Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

師匠と女帝(スパクロ話)

16章がクリアできず

 

NOVA「2月に入ったので、1月の総括をしておきたいが、その前にスパクロ話だ」

晶華「ああ、ギャラクシーエンジェルのイベント以来ね。その後どうなったの?」

NOVA「うむ。イベント的にはあまり芳しくなかったし、ストーリーシナリオもうまく進まずに不満を溜め込んでいる段階だ」

晶華「ええと、ストーリーは16章をプレイ中よね」

NOVA「そう。まあ、エウレカセブンをメインにしつつ、AOにつなげる話なんだけど、ラスボスに勝てずに、最終話がクリアできない状況だ」

晶華「そんなに強いの?」

NOVA「バリアでダメージを減らし、自爆兵器を召喚し、本体は毎ターンHP3万を回復する。どうも、こちらの現状の攻撃力では、相手の回復効果を上回るほどのダメージが与えられないようだから、当分、ストーリーは進められないと判断している」

晶華「キャラの育成不足ってこと?」

NOVA「限界突破でレベル80まで育てて、大器型で総合力が3万超えの機体が何機かあれば普通に勝てそうなんだけど、目下はレベル70で2万超えのソーラーアクエリオンと、レベル80で2万超えのキングエクスカイザーが我が軍の最強攻撃力で、これにゲストキャラの総合力4万超えのアネモネがシナリオ助っ人に来てくれても、もう少しで削り切れない状況だ。もしかすると、上手く操作して必殺技5連発でダメージボーナスを加算するとかすれば倒せるのかもしれないけど、操作の上手い下手よりも、性能で圧倒してストレスなしに勝ちたいので、当面は『確実に勝てる戦力』の育成に励むことにする」

晶華「だけど、NOVAちゃんって、グレートゼオライマーとか、強い機体を持っているはずよね」

NOVA「ああ。だけど、限界突破に至っていないので、レベル60で総合力1万5000でしかない。それぐらいの強さの機体ならいろいろ持っているんだが、それじゃ削りきれないんだよ。敵の回復3万を削るには、こちらもコンスタントに3万以上のダメージを与えなければならないのは自明の理なんだけど、それがままならない。まあ、相手のバリアを無効にする必殺技とか、もっとユニットのアビリティを研究して対策を立てれば、何とかなるかもしれないけど、今はそこまで考えるほど暇じゃない。単純作業でサクサク進めるのがいいのに、味方の性能の検証に神経を費やすのは、この時期にはちとストレスが溜まるわけだ」

晶華「ストーリーが行き詰まったのは分かったわ。イベントの方は?」

NOVA「今週のイベントは、オリジナルチーム・ソリスにまつわる話だ。クロスオメガでは、ストーリー主人公のアサヒ・シャッテ・ホノカの3人とは別に、ソリスという裏部隊が設定されている。アサヒたちは表の主人公として、物語初めに火星で謎の敵に襲撃されて以来、各地を転戦しているわけだが、イベント名物のソリスの方でも『火星襲撃を生き延びた新人パイロットの女の子オリーヴ』を中心に、個性的なメンツが再度の火星調査計画のための訓練を行なっている設定。ただし、比較的シリアスなアサヒたちに比べて、ソリスの面々はコミカルというか、日常訓練をお気楽ご気楽感覚で続けているイベント編が定期的に配信されていて、機体も汎用性量産型でカラーリングや装備バリエーション豊富なハインヘルムが支給されているわけで」


【スパクロ】[ボイスあり]オリーヴ・オペール(サンタ2016冬)/ハインヘルム - ライブカットイン

 

晶華「つまり、ソリスメインのストーリーは、版権キャラが出て来ずに、オリジナルキャラだけで話が進むわけね」

NOVA「いや、必ずしもそうではなくて、今回だとトップをねらえユングフロイトが物語に絡んだりしていた。どちらかと言えば、版権キャラを交えて日常コントをやっちゃうのが、ソリスの物語だったんだな。だけど、今回はそんなソリスの訓練が一段落し、ついに念願の火星に旅立つんだが、いつになくシリアスなノリで、ストーリー本編の強敵と遭遇して、あわや全滅の危機に見舞われる話なんだ」

晶華「ついに念願の夢が達成できると思いきや、現実は甘くなく、挫折する話だった、と」

NOVA「ああ。俺のプレイも挫折気味だぜ。ある程度、順調にストーリーもイベントもこなして来た、と思っていたんだが、今回の高難度クエストは、手持ちの最強チームでもクリア出来なくて、断念せざるを得なかった。賞品として、フルメタルパニックの母艦ダナーンが用意されていたんだが、全然手が出なかったわけで、プレイ開始から3ヶ月の無課金プレイの限界を痛感した次第」

晶華「だったら、課金したら?」

NOVA「嫌だよ。今月は、スパロボTのためにSWITCHを買う予定なのに、どうしてスマホ課金しないといけないんだ。欲しい物を全部手に入れようとすればキリがない。あくまで、普通に手に入るものと幸運で手に入るものに、ささやかな喜びを感じて無理はしないプレイスタイルで楽しんでいるのに。わざわざスパクロに金を払うぐらいなら、すっぱり諦めて、積みゲーになってるスパロボXとか、未クリアなBXとかに時間を使う道を選ぶぜ。無課金には無課金の誇りってものがある」

晶華「運営側から見たら、誇って欲しいものじゃないだろうけど」

NOVA「まあ、ただで楽しませてもらっている分、ブログでは好意的に記事書きすることで、自分としてはWinWinの関係を築いていると思うぜ」

 

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1月誕生祝い

今年最初の娘バースデイ

 

晶華「毎月27日は、花粉症ガールの私とお姉ちゃんの誕生日祝いだね」

NOVA「本当の誕生日は3月27日で、あと2ヶ月で1周年なんだが、毎月誕生祝いをするって決めたのは俺だからな。よく、ここまで続けられたものだと、自分でも思う」

晶華「で、今日は何をくれるのかな(ワクワク)」

NOVA「何が欲しい?」

晶華「そりゃ、NOVAちゃんの愛ってところかしら」

NOVA「だったら、これだな」

HUG(はぐ)っと!プリキュア キュアフレンズぬいぐるみ キュアアムール

NOVA「愛のプリキュア・キュアアムールこと、ルールー・アムールちゃんだ。本日はついに『HUGっと! プリキュア』が最終回を迎えたんだが、さよならルールーちゃん。未来の世界に帰ったな、と思ったら、2030年に幼女アンドロイドとして復活誕生。初のアンドロイドプリキュアとして、話題になった彼女は最後まで萌えキャラ街道を突っ走ってくれたわけだよ。俺は父親キャラとして、途中からドクタートラウムに感情移入しながら番組を見続けて、ルールーを見守り続けたんだが、これから彼女の成長を楽しみにしながら番組終了、ハッピーエンドという次第」

 

 

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銀河の天使降臨

時は未来、所は宇宙

 

NOVA「天には星、大地に花、人には愛、俺には夢♪」

晶華「NOVAちゃん、ご機嫌ね」

NOVA「ああ、何しろ、これだ!」

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フルタンX特集(アニメージュ2019年2月号)

晶華「そ、それは、昨年末に消えたはずのフルタンX!」

NOVA「ああ。まさか、アニメ雑誌で特集されるとは思わなかったぜ。おかげで、生まれて初めて『アニメージュ』誌を買うことになってしまった」

晶華「そこまでして、フルタンネタに飛びつきたいの?」

NOVA「いや、だって表紙がこれだし」

Animage (アニメージュ) 2019年 02月号 [雑誌]

晶華「ああ、六花ちゃんとアカネちゃんか」

NOVA「そう。フルタンがいて、グリッドマンがいて、おまけにウォズさんがいて、普通の特撮雑誌よりも俺のツボを突いた構成だよ。ちなみに、俺の最近の購読雑誌は主にこっちだけどな」

宇宙船vol.163 (ホビージャパンMOOK 913)

ハイパーホビー VOL.12 (ハイパームック)

 

NOVA「これに、後は東映ヒーローMAXが加わるかな。基本は特撮追っかけ人の俺だし、アニメ雑誌は昔ニュータイプ派だったんだが、まあ、フルタンの魔力にはかなわず、購入した次第だ。まるで白ウォズのタブレットに、『NOVAはフルタンの掲載された雑誌を購入する』と書かれたような気分だぜ」

フルタ ハイエイトチョコ 14粒×30個

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フルタ 生クリームチョコメガパック 407g

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 晶華「まるで、X星人に洗脳されたみたいね。このままでは、怪獣大戦争やファイナルウォーズの二の舞になってしまう」


【公式】「怪獣大戦争」予告 X星人が初登場し、”シェー”のポーズで知られるゴジラシリーズの第6作目。


Godzilla Final Wars 2004 Trailer


GODZILLA 2: King of the Monsters - Official Trailer #2 (2019) Monster Movie HD


Super Robot Taisen X-Ω - Godzilla/ゴジラ Debut

 

晶華「あ、そうだ。X星人の洗脳を解くためには、音による攻撃が有効と聞いたことがある。だったら、これよ」


怪獣戦争マーチ

 

NOVA「ハッ、俺は一体どうしていたんだ?  そうだ、この記事の目的はフルタンXについて語ることではなかったはずだ。すぐに本題に移らないと」

 

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家政婦と、おばさんと、悪魔の妹の昔ばなし

震災の日に思うこと

 

   本日1月17日は、阪神・淡路大震災の日ということで、いろいろと感じ入るものがありますが、24年という歳月に「あ、今年であの時の倍の年齢になるや」とも思ったり。

   自分は1971年2月生まれなので、あの時は24才。で、それから24年かあ。

   平成の終わりってだけでも割と感無量なのに、歳月をあれこれ振り返ると、いろいろ頑張ってきた自分と、足踏みしてきた自分と、迷走してきた自分と、それでも一途に貫いてきた自分の全てがその時その時で蘇ってきたりもして、まあ、それでも、まだまだ歩み続けないといけないし、歩み続けたいとも思っているし、よし、この機にまた頑張ろうか、とも思える自分がいる。

  自分にとっての震災の日ってのは、厳しい天災に翻弄されて苦労と不安に苛まれもしたけれど、負けるもんか、としっかり出来ることを果たして、よし頑張るぞ、と向き合う決意を改める日でもあったりします。

   何だかんだ言って、生きているんだし、生きているなら、したいこと、できること、やらないといけないことを自分らしくやってやるぜ、って気持ちは失いたくないな、とも。そのために人生まだまだ楽しみたいし、できれば自分と一緒に楽しんでくれる人を楽しませたいとか、ハッピーを広げるようなお花畑文章でも書きつづりたいですな。まあ、時々、毒の花も混ざったりするけれど。

 

   ともあれ、生きている、生かされているってことを改めて感じながら、生きている意味なんかをふと真面目に見つめ直す本日でした。

 

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銀河の天使予告(スパクロ)

ケイPたちの帰還

 

NOVA「ただいま〜」

ケイP『今、帰ったぞ〜』

リバT『帰りましたわよ〜』

晶華「お帰り〜。聞いて聞いて。あしゅら男爵の地獄王ゴードンをゲットしたわよ」

NOVA「何だと?」

晶華「SRだけどね。ついでに、ガンダムXと、真ゲッターと、マジンカイザーSSRもゲットしちゃった」

NOVA「おいおい。それはついでじゃないだろう。大成果ってもんだ。でかした、晶華。正に、よっしゃアッキー♪ って感じだな」

晶華「うん、今年の私は太陽サンサン・ラッキーガールを年間キャッチフレーズにしようと思うんだ。これもNOVAちゃんがおでこにチュッしてくれたおかげだね」

NOVA「よし。そっちの報告は、後でじっくり聞くことにして、まずはこっちの報告だ。晶華、聞いて驚け。何と、お前がメガネンジャーの暫定リーダーに選ばれた」

晶華「((((;゚Д゚)))))))   ビックリ仰天、聞いて驚いたよ〜。私がリーダーって有り得な〜い。見習い隊員だったのよ。それが、ダンさんやゼロさんを押しのけてリーダーなんて」

NOVA「いや、押しのけたんじゃなくて、彼らがいないから誰かが臨時にリーダーをしないといけないんだよ。俺は司令で、ドクターと共に後方支援役だから、前線に立つリーダーが必要なんだ。それで、俺はロイミュードのハートと、次元ドルイドのハイラスに打診したんだが、二人とも断って、その代わりにお前が推薦されたんだ」

晶華「そんな。NOVAちゃんはメガネンジャーを全滅させるつもり?  無理よ無理」

NOVA「花粉症ガールは諦めない。何でもできる、何にだってなれる!」

晶華「それって、今のプリキュアのキャッチフレーズじゃない」

NOVA「そうだ。ついでに2月から始まる新作プリキュアは、星と宇宙がテーマということで、正に俺のブログの妄想を刺激してくれるテーマだしな。お前も、太陽サンサン、サンフラワーな名前なんだから、気象衛星ひまわりのように宇宙を舞台に活躍してくれ」

ケイP『そうだぜ、晶華ママ。よっしゃアッキー、と叫ぶなら、宇宙ぐらい平気だぜ。獅子座流星群だって味方してくれる』

リバT『そうですわよ、ミストレス。宇宙は自由、宇宙は解放、そして宇宙は触手。今こそミストレスは、宇宙花粉触手ガールとなって、新たな自分に目覚めるときが来たのですわ』

晶華「何よ、宇宙花粉触手ガールって。私を得体の知れないものに変えないで」

NOVA「だったら、触手はなしにして、宇宙花粉症ガール、あるいは太陽花粉ガール、略して『ソラかふガール』だな」

晶華「それって『宇宙をかける少女』の略称『そらかけガール』に掛けてるでしょう?」

NOVA「当たり。とにかく、メガネンジャーの暫定リーダーは、多数決でお前に決まった。弥生ちゃんもサポートしてくれるそうだ。何しろ、お前は俺からシルバーアイズを託されたメガネシルバーだからな。つまり、銀河の銀はメガネシルバーの銀ってことだ。宇宙刑事ギャバンも、シルバー仮面も、バイオハンター・シルバも、お前を応援してくれる」

晶華「それって、NOVAちゃんのいつもの妄想よね」

 

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ミダラの次はHIME

タイムジャッカー・タイムからの帰還

 

NOVA「旧コンパーニュからタイムジャッカーを追い出して、帰って来たぞ」

晶華「うう。あのエースって奴、キモかった」

NOVA「同意だが、あいつのボツ設定は、未来NOVAだったりするからなあ」

晶華「え?  あれが?」

NOVA「ああ。花粉症ガールの物語やブログ記事のネタ帳、いわゆる可能性の未来を書き記した『妄想閻魔帳』とでも称すべきものがあるのだが、そこに『アスト、明日斗=未来NOVA(Aちゃん)、時空監視員Wー405Aとして平成NOVAの時空魔術が歴史に悪影響を及ぼさないよう、正体を隠してこっそり見張っている』と記されている。405Aというのは、ローマ数字にするとIVOVAになって、NOVAと読めるというアイデアを考えたりもしたんだが、その設定は結果的にボツになった」

晶華「どうして?」

NOVA「書いてみると、翔花へのストーカー気質が強調されてしまって、キモくなり過ぎたから。さすがに、あれが未来の俺だとは思いたくもない。だから、設定ごと存在を抹消しようと未来へ飛ばしたら、帰って来やがったんだ」

晶華「何で未来へ飛ばしたりするのよ!」

NOVA「お前が、そうしろって言ったんだろうが」

晶華「えっ、そうだっけ?」

NOVA「証拠はこれだ。8月5日の記事

晶華「ええと、私がまだ翔花2号だった時で、NOVAちゃんが夏の仕事が忙しい時期。それでも頑張って、ソード・ワールドの記事を書いていたタイミングね」

NOVA「まあ、精神状態は相当にハイテンションな時期だったんだろうな。仕事を乗り越えるために躁状態全開なんだが、エネルギーが過剰放出されて、いつでも爆発しそうな時期でもある。そこに、おかしなメールが送られたと思ってくれ」

晶華「どんな内容?」

NOVA「経緯や詳細は省くが『ストーカーが、NOVAに対して、冬場に野宿して、暖をとるためにお互いに抱き合って眠りませんか、と誘いをかける内容』だった。念のため、俺は男と抱き合って眠る趣味は持っていないので、即座に断った。それ以降、そいつとの付き合いは根本的に見直すことにもした。そういう肉体的にベタベタした関係は苦手だからな。ましてや、それが男ともなれば。

「冷静に考えて、そいつの夏メールは、『夏の暑さで頭がおかしくなった奴が、妄想世界で、男の友情=過酷な状況で抱き合う、と考えたキツツキ並みのぶっ飛んだ物語』だと解釈している。うまく物語として描写すれば、ヤオイ好きな腐女子にはウケる内容に昇華できるかもしれんが、それは美少年同士の関係なら良くても、40を過ぎたおっさん同士で妄想するものでは決してないだろう。少なくとも、俺はキモいと感じて、そんな邪念を向けてきた相手に対しては、二度と関わらない方がいい、という考えに達している」

晶華「ちなみに、NOVAちゃんの想像する友情の形って?」

NOVA「現実的には、趣味語りだよなあ。掲示板で創作作品へのこだわりとかキャラ愛を披露し合う日常付き合いって、それだけで一種の祝宴、パーリナイと考えている。物語的には、強敵に対して力を合わせて立ち向かうことになるかな。仕事的には、重要なタスクに対して各人のスキルを連携させて、面白い作品にしたり、上手くコラボさせたり、共同演奏したりしながら、互いにレスペクトし合える関係があればいいなあ、とも。いずれにしても求められるのは、互いの見識やスキルを前提とした深まる付き合いだな。人様の感想を読んでいて面白いのは、その人が情熱を持っているこだわりポイントが伝わる内容だし。その人のカラーとか視点とか、他人の受け売りでない円熟味とか、掘り下げ方とか、いろいろ読み取れると面白い」

 

晶華「ふ〜ん、掲示板での書き込みがパーリナイとか、スキルの連携が友情だとか、その辺がNOVAちゃん独自の視点みたいね。じゃあ、話を元に戻すよ。翔花ストーカーという形でキャラが完全に固まってしまった読者Aことアストなんですが、どうしてタイムジャッカーになったんですか?」

NOVA「まあ、きっかけはビルドの終盤、ジオウが始まる前にタイムジャッカーという未来からの侵略者が出ると分かった時だよな。ジャッカーだから、当然JAKQの4人のキャラを元に考えることにして、そこにリーダーとしてAがいるわけだから、読者Aとつながったんだよ。元々、未来NOVAのボツ設定があったから、そこをアレンジして、侵略者チームのリーダー風にした。読者Aは、読者エイと読むだけでなく、リーダーエースとも読めるわけだ」

晶華「そうしてダイヤジャックからダイアナジャック、ハートクイーンからバットクイーン、クローバーキングからクラブキングか。スペードエースはどうアレンジするの?」

NOVA「ネタバレになるが、スピードエースだな。奴はああ見えて、フラッシュみたいなスピードスターなんだ。あるいはサイボーグ009みたいに加速装置が搭載されている。愛と忠義と信仰心にあふれた騎士道精神の権化たるスピード戦士、それがアストという設定だ」

晶華「そこだけ聞くと、まるで主人公みたいね」

NOVA「そうなんだ。裏の主人公と言っても過言ではない」

晶華「それなのに、どうしてあんなにキモいのよ」

NOVA「愛と忠義と信仰心の対象が、お前だからじゃないかな。花粉症ガールの熱狂的なファンで、ストーカー気質の持ち主。そういう属性を付けるだけで、何もかもが残念になる。そういう一種の自虐ネタを体現したキャラなんだ」

晶華「それじゃ、まるで花粉症ガールが悪いみたいじゃない」

NOVA「だから、あいつを未来に飛ばしたのは、俺とお前の過ちなんだって。そこをどうドラマにしていくかが、タイムジャッカー編のポイントだな」

晶華「お姉ちゃん絡みで屋久島編を展開し、私絡みでタイムジャッカー編を展開するのが、今年の当面の物語展開なのね」

NOVA「ああ。後は白ウォズをどうネタにするかが、現在考え中だな。WOZをアナグラム風にイジるとNOVAになるとか。Zが90度回転してNになり、WがVとVに分かれて、二つ目のVが上下ひっくり返って横棒が付くとAになるとか」

晶華「そこまでして、NOVAちゃんはウォズになりたいわけ?」

NOVA「いや、だって、白ウォズのタブレットって、iPadで自在にブログストーリー書いてる俺にとって、実にしっくり来る物語ギミックなんだぜ。例えば、今、俺がここに『晶華が、悲鳴をあげる』って書いたらどうなるかな」

 

晶華「キャアーーーーーッ」

 

NOVA「うん、実に面白い」

晶華「意味もなく、悲鳴をあげさせるな。こうなったら私も書いてやる。『NOVAちゃんが私にキスをする』」

NOVA「な、何だと?  これは王様ゲームか何かか?  書いたことには逆らえないし、消すこともできないだと?  行かん、このままだと……見えない圧力が掛かって、俺をいけない行為に走らせる。ブレーキが利かん!」

晶華「さあ、NOVAちゃん、早く来て。ワクワク」

NOVA「うおーー、父親として肉食系の娘にハレンチな行為をするわけには……止められないなら、せめて最後の力を振り絞って、急カーブだ。慌てて文章書き足し。『NOVAちゃんが私のおでこにキスをする』 これで妥協しろ。チュッ」

晶華「キャーーー。おでこにキスゲット。うん、これでNOVAちゃんとの絆が強まったわ。HiEro粒子充填。ダイミダラー出動よ」

NOVA「いや、もう、そのイベントは終わったんだ」

 

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九州地震について感じたこと

被害のほどを気にしつつ

 

晶華「NOVAちゃん、大変よ」

NOVA「ああ、九州の方で1月3日に大きな地震があったそうだな。絵師の人の安否が気がかりだったが、その夜に無事の報告があって不幸中の幸いだったと思っている。阪神間住人の俺としては、昨年の地震と台風の経験があるだけに、こういう天災事には心を痛めるぜ。ちょうど1月は24年前の阪神・淡路のことも頭をよぎるしな。フィクションの中だけで済めばいいが、現実に起こると、どう気持ちの処理をしたらいいか、我が事のように悩んだりもした」

晶華「ええ。ちょうど、お姉ちゃんやヒノキさんが擬似とは言え、九州の地を舞台に物語を展開しているから、私たちも無関係とは思えないものね」

NOVA「そうだな。花粉症ガールの物語は、フィクションとは言っても、メタフィクションなところがあって、リアルタイムの出来事、まあ主に特撮ヒーローやロボットのネタなんかも積極的に取り入れた話作りをしている。だから、仮にも九州の地を舞台にしている以上、今回の震災ネタをどう扱うか考えたりもした。全く触れないのも腫れ物に触るみたいだが、趣味の創作ネタとして軽々しく扱うのも憚られるし、いろいろデリケートなんだ」

晶華「下手にプロの人が書くと、他人の不幸を飯の種にしていると批判されるみたいだしね」

NOVA「それもあるが、エンタメで不謹慎なネタは、心理的にイジりにくい抵抗感もある。読者を楽しませることを想定した小説で、読者を過剰に不愉快にさせることも作家の本意じゃないだろうしな。もちろん、そういう内面の毒を垂れ流すことを売りにした作家と、その毒を好む読者もいるわけで、どんな客層を想定した作品かを考えるのは作家だけでなく、編集さんの重要な仕事にもなる。

地震と言えば、昔、クリスタニアというRPG小説で地震のエピソードが書かれた直後に、阪神・淡路大震災があって、関係者が何とも言えない気持ちになったということも聞いた。また、北方水滸伝の2作目の楊令伝で主人公たちの拠点である梁山泊が洪水により壊滅的な被害を被る状況があって、その直後ぐらいに東日本の大津波があって、作者が衝撃を感じたようなことが文庫版の後書きにもあった。自分が何かを書いた直後に、その何かを想起するような事件が起こったときって、ずいぶんと神経にピリピリ来るというか、とにかく天災を題材に何かを創作するのはデリケートでナイーブで、軽々しくは扱えないよな。ジョジョの荒木先生みたいに地元の当事者の立場で書く、と表明している場合ならともかく」

晶華「プロの大作家の先生方と比べるのもおこがましいけど、NOVAちゃんもそういうことがあるんだ」

NOVA「ああ、予言とかそういうのじゃないけど、俺が書くときってキャラや物語そのものに感情移入するあまりトランス状態になることも多くて、たまに空気をつかんだような内容を書けてしまうことがある。まあ、こういうのは書いた人間の主観だけど、たまたま書いたことが事実になったと感じてしまうと、半ば嬉しくもあるし、怖くもなる。下手なことは書けないなって。偶然の符合と言えばそれまでだけど、確率的にはたくさん書けば書くほど、的中率ではなくて的中回数も高まるのは当然だろうけど、それでも自分が書くことに関しては的中して当然、外れたときはしっかり分析して、正解率を上げるような努力は怠らないつもりだ」

晶華「学生さんのテストじゃないんだから」

NOVA「まあ、魔法学校みたいなものがあるなら、未来視の授業や、いわゆる見者的な資格が認定されるとかあるかもな。ハリー・ポッターでも、そういうシーンがあったと思う。現実でも、占い師養成学校なんてものは存在しているわけだが。単に占うだけじゃなくて、集客方法とか、対人交渉のためのスキルとか、そういう実用的な社交術を学ぶこともできるらしい」

晶華「へえ。だったら、NOVAちゃんも占い師になったらいいのに」

NOVA「どうも、占いスクールが推奨しているのは女性が多いらしい。いや、易者って書くと、男性のイメージもあるが、俺が趣味でやったことがあるのは、せいぜいトランプ占いとかタロット占いの真似事だからな。あと、信じる仏教の教義では、宗派と異なるまじない事に対しては否定しているわけだから、『占いは遊びとしては良くても、信じちゃダメ』という価値観になっている。まあ、文化研究の一環としての興味はあるが、一番信じているのは、サイコロ振って、今日の運勢を確認するぐらいだし」

晶華「手相とか、四柱推命とか、風水とか、結構、奥が深そうで、ハマり込んだらのめり込みそうだもんね」

NOVA「確かにな。その道のプロもいる世界だし、プロのすごいのは的中率じゃなくて、その人の信じている教義なり、理論なり、世界観なりを立て板に水のごとく話して、説得力を高める話術だと考える。理路整然と語る訓練をしてきた人が、自分が感じたことに相応の理論武装を構築して、しかも、それだけの修練をしてきて自分の人生観として信じていることだから、論破するのは簡単じゃない。

「いや、例えば『科学の視点からは間違っている』と論破することは可能だが、科学は物理現象を解明することはできても、心理現象とか、科学の世界とは異なる霊的現象、魂の世界に依拠している人間には議論的に無力というか、平行線を辿ることも多い。科学に詳しくない占い師と、占いの知識のない科学者が口論しても話が噛み合わないし、そういう場を取り仕切れる人間は本来、科学と占いのどちらにもそこそこ精通した中立的な立場の人間が望ましい

「だけど、TVとかで司会を果たすのは、どちらの分野にも素人なのに、やたらと偉そうな芸能人で、奥の深い世界の表層だけ切り取って面白おかしく揶揄しているだけだから、公開討論の意味を為さないわけで。まあ、対立する二つの見解を口プロレスで実況中継して見せていると考えれば分かりやすいだろうか。だけど、プロレスではレフリーも実況も解説者もそれぞれ専門家でルールも熟知しているはずだけど、TVの公開討論では討論のルールも曖昧な素人運営だからな。もっとも、そういう番組を見て、楽しんだり、何かを分かったつもりになる大多数の素人視聴者がいれば、それはそれでTV番組としては成功なんだろうが。奥深い世界の入り口に触れるきっかけにもなるにはなるだろうし」

 

晶華「ええと、これって何の話?   科学VS占い?  それとも、そういうテーマのバラエティー番組批判?」

NOVA「いや、妄想ストーリーテラーとして、俺の書くことは科学的でないが、予言的な直感が働いた……ような気がするって前置きだ」

晶華「つまり、NOVAちゃんは、自分の花粉症ガール創作が今回の地震に何らかの遠因があると感じたり、その後、うまくフォローすることで、地震の被害が減るのじゃないか、いや、そんなバカなことがあるわけがない、所詮は妄想だし、と悩んだりしながら、地震をネタに物語を作ることに対して、先にグダグダ言い訳しているってことね」

NOVA「って、そこまでストレートに言うか」

晶華「前書きで寄り道をダラダラ書いて、本編までに時間が掛かるのはNOVAちゃんらしいと思うけど、書きたい話があるのに悩んで書けないのはNOVAちゃんらしくないよ。NOVAちゃんは一体、誰のために文章を書いているのよ」

NOVA「そりゃ、自己満足のため、と言ってしまうと身も蓋もないが、次に、読んでくれる読者がいれば、その人に楽しんでもらいたい、という気持ちはあるな。まあ、俺が楽しめないものを書くつもりは一切ないが、プロじゃないので何を差し置いても読者のため、と言うつもりもないが、俺が楽しいと思うものを一緒に楽しんでくれる読者がいればこれ幸い、自分の楽しみが人の楽しみと上手くリンクして欲しい、と、俺に波長の合うお客さんのために書いている、と言ったところか」

晶華「だったら、NOVAちゃんと波長の合う読者さんは、NOVAちゃんの言い訳ダラダラ鬱屈した文章を読みたい、と思うかしら」

NOVA「!   思わないな。俺なら、ハッピーな文章を読みたいし、書きたい。そして、『この作者はバカだなあ(褒め言葉)。だけど、しっかりこだわりを持って、自分の道を追求しているよなあ。そこに痺れる、憧れる。よし、俺もこの作者を参考に、こだわりとハッピーを探求するぜ』と思わせるような文章を書けたら、素人創作家冥利に尽きるぜ」

晶華「何だか、作者視点と読者視点が入り混じって、NOVAちゃんの書いた文章をNOVAちゃんが読んだような訳の分からなさだけど、まあいいわ。NOVAちゃんが今回の九州地震で思いの外に混乱していることは分かった。だったら、深呼吸して落ち着いて、そして初めから仕切り直しよ」

NOVA「お、おお。仕切り直しだな。よく分かった」

 

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