Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ドグーンV3話「妖怪 スキンシップ」感想

 今回の妖怪は、宇宙戦艦ヤマトのパロディです。
 人間態の名前が「ヤマト課長」って、そのままですね。
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 妖怪時は、頭が船を乗っけてます。艦首から、波動砲もどきの水流を放ちます。あと、腕がイカリになってます。
 で、「スキンシップ」ってことで、OLにセクハラします。セクハラする際に、妖力を注ぎ込んで、自分の虜にします。虜にされたOLさんは、課長さんの操り人形にされてしまい、いずれ自分の妖怪世界の労働力として拉致しようという計画。
 描きようによっては、エロゲーちっくな「オレ様ハーレム作るぜ計画」にも展開できそうですが、そういう淫靡な感覚とは無縁のコメディータッチ。


 とりあえず、3話分、見た感想としては、レギュラー女優にも、ゲスト女優にも、おかしな格好をさせて、ぬるいドツキ合いアクションさせて、ほんわかさせる作風。燃えとも、萌えとも違う不思議なセンスに思えます。
 萌えないのは、コメディー要素が強すぎるからですな。あと、色気要素を前面に押し出しすぎ。まあ、この辺は趣味の問題だろうけど。


 敵キャラとしては、ヤマト課長より、ヤマト先生の方が良かったですぞ。
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 「君は誰かを愛しているか♪」と歌いながら、生徒にスキンシップして回るセクハラ教師……って、それこそネタがやばい気がするなあ。児童何ちゃら法に抵触する危険あり。自粛自粛。
 そもそも、前作は主人公の少年が高校生設定だから、学園物展開も普通にありだけど、今作は大学生設定なので、ドジちゃんたちがカモフラージュのためにセーラー服を着るってのが生きてこないじゃん。
 おまけに、今回、ドレちゃんもドカちゃんも、いつもの土偶ビキニのままでアルバイトしてるし。日常行動用のセーラー服(あるいはナース服)って、どうなるんだか?

ストーリー

 セーラー服他の話は置いておいて、本編に参ります。


 古代少女たちの妖怪ハンター本部にされてしまった月宮家。
 食費がかさんでしまったので、土偶少女たちにバイトでもしろ、と要望する翔太。そんなわけで、各キャラのアルバイトが始まるわけですが、

ドジちゃん

 料理ができる、ということで、食堂でバイトするんですが、ドジなので、危うく火災を発生させてしまいそうになり、クビ。

ドロちゃん

 格闘技が得意、ということで、空手教室のコーチに。
 結果、生徒を全員、ボコボコにしてしまって、クビ。
 「あいつら、みんな弱すぎるんだ」という文句に、「弱いから空手教室で鍛えようとしているんじゃないかよ」と翔太、当然のツッコミ。

ドカちゃん

 力仕事が得意なので、名前どおり土方(ドカタ)に。
 水に合ったようで、一番充実したバイト生活を堪能してましたが、そのせいで、妖怪退治に駆けつけるのが遅れたり。まあ、遅れたメンバーが大活躍するのが、戦隊もののお約束なんですけどね。

ドリちゃん

 彼女は「お嬢さま」なので、バイトの必要はない、と、バイト斡旋していた分析土偶のシャシャ爺に止められました。写真撮影とか、モデルとか、何かできたと思うんだけどなあ。

ドレちゃん

 ナースの彼女ですが、「土偶少女」と「人間」では身体構造が違うので、人間の医療従事はできないとのこと。
 代わりに、胸のビキニがキーボードになっている仕様なので、タイピングは得意だろうという話になり、OLのパートに。そこで、妖怪スキンシップと遭遇して、妖怪退治に展開していく流れ。

妖怪退治

 そして、クライマックスの戦闘シーンです。
 ドカちゃんが、バイト中なので、他の4人で出動。
 敵は妖怪スキンシップと、彼に操られたOL3人。
 4対4で、それぞれピンチに陥る土偶少女たち。
 そのとき、ドカちゃんの「つるはしブーメラン」が、戦況を一変させた。前回、何もしなかったドカちゃんですが、今回は「勝利の鍵」に。


 5人揃ったので、ドジちゃんはバトルモードの赤ビキニになって、形勢逆転。OLたちを戦闘不能にし、5人がかりで、スキンシップに連続攻撃を仕掛けます。
 いや、訂正、ドレちゃんは胸のキーボードを打ちながら、相手の行動を分析し、攻撃指示に専念。あれ? 分析役はドリちゃんじゃなかった? 今回だけの特別仕様? それとも、実戦中の戦術指揮は、実はドレちゃん担当? まだ、役割分担が完全に分かってなかったりします。
 で、今回、ドリちゃんの仕事は、頭に付けたピンクの花形のブーメランを投げたり、扇のように振りかざして接近戦したり、意外と戦えることが判明。まあ、アクション自体は、「えい、えい」と武器をぶん回しているだけで、技術はいらなさそうだけど。


 ドジちゃんと、ドロちゃんは、やはり、それが専門らしく、いろいろ動き回っていたなあ。
 ドジちゃんは、バトルモードになる前は、「え? え? うわ? ゴメンなさい」とうろたえながら、身をかわすだけだったけど、これが実際に撮影するとなると、割と高度な技術が必要でしょう。相手の攻撃に合わせて、スピーディーに避けるアクションってのは、やられアクション同様、それなりの素養がいります。
 一方、ドロちゃんは、足を高く上げられる時点で、体の柔らかさを証明。
 とりあえず、この2人が目立つアクションを見せてくれるおかげで、他のメンツはそれほど動いてなくても、作品全体は引き締まって見える。


 ドレちゃんとドカちゃんが実質、今回の主役みたいなものだけど、ドカちゃんのアクションはつるはしを振り回すだけだから、まあ分かりやすいよね。
 ドレちゃんは、敵の光線かわしたり(この辺はCG合成なので動きが拙くてもフォロー可)、水流を浴びて苦しんだり(この辺はまあ、お色気担当ですから)、アクションとは違う方向に体を駆使していたかな、と。


 何はともあれ、あの土偶ビキニ着て動き回っているだけで、女優の皆さんにはお疲れさまです、と申し上げつつ。

PS:で、今回、一番、何もしていないのが、翔太だったり。最後に「働かざる者、食うべからず」と親父さまのCG映像に叱られながら、土方バイトをさせられてましたけど。