Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

先月分の読書・補足

 そう言えば、こういう本も読んだ。
二大RPGの分岐点―ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーの軌跡
 ドラクエとFFの歴史を踏まえた比較論です。
 折りしも、どちらも昨年末にDSで「4」のリメイク作が発売され、結構な売れ行きらしいですが。
ドラゴンクエストIV 導かれし者たちファイナルファンタジーIV
 自分は、今回、購入せず。
 さすがに、元祖およびPS版も買っている以上、再々リメイクまで買うつもりにはなりません。
 それでも、ゲームショップを通りがかる際に、『愛のテーマ』と共に宣伝映像が流れるのは、非常に気になったりするわけですが。
 う〜ん、せめて音楽CDくらいは買おうかな。
DS版 ファイナルファンタジーIV オリジナル・サウンドトラック(DVD付)月の明り-ファイナルファンタジーIV 愛のテーマ-(DVD付)

 ともあれ、比較論書籍の方では、「リアルなビジュアルと、それに付随する重くてリアルな物語を追求する過程で、自由なゲーム性を失いつつあるFF」と、「伝統的なシステムから脱却しきれない、安定・保守志向のドラクエ」を批評、振り返りながら、今後の続編への期待と不安の入り混じった論考になっています。
 自分自身としては、ドラクエもFFも今後は、「ゲームとして劇的に面白いものに発展する」とは思えないものの*1、伝統を見失った迷走はもっと見たくないので、DSなんかで旧作を振り返りながら、そこからまた今後の新たな方向性を見出していってもらいたいなあ、と思っています。


 まあ、現在の期待は、FF13よりも、ドラクエ9にあるんだけどね。凝ったビジュアルやリアル志向の重い物語よりも、「ワクワクさせる発見と冒険の物語」を楽しみたいですから。

*1:少なくとも、主観的には「学生時代に4や5に猛烈にハマッた気持ち」や、「PSで初めてFF7の映像を見たときの驚き」は再体験できないだろう、と思っている。