Shiny NOVA&WショーカのNEOスーパー空想(妄想)タイム

主に特撮やSFロボット、TRPGの趣味と、「花粉症ガール(粉杉翔花&晶華)というオリジナルキャラ」の妄想創作を書いています。

ドゴラ60周年を祝う会

8月11日はドゴラの日

 

NOVA「1964年8月11日は、『宇宙大怪獣ドゴラ』の封切日で、今日は60周年メモリアルデーだ」

翔花「うちでドゴラと言えば、KPちゃんよね」

NOVA「そんなわけで、ウルトロピカルからも召喚して、本日はケイPシリーズ全体集結という祭りを開くことになった」

リバT『どうもです。ウルトロピカルでは、ゲームブックGM(ディレクター)役を担当することが多いリバTですの。もっぱら、クイーン・ダイアンナやアストさんの世話係が本職の、アシスタント・モンスター最若手の妹キャラという立ち位置です』

NOVA「うむ。ウルトロピカルでは、リバT抜きでは記事がうまく回らないぐらいの重要キャラになっているからな」

ケイPイチロー『そして、ケイPシリーズの長兄、栄えあるアシモン第1号がオラだッピ』

翔花「わ〜い、KPちゃん久しぶり〜」

ケイPイチロー『翔花ママも元気そうで何よりだ』

ケイPジロー『兄さんが帰って来たのは久しぶりだッピ』

ケイPイチロー『一昨年前の今ごろ、唐突に自爆回路が発動してしまったからッピ。不幸な事故で長期療養中だったッピよ』

NOVA「その後、ウルトロピカルで、ゲームブックのプレイヤーとして活躍してもらったりしていたんだ」

ケイPイチロー『8月はドゴランブラザーズの活躍しどきッピ』

009『そして、ケイPマーク3のボディに、NOVA2009メモリをセットして、ブログ主の代役なんかもしてるのが、ぼくだな』

NOVA「最近は、俺が出不精になって、コンパーニュやウルトロピカルにはリモート出演が多くなったから、ここでの記事はあまり代役を必要としなくなって、出番が激減しているんだけどな」

009『元々、ぼくはTRPGのために、プレイヤーの令和NOVAの代役として、過去から召喚されたんだよな』

NOVA「ああ。ディケイドみたいにオーロラカーテンを使って神出鬼没に登場するネタも考えたが、時空の混乱がますます加速しそうなのでボツになった。俺が破滅の未来を生み出すようなことは避けたいしな」

晶華「だけど、諸事情で『妖精女王ズ』などのプレイが中断してしまったので、こっちのKPちゃん(マーク2)やナイン君が手持ち無沙汰になっちゃってるのよね」

NOVA「いや、記事に出ないだけで、俺がいない時に、花粉症ガールのアシスタントとかで立派に働いているだろうが」

晶華「そんな裏方で働いても、読者さんには伝わらないと思うの」

NOVA「まあ、リストラ廃棄処分しているわけじゃないから、読者さんの中でも、ケイPや009のファンがいれば、応援コメントを出せば、出番がもう少し増えるかもしれないな」

009『一応、スパロボ番は、ぼくとジロー兄さんの担当となっているはずなんだが、作者がそれをうっかり忘れて、自分が普通にしゃしゃり出て記事書きしているもんな』

NOVA「ぶっちゃけて言うと、俺と009、それにケイPマーク1とマーク2は性格や表記がほぼかぶっているから、疲れた頭では書き分けが難しいんだって」

ケイPジロー『兄さんとオラは違うッピよ。兄さんは脳筋で、オラは知性派だッピ』

NOVA「その設定、俺が時々忘れて、使い分けなくなるんだ。ただでさえ、翔花と晶華の描き分けで作者の脳内容量を使っているのに(もう慣れたが)、アシモンの描き分けまで頭が回るか。まあ、リバTみたいに性別まで変われば別だが」

009『要は、作者が後先顧みない設定にしたせいで、キャラが増えすぎて収拾がつかなくなっているってことだな』

 

謎の声「話は聞かせてもらったでごわす」

NOVA「ゲッ、お前はまさか……」

 

カニコングの復活

 

カニコング「フッ、3ヶ月前に翔花嬢ちゃんの時空転移魔法で飛ばされた吾輩でごわすが、ここに華麗にふっか〜つジャン」

翔花「ええと、3ヶ月前というと、この記事ね」

NOVA「カニコングを復活させて欲しいという読者の要望なんて、聞こえて来なかったがな。一体、どうして復活できたんだ?」

カニコング「カニコングの復活嘆願は確かになかったでごわすが、ウルトロピカルのこの記事を見よ」

カニコング「この記事のコメント欄には、ゲームブック『死神の首飾り』の攻略を期待している読者さまの声が挙がっている。そして、記事本編では、『死神の首飾り』の主人公が、吾輩の演じた聖闘少女、カニ座のキャサリンだとはっきり書かれているでごわす。すなわち、間接的に吾輩の復活を読者さまが応援してくれたようなもの」

NOVA「むむっ、確かにそうだな」

カニコング「さらに言うなら、本日はドゴラ60周年という記念すべき佳節ではごわさんか。かく言う吾輩も、かつてはドゴランアーマーMK3をまとったこともある身。すなわち、ドゴラの縁が、女神の花輪のように吾輩を引き寄せたでごわす。これぞ聖闘士の奇跡」

NOVA「聖闘士の話は終わったんだが?」

カニコング「いや、まだ、もう少し続いているでごわす。今月も」

NOVA「そっちのファイナルエディションは来月も続いて、海皇編の決着に至りそうだな。11月には、冥王神話の最終巻も出るそうだし、確かに単行本完結までは続くということか。それにしても、ドゴラ60周年にガニメがお祝いに駆けつけるとはな」

カニコング「誰がガニメでごわすか!?」

NOVA「知らないのか? ガニメも、元はドゴラと同じ宇宙アメーバの進化体であることを。登場作品の英語タイトルも、文字どおり『スペース・アメーバ』だし」

ケイPイチロー『マスターNOVA。ガニメなんかの話はどうでもいいから、ドゴラの話をしてくれよ』

ケイPジロー『そうだッピ。せっかくの60周年だ。ドゴラにまつわる面白エピソードをよろしくッピ』

NOVA「面白エピソードか。例えば、ドゴラのテーマが、キングギドラのテーマの原型になっているということか?」

翔花「へえ、そうなんだ」

 

ドゴラのBGMの話

NOVA「ドゴラのBGMは、最初が宇宙からの脅威って感じで、続いて不気味なアメーバっぽいホラーミステリーって感じの旋律が続く。そのうちの宇宙からの脅威を発展させた音楽がキングギドラのテーマだ」

NOVA「で、このドゴラのモチーフ旋律が、ギドラのモチーフになって、それがモンスターバースのギドラのテーマにもアレンジされているような感じだな。つまり、ドゴラの音楽的エッセンスは近年にも受け継がれていると思いたい」

NOVA「あと、ドゴラを迎え撃つ自衛隊のテーマが、映像ではドゴラの動きに合わせてスローテンポに流されているが、元々のテンポが非常に格好良いメロディーなんだな」

NOVA「そして、この旋律は、ドゴラの2年後の東宝アクション映画『奇巌城の冒険』(三船敏郎主演)でも、アクションシーンで用いられている」

晶華「ドゴラの話から、音楽つながりで違う作品に伸びて行くとは思わなかったわ」

NOVA「やはり、伊福部昭さんの音楽は俺のツボを相当突いたからな。あと語りたい音楽はこれだな」

NOVA「ドゴラの翌年の夏映画が『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』で、来年が60周年。超人VS怪獣の映像イメージが、ウルトラマンにも影響を与えたと言われている。予告編のBGMはドゴラのテーマが用いられているな。続く66年の『サンダ対ガイラ』は、さらに人型怪獣兄弟の善悪対決で、サンダのBGMは前作フランケンシュタインを踏襲している」

リバT『それにしても、ドゴラの翌年がフランケンシュタインとは、ずいぶんと路線が変わった気がしませんか?』

NOVA「関連付けがあるとしたら、小さな細胞や心臓、肉片が増殖して、急成長する巨大生物ってことだな。これが後にゴジラ細胞の原型とも系譜づけできるし、ある意味、殺しても細胞の一片から再生する不死身の怪物ってのは手に負えないからな」

009『ドゴラの持っていた宇宙怪獣の要素は、その後、ゴジラ映画のキングギドラに踏襲されたり、公害怪獣ヘドラに受け継がれたのだと思う。一方、フランケンシュタインの原型は、55年の「獣人雪男」→58年の「美女と液体人間」以降の変身人間シリーズ、そして62年の「キングコング対ゴジラ」の系譜があって、むしろ、ドゴラの方が突然変異的に生まれた新要素だと思うな』

NOVA「確かに、宇宙という要素と、細胞増殖という要素は斬新かもしれない。増殖ネタだと液体人間、それからドゴラの前年のマタンゴから通じる流れもあるとは思うが、そこに57年の『地球防衛軍』→59年の『宇宙大戦争』とか、海外の宇宙生物SFのアイデアを組み合わせたのだろう」

晶華「BGMもそうだけど、作品のあれこれの要素を分解抽出して、系譜を分析して行くのって通な考察よね」

NOVA「創作家個人の創造の系譜もあれば、会社内部での系譜、国内での流行の系譜、それに海外の話題作の系譜(アイデア元とか)をいろいろ辿るのは楽しいな。例えば、ドゴラに直接影響を与えた作品として、58年の海外映画『スティーブ・マックイーンの絶対の危機』(原題はThe Blob。別の邦題は『SF人喰いアメーバの恐怖』)があるだろうし、液体人間はストレートに影響を受けていると思う(液体生物が宇宙由来か放射能の影響かの違いはあるけど)」

翔花「その辺が、いわゆるスライム系モンスターの起源ってことね」

晶華「スライムといえば、グミにも似てるし、今度の仮面ライダーのガヴさんも異次元から来て、グミの力で変身するみたいだし、もしかすると不定形生物みたいな正体かも」

NOVA「それだったら、時代がドゴラに追いついたということか? まさか、ドゴラの炭素を食べる性質は、ガヴに力を与えるゴチゾウとつながって来るかも」

ケイPイチロー『すると、オラたちが次の仮面ライダーにつながるとでも?』

ケイPジロー『だったら凄いッピ』

NOVA「あくまで無理やり関連づけただけの妄想に過ぎん。まあ、ドゴラ60周年なのは事実なので、それはおめでとうと言っておいて、今は未来のライダーへの空想を楽しむとしよう」

(当記事 完)