ゲームシナリオ的には、リュウセイ編第4話『フィアー・ゲーム』に相当。
リオン・テストタイプに乗ったテンザンが、輸送機を襲撃。その護衛に出たSRXチーム初の実戦です。
ゲームシナリオと異なるのは、前回の模擬戦闘で登場した戦車隊がテンザンの襲撃で窮地に陥ったところを、リュウセイ機が身を張って守り、男気を証明したところ。
さらなる軍隊ドラマ
今週は、「アムロさん称揚週間」なのでしょうか。
リュウセイ君まで、「自分がもっと上手くできていれば(戦車隊の被害は食い止められたのに)」なんて、言い出しました。
それを受けての、隊長さんのセリフは当然、
「うぬぼれるんじゃない! たった一機のパーソナルトルーパーの活躍で、戦争に勝てるほど甘いもんじゃないんだ」ですね。
まあ、人死にが出たわけじゃないので、アムロの状況に比べれば、リュウセイははるかに甘いわけですが、それでも少しずつ成長していく様子が描かれていくのは好感触。
「いつか守りたいものが守れるようになるといいな」と激励してくれる隊長さんも、ナイスキャラ。
やはり、こういう「若者を諭す先達キャラ」の描けている軍人ドラマには、素直に敬意を示したいと思います。
上に立つ者が「バカばっか」で、若者が暴走しているだけの軍隊は、見ていて相当に歯ぎしりしたくなるので。
次回は、いよいよグランゾン登場の「南極事件」です。