Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ドラクエビルダーズ2(最終章突入)

少し補足ネタができたので

 

NOVA「ビルダーズ2を少しだけ進めてみたら、前の記事を一つ修正する必要に駆られた」

晶華「何かミスったってこと?」

NOVA「いや、ミスではないんだけど、不満要素を一つ改めないとな、と思ったんだ。ムーンブルク島での王宮テーマがドラクエ2ではなくドラクエ4なので、2推しの本作に似つかわしくないってことを書いたんだが……」

晶華「でも、2の王宮テーマは静かな曲調なので、戦争が続いているムーンブルク島の物語にはイメージが合わないとも言ったわね」

NOVA「ああ。それで空っぽ島に帰還して、そこでも王城を作ろうって展開になったんだ。で、その時に流れる王城テーマで、2のBGMを採用してくれていたんだな。つまり、製作スタッフはきちんと2のテーマを大事にしてくれていたんだよ。ただ、やはり戦争という物語には合わないから、使いどころを上手く選んだんだな。遅ればせながら、それに気づいたわけで、キタコレと感じながら、俺の不満材料がきれいに解消されたんだ。同時に、俺のこだわりを理解してもらえていたみたいで、さすがビルダーズ2、痒いところに手が届く良きゲームだ、と不満を撤回することを表明したい」

晶華「物語途中で感想書いて、間違っていれば適時修正して、評価を改めたりもしながら認識を深めるのもリアルタイムって感じよね」

NOVA「ああ。ビルダーズ2は数年前のゲームだから、ネット内でもいろいろと参考にできる情報が挙がっているし、それを元に、実際にプレイしなくても大体こんな物語というイメージだけで記事書きすることも可能なんだが、それだと実プレイでの感じ入るところまでは語れないので、趣味話だとつまらないよな。

「そして、この『最初はこう思っていたけど、実はこうだった。うおー、そう来たか』って発見は、それだけでドラマなんだよな。『最初からこんなキャラで、事件が起こって解決しても、何も変わりません』って登場人物(ドラえもんのび太タイプ)は日常ギャグならいいけど、やがては飽きる。それよりも俺が好む物語って『最初は未熟だったのが、その都度のドラマに応じて、成長して考え方も移り変わっていく変遷を味わう』もので、得た経験の分だけ、『このゲームはこうだと思っていたけど、実は……』という発見を語るのが俺流の記事スタイルとも思ったり。やっぱ発見とか、自分の思い込みの修復に感じ入り、それまでの自分に肉付けできる経験が、この年でもできたら嬉しいわけで」


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NOVA「しかし、パイプオルガン調だと、ますます教会っぽいBGMだな」

晶華「ドラクエ2は敵が邪神教団なので、味方の王城が教会っぽくても良いと思うんだけど」

NOVA「ドラクエの教会や聖なるほこらのBGMだと、こんなところかな」


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NOVA「でも、ベストはやはり3のこれだと思う」


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NOVA「これはビルダーズ2でも、モンゾーラ島の世界樹のシーンで効果的に使われていたし、ドラクエ11でも時渡りのしみじみとしたシーンでの使われ方が印象的だった」

晶華「昔の音楽でノスタルジー喚呼させられるのは、若い子には分からない感覚よね。私もそうだけど」

NOVA「と言うか、今の中高生はやはりドラクエを知らない子が多いんだと、俺の教え子にリサーチした情報だ。いや、タイトルは知っているけど、プレイしたことはないみたいなんだ。そう言えば、前に教え子からドラクエにハマっているという話が出たのは、もう5年前ぐらいになるからな。大人にとっての5年はつい最近という感覚だが、中高生にとっての5年って遠い昔なんだよなあ」

晶華「5年前って、私はまだ生まれてなかったし」

NOVA「そうだよな。ちなみに、その子らはスターウォーズのファンらしい」

晶華「ドラクエは知らなくても、スターウォーズは知ってるんだ」

NOVA「父親の影響らしいんだな」

晶華「まあ、映画は2、3時間もあれば作品鑑賞できるけど、ゲームはそれだけで作品鑑賞するのは難しいものね」

NOVA「確かにRPGとかのストーリーゲームは時間食い虫だもんな。それはともかく、とうとうシドーが邪神化して最終章に突入した。冒険の舞台は『破壊天体シドー』という名のSF風ディストピアな感覚の星。メタルなスライムと、グレムリンと、キラーマシンと、死霊の騎士とパーティーを組んで、崩壊した世界でサバイバル生活を行うことになった」

晶華「何それ? 普通のドラクエとは違う世界観よね」

NOVA「星のドラクエとか、ドラクエ10とか、ジョーカーなんかではあるのかも知れないが、俺のドラクエ体験では新鮮な舞台に感じたな。キラーマシンにパイプ接続して、魔力エネルギーを供給するとか、メカギミックを扱うとドラクエよりもメガテン的な感覚に思えたり。

「そして世界が崩壊してしまえば、死にたくない魔物とも手を組んで、呉越同舟的な話にだってなるんだな。魔物側も『ハーゴン教団に帰依すれば、世界が滅びても自分はパラダイスにたどり着ける』と信じていたんだが、『そんなパラダイスなど存在しない。全ては崩壊して無に還るのだ』というのが真相だと知らされ、こうなったら敵も味方も関係なく、生き残るためなら利用できるものなら何でも利用する。立場を超越した熱い漢のメタルなサバイバルって感じの物語が始まるんだ」

晶華「でも、NOVAちゃんのキャラって女の子よね。確か名前はレミ」

NOVA「ああ、相方がシドーだからな。シドレミ・ファソラって音階でつなげてみた。あと、お前のミリィのアナグラムも意識した」

晶華「ああ、私の妖精郷キャラのイメージもあるんだ」

NOVA「で、破壊神シドー復活前のエピソードでは、何だかその気もなかったのに、空っぽ島がレミ王国と呼ばれるようになって、うちのレミも晴れて女王さま扱いされたりするわけだよ。妖精郷の物語がつながった感覚を覚えた」

晶華「むっ。ビルダーに先を越されるなんて」

NOVA「だけど、友だちのシドーを邪神の運命から救うために、女王の地位をかなぐり捨てて、崩壊に瀕した世界に飛び込み、人間と魔物の種族の違いを乗り越えて、救世主っぽくものづくりパワーで創世するんだな。うん、いい話だ。そして、最終章のメインテーマはこれだよ」


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NOVA「ドラクエ3の空飛ぶ大鳥ラーミアのテーマは、その後、8でも、11でも使われた名曲なんだが、いずれも空との関連付けが行われていた。でも、今回、空の向こうで崩壊しかけた幻世界の星が舞台という異なる状況設定でフィールドBGMに採用され、どういう選曲意図なのかなあ、という気になっている。もの哀しくも雄大な曲調は、崩壊世界の中にも希望を感じさせる再生のテーマっぽく聞こえ、いい感じだと思いつつ」

晶華「音楽へのノスタルジーかあ。私には分からない感覚よねえ」

NOVA「いいよ。こればかりは、分かる人だけ共感してくれれば。まあ、想像力豊かで、俺と相性のいい人間なら、曲と俺の説明だけで芳醇なイメージを是非とも感じとっていただきたいわけだが。そして、かつてラーミアの音楽はドラクエ8のラスボス戦BGMにまでアレンジ採用されて、それはそれで当時、おおって気分になったもんだ」


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晶華「と言うか、ドラクエ8のラスボス戦は、鳥の上に乗って戦うの?」

NOVA「凄い演出だよなあ。敵のサイズも凄いけど、巨大な手を叩きつけられても撃墜されることなく、足場として踏み堪えている神鳥レティスことラーミアさんも正に神の鳥。デブチョコボとは格が違う」

晶華「何で、そこでデブチョコボなんて出てくるのよ」

NOVA「デブチョコボだって、某FFでは腹に何でも保管してくれる神の鳥と呼称されていたんだ。まあ、暗黒神ラプソーンだってデブなんだし、デブが神を名乗ってもいいじゃないか」

晶華「デブの話なんて、どうでもいいし」

NOVA「そうだな。ラスボス戦の話だな。うん、だったら、かつてロトの勇者に倒された破壊神シドーの話だが、やはりBGMはこれだろうな」


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NOVA「で、2のエンディングはやはりこれってことで」


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晶華「あのう。自分でまだクリアしていないのに、エンディングを先に見て、それでいいの?」

NOVA「俺は先にネタバレを見ても楽しめる男だからな。そこんところは気にしない。むしろハッピーエンドで終わると知っていると、安心してプレイできるな。ゲームをしていて一番虚しいのは、大事なセーブデータが消えた時で、二番めに虚しいのは頑張ってプレイしたのに、エンディングがつまらなかった時だな。それまでの楽しさも、エンディングの虚しさで全て消えてしまう感覚は、徒労感が大きいから勘弁願いたい。だけど楽しいエンディングだと分かっていたら、そんな未来に向けて頑張ろうって気になるな」

晶華「つまらないエンディングだったら?」

NOVA「エンディングに期待せずに頑張ろうって気になる。まあ、その時点で楽しめるゲームという前提だが。過程がつまらないのに、ご都合主義のハッピーエンドの物語が読みたいってわけでもない。終わりが良くて、途中も良いのがベストに決まっている。ともあれ、ビルダーズ2は、エンディングが『この道わが旅』ってことで、十分満足できそうだ。頑張って終わらせるつもりだけど、ブログ記事での語りはこれで終わらせるつもり」

晶華「えっ、そうなの?」

NOVA「まあ、どうしても書きたいネタがあれば、補足記事として書くかもしれないけど、『クリアしたよ。面白かった。満足』以上の内容になりそうにない。思い出話は語り尽くしたんじゃないかな。ドラクエ話にコメントでもあれば、改めて語るネタも喚起される可能性もあるけれど」

(当記事 完)