Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

1月の読書

 それなりに読んでいました。

ドラル国戦史7巻

高峰の決戦 (ドラル国戦史7) (ハヤカワ文庫FT)
 あ、買ったものの、まだ読んでません(オイ)。
 いずれまた。

ドラゴンランス新刊

ドラゴンランス秘史 ドワーフ地底王国の竜
 昔、富士見の文庫で出ていた『戦記』『伝説』『英雄伝』『序曲』、ここまで好きで読んでいたんだけどね。
 どれぐらい好きか、というと、画像を並べたくなるくらい(笑)。

まずは『戦記』

ドラゴンランス戦記 (1) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス戦記 (2) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス戦記〈3〉氷壁の白竜 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス戦記〈4〉尖塔の青竜 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス戦記〈5〉聖域の銀竜 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス戦記〈6〉天空の金竜 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)
 高校時代、このシリーズと、『ロードス島戦記』に影響されて、NOVAはファンタジー小説を書き始めたわけですな。
 それまでは、中学時代に『ゴジラ』に影響された怪獣物を書いてはみたけど、特に小説家になりたいとは思わなかった。
 でも、ロードスやドラゴンランス、そして、その原案になったTRPGとの出会いが、NOVAにストーリーテリングの醍醐味と、友人たちとそれを共有する喜びを味わせてくれました。

つづいて『伝説』

ドラゴンランス伝説〈1〉パラダインの聖女 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス伝説〈2〉イスタルの神官王 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス伝説〈3〉黒ローブの老魔術師 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス伝説 (4) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス伝説〈5〉黒薔薇の騎士 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス伝説〈6〉奈落の双子 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)
 『戦記』の続編であり、時間移動による過去編でもある本作。ここまでは、続巻が出るのをワクワクしながら、読んでいました。

それから『英雄伝』

ドラゴンランス英雄伝〈1〉クリンの魔法 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス英雄伝 (2) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス英雄伝〈3〉レイストリンの娘 (富士見文庫―富士見ドラゴン・ノベルズ)ドラゴンランス英雄伝〈4〉受け継ぎしもの (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス英雄伝〈5〉賭けるか? (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ドラゴンランス英雄伝〈6〉亡命者たち (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)
 ドラゴンランス世界の外伝的短編集です。これらも楽しみながら読んだんだけど、今ひとつ印象が薄い。当時は、壮大な長編にどっぷりハマリこんでおり、バラエティーに富んだ短編を楽しむ素養がなかった、と。
 で、自分で書く際も、ついつい話を大掛かりに作ってしまう癖が染み付いてしまい、「小粒な短編として手堅くまとめる技」を習得するのに苦労したわけで*1

最後に『序曲』

闇と光―ドラゴンランス序曲(プレリュード)〈上〉 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)闇と光―ドラゴンランス序曲(プレリュード)〈下〉 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ケンダー郷の秘宝〈上〉ドラゴンランス序曲 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)ケンダー郷の秘宝〈下〉ドラゴンランス序曲 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)レイストリンと兄―ドラゴンランス序曲(プレリュード) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)
 最後に「序曲」というのも、おかしな表現だけど、文庫で出たのはこれが最後なのだから、仕方ない。
 一応、このシリーズは作品世界の前章的長編で、『英雄伝』よりも楽しめた……と記憶しているんだけど、細かい内容をはっきり覚えていない(爆)。
 たぶん、『戦記』や『伝説』のときは、まだ学生で時間もいっぱいあって、何度も読み返して、繰り返し堪能していたのに対して、この辺まで来ると、お仕事で忙しく、一度読んでそれっきりだったから、と思います。読むことよりも、むしろ書くことを考え、楽しんでいた時期だったとも思う。

その後

 で、かつてのドラゴンランスファンだったNOVAですが、その後、『ハリー・ポッター』ブームを機に復活した続編は、読んでいませんでした。いや、何となく「ひそかな復活」だったもんで。
 一応、後継作品を挙げてみると、
ドラゴンランス セカンドジェネレーション(上巻)ドラゴンランス セカンドジェネレーション〈下〉
 『セカンド・ジェネレーション』は、戦記の英雄の子供が主人公の続編。いわゆる『リンかけ2』や『キン肉マン2世』、『仮面ライダーNEW電王』、『仮面ライダーキバ 紅正夫伝』みたいなものですな*2
ドラゴンランス 夏の炎の竜(上)ドラゴンランス 夏の炎の竜(中)ドラゴンランス―夏の炎の竜〈下〉
 『夏の炎の竜』は、タイトルだけ知っているけど、勉強不足で中身が良く分かっていません。また、機会があれば、調べるなり、読むなりしたいな、と。
ドラゴンランス 魂の戦争 第一部 墜ちた太陽の竜 完結記念Edition(D&D スーパーファンタジー)ドラゴンランス 魂の戦争 第二部 喪われた星の竜ドラゴンランス 魂の戦争 第三部 消えた月の竜(D&D スーパーファンタジー)
 ええと、作品世界の完結編である『魂の戦争』ですが、やはり勉強不足。昔の情熱はどうなった?

で、再び過去編

ドラゴンランス秘史 ドワーフ地底王国の竜
 以上、長々と説明してきて、ようやく、今回購入したこの書です。
 いや、まだ読んでないんですけどね(苦笑)。


 まあ、復活していたのは知っていたけど、いまいち流れに乗りそこなって、飛ぼうと思うのに、なかなか中に入れない「大縄とび」みたいな気分だったわけですが、
 このたび、「あ、これなら読みたいな」と強く感じさせてくれたのが、これ。何せ、『戦記』のキャラのあの頃(文庫版2巻と3巻の間)を新たに描き直したストーリーです。
 うわ、エリスタンだ〜、なつかしい! と感じさせてくれるお話*3
 タニスとか、ローラナとか、ちょっと青春時代のノスタルジーさえ感じさせてくれる名前に触れながら、しばし心をあの頃にタイムスリップさせたいと思います。

ライダー魂

 ……って、ここまで延々と書いてから、気付きました。
 最近読んだ本について、ちっとも書いていないことに(爆)。
 買いました、これから読みます! ばっかりじゃん。


 ええと、タイムスリップと言えば、今は仮面ライダーが旬。ということで、おお、あれがあった。
仮面ライダーSPIRITS(15) (マガジンZKC)
 平成ライダーはディケイドに任せて、昭和ライダー(BLACK除く)ファンの涙腺をゆるませてくれるのが、このシリーズ。
 昨年末に出た15巻は、アマゾンとストロンガーの物語を同時並行で描きます。昭和ライダーでは、ストロンガーが一番好き、と断言するNOVAにとっては、「ようやく来たか!」という物語。
 いまいち影が薄い主役のZXは、今回アマゾンと合流します。で、ファン泣かせの「モグラ獣人」復活。そして、成長したマサヒコの登場。自分としては、リツ子さんの成長した姿も見たいなあ。
 ストロンガーは、さらに泣かせる展開。魂を持たぬ敵として復活したタックルの自爆ウルトラサイクロンを受けて、半死半生の状態に陥ります。変身能力は失ったけど、ライダーマンのカセットアームで武装した風見史郎と、おやっさんの援護で窮地は救われたけど、パーツ破損で修復不能状態に。
 そこへ出現したのが、城茂の亡き旧友・沼田五郎が改造されたプロト・ストロンガーこと「奇っ械人スパーク」。う〜ん、ストロンガーの企画名を出してくる辺り、マニア心を喜ばせてくれます。旧友から、破損したパーツを受け取り、復活ストロンガー! というところで、つづく。


 後のトピックとしては、ネオショッカー大首領に単身挑んで行方不明となっていたスカイライダーが、志度博士の治療を受けて復活。スーパー1と合流に向かいます。
 それと、ストロンガーおよび、東京で戦う1号の前にも現われたデルザー軍団デルザーは、人としての魂を持たぬ復活怪人と違って、魔人としての魂を持つため、生前の記憶を宿しているという設定がグッド。他の組織の怪人との格の違いを伺わせてくれました。窮地の1号を救うために現われたのは、盟友2号ライダー。ダブルライダーの伝説・再びなるか? 
 ともあれ、続巻が楽しみなのは、言うまでもありません。

魔神天使2完結

マジンガーエンジェルZ(2) (マガジンZKC)
 タイムスリップといえば、約1年ぶりに出た本作もそう。
 後書きによれば、作者の人が闘病生活を送っていたそうで、それに関しては、ファンのために無理をおして、作品を仕上げてくれてありがとうございます、と申しておきます。魂の作品は、心から楽しませてもらいました。
 前巻の感想時に書いたことで、

 超宇宙兵器って何かなあ? 

 やっぱ、宇宙の王者か、それとも、もっとマニアックにコミック版の「ラーガ」を出してくるのか? 個人的には「ガッタイガー」も登場させて欲しいと思いつつ、続巻を楽しみにしています。

 ええと、結果としては、「ガッタイガー」でした。
 いや、正確には「ガッタイガー版スペイザー」ね。ロボイザーの方は登場せず。代わりに、「主役機のアイアンZを収納してガッタイガー」となります。
 さらに、さやか機と合体するダブルスペイザーと、マリア機と合体するドリルスペイザーを加えて、決戦の舞台が宇宙となります。
 月面スカルムーン基地におけるベガ星連合軍との決戦を描いた「宇宙円盤大戦争」。
 ラスボスがピグドロンだったり、護衛に結合獣ボングや、空魔獣グランゲンが登場していたり、劇場版マジンガーシリーズファンも満足させてくれる作品でした。

UCガンダム6&7巻読了

機動戦士ガンダムUC (6) 重力の井戸の底で (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダムUC (7) 黒いユニコーン (角川コミックスエース)
 そして、なつかしロボットと言えば、こちらも該当するわけで。
 1月に「買ったけど未読」と紹介した6巻と、その後、購入した7巻も無事に読了しました。
 この2冊で、ちょうど「地上編」ですな。6巻のラストはいまいち後味が悪い終わり方なので、話が一区切り付く7巻まで一気に読めて良かった、と思います。


 そして、今回のトピックは2つ。
 1つは、何と言ってもブライトさんの登場です。
永遠のガンダムシリーズVol.5 染みるブライト・ノア
 思わず、こういう本まで買ってしまったほど、ブライトさんにはハマりました。これまで、「ミネバ」や「プルトゥエルブ」、そして「ネェル・アーガマ」、「シャアもどきのフロンタル」など、宇宙世紀のいろいろなネタが仕込まれていましたが、ここに来て、ついに超大物登場と。
 ええと、ブライトさんが相変わらず、政治家の思惑に翻弄されながらも、微妙な駆け引きで世渡りしていく中間管理職としての苦労人ぶりが、きちんと描写されています。
 さらに……ラー・カイラムの艦橋に飾られている「アムロの遺影」を見るブライトさんの姿とか、さらにベルトーチカの登場とか、いろいろと過去作から受け継いだ要素をしっかりと味わせてくれます。
 本書で初めて気付いたのは、「ブライトさんとベルトーチカが実はTV本編では対面していないこと」。いや、スパロボで普通に接していたから、当然顔見知りだろうと思っていたけど、考えてみれば、「Zガンダム」ではブライトは地上に降りておらず、ベルトーチカはカラバのメンバーでアウドムラに搭乗していたから宇宙には行っておらず、またZZではベルトーチカが出ていないのだから、正史的にはブライトとベルトーチカは面識がなかったのですな。
 それだけに、本書で「ブライトとベルトーチカが、アムロの思い出話で通じ合うシーン」には、いろいろと感じ入らせてくれました。
 ともあれ、ここまで「らしいブライトさん」を描いてくれただけでも、本作は素晴らしい、読んでよかった、と断言できます。


 もう1つのトピックは、プルトゥエルブ(以下プルと表記)の操る黒いユニコーンバンシィの登場。
 ええと、6巻で連邦の捕虜となった彼女は、旧オーガスタのニタ研で洗脳されてしまい、黒いユニコーンパイロットとして、ユニコーンの前に立ちはだかります。そして、ユニコーンが彼女に倒されて、つづいた、と。
 そして、7巻めでは、いろいろな展開の果てに、ブライトさんや、他の大人の激励、そして行動にインスパイアされた主人公バナージが、連邦に囚われたミネバや、プルを助けるのに力を尽くし、それに成功する、と。プルに関しては、もしかすると今回も悲劇に終わるのかな? とドキドキしながら読んでいたため、結局はハッピーエンドの前向きなラストに落ち着いてくれて、ホッとした次第。
 あと、バナージの立ち位置が面白いですね。本来、連邦の味方で、ネオジオンに敵対するはずだったのが、ミネバやプル、その他、ジオン軍人の大人との関わりで、一種中立的な視点を身に付けるに至り、結果として連邦とも敵対することになる。ただ、ブライトは、連邦の権威主義を毛嫌いしており、自分の立場でできる限り、密かにバナージを支援してやる姿が、絶妙で良い、と。


 最終的には、宇宙に飛び立ったバナージと、ミネバを見捨てるほどの非情さを示したフロンタルに疑惑を抱いたネオジオン軍人たちが、ブライトの連絡を受けたネェル・アーガマに収容されることになります。
 ちょっと、ネオジオンと、ネェル・アーガマのクルーの間で一悶着ありそうですが、それは次巻の展開を楽しみにするとして。

*1:今も、完全に身に付いているとは言えない。余談ですが、雑誌連載のことを考えると、50〜70枚ぐらいの短編小説を量産できる技術は、ラノベ系売れっ子作家になるためには必須だと思ってます。まあ、長編オンリーで、読み切り単行本のみにこだわるスタイルもありだろうけど、長編の固定ファンを付けようと思えば、マニアをうならせるほどの知識が必要で、文字どおり『軽い小説』で勝負したいなら、あくまでも短編書きの技術にこだわるべきだと主張してみます。

*2:一応、言っておくが、『紅正夫伝』なる作品は存在しない。ただのネタです。……でも、小説か何かで出たら、是非見たいな〜。

*3:いや、まあ、エリスタンって名前は、某コンピューターゲームのリプレイ記事で、近年使わせてもらったんですが。