13日の金曜日にて
ケイP『本日は、13日の金曜日。すなわち、明日がケイソンの日だッピ。ケケケケケイP〜』
シロ「ぐっ、やはり出たな、悪霊。浄めの塩で対悪霊スイーツを作るのが間に合わなかったか」
晶華「こういう時は、私に任せて。慌てず騒がず、花粉症バスター!」
ケイP『愚かな。花粉症バスターはケイPの餌だというのを忘れたか』
晶華「あ、そうだった。ええと、悪霊退治に有効な技は……ええと、ええと、何だっけ?」
シロ「お前、悪霊退治の専門家じゃなかったのかよ。こんな時に慌てるなよ」
リトル「こういう時は、父さんの形見の勾玉ブルーソウルの力で……」
ゴジラからの大事なメッセージ:みんなでニホンを新型コロナウィルスから守ろう!
シロ「って、一体、何の話ですか、セイリュウ師匠?」
リトル「うん、今、日本にも襲来している悪霊コロナをやっつけようってメッセージ?」
シロ「コロナも大事だけど、今は目の前の悪霊ケイソンを何とかしないと」
リトル「だけど、『ゴジラ ケイソン』で検索しても、いい動画が出て来ないですぅ。ゴジラの力は、ケイソンに対しては有効じゃないのかも?」
ケイP『ケケケ、今のお前たちにケイソンは止められない』
謎の声「Shinyパーンチッ!」
ケイP『グハッ』
晶華「え、もしかして?」
シロ「もしかすると?」
リトル「時空魔術師さま?」
NOVA「ああ、遅くなったが、令和の光、Shiny NOVA、今、帰ったぜ」
ケイP『バ、バカな。NOVAの力では、この我は倒せないはず』
NOVA「そいつは、先月までの話だ。時代は常に動いているんだぜ。ケイソンよ、お前は中学時代の俺が生み出した悪霊だ。そう、1980年代、昭和時代のスプラッター映画の流行に影響されて、俺の拙い創作意欲が生み出した存在。俺にとっては、懐かしいとともに、ちょっとしたトラウマとなった恐怖」
NOVA「だがな。時代は昭和を超え、平成を超え、今や令和だぜ。Whiteを超えて、Shinyに進化した俺にとって、いつまでも進化・成長しないケイソンなど、恐るるに足りず。新型ウィルスの方がよほど怖い存在だ。お前の元ネタのジェイソンが自粛宣言したんだから、お前も自粛しておけ」
今月の「13日の金曜日」は自粛することになりました。 pic.twitter.com/SaK4Ydjp97
— すえきち (@suekichiii) 2020年3月10日
こうして、今回も悪霊ケイソンは無事に追い払われたとさ。
パンデミック宣言
NOVA「とにかく、コロナを起因とする自粛ムードはなかなか厳しいよな」
晶華「令和の光で何とかならないの?」
NOVA「コロナシネって、毎日、祈ってるぜ。これがファンタジーRPGなら、病気を癒すキュア・ディジーズの呪文があるので、知り合いにそこそこレベルの高いプリーストがいれば、余裕なんだがな」
晶華「感染した時の致死率3%ぐらいなのよね」
NOVA「つまり、生死判定でピンゾロファンブルさえ出さなければ大丈夫。(コロコロ)はい、6が出たから平気」
晶華「私も、10だから大丈夫ね」
シロ「7。セーフ」
リトル「リウも7ですぅ」
ケイP『6だッピ』
晶華「何だ。ピンゾロが出なければ死なないってことは、コロナウィルス恐るるに足りずってことね」
NOVA「問題は、36回に1回は死ぬってことは、1クラスの人数が40人前後と考えて、クラスに1人ぐらいは死にかねない確率ってことだな。少なくとも、大抵のソシャゲでスペシャルレアを当てる確率よりは圧倒的に高い。もちろん、その致死率は感染した際のもので、そもそも感染しなければ生死判定をする必要さえないわけだ。感染判定はまた別のルールに基づくわけだし」
シロ「恐ろしいのは致死率よりも、感染のしやすさとスピードの方みたいですからね」
NOVA「これは、感染率のデータが発表されていないからな。コロナウィルス感染者に接触すると、仮に6分の1で感染するとかだと、なかなか恐ろしい。フィクションだと、こういうウィルスに感染して生き延びると、スーパーパワーを得られるなどのメリットもしばしばあるわけだが、現実ではそういうこともないしなあ」
晶華「放射能を浴びて巨大化したりしないようなものね」
NOVA「コロナパワーで暗視能力がつくとか、精神力ボーナス+1とか、妄想判定が有利になるとか、何らかのメリットがあればいいんだが」
晶華「妄想判定ってメリットなの?」
NOVA「時と場合によるな。創作家やお笑い芸人などには必要なスキルだと思うが、自分で制御できなくなると、現実に対処しなければならない真面目な局面で不利になることも多々ある。まあ、妄想力が高まって、何かを生み出せればいいんだが、生み出した何かが役に立つとは限らないわけで。妄想はアイデアに通じるが、アイデアを形に変える能力はまた別だからな」
シロ「で、今日は何の話ですか?」
NOVA「とりあえず、ざっくばらんにゲームの話に触れたくてな。今の旬はやはりこれでしょ」
晶華「本当に旬すぎて涙が出てくるわ」
気になるゲーム話
NOVA「コロナネタはさておき、この時期のアナログゲーム関連で、いろいろ気になるものを並べてみよう」
NOVA「他には、月末にGMマガジンの11号が出る予定だが、まだアマゾンの書影には上がっていないな。とりあえず、パグマイアのシナリオ集はゲットしたいが、別に急ぐ理由もないし、自粛ムードで電車に乗ってゲームショップに出かけるのも億劫だし、そもそも3月は仕事でバタバタして動きにくいというのもあって、購入するのは春休み明けになる可能性も高いな。まずは目前の仕事を一段落させて、もう少し温かくなってアクティブに動きやすくなるのを待ちたいわけで」
気になる映像ソフト
NOVA「こちらも欲しいものとして備忘録的に貼り付けておく。まあ、こういう時期なので、仕事以外は引きこもりムードになりがちだ。だからこそ、自分の心だけでもアクティブにしようと思えば、欲望を刺激してくれる材料には触れておきたいってことで」
(手短かながら、当記事 完)