きのう、お師匠さんが死んだ♪
今日、ドクロが襲ってくる♪
あした〜……どうだっけ?
ええと、『快傑ライオン丸』の挿入歌ってことは覚えているし、曲もハミングできるんだけど、細かい歌詞とかタイトルとかは分かっていませんでした。
たぶん、この中に入っている「ライオン丸のバラード・ロック」だと思って、検索を掛けると当たり。
明日また雲がちぎれ 三人に吹く風は牙をむくだろう♪
なるほど。
自分の幼少時の脳内補完では、「三人に吹く風」は「たなびく風」になっていました。なお、幼少時の脳内補完では、エンディングテーマで「白馬に乗って」の部分が「悪魔に乗って」になっていたりしますから、時々、妙なこじつけがあったりします(笑)。
それはともかく、今週のライオン丸G、「昨日、オーナーが死んだ♪」にならないことを願っています。
獅子丸ちゃんにとって、果心居士は「厄介な刀をくれた、ただの爺」ですから、死んでも問題ナッシングなんだろうけど、
ホストのオーナーには、大変、お世話になっていたようです。
総じて、今回は「仕込みの回」でストーリー的にはほとんど進展がありません。
獅子丸ちゃんは前回のラストでちょっとだけ決意したものの、一晩寝た後、やはり「選ばれし者」なんてやってらんない、と逃げ腰になるし、
錠ノ介は弱い獅子丸ちゃんにイライラしているし、
なかなか煮え切らないストーリー。
そんな中で、獅子丸ちゃんを狙う豪山のシャドー3人衆。
必死にガードする獅子丸ちゃんですが、一緒にいたオーナーさんが巻き込まれ、重傷を負ってしまうわけで。
ラストで急に、覚醒のモチベーションが急上昇になって、つづく、と。
獅子丸:オーナー、しっかりしておくんなせえ。
オーナー:うう、この世には晴らせぬ恨みを晴らしてくれる人がいると聞いた。このお金を、その人のところに届けてくれ。
この後、キンサチを研いでから、夜の歌舞伎町を走るライオン丸……って、展開になって、「必殺ライオン丸 血風編」なんて物語になれば、NOVAとしては当たりかな、と(笑)。
ひかる一平の出番がなかった回(シクシク)
NOVAが「ライオン丸G」を無理矢理、必殺に結び付けてしまう原因。
それは、ひとえに一平ちゃんの存在に他なりません。
一月ほど前、NOVAがこんなことを書いた折、
この作品なら、どれだけボロカスに評価しても、怒るファンがいる、とは思えないから
それに対して、
「そんなことはない。自分は昔から、ひかる一平のファンだから、あまり叩かないでやってくれ」という訴えが届きました。
他にも、最近、「ひかる一平はしゃべらなくてもいい。出てくれさえすれば……」的なコメントがありまして、
NOVAとしては、微妙な心境であります。
NOVAの気持ちとしては、「出てもセリフがない、ドラマ本編とも関係なく、ただ、そこにいるだけのマスター」に、役者としてのどんな意義があるの? って問い掛けたくなるわけですよ。
カメオ出演とか、新人俳優の顔見せ出演ならともかく、あの役どころはちょっと、ひかる一平をバカにしてない? なんて思うわけで。
オザキせんせーにあれだけ時間を割くぐらいなら、その分の時間を一平ちゃんにもっと! なんて考えるのが、正しいファンのあるべき姿ではないか? などと煽り気味に言ってみる。
昔、ひかる一平の師匠筋に当たる藤田まことが、後期の必殺を評して、
「これだけの役者が全員揃っているのに、難しい顔をして、お決まりのお金を受け取る以上の演技が求められない」と不満を漏らし、
一平ちゃん自身、藤田まことを評して、「あのように背中で演技ができる役者になりたい」と言っていた、と聞きます。
つまり、役者としては、それ相応の役どころを与えられたいと思うものだし、
ライオン丸Gのマスターの役どころが、「背中で演技ができることを目指す」一平ちゃんにふさわしいかどうかは……推して知るべし。
一平ちゃん自身、あのマスター役をどう考えているのかな?