アルティメット・リュウケンドー登場。
関連商品として、アルティメットドラゴンと、超獣王ライジンリュウを貼り付けておきます。
アルティメットドラゴンは、武装強化パーツで、
ライジンリュウは、ゴッドレオンの系譜。すなわち、マシンに変形する獣と。
普通、こういったパワーアップはワクワクドキドキするものだが、リュウケンドーの場合、パワーアップが多すぎて、見る方としての感覚が麻痺しているせいか、もう燃えない。
アルティメット・リュウケンドーにしても、パワーアップのための魔弾キーGETが、「ロッククリムゾンの体の中で偶然発見しました!」って無体なもの。ちょっと、これはないな、と思いました。
背景ドラマは悪くないんですよ。
4幹部の共同作戦でSHOT基地が襲撃されて、魔弾戦士3人が協力して迎え撃つ話。普段は、前線に出ない瀬戸山くんまで外に出て、魔弾エネルギーのコアを守るために奮闘する……これだけの盛り上がりを見せて、
しかも、復活するロッククリムゾンを倒すために、魔弾戦士3人が合わせ技を発動するなど、燃える展開を演じておきながら……
アルティメットキーGETで、一気に脱力。*1
NOVA的燃える展開としては、奮闘むなしく、エネルギーコアの制御装置が破壊され、エネルギー暴走! それを身を張って止めるべく、リュウケンドーが己の体内にエネルギーを導く。必死に絶える剣二。その時、奇跡が起こった!
暴走したエネルギーが、リュウケンドーにさらなる力を与え、アルティメット化! こういうドラマの盛り上がりに呼応した必然的パワーアップこそが、見たいわけであって、「偶然GETしたキーでパワーアップ」なんて話をこの段階で見せられると……フ〜ッとため息が出る、と。
いや、リュウケンドー、時おり見せる熱いドラマは嫌いじゃないんだけど、
肝心なところで、微妙なズレ方をされるので、熱さにノリきれないのがNOVAの心境です。
PS:SF考察会館に書いたことの繰り返しになりますが、
リュウジンオーがブラッディーに対して言った「生きていたのか」の一言、および、婦警さんがロッククリムゾンに対して一方的に感じた心の絆など、これまでの話をうまく拾い上げた部分は好印象です。念のため。