ドラクエつまみ食い
NOVA「前回、ドラクエ11Sをプレイし始めたと言ったが、デルカダール城に着いたところで中断した」
晶華「デルカダール城って何?」
NOVA「主人公は山奥の村イシの出身ということで、まずは幼なじみのエマといっしょに成人の儀式である山に登る試練を果たすところからスタートするんだな。で、その儀式を終えた後、育ての母親から『お前は勇者だから旅立たないといけない。まずは北のデルカダール城へ行って、王様に面会して、勇者の身の証を立てろ』と言われるんだ」
晶華「ああ。それで『勇者の父親オルテガみたいに魔王バラモスを倒して参れ』と言われるのね」
NOVA「それはドラクエ3」
晶華「ええと、山奥の村ってことは天空シリーズ? 幼なじみで後の妻候補ってことはドラクエ5よね」
NOVA「ついでに、故郷の街や村が襲撃を受けるというのも、天空シリーズあるあるだな。その辺は、いろいろ懐かしいものとつながってくるストーリー構成だとも言える。3DS版のプレイをしている時も『ああ、このパターンは前も知ってるぞ』と思わせる展開は何度もあった。この感覚は現在、ゼンカイジャーを見ているのに近いと言える。古くて、それでいて新しい見せ方をしてくれるところがな」
晶華「新しい?」
NOVA「今回は3Dモードで、きれいなグラフィックでプレイしているわけで、馬に乗って平原を走るのも新しいし、建物の屋根に登ったりするアクションとか、そういうのもドラクエでは新しい部類だな。まあ、今のPS系ゲームでは割と当たり前の描写だろうけど、基本的にアクション系をあまりしない俺にとっては、そんなことですら新鮮に感じるわけで」
晶華「で、どうしてデルカダール城に着いたばかりで、やめちゃうのよ?」
NOVA「この後、大変なことになるからだよ。デルカダールの王様は『勇者は悪魔の子だ』と断罪して、牢屋に閉じ込めて、そこで盗賊カミュと一緒に脱出しての逃避行になるんだけど、故郷は滅ぼされ、仕方なく主人公は自分の出生の秘密を求めて、別大陸へ向かう波乱万丈のストーリーに加速するわけだ。つまり、ハマり込んで抜けられなくなりそうだよな」
晶華「ああ、今はハマり込むわけにはいかないものね。お仕事関連で」
NOVA「そう。続きが気になるな、ワクワクってところで自制しておくのが吉って時なんだ。まあ、ストーリーそのものは3DS版で経験済みなので、続きがどうなるかは知ってるし。どちらかと言えば、原作を読んだ小説やコミックのアニメ化を楽しんでいるような気分? 先の展開は知っているんだけど、どのように演出されているかを楽しんでいるパターン? 動かないキャラが動いてるとか、声がついたとか、正にそんな感じだな」
晶華「3DS版の11と、11Sにはそれだけの違いがあるのね」
NOVA「正直、ストーリーをさくさく進めるなら、2Dモードの方が向いているんだよなあ。マップを上から見た視点なので、どこに何があるか一目瞭然だし、何よりもドラクエとしてプレイし慣れている形だから、楽なんだ。一方、3Dの美麗なグラフィックには、じっくり世界を見て回って、うわ〜い、ワンダーだ〜と探検する楽しさが溢れていると思う。ストーリーを味わう2Dモードと、世界を味わう3Dモードと言えばいいかも」
晶華「違う味わい方があるってことか」
NOVA「ともあれ、ドラクエ11Sをこれから面白くなるってところで止めて、もう一つの積みゲーであるビルダーズ2に切り替えてみたわけだ」
ビルダーズの話
NOVA「ドラクエビルダーズは2016年に第1作が出て、その時はPS3でプレイした」
Nintendo Switch™版『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』 プロモーション映像
晶華「でも、未クリアなのね」
NOVA「第1章はメルキド、第2章はリムルダール、第3章はマイラ&ガライヤと、ドラクエ1の各地方を舞台にした街の復興劇が行われ、最終章でラダトームを舞台に、悪堕ちした勇者の末路と、竜王との最終決戦を描いたドラクエ30周年記念作品だったんだな。俺は第3章の途中で中断して、それっきりだ。最後の方は、動画配信でストーリーだけはチェックした」
晶華「おお、NOVAよ。こんなところでゲームを中断するとは情けない」
NOVA「いや、確かにそうなんだけど。アクションは苦手なんだよ。それにビルダーズの問題点って、せっかく頑張って作った街が、ボスキャラモンスターに壊されちゃうんだな。序盤はいろいろ物作りを楽しめるゲームなんだけど、途中からモンスターの襲撃に備えて、街を城砦化することが必要になり、そしてボス戦で街を守りながら戦うんだけど、それでも壊される街に心が折れがちになったりして、面クリアの達成感よりも、せっかく作ったものが壊される徒労感を覚えるようになる。
「まあ、そこでモンスターに壊されないために、街の主要施設を地下に移すとか、いろいろなアイデアを試して、動画配信している猛者なんかを見ると、なるほどなあ、と思わせてくれる。自分で試行錯誤する楽しみもあるゲームだけど、そこに神経を費やすと仕事に支障が出たりするので、他人の試行錯誤に感心したり、いいねを付けたり、それはそれで悪くないなあ、と感じるけど、ともあれ、いつか時間ができたら、また続きをプレイするかと思っていたら、先に2が出たわけで。時代は、俺よりも早く進んでいるので、後追いでも頑張って味わう機会を見つけようという次第」
晶華「前のゲームを未クリアなのに、次のゲームが出る。そうやって未クリアなゲームがどんどん増えていくのが現状だ、と」
NOVA「一時は、それがイヤだったんだけどなあ。せっかくゲームを買ったんだから、最後まで頑張って終わらせるのが当たり前と思っていた。まあ、それが理想なんだけど、ゲームにばかりハマり込んでいられないのも、社会人では当たり前だ。だったら、どうするか? どうせ買ってもクリアできないなら、買わないという選択肢もありだし、ゲームと自分の関係というのを見つめ直すこともあった。そこで得た結論なんだが……」
晶華「結論、出しちゃうんだ」
NOVA「現時点でのな。ゲームをクリアするのは偉業だし、例えばドラクエ5ならミルドラース倒して、その後、シリーズ初の裏ボスであるエスタークを倒して、レベル99まで上げて、仲間モンスターを全部集めるというところまでプレイした。FF5なら、ネオエクスデスを倒した後、オメガや神竜の倒し方を頑張って考えるとか、青魔法コンプリートとか、いろいろ追求したなあ、とか、とにかく時間と気力が余っている青年時代に、自分なりにやり込みプレイをした思い出が懐かしい。
「当時のスパロボも何周もしたなあ。たぶん、ゲームを遊び尽くした時期が90年代だと思うよ。21世紀になって、初めて挫折したのが『スパロボインパクト』。いつかクリアしようと思いつつ、今だに果たせずにいる。だから、インパクトをクリアした猛者には敬意を表するわけだ。俺にできない偉業を成し遂げたんだからな」
晶華「前作をクリアしていないのに、新しいのを買っちゃうわけ?」
NOVA「インパクトは、コンパクト2のリメイクだからな。そっちはクリアしたので、ストーリーはほぼ理解している。他には、携帯機もA、R、D、J、W、Kなんかも未クリアだった時期があったんだが、2006年末の入院生活を機に、次々とクリアしたりもした。その辺はUXまではクリアして、BXが未クリアとか、俺のスパロボ未クリア史を語るだけでも、記事が一本、書けちゃう分量だ」
晶華「いや、クリアしたのを誇るなら分かるんだけど、未クリアなのを誇ってどうするのよ?」
NOVA「だけどな、未クリアにだって意味がある、というのが今の俺の持論なんだよ。未経験がゼロ、クリアしたのを1と見なすなら、未クリアは小数点以下の端数だな。すなわち中途半端。0か1思考で考えるなら『やるなら最後までやれ。それができないなら安易に手を出すな』という信念になるな。しかし、それでは自分の経験が広がらないことに気づいたんだ」
晶華「中途半端でもいいから、いろいろなことを経験しようって話?」
NOVA「好奇心が掻き立てられるならな。つまらないものに割く時間は惜しいが、面白そうなものだったらタイミングを見て飛び込んでみる、そして最後までやるかどうかは、やりながら決めればいい。ゼロよりは0.5でも経験する方が語れることはあるはずだし、体験0だと1の本当の凄さが分からないんだ。山も遠くから見ているだけじゃ、登頂した人に対して凄いとしか言えない。しかし、半分でも登った人なら、『おお、あの山を登頂したのですか。自分は半分で力尽きましたが、途中まで、こういうことがありましたね。続きには何が待っているんですか? 是非とも教えていただきたいものです』と実感を持って話を聞くことができる。この差は非常に大きいんだよ。
「体験0で無関心と、話に聞いたことはあるのと、自分で体験して相応の実感を伴うのと、一通りの履修は済ませたのと、さらに深みにハマって極めようとしている者と、極め尽くした者とでは、それぞれ見える光景が違うわけだ。大事なのは、『ここまではやった』と完璧じゃなくても、自分なりの経験として語れる何かがあるかってことだと思う」
晶華「で、1を一応、半分以上は経験した上で、2を今回、始めたのね」
『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』プロモーション映像
NOVA「未クリアとは言え、1を楽しんだんだから2にも期待したんだが、2はPS3を切り捨てたので、結局、Switch購入まで手が出なかったことになる。で、購入はスパロボTの後だから、2019年のどこかだな。コロナ禍になった時期ではない」
晶華「いつ買ったか覚えていないわけ?」
NOVA「11Sと同時購入だったから、2019年の9月以降なのは確実だ。そしてコロナ禍以前だから、必然的に2019年の秋に絞れる。わざわざ仕事が忙しくなる12月に、新作でもないゲームを買おうって気にはならないだろうし」
晶華「でも、買うだけ買って、すぐには始めない。まるで、後回しの魔女に取り憑かれていたみたいね」
NOVA「ワインと同じさ。寝かせておいた方が美味しくなることだってある。とにかく、今年はドラクエ35周年だから、ダイ大効果もあって、いろいろドラクエ熱が高まっているんだよ。それで十分じゃないか。今を楽しもうって奴だ」
晶華「でも、ハマりきるのはダメで、適度にセーブしないといけないという難儀な状況ってことね」
NOVA「頭の中が花粉症だから、フワフワしていて、何かと衝動的なものが込み上げてくる時期なんだよ。適度な刺激で、建設的に発散しないといけない。だから、いろいろお試しプレイみたいなものが必要なんだ」
キラメイジャーを見た後なれば
NOVA「で、ビルダーズ2は、最初の舞台である『からっぽ島』のチュートリアル風ストーリーをクリアして、次の舞台の『モンゾーラ島』に到着したところだが、一番笑ったのが、主人公がひらめキングしているところだな。ものづくりのレシピを思いついたら、背負っているレシピ本に夢中になっていろいろ書き込んで、ものが作れるようになる。完全にアクションがキラメイレッドの充瑠くんしているんだな」
晶華「前作も、そうじゃない?」
NOVA「かも知れんが、覚えていない。後でPS3を立ち上げて確認するか。とにかく、キラメイジャーとビルダーズの共通点は、主人公がものづくりのクリエイターって点で、それだけでも、このタイミングで始めて良かった。キラメイロスが十分癒される」
晶華「ビルダーズは勇者じゃなくて、クリエイターが主人公ってことね」
NOVA「しかも、2では主人公の相棒が、破壊神シドーが受肉したけど記憶喪失になった存在っぽいからな。勇者が闇堕ちしたのが前作なら、ラスボスが光をつかむのが2かも知れん。シドー君は、出自が破壊神なのに主人公のものづくりに興味を持って、でも、自分にはその才能がないから、と助けてくれる親友となるわけだ」
晶華「ものづくりの才能がないのに、どうやって助けてくれるのよ?」
NOVA「破壊ならできるので、敵と戦ってくれる。そして物を壊せば、素材が手に入るゲームなので、素材集めに貢献してくれる。本当に良い奴だよ。戦闘能力を持たない主人公の代わりに戦ってくれるので、アクションが苦手でもフォローしてもらっている気になる」
晶華「前作には、そんなキャラがいなかったの?」
NOVA「いたぞ。第3章では、荒くれどもが主人公の後について戦ってくれたりする。まあ、それだけ敵も強くなってくるんだけどな。でも、今回は最初からシドーが付いて来てくれるので、非常に心強い。だって、かつてのラスボスの転生体が相棒になって助けてくれるなんて、いろいろ燃えるじゃないか。特撮で例えるなら、ベリアロクさんみたいな頼り甲斐を覚えるぜ」
晶華「この時期だから出る感想ね」
NOVA「まあ、ゲームなんて、自分が楽しめる時期に楽しむのが理想だからな。クリアしたという結果よりも、過程とか、その時ごとの感想、実感、味わいを楽しめれば、それでいい。今はそういう境地だ。逆に、ゲームしていて、楽しくならないのだったら、ゲームの意味がないと思うし、中途半端だったら中途半端なりの楽しみ方だってある。オリンピック選手じゃなければ、スポーツを楽しめないってこともないだろう」
ものづくりについて思うこと
NOVA「ところで、ドラクエビルダーズのテーマである、ものづくりなんだが、どうも俺は建物作り、建築にはあまり興味が持てないんだな。だから、ブロックを積んで何かの建物を作るという行為には、ハマれない」
晶華「それって、ビルダーとしてはどうなの?」
NOVA「前にアジトってゲームもプレイしたんだが、『悪の組織や正義のヒーローが、秘密基地を作って敵の襲撃を撃退しながら、打ち勝つゲーム』なので、最初のうちはワクワクする。だけど、基地の経営シミュレートそのものには、完全にハマりきるわけじゃない」
晶華「いや、NOVAちゃんだったら、十分すぎるほどハマるゲームに見えるけど」
NOVA「たぶん、今でもハマるのはハマるだろうけど、それはヒーローやロボットを作る過程であって、基地を作ることそのものとは違うんだよ」
晶華「どういうこと?」
NOVA「俺がハマるものづくりは、アイテムとか小物系だな。ロボットを作ることも好きだ。だけど、建物みたいな大掛かりなものや、インフラ設備を作る系のゲームは試してみたけど、いまいちと思ったりする。ビルダーズでは、武器を作ったり、道具を作ったりするのはいいけど、壁とか扉とかを作って建物を建築したり、装飾品で建物を豪華にするような遊びは、ゲームのミッションで与えられたならともかく、自由に作って楽しむには至らない。たぶん、グラフィックデザイン系のセンスはあまりないんだろうな。
「ビルダーズで俺が楽しむのは、『ストーリーを進めるのに、こういうアイテムが必要だ。そのために、どの素材を集めて、いろいろ組み合わせるか』という過程の試行錯誤。マクロよりもミクロなサイズのものづくりだ。ドラクエで言うところの錬金釜ぐらいの方がいい感じだな」
晶華「だったら、アトリエシリーズとかハマりそうね」
にわかにアトリエ勉強
『アトリエ ~不思議の錬金術士 トリロジー~ DX』プロモーションビデオ
NOVA「このシリーズは、昔、俺じゃなくて妹がハマっていたなあ」
NOVA「アトリエシリーズは、RPGにものづくりブームを広げた名作だと思うが、元祖のマリーがPSで出たのは1997年。その後、2作めのエリー(98年、PS)、3作めのリリー(2001年、PS2)までの初期3部作が舞台となる街からザールブルクシリーズと呼ばれている。その他、携帯機への移植版とかスピンオフもいくつかある」
晶華「人気シリーズだから作品がいろいろあるのは分かるけど、分かりやすく整理してみて」
NOVA「頑張ってみる」
- ユーディーのアトリエ(02年、PS2):グラムナート1
- ヴィオラートのアトリエ(03年、PS2):グラムナート2
- エターナルマナ(04年、PS2):イリスのアトリエシリーズ1
- エターナルマナ2(05年、PS2):イリス2
- グランファンタズム(06年、PS2):イリス3
- マナケミア(07年、PS2)
- マナケミア2(08年、PS2)
- ロロナのアトリエ(09年、PS3):アーランド1
- トトリのアトリエ(10年、PS3):アーランド2
- メルルのアトリエ(11年、PS3):アーランド3
- アーシャのアトリエ(12年、PS3):黄昏の大地
- エスカ&ロジーのアトリエ(13年、PS3):黄昏の空
- シャリーのアトリエ(14年、PS3):黄昏の海
- ソフィーのアトリエ(15年、PS3、4、VITA):不思議な本
- フィリスのアトリエ(16年、PS4、VITA):不思議な旅
- リディー&スールのアトリエ(17年、PS4、VITA、Switch):不思議な絵画
- ルルアのアトリエ(19年、PS4、Switch):アーランド4
- ライザのアトリエ(19年、PS4、Switch):常闇の女王と秘密の隠れ家
- ライザのアトリエ2(20年、PS4、5、Switch):失われた伝承と秘密の妖精
NOVA「通し番号が付けられているのが、ここまでで21作だな。驚いたのが、ほぼ毎年新作が一つ出ているわけで、実はドラクエやFFよりも作品数が多いんじゃないか? という点。もちろん、派生作を入れたら負けるかもしれないけど、いわゆるナンバリングという意味では、ライザ2がアトリエ21というわけだから、ドラクエ11やFF15を越えているわけだ。実のところ、ヴィオラートまでは割と意識していたが、イリスが3部作だったこととか、マナケミアという男主人公のチーム錬金術士のシリーズがあったこととか、今回初めて知った。初期の作品を知っているというだけで、シリーズのことが分かったつもりになっていたのが、今回、目から鱗がポロリという気分だよ」
晶華「ずっとシリーズを追いかけている人と、昔のイメージだけで決めつけている見方の違いがはっきり感じたわけね」
NOVA「最新作はこれだろう?」
NOVA「シリーズで区分すると、ザールブルク、グラムナート、イリス、マナケミア、アーランド、黄昏、不思議、秘密の8シリーズで、他にDS用のリーズ、アニー、リーナの3作品や、アトリエ20周年記念のクロスオーバー作品のネルケというのがあって、すごく奥が深いんだな、と思ったり」
晶華「ドラクエにハマりかけたのが、突然、アトリエにも目覚めちゃったってこと?」
NOVA「時間がいくらあっても足りんよな。今から追いかけるには。まあ、今度出る不思議トリロジーとかは入門に向いているかも、と思っている自分がいる。あるいは、その前の黄昏シリーズもトリロジーがあるのかな?」
『アトリエ ~黄昏の錬金術士 トリロジー~ DX』プロモーションビデオ
『アトリエ ~黄昏の錬金術士 トリロジー~ DX』プロモーションビデオ第2弾
NOVA「その前のアーランドはどうかな?」
『アトリエ ~アーランドの錬金術士1・2・3~ DX』プロモーション映像
晶華「でも、このシリーズって元々は女の子向きじゃないの?」
NOVA「そうだな。少なくとも10年ぐらい前なら、こういう軟派っぽいのは俺のプレイすべきゲームじゃない、と思っていたと思う。でも、そんなことを言ったら、このゲームもプレイできなくなるんだよ」
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NOVA「ともあれ、ドラクエでものづくりというテーマを考えてみたら、アトリエにつながって、そのシリーズとしての継続に感じ入ったりして、で、ヒロイン主役のゲームだから自分向きじゃないと思っていた平成NOVAは令和に切り替わったんだ。花粉症ガールとかShinyといった言葉を恥ずかしげもなく披露して、毎週プリキュアを見ているような男が、今さらアトリエは自分向きじゃないなんて思うはずがなかろう。まあ、さすがに時間の方がないので、この興味の矛先をどう処理するかは今後、考えるが」
晶華「今のNOVAちゃんの頭は、花粉症でフワフワしているから、冷静さのブレーキがあまりないものね。だけど、アトリエの前にブレイブリーデフォルトをプレイすべきじゃないかしら」
NOVA「その通りだな。できること、やるべきことを片付けてから、いろいろとやりたいことの何を選び取っていくか、落ち着いて吟味することにしよう」
(当記事 完)