ロックオン(2代め)とアレルヤ
NOVA「前回も語ったように、ワタルとグランゾートの話に次いで、ソレスタル・ビーイングのメンバーを再び結集する話が展開された。今回の新規加入ユニット&パイロットは、ロックオン弟とケルディムガンダムだ」
NOVA「なお、亡き兄さんの機体はこれだな」
晶華「カラーリング的には、デュナメスさんの方がV字アンテナが黄色で、白が多い分、派手な感じよね。ケルディムさんは緑が増えたり、グレーアンテナで地味になった感じ」
NOVA「戦場では、スナイパーは目立たない方が実戦的だからな。もちろん、OO1期の紛争根絶のための武力介入を旗印にしていた時は、派手なガンダムを示威行動に使っていたから目立つカラーリングで、2期のアロウズとの戦いでは、敵もGN粒子対応機を使っていたから、下手に目立つ方がリスクが高いということから、よりリアルな兵器の運用方法に則ったとも言える」
翔花「アレルヤさんの機体は?」
NOVA「アリオスガンダムは、イベントでわずかに出たのみで、まだ調整が不十分ということから正式実装は次の機会だな」
NOVA「ともあれ、アリオスは、マリーのGNアーチャーと合体してアーチャーアリオスになってからの方が本番と考える」
ダブルオーのトランザム
NOVA「そして、今回のガシャでダブルオーのトランザムが当たった」
NOVA「これまで、ダブルオーはSSR必殺技を持ってなかったから、武装の充実したエクシアの方が強かったんだが、これでようやくダブルオーも実戦に出せる機体になった感じだ。あとはまあ、ニューレイズナーもVーMAXが実装されたが、こちらは未入手。まあ、そのうち手に入ればいいかな、ぐらいの感じだ」
NOVA「ダブルオーも、レイズナーも第1部終了でしばらく物語が止まっていたのが、最近、第2部が再起動したおかげで、新規機体やら新たな物語が動き出しているのが新鮮な感じだ、と思う。ダブルオーは、敵のミスターブシドーも出て来て、賑やかな感じだしな」
晶華「ブシドーさんって、本名は何だっけ? ええと、マクギリスさん?」
NOVA「それはオルフェンズだ。ええと、コーラサワーじゃなくて、乙女座の……名前が出て来ん。仕方ない、検索だ」
NOVA「そうだ。グラハム・エーカーだ」
翔花「しばらく出て来ないと、名前すら忘れられてしまう程度のキャラなのね、グラハムさんって?」
NOVA「そんなことはない。存在さえ忘れたわけじゃないが、どうも劇中で彼のことをグラハムと呼ぶキャラがあまりいなかったからなあ。刹那は、刹那と呼んでくれるキャラがいっぱいいるので、本名の方が忘れられているが、刹那というコードネームは忘れない」
晶華「ああ、そう言えば、刹那さんも別に本名があるんだっけ?」
NOVA「ええと、カシム……じゃないな。そっちはフルメタの主人公・宗介の異名だ。刹那は……(検索して)ソラン・イブラヒムか。やはり使ってない知識は忘れるなあ。アルバトロ・ナル・エイジ・アスカとか、マルクス・アウレリウス・アントニヌスとか80年代の青春時代に覚えた名前は多少ややこしくても忘れないのに、大人になってから仕入れた知識はよく抜ける」
翔花「じゃあ、水星の魔女の主人公の名は?」
NOVA「それは忘れないだろう。グエル・ジェタークだ」
翔花「何でよ?」
NOVA「え? じゃあ、ミオリネ・レンブランか?」
晶華「スレッタ・マーキュリーでしょうが。ボケてるの?」
NOVA「ああ、スレッタか。スレッタの名前を忘れった(テヘペロ)」
晶華「ギャグの解説は必要?」
NOVA「或人じゃないから、いらない」
そして獣神ライガー
NOVA「気を取り直して、今回のストーリー最後を飾るのは、獣神ライガーだ」
NOVA「ゲッターライガー、ダンクーガの右足のランドライガーを合わせて3つか。あと、ガオガイガーにマイクの生みの親の獅子王雷牙博士というのがいて、それと、牙狼の冴島鋼牙の息子が雷牙だ」
翔花「寄り道蘊蓄ってところね」
NOVA「知識の関連付けや言葉遊びは記憶術の基本だからな。他にブライガーやサスライガーもあるし、ゾイドシリーズのムラサメライガーってのもスパロボで出てたな」
晶華「いろいろネタ出しするのはいいけど、本題を忘れすぎるのは良くないわよ。今は獣神ライガーさんの話だし」
NOVA「だったら、スパロボ3大ライガーなんて聞いてくるなよ。とにかく、獣神ライガーはDDではワタルやグランゾートと同じワールド6からの参戦組だが、作風はよりハードなダイナミック作品だ」
翔花「永井豪さん原作ね。マジンガーやゲッター、それに鋼鉄ジーグの系譜にある」
NOVA「それと、勇者シリーズの前番組だから、ガオガイガーにつなげることも可能だ。ただし、DDではブライトさんの方針で、『小学生主人公は戦争行為に参加させない』ということで、自分の世界以外の問題では留守番に回されることが多い。だから、同じ世界のダルタニアスや鋼鉄神ジーグに比べても、強制出撃やシナリオ会話が少なくなりがちなんだな。同じダイナミック組だから、兜甲児や草薙剣児と絡みがあってもいいのによ」
晶華「前にスポットが当たったのはいつ?」
NOVA「2章のパート6だな。1年半も前になる」
NOVA「神の城は、獣神ライガーの主人公たちの異次元基地拠点なんだが、DDでは主人公部隊ディバイン・ドゥアーズの次元間拠点として便利に活用されている。つまり、部隊でも非常に重要な立ち位置にあるわけだが、作品としての扱いが抑え気味なのは、原作でヒロインの神代姉妹が担当していた巫女としての予知能力が、DDではハーザというオリジナルキャラに役割を奪われがちだからだろうな」
NOVA「神代姉妹が基本、ワールド6の異変しか察知できないのに対し、ハーザは全ワールドの異変を察知できるので、DDではもっぱらハーザの察知した世界の危機に対処するため、部隊を動かす形になっている。もちろん、各ワールドからの応援要請に基づいてのメンバー派遣もあるんだが、大部隊をまとめて動かす機会は少なくて、小部隊を編成して原作再現チームをフォローさせることが多い。その中でも、便利に活用されているのがステルス能力を持ったゼーガペインの母艦オケアノスと、隠密潜入チームとして人質救出や特殊作戦に従事するSRT(フルメタルパニック)で、彼らは自分たちの話じゃなくても、見せ場が結構あるわけだ」
晶華「現在、各ワールドの状況はどうなってるの?」
NOVA「整理してみようか」
★第1世界(ワールド1):ここでの通称・昭和トピア。マジンカイザー、コン・バトラーV、鋼鉄ジーグ、デビルマン、ダンバイン。
最近、バイストン・ウェルの軍勢との決着をつけて、小康状態。ドクターヘルや、キャンベル星人のオレアナ、邪魔大王国のヒミカを倒して、現在、後継勢力(暗黒大将軍、女帝ジャネラ、竜魔帝王)の出現を警戒中。デビルマンのデーモン族の動きも気になる(スパロボでは前例がないので、どう原作再現されるのか読めん)。
★第2世界(ワールド2):宇宙世紀ガンダム、真ゲッター、ガオガイガー&ベターマン、ボルテスV、エヴァンゲリオン。
作品数ナンバーワンで、DD部隊の中核世界。第2章ラストで、ユニコーンガンダムとゾンダーの侵攻(ガオガイガーの前半)を解決した。現在、ボルテスVの地球決戦に差し掛かりつつある。敵のボアザン星を目指す原作終盤展開はどうなるか。エヴァは破の使徒まで撃退したけど、Qへの展開をどうするか待機中。真ゲッターも地上のイベントは大体片付けたというか、早乙女博士が勝手に異世界まで出張して行ったりして、原作よりも話を広げてる。
とりあえず、ガガガの機界31原種絡みで、宇宙への進出が目玉になって行きそうだけど、近いのはキングジェイダー登場イベントかな。
ガンダムはユニコーンの後の物語をどう展開するのか読めん。順当に進むなら、NTとかハサウェイの新規参戦もあり得るが、逆シャアとZのキャラでオリジナル展開も普通に考えられる。
★第3世界(ワールド3その1):ガンダムSEED、フルメタルパニック。
SEEDの後のDESTINYがいつ参戦するかが注目。新作劇場映画も旬な話題になりつつあるし、今後の目玉になるかと思われ。
フルメタは地味だけど、コツコツ2ndの話を進めている最中。まあ、それよりも外の世界でプロフェッショナルな支援行動で活躍中。
★第4世界(ワールド3その2):ガンダム00、コードギアス。
第2章では、ギアスの物語が中心で、2つの外伝(アキトとオズ)を展開しながら、TVの第2シーズンも終盤まで漕ぎつけた。
そこで物語が一転して、アロウズ勃興による00第2シーズンが現在開始された段階。物語が大きく動いている今日この頃。
★第5世界(ワールド4その1):オルフェンズ、ヴァルヴレイヴ、レイズナー&ボトムズ。
レイズナー第2部が始まって、行方不明だったエイジとキリコが復帰。
オルフェンズも、ヴァルヴレイヴも第1シーズンが終了して、物語は停滞中だけど、そろそろ再始動するかな。その場合、レイズナーのグラドス侵攻とどう物語が絡むか、やや読みにくい状況。
★第6世界(ワールド4その2):ゼーガペイン。
ガルズオルムの侵攻で、すでに滅びた世界なので一作のみ。今のタイミングだと、仮面ライダーギーツの未来世界に通じるものがある(人類文明は崩壊し、デジタルデータの中でのみ、人としての意識を留めている虚構現実の物語)。
人類としての種の存続あるいは再生と、人類を滅ぼしつつある種の進化(人類文化の模倣か独自の発展かの分岐点)を題材にした悲劇的なSF世界に、日常回帰の幻想が彩られる。
で、物語は中盤を越えて、終盤に入りつつあるんだけど、ガルズオルムが第2世界に偵察に出て来たりしたからなあ。スパロボオリジナル展開で、エヴァの使徒と絡んだり、今後はベターマンとか第1世界のデーモン族と絡んでくる可能性も考えられる。人類を滅ぼしかねない天敵種族として。
★第7世界(ワールド5その1):アルドノア・ゼロ、グレンダイザー、ダイターン3。
アルドノアは第1シーズンが終了して、現在は第2シーズンへの待機中。
グレンダイザーは原作物語を展開するに当たって、世界観が分裂しているという状況。ベガ星の侵攻はワールド5なんだけど、兜甲児との友情やマジンガー世界観を反映した地球製スペイザーのパワーアップ装備はワールド1との交流で、ストーリー展開しているんだよね。
今後の展開を想像するなら、豊富な個別エピソードの何を拾い上げるかだよね。ナイーダやルビーナなどのゲストヒロインの扱い、レディーガンダルのモデルチェンジ、ひかるさんやマリアの登場とマリン&ドリルスペイザーの追加、それとは別に既出のギルギルガンなどの劇場版要素をどのタイミングで投入するかなど、まあ気にしつつ、とりあえずはマリアちゃんが早く来ないかなあ、と待ち望んでいる現状。
そして、ストーリーラインなどない単発エピソードだらけのダイターン3。スパロボでは適当に敵コマンダーと戦ったり、戦わなかったりしつつ(原作敵の登場しない、いるだけ参戦も極めて多い作品なんだな)、部隊の金銭的バックアップと情報収集力、そしてブライトさんと声が同じという存在感ゆえに部隊司令代行とか中核的立場に持ち上げられる万丈さんの頼り甲斐(設定年齢の割に、頼れる大人として扱われがち)、それだけで自分自身の物語はなくても、スパロボ便利な常連となってます。
まあ、万丈さんの最大の使いやすさは、軍隊所属ではない民間の代表で、しかも権力財力もあって、汚れ仕事も何でもこなせる便利なフィクサー的なキャラでありながら、なおかつトッポみたいな子どもキャラとの交流もできる良きお兄さん的立ち位置。原作に基づく今後のストーリー展開は考えるだけ無意味なので、他の作品の助っ人キャラとして便利に動き回ってくれるだけでいいと思います。
でも、ザンボットとか、トライダーとか、マイトガインみたいな絡める後輩(ザンボットは前番組だけど、キャラの年齢的には後輩扱い)がいないのが、DDでの不満点か。
ガンダムWは原作終了後の時間軸だし、ナデシコは劇場版のエピソードが終了したし、現状、火種が一つもなくなった平和な世界です。
作品はともかく、世界の扱いをどうするんだろう?
ええと、突然、Gガンダムとか、水星の魔女を新規参戦させて、第8世界にぶち込むか? 木星トカゲとか、火星の後継者が出現した世界なんだから、水星から魔女とかタヌキとか出て来ても、自分は許すぞ。
火星の遺跡からデビルガンダムが突然出てきてもいいでしょうし(良くない)。
先が読めないというか、妄想で捏造するしかないぐらい、きれいに終わった世界です。
★第9世界(ワールド6その1):ワタル、グランゾート、獣神ライガー。
ワタルとグランゾートは、異世界の創界山とラビルーナの方で物語が展開しているので、実質的に獣神ライガーの物語が進行しているだけですな。
とりあえず、今回はドルアーミーを倒した後の新幹部ドルネービーが初出撃したことと、敵ライバルのドルク(神代姉妹の行方不明の兄)のエピソードがちらりと触れられた程度。次のパート7もライガー話が続くなら、ドルクのパワーアップ(氷の剣ドルガブリザード入手)とライガーの敗北、そしてサンダーライガーへのパワーアップまで描かれるかなあ、と。いや、サンダーライガーは後に回されるかもしれませんが。
★第10世界(ワールド6その2):ダルタニアス、鋼鉄神ジーグ。
ダルタニアスはコンVやボルテスと絡みが多く、鋼鉄神の方は原点の鋼鉄ジーグと絡みが多いですが、自分ところでの物語はあまり進展していませんね。
次は、こちらも掘り下げて来るのかな。大きな進展がないので、特に語るネタがありません。
★第11世界:ディーダリオン。
DD物語の開始時点に、この世界から飛ばされたっきりのオリジナル主人公たちの世界。
もしも、ここに帰還できるとしたら、いろいろ多元世界の秘密とかが分かるのだろうか。
オリジナル世界に帰還する前に、いろいろと新たな敵勢力が現れて、謎が深まるばかりですが、もうこれ以上、世界は増えないよね。
むしろ、これとは別にOG世界が新たに観測されて、サイバスターたちとディーダリオンのストーリーが絡むようにもなって欲しいな。
現状、ユニットとしては使えるけど、ストーリーイベントには出て来ないですからね、マサキとかリュウセイたちって。
NOVA「とりあえず、以上ってところだな。ともあれ、今月が4周年記念なので、大きなイベントを期待しているんだが、世界は増えなくても、新規参戦はいくつか増えたらいいなあ。種Dが来ると、それだけで祭りになるかもしれん」
晶華「では、NOVAちゃんの期待する祭りが来ることを願いながら、今回のスパロボ話はこれで終わりです」
翔花「わたしとしては、水星の魔女がスパロボに来た方が祭りになると思うなあ」
(当記事 完)