いよいよクライマックスの決戦が近づいてきて、機体の強化話が目立ってきた頃合いです。
第39話「禁断の継承者」
ギアスと、ボトムズメインのシナリオ。
前の話で、カレンが捕まったとか、ルルーシュの学友のシャーリーが死んだとか、大きく物語が動いたみたいですが、自分はギアスに詳しくない人間(もっぱらスパロボでしか知らないし、それも中途半端)なので、このシナリオで、使ってないギアス系の機体の強制出撃とか、他の出撃メンバーは6体だけという少数精鋭とかで、苦労するかな? と思いきや、まあ、敵も弱いんで、何とかなったかなあ、と。
それにしても、サイズの大きいダイターン(100メートル以上)で、10メートル未満のATやKMFを蹴散らすのは、何とも言えない快感ですな。
物語的には、キリコがイプシロンを倒して、ルルーシュがVVを倒して、後はイベント的にシャルル皇帝と対面して、CCがルルーシュを助けるために記憶を失うなど、波乱の展開。
まあ、たぶん、視聴していたら、自分はCCのファンになっていたと思う。
第40話「歌え、誰かのために」
サンクキングダムにバジュラ出現。
バジュラ退治をしていると、モビルドールやら、次元獣やらが邪魔してきて、いろいろ苦労させられた挙句、次元震動の危機にまで見舞われます。
そのとき、シェリルの歌が響き渡り、それに応じて敵から解放されたエウレカがイマージュを呼び出して、次元震動を抑え込むことに成功。
「歌による人外との交信→奇跡」という物語で、前作で和解したイマージュ同様、バジュラとの和解の伏線にもなっているわけですが、これは後々ELSとの和解にも通じるんだろうな、と。
ただし、インベーダーやアンチスパイラルは和解不能なので、人外の異生物全てと仲良くしよう、という話ではありません。
他のネタとしては、オルソンが味方になって、桂のオーガスに合流。合体攻撃要員になってくれます。
ただし、自分はオルソンよりも、モームが嬉しい。
あと、カレンの聖天八極式も乱戦中に加入。
でも、戦闘シーンでのカットインは、前の機体に比べてカレンの色っぽさが激減したので嬉しくない、という意見が多数見られた感じ。
それと、せっかく逃げたエウレカは、イマージュとの交信実験のために泳がされただけで、結局、また拉致されてしまいます。よって、レントンのニルバーシュのパワーアップはお預け。
第41話「遺恨!くろがね屋の一番長い日」
マクロスFと、ギアス&ボトムズ、ガンダム勢その他は宇宙へ向かって、スーパーロボットチームは地上で、機体の強化に励みます。
まずは、マジンガー。
このシナリオで、ボスボロットが加入して、戦力も向上(笑)。いや、ボスよりも注目は、「召喚攻撃のくろがね屋五人衆」ですね。
超合金Z製の腕とか、弾丸とか、刀とか、爆弾とか、糸で戦う生身(一部サイボーグだけど)で戦う5人の仲間。
ついでに、さやかのビューナスAも、マジンガー軍団を召喚してくれる仕様にパワーアップ。今回は、マジンガーのお荷物系脇役ロボットも、強力な必殺技を備えるようになって、鍛えれば結構戦えるんじゃないかなあ、と思います。
そして本命は、エネルガーZ対マジンガーZ。
プロトマジンガーとも、アイアンZとも呼ばれるマジンガーの原案デザインが元ネタですが、搭乗者が兜剣造ということで、親子対決の様相も呈しています。
そんな中で、くろがね屋の女将が甲児とシローの母親で、ピグマンの呪いで命の危機にあるとか、いろいろなエピソードが重なって、真マジンガーの濃いシナリオが展開されるわけですが、
マジンガーのみならず、アンチスパイラルとか、ゲシュタルトとか、コーウェン&スティンガーとか、スーパー系悪役勢ぞろい、という状況に。
その理由が、古代の神の遺産である「ゼウスの腕」なわけで、しかし、その力は我らがマジンガーの力として目覚めるのでした。
さらに、これはゲームのキャラ成長の問題ですが、このシナリオで、甲児が精神コマンド「熱血」を覚えました。熱気バサラに次いで2人目です。
これで、新技ビッグバンパンチと合わせて、1万5000越えの大ダメージを与えられるようになります。
一気に強くなったなあ、と実感した話。
第42話「父ちゃんから受け継いだもの」
基本的にトライダーシナリオですが、敵はブロッケン伯爵の機械獣と、ゴッドマーズのゲシュタルト。
本作では、トライダーの敵(ロボット帝国)は登場せず、ドクターヘルと、ギシン星のズールが手を結んでいる形になっています。
ただし、ゲストキャラとしてトライダーの梅本さん(ナバロン博士)が登場し、トライダーとザンボットの武装追加(ルアーと、3機分離攻撃)、さらにバルディオスとゴッドシグマの最強武器(トリニティウイングと、バルディロイザー)の修理までしてくれます。
このシナリオで面白いのは、トライダーの飛行形態への変形システム(足首が機首になる)がザンボエースを参考にしたと明かされること。まあ、自分にとっては飛行形態への変形メカは、ザンボエースが印象強かったので、それが普通という感覚がありましたが、確かに他は、腹部(バルキリー)とか、頭部(ダイターン)、シールド(Zガンダム)が機首になることが多いか。ええと、ザンボエース型の変形って、他に何があったかな、と探してみたけど、玩具のミクロロボットなんかで思いつくぐらい。
ともあれ、本シナリオでは、トライダーの支援機シャトルも新型になり、それを使って3万5000G分の敵を撃墜するのが、SR条件。ええと、3300Gくれる雑魚敵11機を攻撃と反撃で、うまく撃墜しましたが、1万Gくれるボス敵2機を獲得資金倍にする「祝福」かけて落とす方が早い、という話もあって、なるほどなあ、と。
次から、そうしようと思います。
物語としては、序盤から引っ張っていた「竹尾ゼネラルカンパニーを21世紀警備保障に合併する危機」に対して、まあ、小企業の地力を発揮してハッピーエンドという結末。
しかし、「200万Gの借金」に我が事のように動揺して、青山さんにツッコミ入れられるクロウさんが笑えます。
さらには、「父親の遺したゴッドマーズが、デビルリングに蝕まれるタケルの命を削る」というゲシュタルトの心理攻撃に対して、ワッ太が「父親の遺したロボは自分を助けてくれる」と反論して状況打開するのがナイスだな、と。
ゴッドマーズとトライダーという組み合わせは、ある意味、想定外なところもあって、うまくつないだな、と。
第43話「闇を断つ牙」
そして、ダブル・ダンクーガと、グラヴィオンの組み合わせシナリオ。
ダンクーガをサポートする母艦ドラゴンズ・ハイブと、ソルグラヴィオンを支援するサンドマンのゴッドΣグラヴィオンが加入します。
ボス敵は、ムーンWILLのオリジナル・ダンクーガですが、HP78000強というのは、これまでで最高。
ただ、真マジンガーに加え、ザンボットも「熱血」を覚えたりしましたので、集中攻撃をかければ、1ターンで瞬殺もできるな、と。
そして、ムーンWILLの背後にいたのが、復活したムゲ・ゾルバドスだったことが判明。
その頃、宇宙ではワイズマンの継承者を期待されたキリコが神の座を蹴る事件があって、ボトムズ系の物語が終結した模様。
そして、真ドラゴンが目覚めたという知らせがあって、つづく、と。