レディゴールドの新たな計画は、「虫サイズの魔物による鉄人間ウィルス蔓延」作戦だった。
鉄人間ウィルスに侵された人間は、「血液中の鉄分が活性化し、かさぶたの原理で体表を覆った挙句、凶暴化し、魔物となる」そうである。
……何だか、「血液中の鉄分」と聞いただけで、科学的な説明のような気がする。不思議だ。
敵サイズが小さいので「魔物レーダー」でもとらえられない。この時点で、SHOTの調査活動は行きづまり。
それに対して、魔物の好きな「花のエキス」を合成することで誘き出そうとするリュウジンオーこと白波鋼一。彼の活躍にスポットが当たった回。
飛行できないリュウケンドーたち(アクアシャークは低空滑走と判明)に対し、いきなり「シャドウウィングリュウジンオー」として優位を示した状態で、魔物にとどめを刺します。