昨日に続いて、残り4話分。
21話「響助のあいぼう レスキュードーザー」
R2主人公の新ビークル登場編。
新ビークル登場はいいんですが、R2の響助くん、キャラ属性がいまいち定まらないんですよね。熱血漢のR1に対する抑え役……にはならなくて、主役回ではR1以上に暴走する先輩。ただ豪快キャラの隊長とは違って、クールキャラの回もあれば、3枚目キャラの回もあり、性格が安定しないこと、この上ない。
今回は、「相撲キャラ」という「嘘だろ、おい」な設定が追加されました。
要するに、R1では描けないキャラを混ぜこぜした、ごった煮キャラとして便利に使われている、と。
それにしても、ドーザーってカラーリング的にも、隊長専用機の方が説得力あるのになあ、とも思ったり。
22話「見よ これが新たなコアストライカー」
新メカ登場編第2弾。
あれ? これは色違いの隊長専用機。
正しくは、こちら。
ええと、左が新型のコアストライカーMAXで、右が従来機です。画像を並べてみると、旧式の方がシャープで格好いい印象なんですが。
ストーリー的には、久々にテラリセッター以外の超災害発生。9話で出てきたユルユルキンの改良型で、響助のお腹が大ピンチの回です。う〜ん、主人公や女性陣にはさせられない下品ネタをさせられて可哀想。
メインストーリーは、R1輝の成長に合わせたコアストライカーAIとの相棒ドラマにあるのですが、どうしてもR2のコミカル演技に気を取られた回でした。
23話「ヒカルとレイが迷い込んだ ふしぎな館」
R3レイの人がメイドコスプレをする話。
いや、それよりもマール人間態が浜田翔子ってのも驚きでしたが。
そんなネタがいろいろあった回にも関わらず、ダーエンの正体が実は元レスキューフォースR1の大渕先輩であったことが、(視聴者には周知でしたが)初めて輝たちに明かされた重要回だったりもします。
かつては立派な正義の味方だった人*1が、何の因果か落ちぶれて今じゃ悪の首領……まあ、役者ネタだとあんまり珍しくないか。
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24話「ダーエンのわな 危うし石黒隊長」
コミカル話がいろいろ続いたレスキューフォースでしたが、ダーエンの正体が分かったことで、久々のシリアス一直線話となりました。
ダーエンの作戦は、レスキューフォースの通信機器を混乱させて、メンバーを分断し、石黒隊長をおびき寄せる、というもの。部下の犯した事故(ダーエン自身をテラリセッターに閉じ込めて投下)まで利用して、罠に仕立て上げるダーエンの策士ぶりはいい感じ。
たとえ敵であっても、救助の対象として見殺しにはできない石黒隊長の性格を実に読みきっています。
そして、「助けを呼ぶ声を聞け」とのレスキュー魂が、かつての大渕から石黒隊長を経て、輝に伝えられる師弟の絆めいた因縁が、実にいい味出しています。
ダーエンにとっては、直接の後輩の石黒にも、自分の後継R1である輝にも、しっかりと因縁をつないでおり、敵役として実に魅力ある設定だったりしますね。今後のドラマ展開が楽しみだ。