OGだと思って見ていたら、いきなり最初から、αシリーズに登場した「アストラナガン」やら、第3次αの主人公の一人「クォヴレー」なんかが出てきてビックリ*1。GBA版のOGで描かれていない背景*2まで示すことで、作品にかけるスタッフの本気度の高さを実感。
現在、NOVAのスパロボプレイは中断していますが、こういうのを見ると、いろいろ呼び覚まされるものが……。
ストーリー本編は、GBA版OGのリュウセイ編2話『パーソナルトルーパー』に基づきますが、ゲーム内ではあまり描かれていない描写も多く、楽しめました。
リュウセイVSテンザン ゲーマー対戦
今回のメインは、作品内ゲーム「バーニングPT」の決勝戦。テンザン・ナカジマVSリュウセイの試合で、惨敗するリュウセイです。
ゲーム中におけるテンザンの「嫌な奴っぷり」は健在ですが、ゲーム内での印象に比べると「ゲームはゲーム、現実は現実」と割り切っているようです。ゲーム内では、「ゲームも現実の戦いも同じ。ただ、人が死ぬか死なないかだけ」と言って、戦いを楽しむ奴でしたが、アニメではバトルマニアっぷりは変わらないものの、「たかがゲーム」と言い放つクールさが目立っていた、と。
一方のリュウセイの方が、「ゲームで負けたことを現実に持ち込んで、テンザンをなじる」大人気ない奴に描かれていたり……。
ゲームでは、プレイヤーキャラのリュウセイに対し、ライバル意識を燃やして突っ掛かってくるテンザンがまるで子供のようでしたが、アニメでは逆に描かれていくのかな*3。
本当の戦い
その後、決勝会場にエアロゲイターの尖兵バグズ(メギロート)出現。ゲーム内では、ただのザコでしたが、アニメでは「メカに乗っていない人間に対する脅威」が描かれていて新鮮。
サイコドライバーとしての資質を確かめるため、イングラムがリュウセイの元に送る「ゲシュペンストMK2TT(テストタイプ)」。瓦礫にはさまれて動けない連れのクスハを助けるため、機体に乗り込みます。かろうじて敵1機を撃退しますが、その後、複数に囲まれピンチ……な状況でつづく、と。
ゲームでは、熱血親父軍人のカイ・キタムラ少佐が増援に駆けつけるんだけど、アニメ版では違った展開になる模様。