Shiny NOVA&晶華のNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガールというオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ヒロイン本と、森羅魔法

待望の本

 

NOVA「欲しかった本をゲットしたぞ」

東映ヒロインMAX SUPREME (タツミムック)

東映ヒロインMAX SUPREME (タツミムック)

  • 発売日: 2020/12/03
  • メディア: ムック
 

晶華「あっ、小夜さんと瀬奈さんだ」

NOVA「うん、これはこれで花があっていいなあ、と思うんだ。改めて、役者の名前を見ても、美桜だからピンク、由芽だからグリーンと、実にカラーリングと一致した名だし、人間にしては珍しく萌えるんだ。この表紙は、これで嫌いじゃない。しかし……」

009『本当は、この娘の表紙が見たかったということか?』 

 009『なお、ぼく的な当たり表紙は以下の通りだ』

東映ヒロインMAX Vol.7 (タツミムック)

東映ヒロインMAX Vol.7 (タツミムック)

  • 発売日: 2009/03/25
  • メディア: 大型本
 
東映ヒロインMAX Vol.5 (タツミムック)

東映ヒロインMAX Vol.5 (タツミムック)

 
東映ヒロインMAX Vol.4 (タツミムック)

東映ヒロインMAX Vol.4 (タツミムック)

  • 発売日: 2006/09/29
  • メディア: ムック
 

NOVA「おお、シンケンジャーに、マジレンジャーに、ゲキレンジャーのメレ様に、ボウケンジャーか。なかなか気が合うじゃないか」

009『まあな』

晶華「そりゃ、どっちも同じNOVAちゃんなんだから、気が合って当たり前じゃない。私としては、どうして同じキャラなのに、前回みたいに言い争いをするって器用なマネができるのか、そっちの方が不思議なんだけど」

NOVA「簡単な話だ。10年の経験を重ねることで、俺は成長したからな。成長した俺の目からは、10年前の未熟な自分の浅はかさが許せなく思うこともある。つまり、それこそが過去の自分よりも今の自分が進化した証だ」

009『昔の自分にマウントを取って、そんなに嬉しいのか? ぼくから見ると、そんな浅はかな奴に成り下がった己の不甲斐なさに涙が出てくるってものだ』

NOVA「その涙で世界を救えるものなら安いものさ」

009『何を言ってるんだ? どうして、ぼくの涙で世界が救えるんだよ?』

NOVA「お前は、花粉症ガールの涙目魔法を知らないのか?」

009『知らねえよ。何だ、そりゃ?』

NOVA「晶華、説明してやれ」

晶華「ええっ? 私だって知らないわよ(涙目)。よく分からないから、検索してみるね。……こんなの出たけど」

009『誰、この娘?』

NOVA「お前、 『魔法少女まどか☆マギカ』の主人公にして、涙目まどかのファン呼称を持つ鹿目まどかを知らんのか?」

009『うん、知らない。いつの作品だ?』

NOVA「2011年だ」

009『知るわけがなかろう。ぼくは予言者じゃない』

NOVA「仮面ライダー龍騎を知っているだろう?」

009『当然だ』

NOVA「まどか☆マギカは、脚本家の虚淵玄氏が龍騎の作風に影響されて作った物語と言われている」

009『本当か?』

NOVA「その後、虚淵氏は『仮面ライダー鎧武』のメインライターになった」


Kamen Rider Gaim Opening Song Just Live More

009『つまり、龍騎→まどか→鎧武という流れがあるのか?』

NOVA「さらに、その後、アニメのゴジラに続くわけだ」

GODZILLA 怪獣惑星 (角川文庫)

GODZILLA 怪獣惑星 (角川文庫)

 


滅びるのは、人か、ゴジラか―『GODZILLA 怪獣惑星』予告編

009『なるほど。話の流れはよく分からないが、花粉症ガールの涙が、世界を救う魔法の力を持っていて、仮面ライダー時空をはさんで、最後はゴジラにつながるのか。この前の20周年イベントで、ぼくが見た光景は、そういうことだったんだな。東宝怪獣がいっぱい出て来たり、ウルトラマンゼロとかエースが出て来たり、クウガとか、何だか平成ライダー全ての力を持ったと称する謎ライダーとか出て来て、暴れ回ったのも全ては花粉症ガールの涙目パワーの影響なんだな』

晶華「え? そうなの?」

NOVA「そうかもしれぬ。そうでないかもしれぬ」

晶華「いや、涙目は関係ないでしょう」

NOVA「君は刻の涙を見る」

晶華「絶対、何も考えずテキトーに喋っているでしょう(ジト目)」

NOVA「とにかく、キラメイジャーのマブシーナ姫の流す涙が、ブルーダイヤになって、ひらめキングの力で世界を救うアイテムに変わることは事実だ。お前の涙目も、そういう秘密の力が隠されているかもしれん」

晶華「そうなの?」

NOVA「言霊魔術によれば、涙とは『大きな力への戸』に通じるんだ」

晶華「どう考えても、テキトーな御託を並べているだけにしか聞こえないけど、この時に喋ったことがアイデアの種になって、伏線みたいに物語を紡ぐ可能性だってないわけじゃないと思うから、安易に否定するのも考えものね。何しろ、NOVAちゃんは過去の自分の発言や他人の発言を発掘するのが趣味みたいなところがあるから。今はまあ、話半分に聞き流してあげるわ。この発言に意味があるかは、来年の今ごろ分かるかもしれないし、分からないかもしれない」

NOVA「まあ、涙や感情が魔法になるというネタは、TRPGで『ローズ・トゥ・ロード』という作品があってだなあ。全くの無根拠で話しているわけじゃないんだが」

 

晶華「ローズ・トゥ・ロード?」

009『国産の伝統的なRPGタイトルだな。1984年に初代ローズが出て、89年にビヨンド・ローズ、 93年にファー・ローズ、02年に初代と同じタイトル(通称Rローズ)が出ている』

NOVA「その後、2010年にワンダー・ローズが出ているんだな」

009『すると、大体、10年周期で新ローズが出ているのか。当然Wローズなんてものは、ぼくは知らないけど、2020年だったら、そろそろ令和ローズが出てもおかしくないんじゃないか?』

NOVA「0(れい、ゼロ)ローズなんてタイトルの新作が出ても、俺は別に驚かないがな」

 

晶華「いつもながら、話の展開のアクロバティックさには呆れと称賛の二つを禁じ得ないけど、それって付いて来れる読者さんを限定しているんだからね」

NOVA「特撮ファンと、TRPGマニアなら普通に付いて来れるはずだ」

009『まあ、TRPGマニアな特撮ファンってだけで、かなり対象を選ぶと思うが』

NOVA「一応、『特撮ファンまたはTRPGマニア』を楽しませる記事を目指しているつもりだが、『特撮ファンかつTRPGマニア』じゃないと楽しめない記事なら、対象がだいぶ限られてくる感じだな」

晶華「ローズ・トゥ・ロードはもしも令和に本当に復刻したら、改めて話題にするとして、今はソード・ワールドの今に専念しましょう」

 

ソード・ワールドの今から始まるよもやま話

 

NOVA「ソード・ワールドの今、だと関連商品は以下のようになるな」 

グループSNE ソード・ワールド2.5 RPGボックスセット 冒険者ギルド

グループSNE ソード・ワールド2.5 RPGボックスセット 冒険者ギルド

  • 発売日: 2020/05/29
  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

  

晶華「ええと、今月発売で書影がまだ挙がっていないリプレイと、その原作シナリオね。もう一つのボックスセットは何?」

NOVA「1月に新たな『ビルディングBOX』って続編的な関連作が出る予定なんだが、まだ商品画像は出ないから、半年前の商品で代用した。今月は他にもGMマガジンやウォーロックマガジンが予定されているが、安田社長のツイッターによれば、いつものようにギリギリのペースらしい。欲しい本はいろいろあるんだが、年末はこちらもバタバタしそうなので、購入は年明けになりそうかなあ、と思いつつ」

晶華「いろいろサプリメントや本が出ても、読んでからじゃないと、記事書きが追いついていかないってこともあるものね」

NOVA「ざっと一読したけど、記事ネタにするほどは読み込んでいないケースも多いからな。とりあえず、購入するだけで欲求が満たされて、次に読むまでのステップがあって、その次に読んで掘り下げて、研究と呼べるほどの読み込みを始める過程があって、その最中に記事書きするのが最近のペースだな。すぐに理解できれば、購入から記事書きのペースも早いが、読んでもイメージが追いつかないものとか、イメージはつかんだけど記事ネタにしにくそうなものとか、単に仕事その他で考えることが多いときには後手に回ることも多い。

「大体、本を一冊買えば、それだけで軽く三記事分以上のネタにはなるわけだし、読んだもの全てを記事のネタにするのは不可能だろう、と思う次第だ」

晶華「シナリオを読んで内容を理解しても、それだけで記事ネタにはしにくいものね」

NOVA「ルールとか、シナリオは、実際に運用してみないと、どう機能するか分からないからな。あれこれデータを比較して、机上の空論的に考えるのも楽しいのは楽しいけど、実際にプレイすると違う見え方もしてくるわけだ」

009『例えば?』

NOVA「俺がよくやりがちなんだけど、専門家キャラよりも兼業マルチなキャラを作りたがるんだよな。で、あれもこれもと手を広げた結果、便利屋なんだけど弱い、という中途半端なキャラになりやすい。そして、『何でもできるとは言っても、1ラウンドという限られた時間にできることって限られている』わけで、結局できることは増えても、実際にすべき行動、望まれる行動を判断し、選んでいかないといけない。まあ、その選択のジレンマも楽しいんだが、やはり自分の専門はこれで、他は余芸とか、そういう見切りを付けないといけないタイミングはあるわけだ」

009『多芸であっても、軸足は何かに置かなければ、土台のない根無し草になるってことか?』

NOVA「そう。人付き合いする上でも、自分にまずレッテルを張って自己紹介できることが大事であって、それが職業上の肩書きだったり、趣味ジャンルの言明だったり、『ああ、この人はこれにこだわりを持っているのね』と簡単に認知してもらえる立ち位置って重要なのね。その辺が安定しなかったり、確立されていない人間には、付き合う側も相手に何を期待していいか分からない」

晶華「私は『NOVAちゃんの娘の花粉症ガール、精霊少女』ってのが肩書きになるのかな」

NOVA「そうだな。そして花粉症ガールの仕事は『俺のブログのアシスタントガール』であり、時々発生する『悪霊退治』なんかも専門ということになる」

009『そもそも、悪霊って何なんだ? このブログ時空における悪霊って、どう定義されているんだ?』

NOVA「花粉症ガールが精霊ということで、精霊、聖霊に対する邪悪な霊ということは分かるよな。ラーリオスで邪霊という言葉を使ったから、同じ用語は使わないようにした。なお、ラーリオスにおける邪霊設定は、原案者とは関係ない俺が提案した設定だ。

「原案者の持ってる悪役イメージが『星矢とBLACKの入り混じった曖昧なもの』だったので、そこをきちんと設定しないと、話が作れないんだけど、その辺がフワフワして、結局、原案者が何を描きたいのか断片的な情報しか提示しようとしない(当時はサプライズのために出し渋っているのかと思ったが、結論として、そもそも設定構築のノウハウが分かっていなかったから、問われても考えられなかったんだろうな)ので、『人の心に巣食う邪悪な思念体』という形で邪霊設定を用意した。まあ、悪いのは人間じゃなくて、人間の心をむしばむ邪悪な思念だから、それを浄化してしまえば……という物語は、いろいろ潰しの利く設定だし、人に憑依して悪堕ちさせる霊的存在ってのは、いろいろネタが広がりそうだったからな」

009『戦うべき相手の根幹設定を先に決めておいて、世界観を構築するのはバトル物の基本だからな。邪霊と悪霊の違いは?』

NOVA「邪霊は、星輝世界の歴史に絡む存在で、世界観に密接につながっているのに対して、当ブログ時空の悪霊は、グランクレストの投影体に近い設定だ」

009『また、ぼくの知らない単語が出て来たな。グランクレストって何だよ?』

NOVA「ロードスの水野さんの書いたファンタジー小説の一つで、ロードス復刻の前章とも言える重要作品だ」 

009『ああ、そりゃロードスマニアを自認する者なら読まないといけないだろうな』

NOVA「ゲームと連動したメディアミックス企画の全てがうまく行ったとは思えないし、SNEエッセンスとFEARエッセンスが融合した大掛かりな企画がKADOKAWA再編の波もあって空回りし、それでも何とか軟着陸して、復刻ロードスにバトンを渡した『惜しむべき傑作』だと俺は判断している。ロードス→リウイ→グランクレスト→令和ロードスという水野ファンタジーの系譜で語ることもできそうだ。まあ、グランクレストの前にアーシア世界を舞台にした『ブレイドライン』という東洋剣豪ものもあったんだが、そちらはゲームとは関係ない展開だったからな」

009『へえ。そんなものもあるのか』

 

晶華「NOVAちゃんが、水野さんの異世界ファンタジー小説ファンなのは分かったけど、さっきから話が脱線気味なのよね。大きく外れているわけではないけれど、微妙に的に当たらないというか、軸がズレているというか」

NOVA「仕方ないだろう? 2009年から来た平成NOVA君の知識格差を埋めてあげないといけないんだから。ともあれ、グランクレストの投影体とは『異世界の文化・神話的存在が世界の豊富なマナで実体化した存在』で、北欧神話とかロックバンドのギターとか他の世界観の存在やアイテムが精霊みたいな形で出現したりするわけだ。だから、一応は西洋中世ファンタジー世界にも、バイクの投影体とか、ハンマーを振り回す雷神ソーの投影体とか、アイアンマンみたいなパワードスーツの投影体とかを自由に登場させても構わないという設定」

009『すると、聖闘士星矢がグランクレスト世界に登場しても?』

NOVA「公式が登場させるには版権の壁が立ちはだかるが、一応、投影体設定でデータを自作すれば、世界観的に登場させても構わないんじゃないか? 作ったことはないけれど」

009『面白そうじゃないか、グランクレスト。すると、花粉症ガール世界の悪霊も、投影体みたいということは「悪霊」と名前を付ければ、何でも出せるってわけだな』

NOVA「まあ、悪意とかネガティブとか敵キャラ限定だけどな。さすがに悪霊呼ばわりして、ファンの怒りを買いそうなネタは俺が自粛する。いくら何でも、『鉄腕アトムの悪霊』とか『バカボンのパパの悪霊』とか『クレヨンしんちゃんの悪霊』とかと花粉症ガールを戦わせようって気にはならない。まあ、『トレギアの悪霊』とか『神崎士郎の悪霊』とか『暗黒騎士キバの悪霊』とかその辺だったら出てくる可能性もあるだろうが」

晶華「ちょ、ちょっと、そんなのが出て来て誰が戦うって言うのよ?」

NOVA「そりゃ、うちのブログ時空に出てくる悪霊と戦うのは、花粉症ガールの仕事だろう? 戦わなければ生き残れない」

009『要は、あんたの妄想が生み出した敵役が、当ブログ時空の悪霊ってことだな。全ての黒幕は、あんたなんじゃないか?』

NOVA「フッ、自作自演の謗りは甘んじて受けよう。そう、悪霊ってものは、俺のネガティブ思念に反応して、空想妄想的に、自然発生的に生まれちゃうものなんだよ。諸悪の根源と言いたきゃ言うがいい。だが、私は謝らない。

「そう、このブログ時空に花粉症ガールとNOVAがいる限り、悪霊はいつ発生するか分からない。いや、まあ、ケイソンは14日の土曜日ぐらいと分かっているが、気が付けば倒さないといけないのが悪霊なんだ。悪霊の存在を絶つには、この俺と花粉症ガールがいなくなればいいんだけど、俺たちがいなくなったら、このブログ記事はどうなる? 世界が存続する以上、悪霊の種は尽きまじって奴だ」

009『つまり、人間がいる限り、悪はまた復活するという、フィクションお約束の原理だな』

NOVA「そして、悪あるところ、必ずそれを倒すヒーロー・ヒロインが現れるのもまた真理というわけだ。光と闇の果てしないバトルというのは、そういうことだな」

 

晶華「メタフィクション哲学、ここに極まれりってところね」

 

ドルイドの精霊と呪文の話

 

NOVA「で、散々悪霊がどうこうって話をした上で、いよいよ本題のドルイド魔法、精霊の話になるんだが」

晶華「ここまで、ずっと前置きだったわけ?」

NOVA「うむ、この記事を書いている途中で、ドルイドンと戦ったリュウソウジャーのヒロインの一人、龍井ういちゃんの女優、金城茉奈さんの逝去の報を聞いたわけだよ。去年のヒロインMAXでは、彼女のインタビュー記事もあったわけで、当記事としては、いろいろとタイムリーな御縁も感じて、謹んでご冥福を祈る次第だ」

東映ヒロインMAX PREMIUM (タツミムック)

東映ヒロインMAX PREMIUM (タツミムック)

  • 発売日: 2019/07/24
  • メディア: ムック
 

NOVA「俺は寡聞にして、彼女の病気の話を知らなかったから、リュウソウジャーで後半、出演しない回が多くなっても、他の仕事で忙しくなったのかな、ぐらいにしか感じていなかった。 今回の訃報で初めて、彼女の闘病生活を知って、その上でリュウソウジャーで明るい笑顔を振りまいていたことも感じて、ああ、若かったのに惜しい娘を亡くしたって気になってる」

009『直接応援しているキャラじゃなくても、自分の見ていた番組で訃報が出てくると、いろいろと思うところが出て来るなあ。ぼくはその女優さんを知らないけど、謹んでお悔やみを申し上げるよ』

晶華「私も、人の死ってのがよく分からないけど、番組を見ていて接した縁ってのは大切に考えたいと思う。役を通じて伝わった想い、伝えきれなかった想いなんかは、しっかり考えて受け止めたい気持ち。安らかにね」

NOVA「別に訃報記事を書くつもりじゃなかったんだが、ヒロインとドルイドンというキーワードでつながってしまったものでな。なお、去年のヒロイン本を話題にした記事がこれだ。彼女に対して、何か失礼なことを書いていないかな、と読み直してみたが、そういうこともなくてホッとした。

「やっぱり、キャラや役者に失礼なことを書いてしまうと、亡くなった場合に後悔するからな。言動への批判ならともかく、役柄への不見識な悪口は避けたいわけだ。本当は、ういちゃんにはもっとアクティブにリュウソウジャーに絡む役柄を期待していたんだけど、それが果たせない裏事情があったことを知ると、そういう言葉や想いも控えたいと思う次第だ」

 

晶華「では、改めてドルイド魔法の研鑽を私メインで始めるわね。NOVAちゃんに任せると、いつまでも的に当たらないので」

NOVA「とりあえず、晶華のカシュミーラは一気にレベル2まで、ドルイド技能を上げたんだよな」

晶華「そう。1レベル呪文は、こっちの記事にも挙げたように、【ウイングフライヤー】【ウルフバイト】【ケイナインチェイサー】【サラウンディングアタッカー】の4つ。そのうち、攻撃呪文はウルフの精霊体が相手に襲いかかる【ウルフバイト】になる。低レベルのドルイドは、これが唯一の攻撃呪文になるので、ドルイド専業だとお世話になるわね」

NOVA「だけど、カシュミーラは妖精魔法も使えるので、今さら攻撃呪文が増えても、あまり意味がないんだよなあ」

晶華「そうね。基本は【ファイアボルト】を使えば事足りるし、単純にダメージを比べても、妖精魔法の方が大きい。ただ、【ウルフバイト】のメリットは2つあるのよ」

NOVA「ほう、2つもあるのか。それは是非とも聞きたいところだな」

晶華「まず、【ウルフバイト】は相手の抵抗によってダメージを半減させられない。ダメージはダイス目によって『魔力、魔力+3、魔力+6の3段階』で、『威力10(1〜7)+魔力』の呪文に比べるとピンゾロファンブルがない代わりに、クリティカルもないので良くも悪くも安定している。ただ、抵抗されないということは、抵抗力の高い相手に対しても確実に魔力分のダメージが与えられるので、今のミリィだと確実に5点の魔法ダメージを与えられる。期待値なら8点ね」

NOVA「【ファイアボルト】なら期待値の出目でダメージ9点だが、抵抗されると半減して5点。出目が3ならダメージ7点で、半減して4点か。相手のHPが残り5点の場合は、【ウルフバイト】の方が確実にトドメを刺せるわけだ」

晶華「1点、2点の差だけど、成長して魔力が高くなればなるほど、半減した時の差も大きくなるので、確実性を求めるなら【ウルフバイト】、高ダメージの可能性を求めたいなら【ファイアボルト】になるわけよ。あとは、その時の気分次第ね」

009『へえ、思ったよりも緻密に考えるじゃないか。ちょっと見直した』

晶華「フッ、知力の晶華なんだから当然よ」

NOVA「で、もう一つのメリットは?」

晶華「それは妖精魔法【サモンフェアリー】を使った場合ね。その呪文で妖精を召喚すると、妖精魔法の行使を任せることができるんだけど、代わりに自分が妖精魔法を使えなくなる。だけど、森羅魔法は使えるので、1ラウンドで妖精魔法と森羅魔法のW攻撃呪文が使えるようにもなるわけ」

NOVA「ああ、【サモンフェアリー】のデメリットを、ドルイド魔法で補って、実質的に魔法攻撃を倍増できるわけか」

晶華「問題は、【サモンフェアリー】1回で5点魔晶石(500G)を使っちゃうので、金欠状態の妖精郷探索では、おいそれと使うことができないことね。500Gぐらい端金と言えるようになればいいんだけど」

NOVA「毎回1人頭3000Gくらいポンと稼げるならいいんだけどな。一応、冒険者レベル4〜5の報酬の相場がそれぐらいだとルールブックには書いてあるんだが、妖精郷はとにかく金がもらえんわけで」

 

晶華「次に、1レベルの目玉呪文は【ウイングフライヤー】みたいね。補助魔法で1ラウンドだけ翼が生えて飛行でき、近接戦での命中・回避に+1できる。しかも、自分だけでなく、仲間に掛けることもできて、さらに行動回数を消費しない補助動作だから《魔法拡大/数》を宣言しなくても、複数の仲間に支援効果を与えられる。つまり、仲間全員に翼を与えてジャンプ攻撃が可能になるのよ」

NOVA「まあ、それをするとMP消費が1回につき『3×仲間の数』だから、一気にガス欠になるんだけどな」

晶華「それを補うのが、2レベルのMP補充呪文【ナチュラルパワー】なんだけどね。それはさておき、1レベルの続きは【サラウンディングアタッカー】。大アブの精霊体がまとわりついて防御を邪魔する魔法よ。必中で相手の回避を1回だけマイナス1にできるので、回避力の高い相手と戦う場合には、【ウイングフライヤー】との併用で、実質命中+2にできるわ。補助に徹するときは有用かもしれないけど、妖精郷ではあまり必要ないかな」

NOVA「相手の回避が高くて、攻撃が当たらずに苦労したことがないからなあ」

晶華「最後に【ケイナインチェイサー】。犬の嗅覚を得て、観察判定+1にできる。1レベル妖精魔法【フェアリーウィッシュ】と併用すると+2ボーナスになるので、隠れているものを探すときには非常に有用な呪文ね。妖精郷では、かくれんぼしてるドライアドを探すゲームが時々あるので役立つこと間違いなし」

 

NOVA「次は2レベル呪文を行ってみるか」

晶華「さっきも言った【ナチュラルパワー】の他には3つの呪文があって、【ウォータードゥエラー】【バッドスチーム】【ピジョンメール】。

「【ナチュラルパワー】は自然界からMPを補充する呪文だけど、現状は補助動作呪文のサポートにしか使えないので、実質【ウイングフライヤー】とセットで使うもの、と思っておくわ。【ウォータードゥエラー】は10分だけ水中行動を可能にする魔法。もっともラクシアのエルフは水中適性が高いので自分には必要ないから、仲間が水中戦に巻き込まれた時専用ね」

NOVA「確か、前の成長でキャプテンが水中行動を可能にする練技【スケイルレギンス】を覚えていたから、お世話になるのはもっぱらサイバ☆リオンだけだと思うが」

009『つまり、その呪文があれば、008になれるんだな。まあ、水中で戦う機会がしょっちゅうあるとは思えないけど』

NOVA「アクアマンみたいなシチュエーションなら、非常に重宝するわけだ」


海の生物すべてを従え戦うニューヒーロー『アクアマン』日本版予告

 

晶華「【バッドスチーム】は、蒸気ガスを噴出する熱帯植物スチームポッドさんの力をお借りして、蒸気ガスで3分間、相手の命中・回避を1点減らす支援魔法。MP3でこの効果は、決まれば大きいと思う。実質、レベルが1つ下がったようなものだから。

「最後に【ピジョンメール】は伝書鳩の精霊体さんに手紙を届けてもらう魔法ね。目的地指定なので、どこにいるか分からない相手には不向きだけど、非常時に救援を求めたり、約束の時間に間に合いそうにないときに緊急連絡することなんかはできそう」

NOVA「おもてなし亭に連絡をとって、グラタンたちがフォローしてくれるかどうかはGM判断だな。プレイヤーのアイデア次第では、面白く活用できそうな呪文だと思う」

 

晶華「じゃあ、今回はこれぐらいで研鑽終了ってことで。早く次のミッションを終わらせて、第2部完にしたいわね」

(当記事 完。次のミッションはこちら