Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ライオン丸G 2話

 前回のラストで、ライオン丸に初変身した獅子丸ちゃん*1
 でも、変化した自分の姿に狼狽して、やみくもに暴れ回るばかり。強化された肉体でジャンキーなカブキ者連中を突き飛ばしたりして、撤退させることはできましたが、変身時のトラウマで一時的に「ライオン」恐怖症に(笑)。
 一方で、豪山から、「獅子丸ちゃんの変身したライオン丸」が自分と同じ選ばれた剣士であることを聞いた錠ノ介は、獅子丸ちゃんをおびき出すため、カブキ者をそそのかして、サオリを誘拐させます。
 サオリの妹のコスKから、姉の救出を頼まれた獅子丸ちゃんですが、臆病なので断ります。でも、アダルトビデオを見ようとして、たまたま見たホラー映画にビビッて、「見捨てたサオリ」が化けて出る姿を妄想して(笑)、やむなく出陣します。
 カブキ者につかまったサオリとコスK。何とかカブキ者に謝って許してもらおうとする獅子丸ちゃんですが、そう甘くはいきません。結局、ライオン丸に変身して、ドタバタ騒ぎの末に、何とか撃退。
 しかし、それを見届けた錠ノ介が、タイガージョーに変身して襲い掛かる、ところでつづく、と。

変身

 本作では、「風よ光よ」の正義の祈り、は必要ではないらしい。
 単に、「金砂地を鞘から抜いたら変身」「鞘に収めたら変身解除」するシステム。

 一方のタイガージョーも、「ゴースンタイガー!」と叫ぶ必要はなし。

ライオン恐怖症

 某洗剤会社のCMを聞いて悲鳴をあげたり、
 某球団の帽子をかぶっている子供を見て、逃げ出したり、
 いろいろ笑える描写。

 もちろん、特撮者としては「ライオセイザー」とか「ガオレッド」とか「白獅子仮面」、いろいろライオン関連のヒーローを散りばめて欲しかったのは、言うまでもない。番組本編で散りばめていないなら、自分のブログで散りばめることで代償行為(笑)。
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 ついでに、初戦で動転して逃げ出す主人公ってことで、懐かしい物を一つ。
ゲッターロボ VOL.3 [DVD]
 巴ムサシも、旧ライオン丸も、最後は特攻自爆で果てたが、獅子丸ちゃんは果たして? 

アクション

 今回は、ライオン丸のアクションが炸裂しました。
 ただし、前回期待した「剣が舞い、マントが踊る」は微塵もなし。
 あらすじでは「ドタバタ騒ぎ」と表現しましたが、具体的には……、


 剣は受け専用で、戦闘中に落としてしまうし*2
 マントはカブキ者に引っ張られて、背中から外れてしまうし*3
 それでも肉体的能力だけは向上しているから、飛び蹴りとか、肉弾戦を駆使して泥臭いファイトを展開していたわけで。
 昔、「キックではなく剣を必殺技にした仮面ライダー」がずいぶん非難されていましたが、少なくともヒーローとして絵にはなっていました。しかし、「剣ではなく、肉弾戦で戦うライオン丸」は全く絵になりません。
 まあ、同じGつながりで「銃を使わないガンダム」という作品がありましたから、新たなスタイルの作品には一応、期待してみるわけで……革新的かつ絵になるバトルアクションシーンを望みます。

超絶的な回避技能

 さて、臆病で、戦闘技能も決して高くはない獅子丸ちゃんですが、
 今回、一つだけ光ったのは、「やたらと避けの技能が高い」ということ。変身前でも、飛んでくるディスクやボールをかわすかわす。さすがに大量に飛んでくると、かわしきれずにボコボコにされるわけですが、飛んだり、身をそらしたりする芸は、超人的アクションというもの。
 昔、NOVAもドッジボールで、ボールを当てられて痛いのがイヤなので(笑)、やたらと素早く身をかわすことに専念していた少年時代があったりするわけで、「戦いは弱いけど、必死に避ける奴」ってのには大変、共感できたりします。いや、ヒーローとして、それでいいとは言えないですし、男として「逃げちゃいけない戦い」ってのもあるわけですが。
 ともかく、獅子丸ちゃんの「神業的ディフェンス」に乾杯。
リングにかけろ1 Round.4 [DVD]
 神業的ディフェンスと言えば、この人「志那虎一城」なわけですが、できれば獅子丸ちゃんも、この人を見習って「スペシャローリングサンダー」みたいな必殺技を編み出して欲しい物です。いや、「円月拳」でも構わないですが……。

サオリ&コスK

 う〜ん、サオリ姉ちゃん、露出度の高さの割りには萌えませんねえ。
 コスKも「狙っているキャラ」ってのは分かるけど、今のところリビドーめいたものは感じない。
 アダルト路線とのことで、そういう物も多少は期待してみたわけですが、今のところ、その点は全く以って外れ、と思います。戦隊物などの健全なお色気の方が、よほど「萌え」を感じます。
 おそらく、「ネオ歌舞伎町」の描写があまりにも生々しいので、「萌え」に必要な「非リアルなファンタジー要素」に欠けるから*4、と思いますが。

 今後、どちらか(あるいは両方)が「くノ一コスプレ」でもしてくれることを願ってみる。あるいは、旧作にオマージュを捧げて、「コスK」が「横笛」吹いて、白い天馬か何かを召喚してくれるとか……。

*1:旧作と区別するため、本作の獅子丸は「ちゃん付け」します。いや、本編で自分自身もそう呼んでるし。なお、「獅子丸」はホストとしての源氏名で、本名は別にあるそうだが、「神野司郎」なんて名乗ってくれると、NOVAは楽しい。

*2:まあ、相手がジャンキーとはいえ、現代に近い社会に生きる人間である以上、「刀でズンバラリン」って描写が是かどうかは微妙だが……。時代劇や、相手が着ぐるみ怪人、あるいはアニメならともかくね。

*3:マントやマフラーを備えたヒーローをリアルに考えた場合、「相手に引っ張られて不利になる」という描写は、確かに興味深いものがあります。プロレスでも、入場時に着けていたマントはリングの上では外しますしね。でも、マントをひるがえしたり、マフラーをたなびかせる描写は絵的に美しいわけで……今後、リアルと美しさの両立を図って行って欲しいもの。

*4:萌えとは関係のないキャラに限って、「非リアルな変人要素」を多分に備えているのがネオ歌舞伎町。ジュニア様とか。