Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

さらなるドラクエつまみ食い

妖精の城から天空城

 

NOVA「前回に続いて、ドラクエにハマっている俺がいる」

晶華「どのドラクエ?」

NOVA「とりあえず5だな」

晶華「ああ。迷いの森で迷って、攻略を諦めていたものね」

NOVA「うむ。先週そう書いたんだが、実は勘違いしていたことに気づいたんだ」

晶華「勘違い?」

NOVA「迷いの森を抜けた先には、妖精の村があるんだが、そこまでは到着していたんだよ。つまり、迷いの森はクリアしていたんだ」

晶華「じゃあ、どうして迷いの森で迷っていた、と思い込んでいたの?」

NOVA「妖精の村では、昔なじみの妖精と再会して、妖精のホルンというアイテムをもらうんだが、『これを山に囲まれた森の中の湖で吹き鳴らせば、妖精女王の城が姿を現す』という流れになって、この森の中の湖の場所が分からなかったんだよな。迷いの森の中にあると勘違いして、そこにある池の前で妖精のホルンを吹き鳴らすなどして、うまくいかずに往生していたわけだ」

晶華「妖精女王の城かあ。妖精郷の物語とかぶっている感じね」

NOVA「ああ。そちらも気になるけど、今はドラクエ熱がぶり返しているからなあ。とにかく、迷いの森をさまよって妖精のホルンを吹き鳴らせる場所を探し回っていたんだが、そもそも見当違いだったんだな。それは違う場所にあったんだ。具体的には、マップ中央の天空へ登る塔の北にある湖。その中心の花のあるところでホルンを鳴らせば、妖精の城が出現して、話が進むわけだ。つまり、迷いの森が悪いのではなくて、そこにこだわり過ぎたのが悪いんだ。まあ、昔もそれで勘違いして迷っていたような気がするし、答えを見つけるための試行錯誤も冒険の醍醐味かな、と楽しめた次第。攻略記事を読んで、あっさり答えにたどり着いたんじゃ得られない楽しみを久々に味わえた気分だ」

晶華「で、その後は順調にプレイを進めたのね」

NOVA「妖精城の絵の中の過去世界に行って、ゴールドオーブを入手して、天空城を復活させてから、マスタードラゴンを人間から元の竜の姿に戻すことまで成功した。その後で、巨体が印象的なブオーンを倒して、最後の鍵を手に入れるところまで進めた次第」

晶華「分かる人には分かるけど、未プレイの人には分からない説明ね」

NOVA「ドラクエやってたら何となく分かるだろう。とりあえず、妖精城の絵の中から過去世界に行ってゴールドオーブの伏線回収したところは、初プレイ時に非常に感じ入った場面だな。壊されたものを蘇らせるために時間を遡るという展開は、21世紀の今だとありがちだけど、ドラクエというゲームで実体験として時間移動したのは初めてだったし。その後、ドラクエ7では、絵の代わりに石版世界という形での時間移動、『過去に滅ぼされた世界を修復する』物語がメインになるわけだが」


ドラゴンクエスト7 失われた世界 交響組曲

NOVA「7の石版世界でのフィールド音楽は叙情的なムードで、決して嫌いな曲ではないんだが、ずっとそれを聞いていると、陰鬱になるんだよな。ドラクエの場合は、フィールド音楽が、その作品のおおよそのムードを決めるわけで、7と言えば、こういう雰囲気だ。それに比べると、5は普通に冒険って感じだな」


ドラゴンクエストV - 地平の彼方へ (フィールドBGM) [Dragon QuestV]

 

ドラクエ・フィールド音楽などの歴史

 

NOVA「で、ドラクエのフィールド音楽でベストを挙げるなら、やはりこれかな」


【ドラクエ3】『冒険の旅』(フィールド)オーケストラBGMストーリー inドラクエ11

NOVA「ドラクエ3のフィールド音楽が、ドラクエ11で時間を遡った裏ルートのメインテーマとして復活したときは、感じ入ったものだ。11の物語で、失った仲間を取り戻すために主人公が時間を遡って、違う時間軸に入るわけだが、この時間を遡ることで11の物語だけでなく、過去のドラクエへのノスタルジーをも喚起させる音楽演出が、これまでのドラクエの歴史を踏まえていて、燃えるんだな。なお、11の表ルートのフィールド音楽はこれ」


【ドラゴンクエストⅪ】ドラクエ11 フィールド曲 クリア前 Game Music【Dragon QuestⅪ/作業用 BGM】

NOVA「これはこれで悪くないし、11という物語のイメージはこれでしょって感じだな」

晶華「でも、ドラクエの原点は、やはりアレフガルドじゃない?」


FC/SFC アレフガルド メドレー NES/SNES Alefgard Medley

NOVA「アレフガルドのテーマは、ドラクエ1だと勇者一人旅を彩る曲だし、プレイ時間もそれほどでないから(せいぜい8時間から10時間)、ずっと聞いていても陰鬱にはならないんだな。あと、2や3だと期間限定テーマだし、どちらも普通の陽性アップテンポなフィールド音楽が別にあって、そこから、この曲に切り替わることで、ノスタルジーを喚起するわけだ。で、この曲が流れたりすると、やはりドラクエしてるな、懐かしいって想いに駆られるわけで、ビルダーズでもお気に入りだった」


ドラクエ ビルダーズより~ フィールドBGMメドレー【DQB】

晶華「でも、NOVAちゃんが今、プレイしているのは、ビルダーズ2なんでしょ?」

NOVA「ああ。それもちょっと進めて、今は農業に取り組んでいる。キャベツとか、小麦とかを作って、崩壊した大地の緑を復活させようとしている最中だな。で、先にネタバレ情報をチラ見したところ、ビルダーズの1は地名も懐かしいアレフガルドなんだが、2は物語的にドラクエ2に基づいているのに、地名が全然違う。モンゾーラ島ってどこよ? って気になったんだが、どうやら、ビルダーズ2の世界は『大神官ハーゴンが作った幻が実体化した世界』らしいんだな。つまり、ドラクエ2だけでなく、6の夢世界とかの要素も含まれていて、破壊と創造というテーマに満ちあふれている。だから、フィールド音楽もこんな感じだ」


【作業用BGM】ドラクエビルダーズ2 BGMメドレー ~フィールド曲~(特定の場所のBGM含む)【ビルダーズ2】

晶華「ビルダーズ1はストレートにフィールド曲って感じだけど、ビルダーズ2はダンジョンの曲とか、ほこらの曲とかがフィールドに流れて、少し暗くない?」

NOVA「う〜ん、少し燃える曲とは違うなあ。バトルはどうだろう?」


【作業用BGM】ドラクエビルダーズ2 BGMメドレー ~戦闘曲・ハーゴン教団関連曲~【ビルダーズ2】

NOVA「やはり、ビルダーズ2は1よりもダークサイド寄りというか、ハーゴン教団の奴隷とか囚人とか、そういう世界観の中で建設活動を行うわけで、ドラマチックというか、陰鬱なテーマなんだな」

晶華「プレイ意欲をなくした?」

NOVA「いや、その辺は主人公が呑気なキャラで、やや天然入っているところがあるように描写されているから、暗い世界でも希望は捨てないキャラ付けなんだな。だからバランスが取れているというか、街のテーマが割と明るいので、ずっと暗いわけでもないだろう」


【作業用BGM】ドラクエビルダーズ2 BGMメドレー ~拠点曲~【ビルダーズ2】

晶華「最初は人間のために物作りしていたのが、最後は魔物とも友だちになってしまうのが、ビルダーズ2なわけ?」

NOVA「まあ、そういうところがドラクエ5的というか、勧善懲悪ではなくて、破壊と創造が紙一重というテーマ性というか、単純に光と闇では片付けられない話だな。いや、俺もビルダーズ2はまだ取っ掛かりしかプレイしていないので、完全にネタバレでも構わない気になってしまったというか、BGMを追っかけているだけで、ストーリー概要をつかんだ気がしている」

晶華「だったら、もうプレイしなくてもいいんじゃない?」 

NOVA「いやあ、あらすじを知るのと、実際に体験して感じ入るのとでは、違いがあるんだよ。知識で満足するのと、実体験まで味わうのとでは差が大きい。もちろん、ビルダーズ2はプレイを続けたいが、同時に他にも目移りしてしまうのが現状だな。今はさらにドラクエ6までプレイを続けて、ミレーユを仲間にしたところで中断した」


奇蹟のオカリナ~  ドラゴンクエスト6 交響組曲ver


DQ6 BGM 敢然と立ち向かう


ドラクエ11S BGM 精霊の冠 オーケストラver DQ6より /Saint's Wreath

NOVA「6の音楽は3と並んで、11で印象的に使われていた記憶がある。というか、勇ましいバトル曲がムドーを倒すまでだけで、6本編では使用シーンが少なかったのを、11が発掘して、勇者覚醒的なシーンを何度も盛り上げてくれた感じだな」


【ドラクエ11】 ドラクエ6のあの名曲が…!

晶華「確かに、音楽聞いて感じ入るってのは、付け焼き刃の知識だけじゃ味わえないもんね。動画で追体験はできるけど、その音楽を聴くだけで思い出に残る名シーンが蘇ってくるとかは、実体験あってこそだと思う」

NOVA「まあ、その思い出を言葉で伝えるのってのは、なかなか難しいんだけどな。それでも共通体験を持つ者が共感してくれたり、共通体験を持たない者でも記事を読んで、何か染み入るものを受けとってくれればいいかな、と思って記事を書いている」

 

晶華「じゃあ、最後にこれをアップしたいって曲は?」

NOVA「ドラクエ8のフィールドBGMの雄大さで今回は締めくくろう」


広い世界へ~ 交響組曲 ドラゴンクエスト8

(当記事 完)