Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

カブト20話

 加賀美父の「ビックリ」にびっくり。
 神代剣の「ワーム化」にびっくり。
 今回は、その2つのテーマで。

怪盗シャドウ作戦の真相

 細かいところにはいろいろツッコミを入れたいけど、もうすでにNOVA以外の人がいろいろやってくれていますから、今さら。
 NOVAとしては、まあ、井上脚本だからねえ、とのみ一言*1

 ワームに関するZECTの作戦なのか、それとも田所さんの反ZECT作戦なのか、ZECTの立場を利用した純粋な泥棒なのか? 一番最後のが一番可能性少ないだろうけど、一番面白そう(笑)。

 NOVAのブログは、自己ツッコミ、自家発電、自己完結型なので、引用も「自分の書いたこと」に対して行うのが基本スタイルですが、
 結局、この答えは「ワームに関する(ZECT上層部も知らない、ビックリの)田所組の作戦」ということで終了。きっと視聴者の見ていないところで、田所さんは「ややこしい始末書を上層部に提出すること」に時間を掛けていることでしょう。まあ、時間は2週間あるし、いい始末書ができることを願っています*2


 ……もしかして、今回の件で「上層部に報告せずに独断専行の作戦をとった」ことが吾郎ちゃんに責められて、ガタックの実験素体の提供をさせられるって展開もあり? 

突然ワーム化、ツルギ君

 もう一人のツルギは、キャストオフして青いウルトラマンになるけれど、
 こちらのシスコン、ツルギ君は「ワームの擬態」だったというラスト。いや、これについては「サソードシステムの副作用かも」という意見も聞いたりして、現段階で確定できないわけですが、
 「マスクドライダーシステムが、実はワームの能力を人間に付与させる危険な代物」という可能性も示唆されたわけです。


 こういう展開で思い出すのは、3年前の「555」ですが、
救急戦隊ゴーゴーファイブ Vol.4 [DVD]
 こっちじゃなくて*3
仮面ライダー555 VOL.5 [DVD]
 こっちですな。「人間に化けた怪人が日常生活を送っており、怪人サイドのドラマも主人公ヒーローと等格に描かれている」という基本設定と、「実は主人公ヒーローの正体も、また怪人だった」という秘密、あとは「井上脚本に仕掛けられた、些細すぎる誤解と陰謀の連続で対立するライダー同士の不毛な争い」で、賛否両論を巻き起こした傑作(笑)です。
 ちなみに、NOVAはファイズの大ファンです。こだわりと思い入れが強すぎて、質を高めようと意気込みすぎて、作品追跡連載がずっと止まってしまっているぐらい(苦笑)。いい加減あきらめるか、それとも、もう一度家の中のビデオを発掘して見直して、改めてブログで感想を書きつづるか、検討中。


 それはさておき。
 ファイズの主人公、乾巧の正体がウルフオルフェノクだったように、
 カブトのオレサマ主人公、天道総司の正体がワームでは? という噂は、特撮雑誌のインタビューや特撮サイトでちらほらと漏れ聞こえていたわけです*4
 ただ一つ問題は、「ワーム退治を目的として動いているようなゼクター」がワームに装着可能なのか、という点。ファイズでは物語の序盤から、「オルフェノクファイズギアで変身。普通の人間は変身できず」という描写を見せてくれましたが、カブトの場合、「ゼクターが資格者の元に飛来するか否か」が焦点になり、「資格者であっても、行動の是非によって資格を喪失する」*5ことがあるわけで、単純に「ワームか人間か」が資格者選出の条件でないことは明らかです。
 でも、今回、分かったのは「ワームがゼクターで変身できない、わけではない」こと。まあ、「ゼクターの副作用でワーム化した」と可能性も考えるなら、まだ断言するには早いかもしれませんが。
 それと仮に、「ゼクターが選ぶのはワーム」……などとファイズ風に考えるなら、天道も、加賀美も、矢車さんも、影山も、みんなワーム……とおかしな展開になります*6


 NOVAにこの点の考察をさせると、シリーズ系譜話が好きなので、「歴代ライダーと怪人の関係性」までさかのぼることになりそう。今は時間の都合で、これぐらいに止めておくとして。
 最後に。
 「天道が実はワームでした」という、ファイズの二番煎じ的な話は見たくない。「又かよ!」って思って、つまらなくなるから。ワーム(虫けら)なのは、似非オレサマのツルギ君だけにとどめるべし。

*1:井上敏樹氏の脚本については、「極端にカリカチュアライズされたキャラ同士の絡みで楽しませるドタバタコメディ」と考えているのですが、「真面目なキャラ」「リアルな組織」というものを重視する設定マニアには不評っぽい。真面目な考察をしたい方は、井上脚本の回は抜きにして考える人もいるらしい。

*2:「始末書」と言えば、メビウスのサコミズ隊長がいい仕事をするそうなので、参考にするといいかも^^;

*3:何だか、お約束のネタ。ちなみに、ファイズに合わせて、ゴーグリーン=デルタ三原が出ている巻を選ぼうと思ったら、画像が表示されなくて残念だったり。

*4:他に、ヒロインのひよりがワームでは? とか、天道の妹がワームでは? とか、実はZECTの上層部がワームでは? とか。カブトの世界は、実は人間社会に順応したワームにすでに支配されており、その中で一部の反乱分子として暴れている少数ワームを抹消する組織がZECTとか……妄想は尽きませんが、妄想も数打ちゃ、的中する予想となるわけで、言ってみるが勝ち、かと。

*5:ザビーの矢車さんが一例……ってか、目下それしかありませんが。

*6:個人的には、「影山がすでにワームに入れ替わられている」と言われても納得しますが。あの性格の変貌振りは、そう考えた方が納得できたりして。