ただのガキ、あるいはロリコンということで、NOVAとしてはルリ子姉さんの今後の活躍を大いに期待します。
 でも、できれば、まさひこの姉のりつ子さんも出てほしいぞ。裏表紙だけじゃなくてさ。
 なお、連載版では、アマゾンも無事に復活して、そろそろ次の話に展開しそう。ようやくスーパー1まで行き着きそうですな。


 あ、ついでに、「ジ・エンド」の方も貼り付けておきます。
ジエンド炎人―The last hero comes alive(1) 「HXL ヒーロークロスライン」001(マガジンZKC)ジエンド炎人―The last hero comes alive(2)「HXL ヒーロークロスライン」008(マガジンZKC)ジエンド 炎人 The last hero comes alive (3) (マガジンZKC)ジエンド 炎人 The last hero comes alive(4) (マガジンZKC)
 ヒロインキャラのまさかの死、そして復活を経て、その後どうなるかとやきもきでしたが、
Z-END(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)
 スピリッツ同様、掲載誌を変えての新展開に突入。にこやかに心臓つかみする、ちょっと黒い幽体化ヒロイン「涼」に萌え。第2部の彼女は記憶を失っているけど、第1部の悲劇から時間が経って明るくなっているので、違うイメージがあります。
 ま、「ジ・エンド」はラーリオスのイメージソースの一つにもなっていますので、今後とも展開には期待していきたい、と。

*1:カメレオンは、月の変化に応じて、知性と容姿が反比例的に変化する娘。「非常に醜くて毒舌だけど頭のいい状態」と「非常に美人だけどおバカな状態」と、その間を推移します。